2017/01/13 - 2017/01/15
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おみヴぉ333さん
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ここからは、松山観光です。
ベタですが、まずはやっぱり道後温泉♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
仮にもし運よく祝島へ渡れていたとしても、
この4トラには、祝島のとても素敵な旅行記をアップされている方がすでに何名かいらっしゃるので、自分がパイオニアにはなれなかったのですが、
さすがに「猫カフェ Ron Ron@大街道」をここで紹介したトラベラーは自分が最初(で最後?)という確信だけは強かったので、
その思いに、密やかなフロンティア・スピリットを満たされつつまたアーケードを歩いて戻り
路面電車の走る表通りへ。 -
16:01
通りを渡って
ゆうべ偶然見かけた時から気になっていた
ローソンの2階にある「ベティ クロッカーズ」で
猫カフェ後のカフェタイムにします。 -
こちらはとてもとてもローカルなお店のようで、
1980年代から、地元の人たちに愛されて続けてきてるみたいです。
「食べログ」で調べたら、県内はこの大街道の他に、北条と重信にも店舗があるそうです。
(北条重信・・・戦国武将な地名ですねw)
店構えは、センス良く女子好みで万人受けする感じですが、
最近はどこへ行ってもスタバやらタリーズやらサンマルクカフェやらといった中、
こういう80年代レトロというか、90年代前半頃までの「特定時代の空気感」そのまんまなお店に出会う経験はなかなか少なくなってきたので、たまにこうやって見かけると、すご~くうれしくなってしまいますね。 -
お店に入って正面のメインフロアは、ちょうどカフェタイムということもあってテーブル席がほとんど埋まっていました。
私は隅っこのほうが落ち着く人なので、メインフロアからちょっと外れた窓際のカウンター席を迷わず選びました。こっちが空いていて良かった♪
この椅子もカウンタテーブルも、かなりな年季の入り具合ですが、
でも見方によっては、
最近流行りの古民家なんちゃらというやつみたいに、手を加えて時代の古さを感じさせる新しい造りではなく、完全にナチュラルに無理なく古びていっているこういうカフェこそ、ほんとの意味で癒される貴重な存在だと思います。 -
あっ、窓の外に「坊っちゃん列車」だ!
こんな目の前を。
なんか得した気分。(^_^)坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物
-
この坊っちゃん列車は、あまり偶然的に乗れるものではないらしく、
最初から、乗ろう!と思って乗らないと、乗れないようです。
今回は、乗ろう!と思ってなかったので、ここから眺めるだけになりました。
ぽっぽー、と言いながら通り過ぎて行くと、何かのガイドブックに書いてありましたが、
本当にぽっぽーと言っただけで行ってしまいました。 -
今日、朝の4時過ぎから現在16時過ぎまでのこの12時間のあいだに口にしたものといえば、
持参品のコンビニ梅おにぎり3個、炭酸レモン水少々、ビターチョコレート少々とブラックコーヒー一杯、
それに先ほどの猫カフェでのワンドリンク麦茶(ほとんど飲まなかった)なので
結構いい感じに空腹です。
でも、このあと道後温泉で一風呂浴びたあとに地元の美味しいものを食べたいので、
いまはがっつり食べるわけにもいかない時間。 -
なので、クレープとケーキとサンドイッチにドリンクがついて1,180円のアフタヌーンティーセットを注文しました。
まず先に、アイスクリーム添えフルーツクレープのお皿だけが、三段トレイの真ん中の段に乗った状態でテーブルに届きましたが、その上下の段のものがなかなかきません。
こればかりじぃっと見ているとよけいにお腹が空いてきます。
でも先にクレープだけ食べてしまうわけにいかず、写真も撮りたいしと思っているうちに、 -
上にのったアイスは溶けだし、クレープの表面を静かに流れはじめました。
-
ようやく三役揃いました。おめでとうございます♪\(^o^)/
-
サンドイッチは、一口サイズのトーストサンド。
-
ケーキはお店のショーケースの中にあるものから好きなのを選べます。
私が選んだこれは、チョコバナナタルト。ボリューミーで濃厚ですごく美味しかった♪
でも空腹だったこともあって、
三段トレイは一瞬で、ぺろりと平らげてしまいました。(^_^;
ちょうどこの時、私の座っていたこのカウンター席の後ろの円卓に、
欧米系の男性と女性、それに日本人の年配女性の三人の方が、お茶を飲みながら英語で会話されていました。
お二人のネイティブさんはすっごい早口だったので半分くらいしか聞き取れなかったけど、
三人とも、松山市内のどこかの学校で英語教師をしている方たちらしく、
日本の英語教育についてとか、たまに観光地の楽しい話なんかも織り交ぜながら、ピュアな感じで生き生きと語っていて、
へぇ、こんな人たちが松山にいるんだ~と思ったら、なんか妙に嬉しくなったりしました。 -
昨日からずっと、
この街には、どこかアカデミックな空気が流れていると感じています。
漱石とか正岡子規とかいうバックグラウンドを知らなくても、不思議とそう感じさせる何かがあるような。
適度にこじんまりと賑やかで、落ち着いたこの感じが何とも好きになりました。 -
17:00
そのあと、一旦お部屋へ戻り、
リュックの中身を「夜バージョン」に入れ替えて
これからいよいよ、道後温泉へ向かいます♪ -
17:28
ふたたびホテルを出ると、ちょうど目の前の停留所に
この道後温泉行き路面電車が停まっていたので、これに飛び乗りました。
いちばん新しいタイプの車両みたい。
夕方の時間帯だからか、乗客も結構多かったです。 -
17:44
市電に揺られること20分弱で、
終点の道後温泉駅に到着しました。
明治時代に建てられた洋館の駅舎を復元しているそうです。道後温泉駅 駅
-
駅舎のすぐ脇には、さっきカフェの窓から見ていた「坊っちゃん列車」が。
運行していない時は、ここに入線して展示されるそうです。 -
上記の写真の場所から振り返ると、駅前はこのような感じの広場になっています。
前方右側に赤くぼんやり光ってるのが、「坊っちゃん」に登場するキャラを集めたカラクリ時計だそうですが、とても寒かったせいか、うっかりスルーしてしまいました。。
この駅前から観光客らはみな一様に、中央に見える明るい光のアーケードの中へと -
吸い込まれていきます。
-
この中は、通称「道後ハイカラ通り」というのだそうです。
Lの字型を描くアーケード街をずーっと歩いていってみます。
それにしても、日が暮れていちだんと寒くなってきました。。(((>_<)))道後ハイカラ通り (道後商店街) 市場・商店街
-
大街道のアーケードにも、一六本舗とか有名なお店はありますが、
どちらかというと向こうは、市民生活密着型の商店街かなという気がします。
観光客向けのお店が満載なのは、やっぱりこちらの道後ですね。
いわゆるベタな松山みやげが欲しいなら、迷わずこの道後ハイカラ通りをおすすめします。
松山銘菓「坊っちゃん団子」のお店も、いくつかあって、
こちらの巴堂さんは・・巴堂本舗 グルメ・レストラン
-
通常の坊っちゃん団子の「9倍」の大きさの「ジャンボ坊っちゃん団子」を作ってることで有名だそうです。
3代目の店主が、瀬戸大橋の開通にあわせて販売を始めたのだとか。
9倍の「9」っていう数字は何か意味があるのかなぁ。
「巴」に関係あるのでしょうか?3の倍数??
??? -
9倍団子もコワイもの見たさで・・とも思いましたが、
私はこちら「つぼや」さんの坊っちゃん団子を買うことにしました。
こちらのお店が「元祖」とのことなので、ストレートに迷わずこちらを選びましたが、
余裕があれば、いろいろ食べ比べてみてもいいかも。つぼや菓子舗 グルメ・レストラン
-
その「つぼや」さんの対面あたりに、食事するのに良さげなお店を見つけました。
なんか、ひと目見てぱっと、雰囲気がいいというか、一人でも入れそうって思いました。
店の外にあるメニューを見たら、「宇和島鯛めし」が食べられるそうです。
いいかも!(^▽^)
でもとりあえず今は、お腹は空いているけど、お風呂を先にしたかったので・・ -
さらに、目指す方角へ歩いていくと、
だんだんそれっぽくなってきて -
アーケードを抜けた真正面に、
ついに、 -
あらわれました~ (^▽^)
うーん、堂々たる風格!
ただただ、眺めているだけで素晴らしい。美しい。
三千年の歴史を誇る、日本最古の湯だそうです。来られてうれしい♪道後温泉本館 温泉
-
向かって右側の窓口でチケットを買いました。
チケットは、大きく分けると4種類あります。それぞれセットの内容によって、利用できるものとできないものがあり、けっこう微妙に複雑なので、事前に公式HPでの確認をおすすめします。
【道後温泉本館公式HP】⇒ http://www.dogo.or.jp/pc/time/
道後温泉本館の浴場は二種類、「神の湯」と「霊(たま)の湯」があります。
逆にいうとこの二つしかありません。とりあえず初めてなので両方入れるチケットにしました。
この1,250円という料金の中には、二種類の浴場、霊の湯の休憩室利用、貸しタオルと浴衣、休憩室でのお茶とお煎餅、館内展示物の見学、さらには「又新殿(ゆうしんでん)」と呼ばれる皇室専用浴室の見学料が含まれています。
ほんとは、三階の個室休憩室が利用できるチケットにしたかったのですが、空いてないとのことだったので、こちらのチケットにしました。 -
入口付近の下駄箱に靴を預けて、細い通路を進んできて入口方向を振り返ったところ。
奥に2人ほど見えるオレンジ色の上着と黒いズボンの方々がスタッフさんです。
館内の写真撮影は、脱衣所から先と、皇室専用「又新殿」以外だったら基本的にOKのようですが、人も多いのでいちおう空気を読んでから。。
周りのスタッフさんに撮影していいか訊いてからが無難ですかね。。国の重要文化財なので。
スタッフさんたちはみなさんテキパキとしていて、とてもご親切です。 -
通路を過ぎて2階への階段を上がると、
このような広間へ案内されます(写真左側にもフレームアウトして続いています)。
ここが霊の湯専用の休憩室です。
白いカバーの掛かった座布団と衣装盆(乱れ箱)がセットで等間隔に並んでいます。
衣装盆の中には、今は帯が入っているだけですが、お客さんが場所を決めると、その人の体格に合ったサイズの浴衣と、貸しタオルをスタッフさんが持ってきてくれます。 -
窓を背にして反対側から見るとこんな感じの広間です。
私は窓側の一番床の間側の隅っこに案内されました。
これだけ古い建物ですから、窓側はこの季節、すきま風も入ってきて寒いです。
座るとすぐに、スタッフさんが説明に来てくれます。
まず最初に、衣装盆の中に貴重品以外の荷物(コートなど)を置いて、先に霊の湯のほうから入浴するそうです。この時に浴衣とタオルも持っていきます。
貴重品は、写真の左手に見えているコインロッカー(100円)に預けることも出来るそうですが、100円玉は戻ってこないので、脱衣所の無料ロッカー(鍵あり)まで持っていって入れたほうが良いと、スタッフさんからアドバイスされました。。となると、あんまりこの100円有料ロッカーの存在意義はないように思うのですが、まあ細かいこと言うのはやめましょう。
霊の湯入浴後は浴衣に着替えて(絶対に浴衣着なくてはならないということでもないそうですが)、脱いだ衣類と貴重品などを持ってまたここへ戻ってきて、衣類盆の中にその衣類だけ置いて、浴衣姿のまま次の「神の湯」へとハシゴをするそうです。
つまり、休憩室付きのチケットを買うと、所持品(貴重品)や浴衣や脱いだ服、その他自分で必要なもの(自前のバスタオルとかシャンプー類とか)を持って、霊の湯や神の湯との間を行ったり来たりしなくてはならないのです。
最初からここに置いといていいのは、上着とか、その他の置いといても差し支えない手荷物ぐらい。
これがなんだか自分としては、正直なところ結構面倒だなと思ってしまいました。
周りにいた他のお客さんたちも、スタッフさんの説明を聞きながら、何となく「?」な感じだったので、
初めて来ると、このシステムにはやや戸惑ってしまうかもしれませんね。。(^_^; -
スタッフさんの指示どおりに、まずは「霊の湯」へ向かいます。
休憩室に隣接したこちらの展示室を通った奥に、霊の湯女湯への階段があります。 -
こちら右側が、分かりづらくてすみませんが、階段(下り階段)です。
暖簾が掛かっていますが、この暖簾をくぐって向こう側へ行くわけではなく、
浴場は全て一階にありますから、ここから下に降りていくのです。しかもかなり急勾配の階段ですので、足腰の悪い方はご注意ください。。
ここから先は、写真撮影はNGです。浴場の写真は、先ほどの公式HPにもありますので、イメージはそちらで掴んでいただくとして、
私個人の素直な感想を言いますと・・
この「霊の湯」は、狭いです。
とてもとても、狭いです。
まずそれを、覚悟して行ってください、と、お伝えしたいです。(^_^;
混雑する時間帯で洗い場に空きがないと、人の邪魔にならないよう外で待っていなければならないくらいの狭さです。
あくまで私個人の正直な感想としては、このあとハシゴして入った「神の湯」のほうが、脱衣所も浴場も3倍~4倍くらい広くて快適だったので、神の湯だけでいいんじゃないかなぁという気がしますが、
まあ、あくまで最初だし、雰囲気を楽しむと割り切っていくのなら両方入ってもいいかなと思います。
少なくとも快適さを含めた雰囲気だけなら、神の湯のほうが圧倒的にいいと私は感じました。
あと、神の湯・霊の湯ともに、浴槽がけっこう深いのが意外でした。小さなお子様は、ちょっと注意が必要ですかね。。
それと、これはこの季節は仕方のないことですが、古い建物ゆえ、
全館通じてとってもとーーっても寒いです。暖房はあまり効いてません。(^_^;
最初に脱衣所で脱ぐとき、泣きそうになりました寒くて(笑)。
それでも真冬に行きたい!という方は、上記を覚悟の上、お挑みください。
決心さえ固ければ、楽しめること間違いなしです(笑)。 -
19:15
神の湯にも入って、ひととおり「コース」が終了したあと、休憩室の自分の場所に戻ると、
すぐにお茶とお煎餅が運ばれてきました。いよかんも一個サービスで付いてきました。
ちなみにここの貸しタオルは、こんな感じです。
タオルはセット料金の中に含まれている以外にも、単品での有料貸出もあります。このタオルのみだと一本30円、みかん石鹸付きだと60円。バスタオルも一本200円で借りることができます。
浴衣はもう着てしまってるので、正座している膝の部分しか写せずすみませんが、こういう柄です。帯は細帯です。 -
お煎餅は、道後温泉本館の絵柄が焼き印された、甘いお煎餅です。
食事の前なので、いまは食べずに持ち帰ることにしました。
お茶はいたってシンプルな薄めの緑茶でした。 -
他のお客様方と、けっこう近い距離で膝突き合わせてるということもあって、
休憩室、といっても、正直ここはあまり寛げる感じ・・ではなかったような。
グループで利用されるほうがいいかもしれませんね。 -
「神の湯」の休憩室を見学に来ました。
同じく二階で霊の湯休憩室のすぐそばにあります。
霊の湯休憩室の倍ぐらいの広さがありますね。 -
なんとなくこっちのほうがやっぱり、
広々しているし、最初からこっちだけでいいんじゃないかなぁという、あくまで個人の感想です。
でも最初からこちら(神の湯二階休憩室チケット)を選ぶと、霊の湯側にはもちろん行けません。 -
神の湯休憩室・霊の湯休憩室ともに売店が目の前なので、いろいろ買うことができます。
坊っちゃん団子も売られているので、三階個室チケット(坊っちゃん団子付き)が手に入らなくても、じつはここで買って食べればいいだけの話だったり・・w
写真は撮っていませんが、道後温泉本館のオリジナルグッズもいろいろあるようです。 -
19:30
さっきと同じ写真ですみません。。
再び霊の湯休憩室に戻ります。この時点ではまだ浴衣姿で髪も濡れたままなので、最後の身支度を。
霊の湯休憩室には、先ほどの「100円が戻らない貴重品ロッカー」の脇に細い廊下というかお部屋があって、女性の方のみここで最後の身支度をすることができます。
ドライヤー3台くらいと鏡があるだけの簡素なお部屋ですが、ここのドライヤーは無料で使えるので有り難いです。
ただ、それほど広いスペースではないので、女性3人も入ればいっぱいになってしまうことと、それからこの時期限定のつらさですが、とにかく窓際のすきま風が寒くて寒くて。早く髪を乾かして一刻も早くここから出たい!と思ってしまいました・・(^_^;
ちなみに、ここよりはるかに暖かい神の湯の脱衣所(1階)スペースには、1分10円で使えるドライヤーがあります。10円玉限定です。100円玉はだめ。 -
身支度を整えて帰る間際、スタッフの方が、チケットに見学料も含まれているという「又新殿(ゆうしんでん)」へ案内して下さいました。
皇室の方専用のお風呂とのことで、撮影はNGでした。
又新殿だけは専属ガイドの方の案内で見学することになります。
【松山市HP・又新殿について】⇒ https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/honkan/yushinden.html
そのあとこの、3階の細~い廊下を通って、突き当たりにある、 -
「坊っちゃんの間」というお部屋を見学できます。
夏目漱石が松山に英語教師として赴任していた時代、道後温泉をこよなく愛したゆかりのお部屋だそうです。 -
それにしても、若い頃の漱石先生(右側)はほんとにイケメンでいらっしゃいますねぇ(≧▽≦)
最近の芸能人かスポーツ選手、誰かに似てるような・・?
私だったら、こんな先生が赴任してきたら、もう授業どころではありません!w
キャー、黒板の先生の字、消したくなーい! 消す前に写メ撮っちゃお~♪みたいな
・・あっ、失礼しました。ついつい・・(^▽^;) -
20:01
約2時間ほど、道後温泉本館をたっぷり堪能して外に出ると、暗い夜空にまた雪が舞っていました・・寒いはずですね。(((>_<)))ブルブル
今回は初めての道後温泉本館だったので、休憩室付きで神の湯と霊の湯をディープに体験しましたが、なかなか面白かったです。混雑とか狭いとか寒いとかはしょうがないけれど、雰囲気は最高に楽しめましたし、お湯加減もとても良かったです。
二階の休憩室を付けずに、ただ神の湯だけをサクッと楽しむなら、410円のチケットで充分かと思いますし、逆にそのほうが荷物を持ってあっちこっちに移動したりする必要なく、最初から神の湯の脱衣所ロッカーにすべての荷物を入れておけるので便利です。お風呂だけ楽しみたい方にはその方法がおすすめ。
でもせっかくだから、国の重要文化財である館内全体の雰囲気を楽しみたいという方には、今回私の買った二階霊の湯休憩室チケットまたは三階個室(空いていれば)がおすすめです。 -
20:05
道後温泉本館から、また先ほどのハイカラ通りをぷらぷら歩いて駅まで戻ります。
その途中で、
遅くなりましたが、ようやくようやく晩ごはんの時間♪ (^▽^)
さっき来るときに見かけていいなと思っていた、宇和島鯛めしの「丸水(がんすい)」さんに入ってみます。丸水 道後店 グルメ・レストラン
-
入りました。
思っていたとおり、こじんまりしていて明るくて、とても雰囲気のいいお店。
2階席もあるようですが、1階の厨房すぐそばの端っこ席に座ることができました。
何はともあれ、まずはかんぱ~い (^▽^)
今日は朝からがんばったね>自分
温泉のあとのビールは最高です!(ノンアルだけど) -
さっきまで隣の席にお客さんがいたけれど、ちょうど出られたので撮らせていただきました。
酒瓶のずらりと並んでいる向こう側がレジです。
1階席はここの他にも、出入口側に2~3席くらい?
とてもこじんまりとしていてうるさくなく、居心地がいいです。
ここだったら、一人旅でも気後れすることなく安心して入れます。
自分が求めているのは、まさにこういう感じのお店です。ほんとに気に入りました。
店舗数はそれほど多くなくて、本店はもちろん宇和島ですが、松山はこの道後店と大街道店があります。
それに、都内で六本木アークヒルズにもお店を出しているようです。
普段、六本木みたいなお洒落なとこに一切寄り付かない田舎者の自分は、都内の情報には疎くて何も知りませんでしたが。。(^^; -
でも、地元のお料理はやっぱりこうして地元で食べることにこそ意義があります!
注文したのはもちろん「宇和島鯛めし御膳」。
時間が遅いためか、残念ながら天然鯛は売り切れで養殖になりましたが、おかげでリーズナブルになり、これで1,500円です。 -
タレと卵がそれぞれ三種類から選べるようになっていますが、
よく分からないので、なんとなく
卵は名前で選んで「美豊卵」、
タレは「道後限定タレ」っていうのにしてみました。
食べ方はいたって簡単。このタレと卵をよーく混ぜ混ぜしてから、 -
鯛と薬味などを一式すべて、その中に投入して、混ぜる。
そしてそれをご飯の上にかけるだけです。
注ぎ口のついた器で、鯛のお刺身もここからちゃんと(詰まらずに)つるりと出てくれます。 -
こんな感じになりました。
とっても美味しいです♪
イメージ的にはほんとに、いわゆる卵かけご飯に鯛のお刺身がのった豪華バージョンていう感じ。
でもいままで卵かけご飯をこんな食べ方したことないので、新鮮でした。
鯛めしって言うと、鯛をまるごと釜に入れた炊き込みご飯を想像するけど、
南予の鯛めしの鯛は「生魚」なんですね。
昔の水軍や漁師たちが、火の使えない船の上で、ご飯の上に生の鯛をのせて食べていたのが始まりなのだそうです。 -
20:45
だいぶ遅くなりましたが、
今からまた市電で帰ります。
このオレンジ色一色の市電は、2015年の「伊予鉄チャレンジプロジェクト」の一環としてリニューアルデザインされたものだそうです。道後温泉駅 駅
-
車内は、特別ものすごく新しい感じはあまりしないんですけどね。
-
特筆すべきは、車内にあったこの観光俳句ポスト!
これは松山らしいですね~。
このポストは、松山市内の94箇所に設けられているそうで、優秀作品は松山市のホームページや愛媛新聞に掲載されるそうです。
乗車中に思い浮かんだ一句を投函できるって、粋な試み。(^_^) -
これで3種類の松山市内路面電車に乗りましたが、
一番好きなのは、やっぱりあのクリーム色×オレンジ色のレトロな車体かな。
すれ違うのを見てるだけでも可愛い~。(^_^) -
特に一番気に入ってしまったのは、この車内の押ボタンですね。
このレトロ風味がたまりません!
音も独特ですごくかわいいんです。関東の路線バスではまず聴けない音色です。 -
21:10
長い一日を終えて、やっと
ホテルに戻ってきました。 -
13階の朝食レストランを、夜のあいだセルフラウンジにしているそうで、
ワンドリンクとおつまみを買うと利用できるそうです。
割引券をもらったので、ちょっと行ってみましたが -
だ~れもいなくて、閑散としていて、
ドリンクやおつまみも、あまりたいしたものではなかったので
残念・・と思い、
ここはやっぱり、明日の朝食に来ることにして、 -
今夜は、向かいのローソンで買ったおいしいワインで
大街道の「低層階夜景」を眺めつつ、部屋飲みしました。(^_^) -
23:40
長い長い一日でした。
明日は、松山城を見てから、午後の飛行機で帰ります。
何時に起きようかな、と、ベッドに入ってタイマーをセットしようと携帯を手にしたら、その瞬間に携帯を握りしめたまま眠っていたようです。(^_^;
⇒ Vol.5に続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 暴れナメクジさん 2017/02/14 00:23:22
- ふむふむ
- おみヴぉ333さま、こんばんは。
道後温泉の内部ってこんな感じだったのですね。
自分は道後温泉から徒歩10分ちょっとの場所に5年強
住んでいながら結局一度も入りませんでした。
(熱いお風呂苦手な子だったので)
路面電車は自分が住んでいた当時はレトロ車体しか
なかったので、すごくバリエーションが増えている
ことに驚きました。
でも坊っちゃん列車は(ちょっと観光地的色気を
出してきたな)と思いました(笑)
そう、鯛めしは2種類あるんですよ。
炊き込みご飯の方は隣の家に住んでいた友達と今治の
大島に釣りに行った時に友達の親が毎回テイクアウト
のを買って来てくれたのを食べ、生魚の方は家族で
宇和島旅行した際に母が頼んだのを少しもらった程度
ですが、子供心にもどちらも美味しかった記憶があり
ます。
そしてなぜか近年無性に鯛めしが食べたくなり、実家
帰省ついでにピーチに乗って日帰りで松山に行こうかと
しょっちゅう目論んでいるほどです。
ただ味覚の記憶も割と美化されるもので、久しぶりに
食べたら(こんなんだっけ?)って思ってしまうかも
しれません。
現に昨日、昔よく好んで食べたボンタンアメを久しぶりに
買って食べたら(こんなもんだっけ?)って思ったので。
暴れナメクジ
- おみヴぉ333さん からの返信 2017/02/14 22:31:09
- RE: ふむふむ
- 暴れナメクジさん
こんばんは〜
道後温泉のそんな至近距離で青春時代を過ごされてたのですね!
私は昔を知らないので、逆になんとも言えないのですが、
変わった部分も変わらない部分も沢山あるでしょうね〜。
でもあのこじんまりとした上品レトロな街の佇まいはなんとも好きで、大街道のような繁華街でさえ、うるさすぎることもなく、私の中では「リタイアしたら住みたい街」候補の上位に今回ランクインしましたよ♪
2種類の鯛めし!私も次は両方食べてみたいです。
三津浜港の「鯛や」というお店が有名なようですね。
帰ってきてから知ってしまったので、次回必ず行ってみたいです。
ボンタンアメは、味が落ちましたよね。
記憶の中で美化というより、当時の味は確かにその味だったんだと思います。
ただ、どうしても長年のうちに製法や原材料が少しずつ変化するのが避けられないのと、我々の舌もまた長年の間に変化してますから、若き日のようなピュアな味覚で捉えられないというだけかもしれませんね。
ちなみにボンタンアメのオブラートは、改良されて昔より口どけが良くなっているそうです。(^_^)
おみヴぉ333
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旅行記グループ 猫と温泉(2泊3日)
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