やってはいけないイギリス旅　８　　冷房無しで記録的猛暑を乗り切る

2016/09/05 - 2016/09/14

暑い、暑すぎる
サウナのようなホテルの客室
ベルトを外さず、ジーパンが脱げるほど痩せてしまった

イギリスは１０年に１度の猛暑
天気予報によると　
大陸（フランス方面）から熱波が流れて来ているらしい
大陸はもっと暑いのか、　かわいそうに

しかし当のイギリス人は
この猛暑にウキウキワクワクしている

“　暑いね～、今日はもっと暑くなるみたいだよ　”と言う顔がうれしそう


雪の降らない町に雪が降るのに似てるかも
豪雪地帯の人はウンザリだろうけど

そして猛暑にウンザリしている私たちが　
日本以上の暑さをイギリスで経験している
しかも冷房無しだからね

３２度のロンドンから　日本に帰ったら　
日本のほうが涼しかった

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回　雨が降っていたので
もう１度国会議事堂へ行く

国会議事堂前の広場にはチャーチル像

国会を眺めるように立っている

遠足の子供たち

さて、問題発生
トイレに行きたい

しかし公衆トイレに行く勇気は無い
どうしよう

公園を挟んで　国会議事堂の反対側に最高裁判所
入場無料

ここだ！！

ここのオープニングに女王陛下がいらっしゃったらしい

荷物検査ののち　最高裁判所に入る

わき目も降らず　トイレへ

大当たり
イギリスには珍しく、綺麗なトイレがあった
しかもイギリスには珍しいほど豪華　（　イギリスにしてはですよ　）
さすが最高裁判所！！

トイレが済んだら　最高裁判所に用は無い

ビッグベンを背にして、ホースガードの方向へ歩き出す

すると　ものものしい雰囲気の場所に

おおっ！
首相官邸のあるダウニング街じゃないか

恥ずかしながら　ここにあったとは知らなかった

国会議事堂まで車で１分くらいだろう（交通を遮断したらね）

おまわりさんに

“　首相官邸ですよね？”と尋ねる

“　そうだよ　あそこの建物だよ”と親切に教えてくれる

テレビで何度も見た、あの建物

この旅で１番感動した

ホースガード

笑いません

ホースガードの門から入ると広場がある

１１時半くらい

観光客もさほど多くない

バッキンガム宮殿方向に向かう衛兵

広場の先
私の１番好きなセントジェームスパークへ

川があり、緑も楽しめる　素敵な公園

リスもいっぱいいる

動きが早くて　写真が撮れない

ほら、あそこ！
あっ、こっちにも！

ブレすぎ

セントジェームスパークの１番の見どころはこの橋

留学時代　ここに食べ残しのパンを持って、鳥に餌をあげに来ていた
私の癒しスポット

リスに餌をあげてはいけない　なぜならその餌を他の動物が食べるから
と注意書きが他の場所にあったけど
この動物が何だったか思い出せない
ネズミだったかな？

しかし鳥に餌をあげるなとは書いていない
大丈夫だよね

橋の上からパンを投げる

橋の上からの眺め

癒されるでしょ

橋を後にして　先に進む

あ～ぁ　衛兵交代　見逃した～

バッキンガム宮殿

観光客がいっぱい
あれ、衛兵交代は１１時３０分だと思ってたけど・・・

衛兵交代が始まった
この時お昼の１２時

私の記憶違いか？
いやいや３０年前は１１時３０分だった

興奮して　娘に

“　これがロンドンの１番の見どころよ”と言う

が、娘　いまいち反応が薄い

衛兵交代はコナンに出てこなかったかい？

バッキンガム宮殿を後にして　次はハロッズへ

ハロッズ

観光客だらけ

その分気楽

イートインコーナー

食品売り場

こういうプレゼントをするのね

いったい　いくらかかる？

ちなみにブロッコリーがこの値段

１キロ９００円

・・・・

比較できないじゃないか！！

しかもイギリスでキログラムを理解できる人いる？
いったい　いつからキログラム表記になったの？

お土産品コーナー

物価の高いイギリスで　さらにお高め

昔　お土産によく買っていたバッグ
今回は高いのでやめた

昔のイギリスって　物価安かったのよ～

それともバブル時代だったので　日本人の金銭感覚がおかしかったのか？

すごい貧乏になった気がする

値札みて、娘とヒソヒソ

“　高いね～”

いくらハロッズでも　日本人は昔　ブイブイいわせてたのよ～
って、平野ノラか！

歩いてニューボンドストリートへ

何があるかって？

ビクトリアズシークレット

衛兵交代にビクともしなかった娘が、興奮する場所

なぜ旅好きの私の娘が　こんななんだろう？

これはアメリカブランドなんですが…

楽しそうに　あれこれ見る娘

だから～　イギリスブランドじゃないってば

買ってやらないよと私

この旅初、娘が自腹でお買い物

見て、この青空

暑いよ～

夕飯を食べる為　キングスクロスへ
ホテルからも近いしね

目をつけていたインド料理の店へ

インディアンラウンジ

前にハリポタを見に来た時　この店から出てきたお客さんにリサーチ済み

“　美味しいわよ～　店内もきれいで　いい雰囲気よ～”

冷房完備です
嬉しい

セットメニュー　安いですね
でもセットメニューでお願いし忘れたので　普通の値段でした

カレー　美味しかった

私の好みはさらっとしたカレーなんだが、ここのはドロッとしたカレー
多分　南部系
それでも味はいい

ただ一番甘いカレーはデザートかと思うほど甘い
絶対　日本人の口に合わないと思うので
中辛以上がおすすめ

金額は３２ポンドくらい（４千５百円）

外食はどこで食べても　だいたいこんな感じ

最終日

ホテルを出て　空港へ向かう

この日の気温３２度

地下鉄駅には　早速暑さ対策のポスターが

注意書き

水を持っていけ
気分が悪かったら、電車に乗るな
乗車中気分が悪くなったら　次で降りて　駅員に助けを求めろ

そしてなんと
乗車中は警報機を押すな！

はははっ

ヒースロー空港駅

この改札を出ると・・・

オイスターカードの清算窓口がある

イギリスらしからぬ便利さ

デポジット代も未使用代金も戻ってくる

一人で対応している駅員さん

大変です

いっぱい帰って来た

有難いシステム

さて次は　

帰国前の重要な任務

ＶＡＴの手続き

出国前に　買ったものとレシートを見せて手続きをする

手続き後　品物はスーツケースにしまえる

なんだか悪用できそうなシステムだが・・・

ここでも係員が気さくで、冗談交じりの対応
イギリスのいいところでもあり、めんどくさいところでもある

無事に終了

さあ、出国

余ったポンドをここで使う

しばらく戻ることはないだろう

旅って　知らない事や物を見るから感動したり、楽しめたりする
イギリスにはそれが無い


でも、また１０年くらいたったら、性懲りもなくやって来ちゃうんだろうな

やっと冷房のある国に帰れる

帰国がこんなに嬉しかったことは　かつてなかったと思う

帰国便は超満員
見たところ　半分以上が外国人
昔では考えられない事

娘とは離れ離れ

私の隣にはスペイン人の若いカップル
２人とも全身入れ墨

が、女性のほうは
日本に行けるのが　嬉しくって、嬉しくって
ずっとニコニコ

“　長年の夢だったの　この為に必死に貯金したのよ”

２週間で日本を縦断するという

楽しみにしてくれて　ありがとう
どうか、良い旅ができますようにと祈るばかり

さて、成田に帰ってきたら

ＹＯＵは何しに日本へのスタッフに遭遇

嬉しい

“　いつも見てますよ～”　と声を掛けたら　娘に怒られた

“　恥ずかしい！”だって

おばちゃんでごめん（笑）

この旅行記へのコメント （1）

• セレンディップさん 2018/12/25 10:30:10

  楽しく読ませていただきました

  車を返してからは純粋に観光を楽しんだご様子で、よかったです。私が娘連れで英国初体験をしたのが同じ年の7月末で、猛暑とニュースで言っていた日が2日間あったので、暑さに苦しんだお話は何だか我が事のようでした。
  でも素敵なご旅行でしたよね。