2016/10/28 - 2016/10/29
551位(同エリア1175件中)
ニッキーさん
2日目は奥入瀬渓流と十和田湖を観光します。
出発前に東北地方の紅葉情報を見ていて、奥入瀬渓流の紅葉はもう終わってしまっているのではないかと心配していたのですが、何とか間に合ったようです。
ところが、奥入瀬へ着く前にカメラのメモリーカードがいっぱいになってしまうという失敗をやらかしました。
要らない写真を大慌てで消去しながら何とか空きスペースを作って写真を撮りましたが、その後今度は、露出補正をするつもりで別のダイヤルを回してしまうという連続失敗をしてしまい、奥入瀬渓流の後半はスローシャッターのブレ写真ばかりになってしまいました。
本旅行記では一部夫が撮った写真を借りて何とかしのいでいます。
予定外のできごともありました。
波が高いということで、十和田湖遊覧船の運航が中止になってしまったのです。
残念ですが、その分、奥入瀬渓流での散策時間を余分に取ってもらえ、十和田湖畔でもゆっくりすることができました。
2日間でばたばたっと駆け抜けた東北地方の旅でしたが、終えてみると、秋色の東北地方の印象が強く残る旅となりました。
ひとあし早い紅葉を見る東北への旅、目的達成です。
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今回の旅行で訪れた場所
(★印が本旅行記で取り上げた所)
一日目 岩手県 毛越寺(もうつうじ)と中尊寺
秋田県 角館(かくのだて)
岩手県 雫石高倉温泉の滴石プリンスホテル泊
二日目 ★青森県 奥入瀬渓流
★ 十和田湖
- 旅行の満足度
- 5.0
-
十和田湖に近づくと、バスの窓からも渓流や滝が見えるようになりました。
これは奥入瀬渓流ではありませんが、きれいだわーとバスの窓から写真を撮っていたら、カメラの液晶画面に「メモリーカードがいっぱいです」の文字が。
ウッソォ~!
持って来たコンパクトデジカメには8GBのメモリーカードを入れて来たというのに、2日目で一杯になるはずがないじゃん、と思いながら確認して、愕然としました。
昨日最初に訪れた平泉で、紅葉をきれいに撮ろうとRAWとJPEGの両方で撮る設定にしたまま戻すのを忘れ、車窓からのブレ写真もホテルの備品写真も、とにかく一日中RAW+JPEGで撮っていたのです。
JPEG写真のサイズはたいしたことありませんが、RAWは一枚で20MB前後も占めていました。
メモリーカードが一杯になるのも当然です。
やっちゃった~。
とにかく、旅行一番の紅葉の見どころの奥入瀬渓流で写真が撮れないのは困ります。
ここから、私はほとんど窓の景色を眺める余裕もなく、RAW写真を片っ端から削除する作業に没頭しました。 -
十和田湖がきれいに見える場所に差しかかりました。
バスの中からとりあえず1枚写真を撮りましたが、ガイドさんの話を聞く余裕もなく、私はひたすらRAW写真の削除をやってました(笑)。 -
バスは奥入瀬渓流に沿った道路に入って来ました。
車窓からいくつもの滝が見え、一つ一つガイドさんが説明してくれましたが、私はやっぱり下を向いて、しこしこRAW写真の削除をやっていたので、車窓からはこれ一枚しか撮れませんでした。
これは「雲井の滝」です。
階段を登って滝のすぐそばまで行けるようで、大勢の人が滝の側を歩いていました。 -
「石ヶ戸(いしけど)」の駐車場でバスを降り、ここで20分間の自由散策です。
団体旅行では観光時間が少ないのは常ですが、この辺り一番の観光地、奥入瀬渓流で20分の散策ってあまりにも少な過ぎませんか?
メモリーカードに空きスペースを確保したので、とにかくバスを降ります。
「石ヶ戸」とは岩屋のこと。
大きな岩がカツラの巨木に寄りかかって、まるで岩屋のように見えることから名前がついたそうです。奥入瀬渓流 自然・景勝地
-
「皆さん、渓流と渓谷の違いはわかりますか?奥入瀬渓流は渓谷ではないので、流れのすぐそばを歩けるんですよ」とガイドさんが強調していました。
本当です。
奥入瀬渓流は十和田湖を水源とし14キロメートルに渡って林の中を続く流れです。
流れに沿って小道があるので、四季折々の自然を楽しみながら渓流のすぐそばを歩くことができるのです。
気持ちいい~。 -
石ヶ戸の辺りは穏やかな流れです。
-
紅葉はピークは過ぎているようですが、十分美しい。
私たちは上流へ向かって歩くことにしました。
20分で往復するには、いったいどこまで歩けるでしょう? -
少し上流へ歩くと、流れが急になり、紅葉もますます美しくなって来ました。
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岩にぶつかりながら荒々しい水しぶきを上げる流れ。
水音もいっそう大きくなります。 -
紅葉のピークは過ぎているかもしれないけれど、晩秋の枯れた感じがして、これはこれでいいものです。
青々した新緑の季節もいいでしょうが、紅葉の季節もお勧めですよ~。 -
イチオシ
歩くにつれて、どんどん新しい眺めが見えて来て興奮します。
-
イチオシ
川幅が広くなっている所では流れが穏やかになります。
川の中に顔を出した岩にも木が生えています。 -
イチオシ
この眺め、すばらしい。
-
そろそろ引き返した方がいいのかもしれませんが、他のメンバーがまだ近くにいることを確認して、もう少しだけ、もう少しだけ、とさらに先へ進みました。
-
イチオシ
この辺りで限界です。
そろそろ、引き返さなければ。
いやー、素晴らしい眺めでした。 -
集合場所の「石ヶ戸」へ戻って来ました。
「石ヶ戸休憩所」には売店やトイレ、駐車場があり、散策の拠点になっています。
レンタサイクルで回っている人もいました。
バスへ戻ったところで添乗員さんから衝撃の発表がありました。
「今日は十和田湖の波が高く、十和田湖遊覧船が全便欠航になっているそうです」
ええーっ!?
添乗員さんはさらに続けます。
「その分時間ができたので、もう少し上流へ移動して、皆さんには奥入瀬渓流をさらに散策していただきます」
十和田湖遊覧がキャンセルになったのは残念ですが、その分奥入瀬渓流を散策できるなら、私はそちらの方が歓迎です。
というか、もし遊覧船がキャンセルにならなければ奥入瀬渓流の観光はあの20分で終わりだったのでしょうか?
添乗員さんも忙しそうなので確かめることはしませんでしたが、もしそうだったとすると恐ろしい。少な過ぎです。 -
ここから上流の「雲井の滝」まで無料シャトルバスも出ているのですね。
私たちはツアーバスでさらに上流の「白糸の滝」まで移動しました。
ところで、ここで大失敗。
写真の露出を少し変えようと、カメラのダイヤルを動かしたのですが、ダイヤルは2段になっており、間違えて露出調整ダイヤルではなく一段上のモードダイヤルを動かしてしまったらしいのです。
結果、これまで絞り優先モードで撮っていたのに、気づかずシャッタースピード優先モードになってしまっていました。
しかも、たまたまシャッタースピードが5分の1秒という遅い設定になっており、これ以降の写真は気づくまですべて、スローシャッターのぶれ写真になってしまいました。 -
私が撮った写真はぶれぶれで見られたものではなかったので、ここから後、奥入瀬渓流の写真は夫が撮った写真を借ります。
自分が撮った写真じゃないのに何ですが、見た景色を記録に残したいので、夫のOKをもらって載せることにしました。
これは「白糸の滝」。
ここから上流の「銚子大滝」まで歩きます。
はぐれないよう、ガイドさんが先頭を歩き、添乗員さんが最後尾を歩きました。 -
細い布を垂らしたような「不老の滝」。
紅葉したカエデに彩られて、細い滝が映えます。 -
奥入瀬渓流はブナの木が多いそうです。
そう言えば、ここの紅葉は黄色が中心ですね。 -
川と反対側、道路の向こう側にも滝がありました。
これはたぶん「姉妹の滝」だと思います。 -
夫のカメラに映った私の後ろ姿(青いデイパック姿)。
ダウンジャケットに裏起毛のあったかパンツ。
これぐらいの服装でちょうど良かったです。
デイパックの両サイドのポケットにはペットボトルのお茶と、結局使いませんでしたが、折り畳み傘。
靴はヒールの無い靴であれば、特にトレッキングシューズでなくても大丈夫です。 -
この写真だけは私が撮ったものです。
5分の1秒のスローシャッターにも関わらず、奇跡的にまともに撮れていた一枚です。 -
また夫写真。
車道が渓流のすぐそばを通る所もありました。 -
「九段の滝」
岩肌が段々になっています。 -
「銚子大滝」。
「銚子大滝」は奥入瀬川の本流にかかる滝で、幅20メートル、高さ7メートルもあるそうです。
音も水しぶきも大迫力。
この滝の写真を撮っていて、何枚取っても滝が白飛びしてしまうことに気づきました。
調べると、シャッタースピードがやけに遅い。
シャッタースピード優先モードになっていたのです。
しまった~!
慌てて絞り優先モードに戻しました。 -
奥入瀬渓流は十和田湖の取水口に水門があり水量を調節しているので、いつでも美しい流れを見ることができるのだそうです。
ここから自分のカメラで撮った写真に戻ります。
銚子大滝を最後に散策を終え、先回りして待っていたバスに乗りました。
結局、奥入瀬渓流では合計1時間ほどの散策ができ、目に染み入るような晩秋の紅葉を楽しむことができました。
マイナスイオンもたっぷり浴びました。
これなら満足です。 -
バスで十和田湖畔へ移動して、休屋(やすみや)にあるレストラン「たかさご屋」で昼食です。
これは「稲庭うどん定食」。
つるつるの稲庭うどんのあったかいお鍋とニジマスの甘露煮などがついています。
ツアーには本来昼食は付いておらず、これはオプションだったのですが、結局全員申し込んでいたと思います。 -
十和田湖遊覧が中止になったので、ぽっかり時間が空き、昼食後、自由時間になりました。
私たちは十和田湖畔を散歩して「乙女の像」を見に行くことにしました。
多少風はありますが、遊覧船が全便欠航するほどの波には見えません。
まあ、専門家が判断するのですから、そうなのでしょう。
気温は2度。
この頃から小雪がちらつき始めました。
とても寒いです。
風邪が治ったばかりの身にはこたえます。
マフラー、手袋も持って来て良かったです。 -
高村光太郎が制作した「乙女の像」。
十和田湖のシンボルとして有名ですよね。
すごく寒かったので、他のメンバーは土産店で買い物をしたり、カフェでお茶を飲んだりして過ごした人が多かったようです。
寒い中、何人かは「乙女の像」を見に来ていましたが、他には見るべき物がないと思ったのか、そのまま引き返して行かれました。乙女の像 名所・史跡
-
私たちは事前に下調べをしてあったので、自由時間がもらえた場合は近くの「十和田神社」へ行ってみたいと思っていました。
この寒さの中、十和田神社まで足を伸ばしたのは私たちだけだったと思います。
十和田神社へ続く道。
ここも紅葉がきれいです~。 -
十和田神社は恐山と並ぶ霊場として篤い信仰を集めて来たという神社です。
杉林の中、鳥居と石の階段がありました。
神聖な雰囲気に満ちた参道です。十和田神社 寺・神社・教会
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杉林の中の階段を上ると、豪華ではありませんが立派なお社が見えて来ました。
枯れた中にも信仰の聖地らしい雰囲気に満ちた建物です。
一人旅の外国人男性が、地面に寝そべるようにして写真を撮っていました。
畏敬の念を感じさせるような神々しさ。
そうまでしてこのお社をカメラに収めたい気持ち、わかるような気がしました。 -
お参りした後、横手へ回ってみると、ジグザグに上へ続く木の階段がありました。
杉木立の間に手すりのついた階段があるのがわかりますか?
以前は、この階段を登り山頂へ出たところで、今度は鉄のはしごを十和田湖の湖面まで下りて、吉凶を占う「占場(うらないば)」へ行くことができたそうです。
危険なため、現在は鉄ばしごを下りることはできなくなっているようです。
ただ、山頂までは上がれるので、夫が階段を登ってみようと言いましたが、ふと見ると、階段の入口近くに「最近クマが目撃されました」と書かれているではありませんか。
登るのはやっぱりやめておきました。(^_^;)
このところクマの被害が多いですからね。 -
また十和田湖の方へ戻ります。
寒いせいか、観光客も少ないです。 -
ほら、船が欠航するほど波が高いようには見えませんよね~。
-
ここから見えているのは十和田湖のほんの一部です。
右手の半島の向こうに、さらに何倍もの面積で広がっているんですよ。
十和田湖は面積では全国第12位の大きさですが、最大水深は深く、田沢湖、支笏湖に次いで日本で3番目です。
東京タワーがほぼ逆さに入りますってガイドさんが言うように、最深部は深さ330m近くあるようですよ。
湖面だけ見ていると、とてもそんな風には思えません。 -
あ~、寒かった~。
すっかり体が冷えたので、街へ戻り、おぜんざいを食べて温まりました。
箸休めのお漬物はこの辺りの名産で、「いぶりがっこ」と言います。
囲炉裏の火で燻製にしたたくわんです。
ガイドさんの話では、作るのにとても手がかかるそうです。
少量だから味わって食べました。
ぜんざいともよく合って美味しかったです。 -
これですべての観光を終え、バスに集合しました。
駐車場から見える紅葉のグラデーションがきれいです。
出発前はまだ紅葉には早いのではないか、あるいはもう終わっているのではないかと危惧していましたが、2日間でたっぷり紅葉を楽しむことができました。 -
帰り道、ツアーバスは発荷峠(はっかとうげ)の展望台に寄りました。
満々と水をたたえる十和田湖を見下ろす眺めが美しい。
こちらが秋田県側で、向こうが青森県側です。
ちなみに奥入瀬渓流は青森県側にあります。発荷峠展望台 名所・史跡
-
ここからは帰り道の様子です。
高速道路のトイレ休憩で立ち寄った「岩手山サービスエリア」から見えた岩手山。
今朝まで雪が積もっていなかったのに、なんと片面だけ冠雪していました。
寒かった訳です。
東北地方はほどなく秋が終わり、これから冬を迎えるのですね。 -
バスで新幹線の一ノ関駅まで送ってもらいました。
楽しい話をいっぱい聞かせてくれたガイドさんともお別れです。
本当に話が上手でした。
特に、東北弁がフランス語に似ているというくだりを実演してくれた時は爆笑でした。
忘れてしまいましたが、「せばだば ・・・ あびょーん」とか、そんな感じでした。
一ノ関駅にはすべての列車が止まる訳ではありません。
よく外国人が猛スピードでホームを通過する新幹線を見て大興奮している動画をYou Tubeで見ますが、ここは私も通過列車の動画を撮る絶好のチャンスだと思って、撮りましたよ~。
新幹線はかなりスピードを緩めているようでしたけど、面白い動画が撮れました。
動画を撮っていたので、その写真はありませんけどね。 -
私たちが乗るのはこちら。
一ノ関19時21分発のやまびこ56号です。 -
東京へ着くのは22時になるので、駅弁を買っておきました。
これは「三陸 海の子弁当」。
考えたら、三陸方面へは行かなかったんですけどね。
ま、お弁当だけ味わったということで。
新幹線は快適ですね。
東京へ着いたらダウンジャケットは暑すぎるので、薄いコートに着替えました。
東京から電車を乗り継いで、家へ帰り着いたのは23時半でした。
前日の午前4時に起きてから、長い長い2日間でした。 -
お土産はこれ。
「パティシエのりんごスティック」。
スティック状のリンゴパイなんですけど、一本一本が結構大きくて食べ応えがあり、なかなか良かったです。
初めての岩手県、秋田県、青森県への旅。
訪れたのは写真でも知っている有名な場所ばかりですが、実際に行ってみると期待以上でした。
やっぱり旅行っていいなー。
旅から帰ってみると、関東地方の木々はまだ青々としていました。
この後、ひと月遅れでもう一度関東地方の紅葉を楽しみました。
(「ひとあし早い紅葉を見に東北へ」 終わり)
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