2016/10/28 - 2016/10/29
477位(同エリア856件中)
ニッキーさん
ツアー1日目の最後は岩手県から秋田県へ移動。
角館(かくのだて)へ行きました。
東京を出発した時は36名のツアーでしたが、平泉で具合が悪くなられた男性があり、添乗員さんが救急車を呼んでご夫婦で離脱されたので、ここからは34人になりました。
奥さまが色鮮やかなオレンジ色のスカーフをしていらっしゃり、目立ったので、グループ行動をする時、付いて行く目標にさせていただいていたご夫妻でした。せっかくご夫婦で旅行に来られたというのに具合が悪くなられて離脱とはお気の毒ですし、心配です。どうぞ良くなられますように。
さて、角館。
今回のツアーは紅葉を見る旅でもあったのですが、角館では木々の葉は落ちてしまい、すでに晩秋の雰囲気を漂わせていました。紅葉を見るにはちょっと遅かったようでした。
角館はかつて佐竹北家の城下町だった(お城は一国一城令により取り壊された)ことから武家屋敷が多く残っており、しかも街並みごとすばらしく良い状態で保存されています。
紅葉には遅過ぎましたが、この清潔で端正な街にとても惹かれました。
ここは時期を変えて、桜の季節にぜひ再訪したい街です。
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今回の旅行で訪れた場所
(★印が本旅行記で取り上げた所)
一日目 岩手県 毛越寺(もうつうじ)と中尊寺
★秋田県 角館(かくのだて)
岩手県 雫石高倉温泉の雫石プリンスホテル泊
二日目 青森県 奥入瀬渓流
十和田湖
- 旅行の満足度
- 4.0
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平泉を出て、途中休憩しながらバスで2時間、角館に着きました。
まずは「生もろこし」のお店「くら吉」で試食をさせてもらいます。
「もろこし」というからトウモロコシでできたポップコーンやポン菓子のようなものを想像していたら、まったく違っていて、小豆のお菓子でした。上品な味。
試食の後は自由行動です。
角館では川の堤に2キロメートルにわたってソメイヨシノが植えられており、桜の季節には見事な眺めになるそうです。
今は季節が違うので、川の方は見学せず、武家屋敷通りへ向かいます。 -
武家屋敷通りは、写真を見て私が想像していた以上に幅広の大通りでした。
藩政時代から地割りも道路の幅も変わっていないと聞いて、とても驚きました。
城下町を造るにあたって、設計がしっかりなされていたのですね。
通りに沿って黒い板塀が続き、屋敷の前には水路が造られています。
きりっと引き締まった端正な街並みです。
板塀の内側に並ぶ木はシダレザクラのようです。
すでに葉を落としていますが、桜の季節の美しさは如何ばかりでしょう。 -
桜の木はすでに落葉していますが、所どころに黄色や赤の紅葉も見られます。
そんな所を狙って写真を撮りました。 -
ほら、きれいです。
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せっかく角館に来たのだから、街並み散策だけでなく、ぜひ武家屋敷を見学してみたいと思っていました。
1軒目、まずこちらの青柳家に入りました。
青柳家の薬医門。
上級武士にしか許されない格調高い造りの門です。
1860年、藩への功績が認められ、青柳家に特別に建築が許されたということです。青柳家 美術館・博物館
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入場券を買って、母屋から見学します。
母屋は200年前に建てられたそうで、重要文化財に指定されています。
脇玄関(通用口)から入ります。
客用の正玄関は別にありました。 -
脇玄関の土間。
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土間は奥へも続きます。
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土間に面して「台所」「みずや」など生活に密着した部屋が続きます。
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展示も見て回りました。
刺繍が美しい着物は裾に綿が入っています。
つまり、ただの振袖ではなく、裾引かせて着る打掛なのでしょう。 -
2階に上がります。
ここにも青柳家に代々伝わる道具類が展示されています。 -
木彫りの雛飾りと人形。
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三十六歌仙の肖像を描いた九谷焼の湯飲み茶わんセット(左)と菊の絵の金色のセット(右)。
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「持ち上げてみよう」コーナーです。
青柳家に伝わる刀。
持ってみると、重いものです。 -
順路に従って庭に出ました。
四季の移ろいを見せてくれる、整い過ぎない庭。
こんなお庭が大好きです。
敷地は3000坪もあるそうで、敷地内には家屋の他に資料館や食事処、土産店、アンティークミュージアム&ティールームなどの施設があります。 -
青柳家の庭に建っていた「秋田郷土館」の内部。
農家を移築し、昔の農村の暮らしぶりを伝えています。 -
とてもいい雰囲気です。
展示物を一点一点見て回れば面白いでしょうし、縁側に座って庭を眺めれば、ほっこりできそう。 -
この青柳家では「隠し剣 鬼の爪」のロケが行われたそうですよ。
「隠し剣 鬼の爪」は映画館へ見に行きました。
好きな作品なので、ロケ地にも興味津々で「がんす」。 -
どこでどのシーンを撮ったのでしょう?
ひょっとしてここかな?と思う場所もあるけれど、間違っているといけないので、敢えて書かないことにします。 -
この土蔵はアンティークミュージアム&ティールームになっています。
入ってみたい気もしましたが、私たちはこの後もう一軒、「石黒家」も見学したいのでゆっくりしている時間はなく、入りませんでした。 -
庭を一周して母屋へ戻って来ました。
暖かな灯りが漏れる部屋はお座敷です。
板廊下と土間により二重に囲われたお座敷は雪国の武家屋敷らしい格調高さです。 -
お座敷の内部です。
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青柳家の庭から板塀越しに大通りを見ると、日に透けた紅葉が色鮮やかに浮かび上がって見えました。
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2軒目は少し北にある「石黒家」を見に行きました。
石黒家 名所・史跡
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現存する角館の武家屋敷の中では一番格式の高い家柄の屋敷だそうです。
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石黒家ではお座敷に上がらせてもらえました。
立派なお座敷です。 -
お座敷からは広縁越しに庭が見えました。
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石黒家のご子孫が今も暮らしていらっしゃるようで、おうちの方でしょうかスタッフでしょうか、きれいな女性が5分程度で説明をしてくださいました。
欄間を見てください。
欄間に光が当たることで、壁に欄間の絵が映る工夫がされているそうです。 -
こちらは居間でしょう。
奥に囲炉裏があります。 -
家の中から土蔵へ直接入れるようになっていました。
内蔵(うちぐら)と言うようです。
雪の深い地域はこういう造りが便利ですね。
土蔵の扉が黒く、上に雲の絵が描かれています。
こういう土蔵、吉永小百合さんのJR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで最近見ます。 -
床下の野菜貯蔵庫。
寒い冬にも野菜が凍らないように保存するための設備です。 -
午後4時半、石黒家の見学を終えて外へ出ると、すでに薄暗くなって来ていました。
この頃から雨もぽつぽつ降り始めました。 -
集合までまだほんのちょっと時間があるので、最後に中級武士の屋敷だったという「岩橋家」をのぞきました。
ここでは「たそがれ清兵衛」のロケが行われたそうです。
宮沢りえさんの実家の設定だったとか。
「たそがれ清兵衛」も好きな作品でがんす。岩橋家 名所・史跡
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座敷へは上がれず外からのぞき込むだけですが、ここは見学無料です。
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質素な暮らしぶりがわかるような佇まいです。
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最後に樹齢300年の「岩橋家のカシワの木」を見てバスに戻りました。
私たちが見たのは角館のほんの一部に過ぎません。
もう一ヶ所、武家屋敷通りと名のつく場所がありますし、春には川のほとりも桜でいっぱいになるでしょう。
訪れる前、角館にはあまり関心がないなーと思っていた自分が恥ずかしいです。
角館は想像以上にすばらしい所でした。
またいつの日か、角館→田沢湖→乳頭温泉郷といった旅程で訪れたいなと思いました。
これをもって1日目の観光は終わりです。
再び岩手県へ戻り、雫石高倉温泉の雫石プリンスホテルに宿泊します。
その様子は次の旅行記で。
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