ただひたすら新幹線を乗り継いで仙台から鹿児島まで1815ｋｍ。【その２　九州観光編】

2017/01/02 - 2017/01/02

ご覧下さいましてありがとうございます。

前回は、仙台から鹿児島中央までの道のりをご紹介しましたが、今回はその２日目からです。
限られた時間ですがいろいろ観てまわります。

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

朝イチで桜島に行ってみます。
ホテルから３分ほど歩いて桜島フェリーのりばへやって来ました。
残念ながら曇り空ですが、対岸の桜島の容姿は確認できるようです。

桜島フェリーは、なんと24時間営業！です
日中は、15分間隔で運航されているので時刻表要らず。

乗り方も至って簡単。鹿児島側では改札もなく、そのまま乗船。
桜島港で下船の際に、改札口？でお金を払うだけ。帰りも桜島港でお金を払って乗船。鹿児島港ではそのまま下船でOK。
片道　160円。所要15分です。
改札前には、両替機もあります。

ご参考まで…

桜島では滞在時間が短いので港周辺の散策だけです。
写真は、桜島港近くの桜島レインボービーチから鹿児島市街を望んでいます。

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

桜島を後にします。
あいかわらず天気が宜しくありません。

鹿児島中央駅へ戻って来ました。
新幹線のホームからも桜島が望めます（ビルとビルの間ですが・・・)
線路は、行き止まりになっています。
鹿児島中央駅は、新幹線駅最南端の駅。

鹿児島中央駅 駅

鹿児島中央9時35分発さくら548号へ乗ります。
熊本まで行きます。

九州・山陽新幹線直通の車両(N700系)の普通車指定席はご覧のように２列+２列の配列。グリーン車か？と思わせるようなゆったりとしたシートが配置されています。

なので、大阪方面から九州へ新幹線で行くなら、博多までのぞみではなくて新大阪で九州新幹線へ直通する列車を指名買いしたほうが目的地まで快適に過ごせます。みずほ号やさくら号でどうぞ。座席数が少ないので繁忙期はすぐに埋まってしまいますが・・・

参考まで。

定刻に鹿児島中央を発車。

途中、熊本駅手前では、2016年4月の熊本地震の影響で、70km/hの速度規制をしている箇所があり、震災の影響が未だ、残っているようです。

熊本到着。
コンコースではくまモンの「首」がお出迎え。ビビった。

熊本駅はホーム、コンコースともに調和のとれた素敵な駅でした。

熊本駅 駅

熊本城へ向かいます。
熊本駅から熊本城へは、市電が便利。
17分。170円です。

熊本市電は、運賃170円均一。うしろのドアから乗って目的地の電停がアナウンスされたら降車ボタンを押して、前のドアから降りる。その際、運賃はドア横の運賃箱へ投入。
ちなみに、「SUICA」などの交通系ICカードも使えます。乗り口のカードリーダーにタッチして降り口の運賃箱に付いているカードリーダーへ再タッチして降りるだけ。

参考まで。。。

熊本城・市役所前停留場 駅

市電を降りてからは、天守閣近くまで15分くらい歩きます。上り坂も多く工事迂回路もあって、健脚向き。

途中、道すがら、痛々しい姿が目に入ります。

熊本城 名所・史跡

言葉もありません。

相当な被害です。

熊本城 名所・史跡

天守閣です。
復興工事のため、近くまでは行けません。
なんとか、元の姿に戻って欲しいものです。

加藤清正公を祀る、加藤神社で初詣をします。
熊本城の早期復興を祈念してお参り。

加藤神社 寺・神社・教会

お正月だけあって祭殿前はすごい人だかり。
整列参拝。

加藤神社 寺・神社・教会

熊本城を後にします。
再び、市電で熊本駅へ向かいます。

帰りは、市電に乗る際、注意しなければいけない事は、「行き先(系統)」です。「A系統」と「B系統」の２種類の行き先がありますので、熊本駅へは「A系統」に乗ります。乗り間違えないように注意です。

参考まで・・・

熊本城・市役所前停留場 駅

熊本駅に戻って来ました。

熊本駅前停留場 駅

歩いて疲れたので駅ビル内でインターバル。生ビールで一息つきます。

火の国茶屋 グルメ・レストラン

熊本からは在来線で移動。
博多を目指します。

熊本駅 駅

博多にやってきました。
なんと雨です。いつもリュックの底で眠っていて一度も出したことがない折りたたみ傘の出番となってしまいました。

博多駅 駅

はかた駅前通り。

例の陥没事故があった現場です。
すっかり復旧しています。再開後、沈下騒ぎがあったりしましたが、平常に戻ったようです。
日本の土木技術の素晴らしさに感動します。

あの事故以降、SNS等で「世界一入店が難しいコンビニ」などと揶揄されてしまったセブンイレブンさんです。
復旧されて営業していたのでわずかながら買い物をさせていただきました。店舗前の歩道も綺麗に。

キャナルシティ博多へやって来ました。

敷地内に人口運河を配した大規模ショッピングモールです。
けっこうな賑わいで中庭ではライブも開催されていました。

キャナルシティ博多 ショッピングモール

那珂川に出ました。中洲を望みます。

清流公園 公園・植物園

博多では４時間ほど滞在して、今宵の宿泊地、広島へ向かいます。
19時47分発こだま764号岡山ゆきに乗車。
名残りの500系新幹線でまったりと。

21時33分、広島着。
今日は、広島駅隣接のホテルヴィアイン広島に泊まりますのでもうホテルに着いたようなもんです。

広島駅 (JR) 駅

今宵の宿は、ホテルヴィアイン広島。
線路側の部屋。窓から広島駅ホームが丸見え。
列車の音がかなり響きますので静かな環境で眠りたい方は、街側(南側）の部屋をリクエストするといいかもしれません。

ホテル　ヴィアイン広島 宿・ホテル

夕食は、博多駅で買った「復刻版かしわめし」

大正２年に鳥栖駅で売り出した当時のパッケージだそうで。
新幹線の中で食べようと思ったのですが、爆睡してしまい、部屋へ持ち込んでコンビニで買い込んだビールのお供に。

かしわめしの中身。
フィルムを外してないので良く見えません。スミマセン。

鶏の炊き込みご飯の上に、鶏肉、錦糸たまご、刻み海苔が乗っています。
シンプルですがとても美味しいお弁当です。量は少なめかな。
720円也。

いよいよ明日は最終日。
Ｕターンラッシュのピークなので午前中、広島をちょこっと観光して早々に東を目指します。

【その３　広島観光～帰郷編】へ続きます。