大学を卒業する娘と卒業旅行にイタリアへ行きました。ローマをベースにして途中、フィレンツェへ行きました。

娘と卒業旅行！その２

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2017/02/03 - 2017/02/19

1368位(同エリア3773件中)

#街歩き

エリア

フィレンツェ(イタリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 3.0

交通: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩飛行機

航空会社: アエロフロート・ロシア航空

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: エクスペディア

ローマのテルミニ駅からイタリアの新幹線、フレッチャロッサに乗ってフィレンツェへ移動しました。定刻通りの出発です。フィレンツェまでは約1時間半です。今回、鉄道を使って移動しようと決めていたので、日本の旅行社でEurailpassを買っていました。5日間２等車乗り放題ですが、購入したのがちょうど年末の割引き時期で、自分的には良い買い物をしたと考えていました。しかし、新幹線は全席指定で、たとえEurailpassを持っていても指定席予約時に毎回10ユーロ払いました。イタリア以外のヨーロッパの国では分かりませんが、イタリアでEurailpassの元を取るには、1日で複数の街を渡り歩いたり、鉄道オタクさながらに、各駅停車でたくさんの駅を乗り降りしたり、新幹線で長距離移動しないのならば、毎回、駅で行き先を告げて特急列車のチケットを買う方が安上がりとなるケースもあるかもしれません。Eurailpassを購入予定の方は、ネットなどで移動予定の鉄道料金を確認した上で購入して下さいね。

ローマからフィレンツェまでの車窓を楽しみ、あっという間にフィレンツェSMN駅に到着しました。
フィレンツェSMN駅に到着すると、そのままホテルへ向かいました。荷物を置いて観光に繰り出しました。
道に迷いながらドゥオーモにたどり着いた時には、娘は歓声を上げていました。花の大聖堂前にはたくさんの観光客が身体を上に反らせて写真を撮っていました。大聖堂の中を観光して、その後はウフィッツィ美術館の横を通り、アルノ川沿をベッキオ橋に向かいました。今回、ベッキオ橋の貴金属店で記念に娘とお揃いの指輪を買おうかと考えていましたが、思いのほかイタリアの物価が高く、これから残り10日の旅行で、どのくらい費用がかかるか予想できなかったので諦めました。成長した娘と2人でイタリアに来れただけでも十分にしあわせです。思えば、私がイタリアに暮した頃の年代と娘の年齢は同じです。あの頃、最後にイタリアを去る日には、また近いうちに戻れるとばかり思っていたのに、あっという間の30年でした。
ベッキオ橋を渡り、ピッティ宮殿へと向かいました。お腹も空いたので、ピッティ宮殿前のバールで昼食です。ブルスケッタは娘が注文しましたが、目の前に来たブルスケッタの上はナスのオンパレードで、ナスの嫌いな娘は食べられませんでした。ちょうど同じ時間、東京の夫と次男は自宅近くの焼肉屋さんに行ったようで、ラインに写真をアップしてくれました。私たちもこの写真をアップしました。イタリアがお昼ご飯の時間帯は、日本では夕飯の時間なのですね。
写真はピッティ宮殿の庭園からの眺めです。娘はトスカーナの風景にウットリしていました。電車から眺める糸杉はイタリア独特の景色でしょうか、それ以外の植物は日本と気候が似通っているのか、馴染みのある植物も見られます。
50近くなって土いじりが好きになったおばさんとしては、何気ない植木鉢や植栽に感心し、帰国したら猫の額程の自宅庭にも手を入れてやらないとなどと考えながら眺めていました。
フィレンツェでの夕食は、ホテル裏にある体育館のような市場2階のフードコートに行きました。トマトのオレッキエッテは注文すると目の前で調理してもらえます。その他には生ハムやモッツァレラチーズ、野菜の盛り合わせにビールを頼みました。娘と2人だとこれで十分な量でした。オレッキエッテも塩加減がちょうどで美味しかったですし、値段もリーズナブルでおすすめです。
フィレンツェのホテルは2人で1泊8000円ほどでした。駅から歩いて5分ほどの場所にあります。こちらも口コミサイトで検討して決めました。バスルームもリフォームされていて、インテリア雑誌に載るような最新式のデザインでしたが、トイレの便器に隣接してシャワーがあり、シャワーを使うとトイレの床まで水浸しになります。日本人には難しいかもしれません。ただ、ホテルのスタッフはみなさん感じが良くて、朝食は品数豊富で大満足でした。朝食の写真を撮るのを忘れて残念です。
フィレンツェ２日目は早起きして、午前7時半にホテルをチェックアウトしました。リュックを背負ってウフィッツィ美術館の当日券売り場の列に向かうと、すでに4、5人の観光客が並んでいました。ウフィッツィ美術館の開館時間は8時15分からだったと思います。予約していませんでしたが、早朝だったので、ゆっくりと絵画鑑賞できました。
ウフィッツィ美術館を出ると、ベッキオ宮殿へと移動しました。足早でしたが、五百人広間の壁画や螺鈿細工の調度品にウットリしました。
正午の新幹線でミラノへと向かいます。フィレンツェSMN駅のバールでパニーノを買って電車に乗りました。娘が、フィレンツェには次回、もう少しいたいなと話していました。そう、フィレンツェは素敵な街です！
ボッティチェリのヴィーナスの誕生
ベッキオ宮殿の五百人広間
右側の壁画裏にダビンチの絵が隠されてる？