やってはいけないイギリス旅　２　レンタカーでコッツウォルズ

2016/09/05 - 2016/09/14

イギリスドライブが辛い, 怖い
車なんて借りるんじゃなかったと何度後悔したことか
どうか道がすいていますように、と祈るような気持ちで　コッツウォルズ地方へ

この日は
レンタカーでボートンオンザウォーター
ここの楽しみは　ウォーキング
歩いてロウアースローターへ

その後　バイブリー

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ヴィクトリーツアー株式会社

朝　オックスフォードのホテルをチェックアウトし
ボートンオンザウォーターを目指す

ここは一般道だったか、高速だったか？

一般道でも制限速度は８０キロなので私にとっては高速と一緒

恐い、恐い

（調べたら　Ａ４０だったので一般道ですね
　だから　ランドアバウトてんこ盛りの道です）

渋滞　大歓迎！


ちなみに渋滞ポイントには“　queue likely　”の看板がある

queue はイギリス英語で最も大事な単語のひとつ　“　行列　”の意
キューと読む　

行列になりやすい＝渋滞しやすい　

母の恐怖をよそに　娘はふんぞり返ってリラックスムード

でたー！
ラウンドアバウト

信号があると　少しホッとする
でも信号があるという事は　それだけ交通量が多いという事

ラウンドアバウト内の車の動きを注視

ああ行って　こう行くんだな

ラウンドアバウトの度に学習は怠りない
それでも焦るし　ウインカーのつもりがワイパーはお約束
恐い、恐い

１時間も走れば　１０以上ラウンドアバウトに遭遇する
その度に　恐怖で髪が逆立つ

途中　こういう町を通過する

道にＳＬＯＷと書いてある
　
“　喜んで～”

しかしここは制限速度５０キロ
ＳＬＯＷで５０キロは無いだろう

後続車がいるので　減速できない

子供が飛び出してこないかとヒヤヒヤ

５０キロでは止まれません

信号待ちで　心を落ち着かせる

こんな細い道（橋）でした
一方通行ではないのに１台しか通れない細い道
こういう道を何と言う？

ここは信号があったからいいけど
車が多いのに　信号無しの細い道もいくつか通過した

その場合　
前方優先とか　こちら側優先とか書いてあった
英語は思い出せない
Priority　なんとかだったか、　give way だったか？

この道も８０キロ

見て、このスピード感
多分　後続車がいたんだろうね
必死に飛ばす

ほらね　早いでしょ？

ちなみにカメラマンは娘

後続車がいないと　５０キロに減速

また後続車あり

この道で８０キロは　ほんとありえない！！
カーブしてるじゃん！

道が細いって！！

対向車もいるのに　怖い

ボートンオンザウォーターの駐車場に到着

恐怖で　すでにグッタリ

朝１０時前はガラガラでした

２時に帰ってきたら満車

バスもまだ１台だけ

時間を指定して　お金を払い　駐車券を車のダッシュボードの上に

５時間分　買った
5.5ポンドは800円くらい
（現金は1ポンド150円で両替した）

オックスフォードの駐車場は5時間8ポンドだったので
この駐車場は安め

このペラペラの駐車券を
ダッシュボードの上に置くだけって不安なんだけど
フロントガラスに刺そうとして　中に入りこんじゃった、
前回の失敗から　ちゃんと学習してるからね

駐車場にある地図で現在地を確認

駐車場から　こんな道を通って

こんな道を通って

こんな道を通る

迷路のようで　イギリス人の旅行者もキョロキョロしてた

迷路の壁

こういう石を　運んできて　積み上げた人がいるんだよね
凄い忍耐力

でも地震が来たら一発です
と、　すぐ日本人は考える

町に出てこれました

Dial　Houseという　ホテルかな？

この家の右に見える細い道が駐車場へつながっている
覚えておかないと　戻れない

まだ観光客は少ない

鴨　大好きです

ボートンオンザウォーターは　ちょっと見ればいいや

川沿いから1本入った道にインフォーメーションあり

ここでロウアースローターへの道を尋ねる

10ペンス（15円）で地図を買う
（こんなのタダで配ろうよ　と思うんだけど）

道順を記入してもらう

出発前にトイレ休憩

20ペンス（30円）

中はイギリス的な　かわいい感じの内装なんだけど

なぜ　トイレをきれいに使えない？
ティシュは床に落ちてるし・・・
トイレの中は・・・

お金を徴収しても　管理はいまいち

トイレ休憩も終わり

ロウアースローターへ向かう

この道の左側が　学校
右がグラウンド

教室が見える

授業中だ

昨日と今日　天気はいいのだが　道は湿ってる


ウォーキングをする方は靴に注意しましょう

Station roadに出たら　左

Ａ４２９を目指す

３０マイルは５０キロ
この先のＡ４２９は５０マイル（８０キロ）

Ａ４２９
ここは制限速度５０マイル（８０キロ）
高速の路肩を歩いているようなもの

怖いです

有名なウォーデンズウエイ

これ　確か何百キロもあるウォーキング道路だよね

Ａ４２９からこの道に入ります

Footpathです

私の念願のウォーキング開始

左は牧場

一昨日の雨のせいで　まだ水たまり

靴に気を付けて

いい雰囲気

目的地　ロウアースローター

ボートンオンザウォーターから４０分くらいのウォーキング

静かで　いい感じ

水車小屋はあっちね

つい　渡りたくなる

静かな　いい住宅街です

行き止まりに見えますが

かどの家の脇の　細い道を行きます

ほらね　
この町（集落）名物の水車

水車小屋はお店と博物館になっている

私たちは　さらに進み　アッパースローターを目指す

私の大好きな　キシングゲート（Kissing gate）

イギリス中いたるところにあるんだけど
かわいいと思いません？

私はキシングゲートを見る為だけの旅がしたい

中のゲートが可動式

誰かが
このゲートを挟んで　キスができるから
キシングゲートだと言っていたけど　

私は　このゲートが　あっちでキス、こっちでキスみたいに
可動するからじゃないかと思っている

ホントは何なのか知らない

おおっ！
これがチャールズ皇太子とダイアナ妃がデートで来た場所か！

プレートが見えるかな？

先に進む

ナメクジ　デカすぎ！

私はカエルが嫌い
娘は虫が嫌い

だんだんヤバい雰囲気になってきた

ちょっとやめようか

アッパースローターを諦めて引き返す

リンゴの木がある素敵なおうち

写真ではリンゴが確認できないけど
いっぱい実ってた

名前を見ると　アップルツリーコテージ

でしょうね

引き返す途中　アッパースローターと書かれたゲートが

ここからも行けるんだろうけど　もういいや

ここにもキシングゲートがあるけど
鉄製で残念
木じゃなくちゃダメなの

近くに乗馬クラブがあるらしい

結構　乗馬している人を見た

ロウアースローターに戻ってきて
水車小屋のお店に入る

お昼前だけど・・・

アイスクリーム　１．９９ポンド（３００円）

安いし　手作り感一杯のアイスクリーム

おいしそう

私はキャラメルなんとかアイスクリーム
娘はチョコレートなんとかアイスクリーム

キャラメルがゴロゴロ入っているが　食べにくくはない
いいアクセントになっていて　
美味しかった

水車小屋のすぐわきに

こういう場所があります
何だろう？
ここから水鳥が上がってくるとか？

来た道を戻ろう

Ａ４２９にパブが１件ある
footpathを出たら　左のほうに見える

コーチアンドホースイズ

観光地の中心の店よりいいかなと思って　お昼はここで食べることにする

まあ、外しましたがね

１２時の開店を外で待つ

中はいい雰囲気

トイレにも行っておく

廊下に案内板があって

“　男性は左側です　なぜなら女性は常に右（right)だからです”

これは掛け言葉になっていて

“　なぜなら女性は常に正しいからです”という意味にもなる

廊下で声を上げて笑っちゃった
こういうイギリスジョークが好き

私は　この旅　初のフィシュアンドチップス

サクッを期待してたのに　ガリッっていう食感

娘はステーキ

イギリスのステーキは美味しくないよと言ったんだけど・・

若いから　堅いお肉もなんのその

“　おいし～”だって

２人で４千５百円


う～ん、高い

（　普段サイゼリアばっかり行ってるからね　）


エアコンの効いた室内で　座席に座り　水も飲めて　
最低３００円ちょっとで食事ができるなんて　
外食代金の安さは　日本が世界一じゃないか？

ボートンオンザウォーターへ戻る

おお、にぎわってる、、にぎわってる

私は田舎好きなので
こういう観光地はちょっと・・・

３時間ちょっとで
ボートンオンザウォーターを出る

次はバイブリー

これこれ！

コッツウォルズの素晴らしさは車窓の景色

が、　こういう生垣が多くて　景色が見れない

車窓を楽しむ余裕はないから　いいけどさ

こんな田舎道を通っていく

この道も８０キロだから
気は抜けない

集落は５０キロ

人がいなかったので助かる

バイブリー　到着

駐車場を探して　この周辺を2周

町はずれに出てしまって　Ｕターン

丁度　1台出て行ったので　そこに入る

縦列駐車は長いことやってないが　大丈夫でしょう

なめてかかったら・・・・
ドツボにはまった

縁石に近すぎて　修正しようと　前に出て　後ろに下がってを繰り返す

“　おかあさん！！！　　ぶつかる！！”　と娘の声

なんと前の車との距離が１㎝！
気絶しそうだった
しかしよく１㎝で止まったなぁ
手も入らないくらいのすきま

ちょっとでも　前に出たら　アウトの状態
サイドブレーキを引き、ギアをバックに入れて　半クラッチでアクセル強め

もう嫌だ　車は嫌いだ

奇跡的に　窮地を脱したが　いや～ほんと奇跡
ただ　ホイールを縁石でガリガリこすってしまった
ううっ　この修理代・・・

（　後日　保険でカバーされました　）

写真では後ろに１台分空いているが
駐車したときは　ここにも車がいた

この旅は　車の嫌な思い出ばかりが増える
自分が悪いんだけどね



ＢＭＷに乗った、上品な老夫婦に駐車代金の支払い場所を聞く　
ここは駐車ＯＫ　自分たちも支払ってないと言っていた

アーリントンロウ

駐車の時の恐怖から　まだ立ち直れない

ガイドブックのままの景色

ここにもアジアの大国の方が・・
なぜ彼女たち（女性だった）は　
何にでも　よじ登って記念撮影をするんだろう

異国で騒動を起こしたくないので　私たちは目を背ける
小心者なの

つくづく学校教育の大切さを知る

遠足で“　来た時より美しく　”とゴミ拾いさせられたっけ
ものを大切にし、尊重する精神を学んだ
遠足も教育の一環だったのね

ドアが小さい

ウイリアム・モリスが　イギリスで最も美しいと言ったとか

う～ん　どうだろう

モリスの頃は　美しい田舎町だったのかも

娘曰く

“　車だからいいけどさ～
　　バスを乗り継いで　苦労して来たら　がっかりかも～”


同感

イギリスには　もっと美しい場所が　たくさんある

今日も2万歩　歩いてる

運転も疲れたので　カッスルクームはやめる

早めにホテルへ向かうことにする

ここから2時間ほどのブリストルのホテルへ
恐怖のドライブは続く

この旅行記へのコメント （4）

• セレンディップさん 2018/12/25 09:30:37

  ためになります！

  くわさんの旅行記のリンクをたどって参りました。まさに同じルートのドライブを考えているのので手に汗を握る気持ちで読ませていただきました。英国運転経験は3日間、短い距離だけなので、アナザースカイさんよりずっと素人です。
  スピード出すのはいやですよね。A道路は金魚の糞を作って時々やり過ごせるような路肩はないですか？ また、バイブリーにはボートンのような駐車場はなかったですか？
  素敵な写真で彩られた旅行記も行き先を考えるのに役立つし楽しいですが、大変だったというお話は本当に貴重です。

  アナザスカイさん からの返信 2018/12/25 22:46:51

  Re: ためになります！

  セレンディップさん、メッセージありがとうございます
  
  ピークディストリクトの旅行記読ませていただきました
  写真がきれいで素敵な旅行記ですね
  ウォーキング大好きな私が行きたかったのは　そういう場所だったんです
  そうか、電車で行って現地でレンタカーにすれば良かったのか
  でもあの時はこんな恐怖ドライブが待っているとは思わなかったので・・
  私、３０年前にイギリスで運転習ったんですけどね（笑）
  
  Ａ道路に逃げ場があったかどうかですよね
  無い場所も多かったと思います
  スピードが速いので次から次に後続車が出てきます
  やり過ごしても意味ないかも
  ただ私は運転がどうも下手らしいです
  金魚の糞作戦は私のスピード技術では無理でした（笑）
  バイブリーは夕方４時か５時くらいだったと思うのですが
  駐車スペースはいっぱいでした
  私が知る限り　スワンホテルのそばに数台分の駐車場があるだけで
  あとは路肩駐車（無料）でした
  もしかすると離れた場所にあったかもしれないですが
  グルグル回っても見つけられませんでした
  
  コッツウォルズ地方の旅行を計画してるんですか？
  ２回目のドライブ旅行　いいですね
  前回のドライブが大丈夫なら　今回も大丈夫ですよ～
  そうか～私だけか～（笑）
  
  
  
  
  

  セレンディップさん からの返信 2018/12/25 23:31:49

  Re: ためになります！

  返信ありがとうございます。次の旅はまだまだ先ですが、実はアナザスカイさんの旅行記を読んでから、ドライブ部分を大幅に減らそうかと練り直し中です。オックスフォードからバースまで1日走るつもりでしたが、私には無謀過ぎの気がして、バイベリーとボートンを回ってオックスフォードに戻り、バースには改めて電車かバスで行こうかとか、悶々と考えています。
  bibury.comというサイトを見たら、アナザスカイさんがおっしゃるとおり、バイベリーにはほんの少ししか駐車スペースがないですね。道が細くて空き待ちのスペースすらなさそうです(;o;)

  アナザスカイさん からの返信 2018/12/27 18:12:07

  RE: Re: ためになります！

  旅行の計画中なんですね
  調べるのは大変だけど、一番楽しい時間でもありますよね〜
  すてきな計画　たててくださいね