2016/09/05 - 2016/09/14
15位(同エリア268件中)
アナザスカイさん
- アナザスカイさんTOP
- 旅行記138冊
- クチコミ47件
- Q&A回答9件
- 400,912アクセス
- フォロワー26人
私は晴れ女の猛暑女である
世界中 行く先々を猛暑にしてきた
イギリスを猛暑にするくらい朝飯前なのだ
が、私は思慮深い女でもある
イギリス行きは 7月、8月を避け、ちゃんと9月にした
9月のイギリスが暑くなるわけないじゃないか
そう、そんなはずは・・・ そんなはずは・・・・
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イギリスは連日 異常な暑さだった
防寒だけを考えて作られているイギリスの住居(ホテル)で それは地獄を意味する
昼間の日差しで暖まった室内
冷房無し、冷蔵庫無し、
窓を開けたくても 網戸がない
試しに開けてみましょうか?
“ ギャー!!!! 蜂が入ってきた!! 蜂が~!!!”と虫嫌いの娘が絶叫
ね、 窓 開けられないでしょ
昨晩は この扇風機で生暖かい空気を回してた
風呂上がりの熱気は拷問だった
でもね、扇風機があっただけマシ
この後泊まったロンドンのホテル・・・まさにサウナ地獄 -
私たちが滞在していた場所、ヒルクラフトアコモデーションが小さな赤丸、大きな赤丸がバース
そしてナビが誘導した道が多分こんな感じ
なんでブリストルに泊まったかって?
それは この旅1番の目的である、ダートムーア国立公園へ行くため
が、イギリスドライブのあまりの怖さに ダートムーアを断念
予定より1日早くバースへ行くことにする -
朝 バースへ向かう
こんな道からスタートして・・・ -
娘の撮った写真が みんなこんな感じ
ひどいねぇ -
でも、お分かりいただけるだろうか?
車1台がやっと通れる道 -
こんなのが延々と続く
道の先が坂になっているの 分かります?
狭いだけでなく、アップダウンもある
北海道のジェットコースターの道より
こっちのほうが よっぽどその名にふさわしいと思う
なので ここをイギリスのジェットコースターの道と名付ける -
ウォータースライダーのような狭さの道に
ビックサンダーマウンテンくらいのアップダウンあり -
しかしこの道の怖さは 対向車がいるということ
ジェットコースターより恐いでしょ? -
あの角さえ曲がれば きっと広い道に出るはず・・・
-
が 更に狭い道だった時の絶望感と恐怖感
対向車に出会ったら やっぱ どっちかがバックするんだよね?
でもこのワインディングロードは待避所のあるところから短くても500メートル、長いところでは1キロくらいある
真ん中で出会ったら 相手に懇願してバックしてもらえばいいけど、
私のほうが手前だったら・・・・?
縦列駐車も満足にできない私が 曲がりくねった道を無事に数百メートルバックできるだろうか? -
恐怖のバロメーターの針は完璧に振り切れてる
-
バースまでの40分ほどのドライブ
8割方がジェットコースターの道だった
神様も哀れに感じてくれていたらしい
対向車と3回遭遇したが、すべて待避所がある場所だった
しかし 帰りもこの道なんだろうな
行くも地獄、帰るも地獄
高速を使って 大回りする方法もあるが
ブリストルは高速道路が複雑なので(来た時通った)そっちはもっと怖い
選択肢はない
腕に自信のある方には 面白い道だと思う
しかし素人はヘタに近づくとケガするぜ! -
40分の恐怖のドライブ終了
バース郊外
パークアンドライドの駐車場
駐車代金は無料だが、 バースまでのバスは1人2.50だったか、2.70だったか?
2人で往復10ポンド(1500円)以上
おじいちゃん、おばあちゃん連れの総勢6人の家族もいた
シニア割引、子供割引があったとしても 相当な額になるんじゃないか?
バースの町中には駐車場がほとんど無いらしい
そもそも町中に入る運転技術は持ってないので 文句は言えない -
このパークアンドライドの駐車場の隣に
素敵なレストラン(パブ)があるというので見に行く -
ボートハウス
-
確かに素敵
ただ トリップアドバイザーで このレストランは酷評されている
サービスが遅いとか、スタッフの教育が行き届いてないとか・・・ -
駐車場に戻り、バスに乗る
-
私たちは列の2番目だったのに
赤いノースリーブおばさんが割り込みした
後ろのほうに並んでいた、自分の娘を呼び寄せる図々しさ
私たちが座るはずだった1番前の席に座っちゃって
イギリス人は日本人同様 行列でズルをしないので、外国人だろう -
15分くらいでバース到着
-
まずは休憩
恐怖のドライブのあとのご褒美です
パンプキンの味はしなかったけど 美味しかった -
では ローマンバースへ
両脇に行列があったので なんとなく後ろに並んだが
団体客の待ち合わせだったらしい
個人の客は並ばず、中に入れる -
ここでお支払い
私たちが行った時は行列無し -
無料のオーディオガイドを借りる
日本語あり -
入ってすぐ 館内の地図が
そしてその後ろには・・・ -
ジャーン
1番有名なスポットがある -
露天風呂ですね
-
この像はシーザーだったと思う
-
ローマの皇帝の像が6体(だったかな?)ローマンバスを見下ろしている
-
紀元前1世紀に
海まで渡って こんなところに浴場を作ったって凄くない?
神聖な場所だったらしいが
その執念は日本人が1番理解できると思う(笑) -
温泉の説明
-
別のお風呂
-
館内は広いので ちょっと休憩
-
ヨーロッパの地図でローマを確認
遠いよ~ -
サウナも水風呂もあったらしい
-
-
排水溝だったかな?
温泉の水が ちゃんと上から下へ 館内を流れていくように設計されている
当たり前だけど 感心しちゃう -
1階に降りる
-
この女性は ローマンバースの従業員なんだろうか?
ここでずっと編み物をしている
記念撮影にも快く応じてくれる -
サウナだったかな?
オーディオガイドがちゃんと説明してくれるので助かる -
まさにスーパー銭湯
-
最後に温泉水が飲める場所がある
もちろん飲んだ
味はたいして無かった
昔 バースの町中で飲んだ温泉水は塩味がしてマズかったんだけど
これは飲みやすい
源泉は同じだと思うけど 不思議 -
“ え~っ ヤダ~ ”と言う娘に 飲め!!と厳命
何事も経験なんだよ
経験が1番大事 -
ローマンバースの出口にパンプルーム
上流階級の保養地だった頃の社交場 -
素敵
反対側が入り口で 順番待ちの長蛇の列が -
ローマンバス終了
見ごたえあって 良かった
まさにテルマエロマエの世界
でもね、
30年前に来た時は もっと遺跡めいていたの
綺麗に整備されちゃって なんか残念 -
次は 街を抜けて パルトニー橋を目指す
-
日差しがきつくなってきた
-
エイボン川のほとりにきれいな公園がある
-
料金ブースがあったので 有料の公園なんだろう
-
緑に囲まれた町 バース
私は町より、あっちの丘のほうが好き
あんなところを歩いてみたい
まっ、娘に却下されるだろうけどね -
パルトニー橋
昔の橋は両側にお店が並ぶ -
観光船がやってきた
-
うわ、 落ちそう
-
-
斜めになり・・
-
おっ 縦になり・・
-
方向転換
-
着岸して 観光客を降ろす
-
鳥がいるのを見ると 流れはきつくない様だ
-
-
パルトニー橋
こうやってみると 普通の道だ -
引いてみると こんな感じ
これでも橋には見えないか -
橋の1番目の店
ここでお茶がいただけるのね
しかしお茶の気分ではなく、
この後 バーガーキングへ -
次はロイヤルクレッセントを目指す
-
公園の入り口にBBCの車が
なんで? -
歩いていくと・・
-
な、なんだ?
-
イギリス版 ツールドフランス
あっ、ツールドブリテンか
夜 テレビでやっていたから 有名なイベントの様だ -
素敵な公園なんだろうが
あちこちが こんな感じ -
道を渡るのも 制限されてる
横断できる場所まで行って 向かいに渡る -
やっとロイヤルクレッセントに到着
-
でもテント建ってるし・・
ムードぶち壊しなんですけど -
こんな感じで あちこちでイベント
遊ぶ子供と ビール片手に上機嫌のお父さんたち -
イギリスに不釣り合いな この天気
空は青く、太陽がさんさんと降り注いで・・・
って、暑いわ!! -
日陰を歩く
汗がしたたり落ちる -
おや、この人は?
-
人形でした
ジェーン・オースティン博物館
娘も私も英文科
でも興味ないので 当然素通り(笑) -
町に戻る
あちこちに大道芸人が -
シャボン玉のパフォーマンス
-
子供たち 大はしゃぎ
-
夕方4時に帰ることに
ラッシュ前にと思ったら すでに帰宅ラッシュだった
パークアンドライドへのバス待ちは 長蛇の列
この日も2万歩近く歩いていて 足が棒になってる
早くバスに乗りたい、座りたい
予想より早く、20分ほどで 2台目のバスに座れた -
ホテルへ帰って来た
ホテルじゃなくて、宿泊所みたいだけど
帰りのジェットコースターの道は 地元の人らしい女性ドライバーの後ろにぴったりつけて どうにか無事戻れた
2台なら バックしろとは言われないでしょ?
しかし帰りも すれ違えるところで対向車に遭遇
ほんと不思議
対向車は 待機していたわけじゃないよ -
ヒルクラフトアコモデーション
エクスペディアの評価4.6の宿泊所
レセプションなどは無く、到着したら
自分の名前が書いてある部屋へそのまま入る
カギはかかっていない
(これは他の人の部屋) -
ローラアシュレー風の室内
-
新しくて かわいい部屋だけど・・・
クローゼットも無く、使いかってが悪い
1泊 9千円 -
イギリスらしからぬ、オシャレなシャワー
湯量もたっぷり -
バスルームはシャワーのみ
トイレとの仕切りはガラス
半分しか仕切ってないけど 設計がちゃんとしてるんだろう
って そんな訳あるかい!!!
昨夜 バスルームから 娘の悲鳴が・・
“ シャワーの水があふれ出してる~!
トイレの床まで 水浸し~!!”
でしょうね、やっぱりね
足ふきマットと使用済みバスタオルで床の水をせき止めて
シャワーを浴びた
問題は次の日
バースを観光してきて 全身汗だく
早くシャワーを浴びて さっぱりしたい
が、帰ってきて驚いた
清掃がされていない
急いで バスルームへ
床には 山になった使用済みタオルがそのまま
ああ、やっぱり
イギリスではこの程度のホテルでは
2日目以降の部屋の清掃は無いことが多い
朝 私は躊躇したんだ
ラックにかけていたタオルをそのままにしておこうか、それとも
交換してもらうために 床に重ねようか
でもここは4.6の評価を受けている宿泊所だ
4.6なんて そうそう得られる数値じゃない
ほとんどの滞在者が5を付けて絶賛してるんだ
タオルの交換が無いわけないだろう
ううっ、はずしてしまった
新しいタオルが欲しい
しかし オーナーが住んでいるであろう家は留守
部屋にあるホテルの説明書には
“ 緊急の場合は 電話をくれ
それ以外はメールで要件を伝えてくれ” とある
私たちは電話がない
さあ、どうする?
私たちは 今シャワーを浴びたい 今すぐタオルが欲しい
メールで連絡しても タオルが数時間後では困る
意を決して
私たちは 使用済みタオルの山の1番上にあるタオルを拾い上げ
それを使った
湿ったタオル
思い出したくない記憶がまたひとつ増えてしまった -
WIFIがあるので 娘はスマホに没頭
どこに行ってもスマホやってる
私はやることも無いので 買ってきた新聞を読む
トップページは
“ 恥知らずのフランス人家族が大豪邸を要求する ”
無職のお父さん(なんと33歳)は看護師の勉強の為 大学に通っている
子供は8人
今住んでいる3ベッドルームの家が狭すぎると言っている
そこで5ベッドルームの家を与えられることになった
これは全部生活保護で ここまでは普通
日本人はビックリだが イギリスでは こんなことニュースにもならない
が、この家族は5ベッドルームでも小さすぎると言ったのでニュースになったんだ
日本サイズの5ベッドルームを想像してはいけません
イギリスで5ベッドルームの家と言ったら 数百坪の庭付きが当たり前
1億円はかる~く超える
もしかしたら数億円? 庶民には想像もつかない
それでも小さいと文句を言う
マンションと書いてあるが、英語で大邸宅の事
(ホーンテッドマンションみたいな)
無職のお父さんが通っている大学は無料 もちろん国民の税金が使われている
5ベッドルームも無料 もちろん税金
この家族の生活費も生活保護で支給されている
無職のお父さん 曰く
“ 大学を卒業して 職に就いたら お金は返す ”だって
忠告しておこう
無理です!!!
イギリス人が全員突っ込んでると思う
そもそも 返す気なんて無いでしょ?
フランスの生活保護はわからないが イギリスのほうがいいんじゃないか?
だからこの家族もイギリスへ来たんだろうな
そりゃあね 国民はEU離脱したくなるわね
こちらまで気分が悪くなったのでテレビをつける
天気予報で
“ 昨晩は 不快な(寝苦しい)夜を過ごされたでしょうが
それは今夜も続きそうです”
言われなくても わかってるよ!
蒸し暑い部屋で寝たら 悪夢で目が覚めた
イギリスドライブの夢だった
明日は ブリストルからヒースローまでのドライブ
悪夢が現実になるんだ・・・
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
やってはいけないイギリス旅
-
前の旅行記
やってはいけないイギリス旅 2 レンタカーでコッツウォルズ
2016/09/05~
コッツウォルズ地方
-
次の旅行記
やってはいけないイギリス旅 4 レンタカー最終章 いざロンドンへ
2016/09/05~
ロンドン
-
やってはいけないイギリス旅 5 マダムタッソーとロンドン観光
2016/09/04~
ロンドン
-
やってはいけないイギリス旅 世にも悲惨なレンタカー編
2016/09/05~
オックスフォード
-
やってはいけないイギリス旅 1 出発から2日目 レンタカーでビスタービレッジ、 オックスフォード、ストラトフ...
2016/09/05~
オックスフォード
-
やってはいけないイギリス旅 2 レンタカーでコッツウォルズ
2016/09/05~
コッツウォルズ地方
-
やってはいけないイギリス旅 3 バースへ 負の連鎖が止められない 運転してはいけないジェットコースターのよう...
2016/09/05~
バース
-
やってはいけないイギリス旅 4 レンタカー最終章 いざロンドンへ
2016/09/05~
ロンドン
-
やってはいけないイギリス旅 6 ウィンブルドンとウェストフィールドロンドンショッピングセンター
2016/09/05~
ロンドン
-
やってはいけないイギリス旅 7 冷房無しで記録的猛暑を乗り切る
2016/09/05~
ロンドン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ やってはいけないイギリス旅
0
88