2016/11/26 - 2016/11/27
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cocokunさん
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2016年秋☆週末京都旅【前編】から、早一年(^^;;
今年の紅葉の前に、未完成だった【後編】を書き上げることにしました。
宜しかったら、今年の京都の紅葉狩りの参考にして下さい。
( 前編 → https://4travel.jp/travelogue/11195010 )
京都の紅葉と寺巡り(御朱印集め)を目的に、女友達と京都に集合したのが、2016年11月最後の週末。雨でしたが混んでないワケがありません >o<
前編では、国内外の人でごった返えしている高台寺、圓徳院、清水寺のライトアップ紅葉を紹介しました。(長蛇列の高台寺の裏ワザ→ http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/higashiyama/tips/12474834/ )
2日目の後編は、寺社巡りの達人Aちゃんに朝5時半に起こされ、合宿並みの修行に出かけます!笑
まず、混雑が予想される『東福寺』に朝一に乗り込み、東福寺そばの『天得院』で特別公開の庭を見ながらの精進料理。その後は、紅葉名所の『永観堂』や特別拝観できるお寺へ、、、
紅葉の写真が中心になっていますが、激混みの京都において『寺社巡り』をAちゃんがいかに攻略したかを失敗談も混じえて紹介します。 Aちゃんには感謝!感謝!です。
人が多くても景色も寺も逃げませんが、紅葉のタイミングだけは早過ぎても遅過ぎてもダメですから、雨でも、混んでいると分かっていても、弾丸で思い立って行って良かったです^^
そして、改めて京都の寺社も紅葉も素晴らしいと感じました。
美しい日本を実感した2日間の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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AM 5:30 ピピっピピっピピっ…
目覚まし時計が鳴り響きます♪♪♪
今回の京都寺社巡りを計画してくれたAちゃんの朝は早いのです(笑)
外はまだ薄暗い…
Aちゃんは、パッパと洗顔&メークを始めました。
私は、布団の中でモゾモゾとしています。
いつもならお弁当を作っている時間ですが、昨夜の疲れが、、、しかも、外は雨!
予報でも一日中雨マーク(ToT) -
何とか、6:30からの朝食に間に合いました。
早朝にもかかわらず、1階の食堂は、満席に近いくらいの人で賑わっていました。
皆様、早起き、、、紅葉への気合が感じられますw
料理人の方々も早朝から、オムレツや魚を目の前で焼いてくれ大忙しです。
ビジネスホテルだと思っていたのに、作りおきじゃあなかった。
こちらのドーミーインは、急成長拡大中のワンランク上のビジネスホテルのようで、今回初めて利用しました。ツインで33000円でしたから、この時期は安くありませんでしたが、おもてなし面が充実していて、すっかり気に入りました。
クチコミに力説させて頂いたので、良かったら参考にして下さい。
https://4travel.jp/travelogue/11195010天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前 宿・ホテル
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パンだけでも、多くの種類がありました♪
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味噌汁も美味しかったです。
具材はお好みで選び、オリジナル味噌汁を作ります。 -
京の『おばんざい』式バイキングになっているので、チョコチョコ取っているうちに、こんなに凄い量になってしまいました!
もちろん完食ですが、、、
デザートのゴマプリンやミニ大福も美味しかったです。
朝ごはんだけでも食べに行っても良いレベルで、手抜きのなさが気に入りました。
その後、荷物は送る手配をし、チェックアウトしました。 -
8時に高校の同級生と京都駅で待ち合わせをし(私は兵庫県人)、電車で東福寺まで移動しました。
残念な雨ですが、紅葉はしっとりと濡れて生き生きとした苔に映えます。 -
電車で行くと、臥雲橋を通ります。
この時期は、8:30から拝観できます。
ここを通過するのは無料ですが、マイク片手にガードマンさんが立っていて「立ち止まらないで下さい!」と厳しく言われるので、ちょっと緊張感漂います。東福寺 寺・神社・教会
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それもそのはず、臥雲橋からこんな素敵な光景が見れるのですから!
見惚れてその場に佇んでしまうのも無理はありません。
東福寺には、北南に流れる川(渓谷)があり、『洗玉澗(せんぎょくかん)』と呼ばれています。その洗玉澗にかかる橋が、北の上流から「偃月橋(えんげつきょう) 重要文化財」「通天橋」「臥雲橋」ということになります。
写真は、臥雲橋から見た洗玉澗の見事な紅葉と、その先の通天橋です。東福寺 寺・神社・教会
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日下門から境内に入って直ぐ右手に本堂が見えてきます。
左手に通天橋の拝観料受付があるので、400円を払って中に入ります。 -
入るとこの景色!
赤い絨毯が見事です。 -
順路としては、一旦、洗玉澗の渓谷まで下りて、紅葉狩りをしながら通天橋まで上がってくるコースになっていました。
雨ですから、傘の道が出来ていますね。
朝一でもこの人ですが、10時頃になると入場制限される程になります。 -
イチオシ
洗玉澗の紅葉に感動!
川に流れる赤い落葉も美しかったです。東福寺 寺・神社・教会
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ほーっと、思わず感嘆してしまう程の鮮やかな赤。
これは、混んでても見に来る価値がありますね。。。 -
ここは、通天橋を見上げるような写真スポットですが、傘が、、、
高校の同級生です。
アラフィフ御朱印ガール(笑) -
いよいよ通天橋へ。
AM9時。この時間は、ニュースで見た程の人混みではなかったですが、10時頃には凄いことになってました。早起きは三文の得!Aちゃんのお陰です。
ここも『 写真禁止 』のアナウンスと警告プレートが、、、何だか興ざめで残念です。外国からの参拝者にも申し訳ない >o<
空いている時は、写真くらい良しとして欲しいなぁ。
ってことで、一番の紅葉の景色は、目に焼き付けておくこととなりました。東福寺 寺・神社・教会
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庭の紅葉も丁度見頃でした。
少雨でしたが、キラキラ輝いてて本当に綺麗。 -
地面が見えない程の美しい落葉がずっと続きます。
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黄色いモミジもありました。
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ここらで甘酒を飲んで休憩。
一旦座ると、アラフィフのお喋りは止まりませんからねぇ。
大いに笑いました。 -
次に訪れたのが、国指定名勝『東福寺本坊庭園』
方丈庭園になります。
こちらの特徴は、方丈を囲んで東西南北4つの庭があることです。
写真は、一番大きい南庭。東福寺 寺・神社・教会
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方丈東庭
北斗七星を表現した7つの石柱が建っているのだが、残念ながら写真には撮れていなかったorz -
方丈西庭(井田の庭)
市松模様のサツキ。
配置にも意味があるらしい。 -
イチオシ
方丈北庭
苔と切石で小市松模様になっていて、東北に向けて模様がフェードアウトしているのが見所のようです。
禅寺の方丈庭園は、奥が深いですね。 -
方丈では、庭だけでなく、下流の通天橋を見渡せる景色も見逃せません。
方丈拝観料が別に400円かかりますが必見です! -
イチオシ
どうです!
方丈(書院)から通天橋を撮ったこの一枚^^
誰でも綺麗に撮れますよ。東福寺 寺・神社・教会
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東福寺の御朱印は書き置きでした。
それはそうでしょうね。
それを思ったら、昨夜の清水寺の手書きは改めて凄い。 -
次に、重要文化財の『 偃月橋(えんげつきょう)』へ、
東福寺の塔頭である『 龍吟庵 』や『 即宗院 』に続く木製の橋です。
この2つの塔頭は秋しか公開されていないそうです。 -
『 臥雲山 即宗院 』
秋限定の特別公開中ですが、東福寺の一番奥になるので、人は少なかったです。
こちらの「月の輪殿跡」の紅葉と御朱印が目的で来ました。即宗院 寺・神社・教会
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月輪殿は、藤原兼実の別称で、即宗院の庭は兼実の山荘跡地のため『月の輪殿』と呼ばれています。響きが美しいですね。
池泉回遊式庭園になっていて、キャッチフレーズの「残紅と杉苔の庭園」の通り、池の周りの紅葉と杉苔の緑色の対比が鮮やかでした。 -
普段は非公開なためか、どこか寂しい感じでもありました。
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あと、即宗院は、赤と黄色の千両が有名で「値千金」の縁起があるようです。
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Aちゃんお薦めの、島津藩の判が押された御朱印です。
秋しか頂けない期間限定ものです。
即宗院は、島津藩の菩提寺でもあり、西郷隆盛密談の地とも書かれていました。 -
東福寺は広く、ゆっくりしていたら龍吟庵に行く時間がなくなってしまったので、またの機会にします。
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次に私達が向かったのは、東福寺南側にある『 万松山 天得院 』です。
天得院 寺・神社・教会
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歴史ある東福寺塔頭の一つです。
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こちらの庭は、年に2回、初夏の桔梗の時期と紅葉の時期だけ一般公開され、期間限定の精進料理を頂くことが出来ます。
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入り口で、食事代かお抹茶代を支払って上がらせて頂きます。
( 拝観だけは出来ません )
Aちゃんが 11:30に予約を入れておいてくれたので、私達が一番乗りでした。
杉苔に覆われた枯山水の庭は、紅葉の時期も素敵ですが、「桔梗の寺」と呼ばれる程に、初夏にはこの庭一杯に薄紫色の桔梗が咲くそうです。 -
畳張りの縁側から座って庭を観ることも出来ます。
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客間では、庭を観ながら椅子に座って食事が出来るようになっています。
高齢者にも良いですね。 -
そして、こちらが頂いた精進料理です。
美味しかったですよー♪天得院 寺・神社・教会
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事前に、公式ホームページから予約を取るのが良いでしょう。
http://www.tentokuin.jp/tera/haikan.html -
入室制限があるため、東福寺の賑わいと違って、静かにお庭を観ながら食事をしたり、お茶を頂けるのは嬉しいですね。
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あらっ、こんな素敵なカップルもいらっしゃいましたよ。
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食後は、タクシーで永観堂に移動。
こちらも『紅葉の永観堂』と呼ばれている程の紅葉スポットです。 -
永観堂の正式名称は、
『 聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺 』
秋のこの時期は、拝観料が1000円になります(通常600円)。
境内に入る前に支払います。
では、中門をくぐって入って行きましょう♪永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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大玄関から建物内に入ります。
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玄関脇の白いサザンカが、赤の景色の中でまた美しかったです。
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渡り廊下の風景
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終日雨ですが、水紋が綺麗。
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『 唐門(勅使門)』と盛り砂
勅使は、この盛り土を踏んで、身を清めてから釈迦堂(方丈 )に入ったそうです。永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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これが『 悲田梅 』?
永観律師は、貧しい人に梅を配ったそうです。
方丈の横の庭です。 -
紅葉の美しさに、男性でもふと葉に手がいくのですね。
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『 水琴窟 』
小さく音が鳴っていました。 -
『 阿弥陀堂 』
中は撮影禁止ですが、有名な「みかえり阿弥陀立像」を間近に見ることができました。敢えて秘仏にはせず公開しているそうです。
左下を振り返って「永観、遅し」の有名なエピソードがあります。 -
鐘楼
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菩提樹
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阿弥陀堂前の石段
着物姿の若者が雨の中を下るのは大変そうでした。
天気が良いとインスタ映えだったことでしょう。。。 -
私達もインスタ用に^^
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階段下にも観音様が
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きた階段を見上げるとこんな風景。
傘がなければ、紅葉と阿弥陀堂が素晴らしく撮れましたね。 -
ハート型の石
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放生池(ほうじょうち)からの曲水も紅葉で彩られて絵になる一枚です
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こんな写真も
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境内の何処もが美しかったです。
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黄色の絨毯もありましたよ。
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綺麗な落葉もいつかは掃除しなければいけないのだろうな、、、
大変そう。 -
雨のお陰で苔は水々しいです。
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画仙堂
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放生池(ほうじょうち)の奥には多宝塔が見えます。
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多宝塔には時間の関係上行きませんでしたが、あんなに上まで行っていたら、2時間は要したでしょうね。その位広い敷地でした。
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放生池にかかる錦雲橋。
浮島の弁天島にかかっています。
極楽橋から撮影しました。
雨なので、水面の映り込みは上手くいきませんでしたが、ここからの風景は写真スポットのようです。永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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拝観料が高いですが、十分見合った永観堂の紅葉でした。
次回は、多宝塔や裏の臥龍廊の方も回ってみたいです。 -
御朱印の阿弥陀如来の字も滑らかで素敵でした。
東福寺、永観堂と2大紅葉スポットを想定よりスムーズに回れたので、帰りの新幹線までに東山界隈をもう少しお詣りすることにしました。
そこで向かったのは、、、 -
代々皇女が入寺したことから「谷の御所」と呼ばれた尼門跡寺院。
東山にあり、こちらも特別拝観という事でタクシー移動してきました。
Aちゃんは、特別拝観を見つけるのが上手いのです! -
何処も混んでいる中で、こちらはひっそりとしていて静かに拝観することが出来ました。バックは東山です。
霊鑑寺 寺・神社・教会
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雨でピンボケしていますが、静かな佇まいの池泉回遊式庭園でした。
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Aちゃんの後ろ姿。
バリバリの金融ウーマンなAちゃんは、私以上のせっかちさん。
どんどん先に行っちゃうので、皆必死でAちゃんの後に続きます(笑)
(こんな事を旅行記に書いてると知ったら、怒るかなぁ?) -
山の麓にあるため、お庭はアップダウンあり、足の不自由な方にはきついかもしれません。
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裏山の自然な紅葉も綺麗でしたが、建物内では、尼宮たちの御所人形などが展示されていました。
若くして出家しなくてはいけなかった皇女もいて、遠い昔の彼女たちの暮らしぶりを垣間見たお参りになりました。 -
京都には、寺院が約1700ヶ所、神社が約800ヶ所もあります。
メジャーな所からマイナーな所まで。
その中で、こちらの尼僧院は、私の中では貴重な出会いの一つとなりました。 -
御朱印も、しなやかで美しい。
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今日最後の参拝は、霊鑑寺から徒歩で行ける『 安楽寺 』にしました。
勿論、Aちゃんの提案です。
こちらも、年に2回、春と秋にしか一般公開はしないため、貴重な参拝となりました。安楽寺 寺・神社・教会
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最後の集合写真です。
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藁葺き屋根の小さな山門をくぐって中に入ります。
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中庭が素敵でした。
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こちらも、縁側に座ってお庭を鑑賞出来ます。
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後鳥羽上皇の女官だった鈴虫姫と松虫姫が出家したことにより、法然上人は流罪、住蓮上人と安楽上人は死罪となった「承元の法難」後、法然上人が戻って来てこの地に2人を弔うために建立したのがこちらの『住蓮山安楽寺』だそうです。
御朱印には、その由来がみてとれます。 -
最後の一枚は、前夜【前編】の 圓徳院のライトアップでAちゃんと一緒に撮って貰った写真で〆たいと思います。
今回の一泊『週末京都旅』の宿泊手配から旅程からランチ予約に至るまでの全てを企画してくれたAちゃん。お陰でいつもにも増して充実した濃い京都の紅葉を楽しむ事が出来て心から感謝です!
ただ、最後まで完璧かと思われたこの旅ですが、最後の最後に冷や汗ものの出来事がありました!
安楽寺からの帰りのタクシーが手配出来ず、彷徨いながら徒歩20分、どうにかタクシーを捕まえるも道は混むわで、泣きそうになりながら新幹線のホームまで走り、何とか予約の新幹線に乗車 orz …
その後は、安堵と5時半起きから、私とAちゃんは車内爆睡でした。
教訓! 秋の京都はタクシー予約が出来ないらしい。人通りの少ない場所に行く時はタクシーに待ってて貰った方が良い。帰りの時間は余裕を持って!基本でしたw
最後までお付き合いを有難うございましたm(_ _)m
ここ数日で、私の家の周りの紅葉も一気に進んで来ました。昨年の写真を見返していると京都の紅葉を見たくなってウズウズしますが、今年は他の予定があって厳しいかな、、、日帰りもあり?? 万が一行けたらご報告します^ ^
2017. 11. 5. 完
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