2016年12月のドイツ旅行(19）～4回目のベルリン・クリスマスマーケット～

2016/12/08 - 2016/12/12

今回の目的の一つは「クリスマスマーケット」。
ベルリンには100以上のクリスマスマーケットがあるそうです。
行こうと思って、行けなかったところ、たまたま見つけたところ、いろいろありました。他の旅行記に乗せられなかったクリスマスマーケットを掲載します。
2016年12月19日、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込むテロが起きました。私がそこにいたのは一週間前のことです。
ひょっとしたら、この旅行記に写っているもの、人が被害にあわれたのかもしれません。心から哀悼の意を表します。



○12/3（土）　羽田～フランクフルト　
　　　　　　　フランクフルト～ハンブルク　ハンブルク泊
○12/4（日）　ハンブルク観光
○12/5（月）　ブレーメン観光
○12/6（火）　リューベック観光　
○12/6（火）　ハンブルク街歩き
○12/7（水）　午前中　ハンブルク観光　
　　　　　　　ICEでベルリンへ移動　ベルリン泊
〇12/8（木）　ベルリン観光
★12/9（金）　ベルリン観光
★12/10（土）　ベルリン観光
★12/11（日）　ベルリン観光
★12/12（月）　ベルリン観光
○12/13（火）　ベルリン→フランクフルト
○12/14（水）　フランクフルト～羽田

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

このとき、私は完全な勘違いをしていました。
クリスマスマーケットに向かおうと地図を見ながら向かっています。
しかし、実際は違うところに向かっていたのです。
ときどき、訳の分からない行動になってしまう、私。ボケですかね。

クリスマスマーケットに行こうと思っています。
「古いリヒャルトプラッツのクリスマスマーケット」へ。
ですが、ここは全く違う場所。

見つからないわけですよね。

しかし、行こうと思っていた場所さえ見つからず・・・トホホ
そりゃそうだ、実は目指していた場所さえも間違っていた。
ここは、ラートハウス クロイツベルク。地下鉄「Mehringdamm」駅近く。
MarheinekeMarkthalle(屋内マーケット)がある場所を目指していた。

だから、勘違いにも気が付いていません。
ま、いろいろあるさ…

夕暮れどき、途方にくれながら知らない場所で・・・。
なんだか、その気分が出てるなぁ、と感じた写真。

前日の失敗があったので、今度はちゃんと調べていきます。
U6とU7の乗り換えは、同じホームの反対側への乗り換えでした。
都内では何か所かありますが、ヨーロッパでは初めてのパターンです。
まあ、もともと改札というものが無いので、ありそうなのですが。

面白いのは、場所の表示が「Alt-Rixdorfer Weihnachtmarkt」というように、「古いRixdorfer　クリスマスマーケット」という」イベント名になっているところでしょうか。

グーグルマップって、最短距離を表示するので、結構無理なというか、寂しい道を指示したりするんです。

そもそも、この場所、ベルリンの観光地図（ベルリンカードなどを買ったときについてくるもの）には載っていませんでした。
それを頼りに行こうとした、私が間違っていました。
しかし、グーグルマップはあります。それも、イベント名の表示で。

今度はグーグルマップを駆使して到着！しました。
地下鉄「カール・マルクス通り駅」から徒歩5分、リヒャルトプラッツ。
しかし、無い！クリスマスマーケットが無い！

後で調べてわかったことなのですが、この「アルト・リヒャルトプラッツのクリスマスマーケット」は12月2日～4日までの3日間限りだったのです。
この時、12月10日。12月のアドヴェントの毎週、金、土、日だと思っていた私。

素敵な場所です。リヒャルトプラッツ。
それはそれで、考え直せばもう少し楽しめた物を・・・。
このあたりは、最近注目されている、「ノイケルン地区」

またまた、途方に暮れていると・・・木々のライトがぱっと点きました。
「仕方がないさ」と励まされているようです。

もしも、また機会があったら、行ってみたい。

http://www.visitberlin.de/de/event/04-12-2016/alt-rixdorfer-weihnachtsmarkt

こじんまりとした静かな住宅街ですが、レストランなどもあちこちにあります。

地下鉄の駅に戻ります。とぼとぼ・・・。

以前は治安が良くない、と言われていたこの辺りですが、雰囲気的には上野や浅草のちょっと外れた辺りの商店街と言う感じです。
私が鈍感なだけかも知れませんが。

気を取り直して、こちらはフリードリッヒストラッセ駅の広場にあった、クリスマスマーケット。

色が変わっていく・・・斬新なクリスマスツリー。

ベルリンフリードリッヒ通り駅 駅

フリードリッヒ通りはたくさんの人でにぎわっているのですが、こちらはやや人が少な目。こんな感じですが、まだ夕方5時頃ですから。

ベルリンフリードリッヒ通り駅 駅

雰囲気的には「仕事帰りに一杯」という感じです。

こちらは、ウンターデンリンデン。
意外にも、ここにはクリスマスマーケットがありませんでした。

ニベアハウス ベルリン

私が入ったときには居なかったのですが。

出るときに、入口に「クリストキント」が、いました。入っていくお客さんに何かを配っています。
うーん何だろう、と気になりますが、やせ我慢してそのまま立ち去る。

クリスマスマーケットの看板。

アレキサンダープラッツのクリスマスマーケット。

ガラスのクリスマス飾り。
割れちゃうな、日本に着く前に。

スイーツの種類が多かった！

今回のクリスマスマーケットで初めて見ました。「シュニーバル」ローテンブルグの名物ですよね。

ローテンブルグに行ったことはありますが、食べたことは無かったので、１つ買いました。

ホテルに帰ってから食べましたが、
「食べにくいわっ！」
外で、ぼろぼろ落としながら食べるのが正解かも。

クルミ割り人形、沢山！ドイツっぽい。
だってドイツの首都だもんね。

なんじゃこら？

卵のカラを透かし彫りにしたもの。
大きなものなので、ダチョウの卵などを使っていると思われます。
お値段は、結構します。

アレキサンダープラッツのそばにある、「アレクサ」と言う、巨大なショッピングビル。
実はこの中にもクリスマスマーケットがあったらしいです。

さて、こちらはベルリンツォーロギッシャーガルテン駅周辺。

カイザーヴィルヘルム教会の前の広場のクリスマスマーケット。
ここは、爆撃された教会の姿をそのまま残している教会で、他の教会とはちょっと存在の意味が違うのです。
そこにトラックが突っ込むとは・・・。「なぜ？」という言葉しか出てきません。
確かに他の場所と違って、大きな道路に面していたということもないとは限りませんが。

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

入口を入って左側の屋台。ひょっとしたら、このあたりが被害にあわれた場所なのでは・・・と思ってしまう。
ロンドンで起こったテロの後、イギリスのメイ首相は、「いつも通りの平静を保って、テロなんかでは、何も変わらないし、私たちは負けない。」と言っていました。
しかし、この写真を見ると、やはり普通の旅行の思い出とは違う感情が出てきてしまうのは否定出来ません。

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

こちらは、グリューワインの屋台のようです。ここは、…もう、コメントはありません。