息子とウロウロ３ その２ 台南

2017/01/05 - 2017/01/09

最高気温25℃ 快晴！
さすが我が家の晴れ男。今日は冒険がいっぱい。

エリア 台南(台湾)

06:30
ドアの外の声で目が覚めた。団体はいないけど年配の方は声が大きい。きちんとした身なりで楽しそうに朝食へ向かうグループとエレベーターをご一緒して一服しに１階に降りる。息子が起きるころには何にも無いだろうな。

自分の支度を終えたら息子を叩き起こして國華街へ。

阿松割包
豚タンを頼んだらスープが付いてきた。割包の旨さはもちろんなんだけど、このスープがめっちゃ美味しかった。外帯だと付かないかも。是非ともお店で味わってください。

金得春巻
噛み応えのあるたっぷりの具をギュウギュウに巻いてあります。半分こで正解。

時間がおしてる。急いでホテルに戻って自転車で出発。この為に康楽街のホテルにしたのだ。
この辺りから安平方面へは道路が広く路駐も少ない。

四草大衆廟

自転車でのんびり走って30分。
演歌のようなムード歌謡のようなBGMが…。いや、生歌です。歌声とは対極のガテン系兄さんがステージで歌ってます。あんまり良い声なんで思わず聴き惚れちゃった。

四草緑色隧道 綠色隧道竹筏
救命胴衣を着け、笠を被って(任意)ボートに乗ります。その名の通りマングローブの緑のトンネルを舟で往復します。土日は朝８時半から出航しますが、88バスの始発が遅く現地につくのは10時過ぎ。その頃には大型バスで乗りつける大陸の方々でいっぱい。市内バスは本数が極端に少ない。街中から結構な距離があるのでタクシー利用が多いようです。

９時は過ぎていましたが到着後すぐの便に乗れました。チケットを買い建物内で並びながら注意ビデオを見ます。ちゃんと見ないと叱られます。操舵手とガイドさんが同行しますが中国語です。急に立ったり移動しようとすると叱られます。

頭のすぐ上に枝が伸びていて掴もうとすると叱られます。水際では小魚やカニも見えます。

20分程度ですがとっても気持ち良かったです。
同じ値段で外洋にでて行く便もあり、乗船時間は１時間位らしい。

下船したら長蛇の列。早めに来て良かった。隣に抹香鯨陳列館があり乗船券で無料になります。鯨の骨格標本にリボンが付いてます。

同記安平豆花
檸檬豆花
タンパク質と柑橘系の見事な融合。汗をかいて渇いた口に爽やかな酸味と甘み。

運動直後にはエネルギー源となる糖質を、筋肉を合成するためのタンパク質や疲労回復効果の高いクエン酸などと一緒に摂ると効果的。

紅豆豆花
王道です。量も丁度良い。息子と半分こしましたが、次回一人だったらどちらも捨て難い。両方食べてしまいそう。

徳記洋行と安平樹屋

ここでも生歌。しかもギター生演奏。カントリーミュージックっぽい。これまた上手なんです。先ほどとは違うタイプの声質で路上ミュージシャンのような身なりです。台湾レベル高っ！

安平の過去から未来までが映し出されていきます。オランダ領だった台湾。マヨネーズが甘いのはそのせいかな？アムステルダムで食べたマヨネーズも甘かった。

幼い頃、放置された倉庫跡があって秘密基地にしたっけ。あの頃の記憶よりもずっと健康的な生命力を感じる。

奥には池？があって、ペダルを漕ぐと水車が回るイスがあります。そのすぐそばで鳥が魚を狙ってました。捕獲の瞬間が見たくて15分位粘って諦めた。野生の厳しさを目撃したということで。

そろそろお昼。ホテルに戻り文明の利器を返却。

慕紅豆
噂の紅豆が食べてみたくて。細い路地を入るのでわかりにくい。店前でミニワッフルを売っている小姐に案内してもらっちゃいました。ごめんなさい。ありがとう。

紅豆雪花冰
ミルク味のかき氷アイスに甘煮アズキと蒸しサツマイモが添えてありキャラメルソースがかかっています。アズキを煮ながら台湾中を旅したという店主は想像よりもずっと柔らかな笑顔。この笑顔にもう一度会いたいと素直に思ってしまう。

春蚵嗲
蝦巻
さすが揚げ物の名店。サクサクぷりぷり。油っこさは全くなし。揚げ物は技術なんだと実感。パクチーは載せるか聞いてくれます。日本語の上手な素敵なお嬢さんがいますよ。

蕃薯
さつま芋の天ぷら。サクサクほくほく。始めはそのままで。蝦巻のタレを付けたらもう止まらない。このタレもの凄く美味しい。

銀波正宗雞蛋布甸
昔、母が作ってくれた味に似ています。もう食べられないと思っていた味、食感。びっくりして涙が出そうになった。

頂いたプリンの根付
お店の前で食べていたら、おかあさんに日本語で「子ども？」と聞かれました。肯くと「きれいね。鼻」 確かにコイツと私の一番の違いが鼻。一瞬固まった後で、もの凄く照れながら「シィエシィエ」と息子。日本だったら聞こえないフリするのにね。

孔子廟
淡い色合いが空と草木に映えます。
ここでも生歌。てかカラオケ？

孔子廟 動物コレクション

思わず覗きこみたくなる(息子が覗きこんでた)

虎の形の楽器

孔子廟 格子コレクション

凝ったデザインなの

外に置いておくの勿体無い

我が家にも欲しい

こんな明かり取りの窓が欲しい

おまけ

DAVIDYANG COFFEE でひと休み。
値段が手頃で、老若男女が出入りしていて、活気があって、コーヒーが美味しくて、タバコが吸えるテーブルがあって、高級品もちゃんとある。このテのカフェが大好きです。

臨水夫人媽廟
入口付近に「お供えをしてお参りしなさい」と看板があります。観光施設ではなく祈りの場ということなのでしょう。お供えは外でも買えますが、中に入ると最小限のセットが置いてあり寄付箱にお布施を入れてお供えセットをとってお参りする方がいたので真似をしました。勝手がわからなくて困っていると廟の方が教えてくれます。お供えを置いて、御線香をあげて、自己紹介をして、お願い事をします。最後に置いたお供えを持って奥の窯で紙のお金を焼きます。トイレのそばに願い事をする石臼があるので忘れずに。

林百貨
有名なエレベーターです。

エレベーター内の天井
もっとアンティークなものと思ってたんですがモダンです。

リニューアルされてきれいになっている中に銃弾や砲弾の跡が残されていてゾッとします。

屋上の神社
日本では考えられませんが、敷石の上に乗って記念撮影する方が…。

郵便ポスト
林百貨のマークが素敵。

こうして見ると台南って都会だ。

松村煙燻魯味に寄ってみた。とても評判が良かったんだけど二人で食べるにはちと多い。

赤崁樓
夕暮れ時も良かったけど、中も外も薄暗く眼の悪い私には厳しかった。

磨りガラスのランプシェード

こんなところ(足元)に！

凝ったデザインの窓から大陸さんの観光バスが帰って行く

可愛い！

ここも凝った作り

やっぱ良く見えない。

信裕軒
軽くて個包装でお土産に便利。

大天后宮

神農老街
写真左側手前に自販機があって、群がって写真を撮ってました。何だったんだろ。

中へ入ったらそんなに混んでない。

綺麗…お腹空いたね。ごはん食べに行こう。

この後、Google様に随分無理を言われました。路地から路地へと移動し、真っ暗な市場の中を通り…。面白かったです。

集品蝦仁飯
蝦仁飯加蝦、煎雞蛋、貢丸湯
全部美味しい。

蝦仁飯加蝦、蛤仔湯
燙青菜が最後まで出て来なくて、おばちゃんに催促したらその場で作ってくれた。もっと早く言えば良かった。アツアツで旨かったっす。

泰成水果店
哈蜜瓜＋葡萄アイス＋新鮮草莓
贅沢～！

紅太陽
ハイネケン緑茶
帰り道で発見！好奇心で買ってみたけど柑橘系の味。美味い～。もっと早く買えば良かった。

禿頭老爹鮑魚海産粥
鮑魚海産意麺
台湾マイスターのブログで見つけてから憧れ続けた一品。夜10時半開店。とんでもなく美味しい。台南に来て良かった。

鮑魚海産烏龍麺
ローカルしかいない。帰り際にオヤジさんに「日本人？なんで知ったの？」と聞かれた気がするので「日本の◯◯さんのブログ」と答えたら、「味大丈夫？」なんて言うので「全部美味しい！」と言ったら弾けるような笑顔を頂きました。
チョットお疲れの様子。身体を労ってまた来たときも食べさせてください。

コンビニで買ったスナック菓子
駄菓子屋のプラスチックカップ量り売りで買った「鯛せんべい」に似てる味。ハイネケン緑茶と一緒に「おネムの友」となりました。

この旅行記へのコメント （2）

• ケリーさん 2017/02/18 13:35:27

  はじめまして。

  懐かしいプリンの味に出会えてよかったですね。

  kinacoさん からの返信 2017/07/29 19:24:11

  Re: はじめまして。

  ケリー様
  返信が半年も経ってからという失礼をお詫び申し上げます。ごめんなさい。
  そうなんです。甘さ控え目でしっかりした卵の味がするプリン。母は6年前に亡くなったので二度と出会え無いはずの味でした。昔の手づくりプリンって似たようなレシピだったのでしょう。嬉しかったです。