2016/11/24 - 2016/11/26
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Dwind_999さん
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1週間のシェムリアップ滞在も後半に入り、もう一度自転車で近くの遺跡を回ってみました。
しかしこの時すでに、溶樹のスポアンが伽藍を侵食するがごとく、クメールの赤い土ぼこりがデリケート(単に脆弱なだけ)な私の気管支を徐々に蝕み始めていました。
そんなことになっているとはつゆ知らず、日中の暑さをうらめしく思いながらも老体にムチ打ってペダルを漕ぎ、アンコールの町を駆け回る能天気なオヤジでした。
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11月24日(木)。
4泊したホテルを昼前にチェックアウトして、約3km歩いて[The City Premium Guesthouse]へ移りました。 -
シェムリアップ後半の3泊する狭い部屋は前のホテルとの落差が大きいが、エアコンもあるので寝るだけならさほど問題ない。
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まずはゲストハウスで生ビール。
1杯0.5ドルで飲めるというのがこの宿を選択した理由でもあります。 -
スケッチトラベル(クロマーツアーズ)で予約していたドンデット行きのバスチケットを受け取りに、オールドマーケットにあるクロマーツアーズに行きました。
間口の狭い店舗に二人の若い女性スタッフがいて、どこかに電話したりしてあんがい手際が悪く手書きのチケットを受け取るまでに15分ほどかかりました。
でも、問い合わせの返事メールは丁重で好感が持てました。日帰りツアー (クロマー ツアーズ オールドマーケット店) 体験・アクティビティ
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夕方になって、VELTRAで予約していた「伝統舞踊アプサラダンスショー鑑賞+ビュッフェディナー($10)」に来ました。
18時過ぎに入って、団体客でごった返す中ビュッフェディナーをいただき、19時半頃から1時間弱のアプサラダンスショーを鑑賞。
12年前のツアーの時にも見たアプサラダンスですが、決められた座る席が舞台から遠かったのが残念。クーレン2 地元の料理
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11月25日(金)、ゲストハウスのレンタル自転車(1日$2)でもう一度アンコール遺跡巡りに出かけました。
アンコール・ワットの少し手前のチェックポイントでアンコールパスの検札を受けます。 -
アンコール・ワットの西参道入口前で見つけた「竹筒ごはん」。
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大きいのと小さいのがあるというので$1の大きい方を買い、食べ方がわからなかったのでおばちゃんに竹を渡すと、バナナの皮をむくようにパリッパリッと竹の上部を割り裂きました。
竹の内皮が薄紙のようにくっついているけどそのまま食べた赤飯のような竹筒ごはん、ココナッツミルク風味で美味しかったです。 -
連日多くの観光客が押し寄せるアンコール・ワット、今日も朝から賑わっているようです。
帰りに寄ってみよう。 -
プノン・バケンの登り口に来ました。
アンコール遺跡の所々で目にしますが、遺跡入口にさしかかると障害を持った人たちの演奏が始まります。
わずかばかりの紙幣を入れました。 -
樹木にに覆われた細い山道を10分ほど歩き、標高67mの丘に建造されたヒンドゥー教のプノン・バケン寺院前に来ました。
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修復工事がなされていて、機械の音やノミで石を打つ音が静かな小山に響き渡ります。
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10世紀初頭に創建された5層の基壇の最上壇に5つの祠堂をもつピラミッド型寺院で、主祠堂はアンコール遺跡のなかでは最も高い位置に建つそうです。
プノン バケン 山・渓谷
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夕陽鑑賞の名所でもあるプノン・バケンは入場制限があるらしいけど、昼間は誰もいなくて修復工事の音がやむとまことに静かなもの。
観光客も2、3人目にしただけ。
12年前のツアーの時にアンコール・ワットのサンライズとプノン・バケンからのサンセット鑑賞をしたので、今回はなんだか面倒になって、朝日も夕日も勝手に昇ったり沈んだりしてくれってなことになりました。 -
1860年にフランスの博物学者アンリ・ムオーによって再発見され広く世界に紹介された、樹海に埋もれた巨大遺跡アンコール・ワットの尖塔が遠くに見えます。
コンパクトデジカメのズームで写しました。
<昼のプノン・バケン>
https://www.youtube.com/watch?v=uPowNqy__Xk -
プノン・バケンの丘を下ってくると、登り口にいた楽士のおじさんたちがちょうどお昼ご飯をとっていて、食べていかないかと手招きするので、ご飯と焼き魚とインゲン豆の煮物のようなものを破れかけた板張りの台の上に座っていただきました。
ごちそうさま。 -
プノン・バケンのすぐ北側、アンコール・トムの南大門手前にあるバクセイ・チャムクロン。
ラテライトの基壇を重ねてその上にレンガ造りの祠堂を据えた、10世紀初頭に建てられた高さ27mのヒンドゥー教寺院。バクセイ チャムクロン 史跡・遺跡
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訪れる人も少ないひっそりとした寺院ですが、ここもかなり急傾斜の石段で下りるときのスリルを味わえます。
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バクセイ・チャムクロンを出てすぐの南大門へと続く環濠の橋を渡っていきます。
橋の左側欄干は神々の像、右側欄干は阿修羅の像がそれぞれに蛇神ナーガを抱きかかえて引き合っています。
新しい像はレプリカだそうです。 -
高さ23mの南大門をくぐっていく。
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バイヨン寺院そばの店でビールタイム。
店の手伝いをする女の子が私の自転車に座ってペダルを漕いだりして元気いっぱい。
この子が行商のおばさんからリュウガン(ロンガン)買っていたので私も$1分購入。
ブドウに似た果肉で少し甘みもあって美味しかった。 -
13時過ぎ、バイヨンの北西に位置するバプーオンに来ました。
11世紀中頃に建立された3層からなるヒンドゥー教のピラミッド型寺院でなかなか壮大な寺院遺跡。バプーオン 史跡・遺跡
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東塔門から高さ2mの円柱に支えられた空中参道が約200m続く。
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空中参道を歩いてバプーオンの境内へ入っていきます。
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二層目の回廊壁面を飾るレリーフ。
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第三層の上から展望する空中参道のある東側。
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バプーオンの写真。
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15世紀に仏教寺院となったバプーオン、寺院裏側の壁面はちょっと見ではわからないが、長さ70mの寝釈迦像を表しているそうです。
それにしてもこのブロック石の積み上げ模様は壮観だけど、いつ崩れてもおかしくないような気がしてしまう。 -
バプーオンの北側、王宮城壁の中にある「天空の宮殿」の意味合いを持つ「ピミアナカス」。
11世紀初頭に創建されたピラミッド式のヒンドゥー教寺院で、草や苔に覆われたその朽ち果て方がまたそれなりにいい味わいを出しています。ピミアナカス 史跡・遺跡
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ピミアナカスから象のテラスの所に出てきました。
象のテラス 史跡・遺跡
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象のテラスの中ほどにある王のテラスから勝利の門がある方向を望む。
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王のテラスを降りて振り返り、シンハ像とナーガ像を仰ぎ見る。
14時頃になると暑さに参って思考も停止気味、もういいやということでこの辺りの遺跡見学をうっちゃり、象のお鼻もライ王のテラスもつい見逃してしまい、アンコール・ワットの方へ戻っていきました。 -
アンコール・ワットへ戻る途中、バイヨン寺院前の露店に立ち寄り椰子の実ジュースで喉を潤す。
一つ1ドル。 -
14時半、アンコール・ワットの西参道手前の堀のところに来ました。
環濠沿いの芝生ではピクニックを楽しむ人たちの姿が。 -
そしてまたやってきたアンコール・ワット。
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ただ見て回るだけでも汗だくでへろへろになるのに、建設機械もない12世紀前半に30年を超える年月を費やして建造されたアンコール・ワット。
王様の一声で始められたであろう驚異の寺院建造、しかしそれに直接携わる民の労働の過酷さは想像を絶するものだったんだろうなと往時に思いを馳せつつ、一方で吹き出る汗をぬぐいながら、この辺りに冷たいビールを置いた茶店でもあれば最高なんだけどなぁと、いやしく舌なめずりしながら石畳の西参道を歩いていくオヤジでした。 -
西参道左手(北側)の聖池から見た、アンコールワットの尖塔を望む定番のアングル。
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十字テラスから第一回廊の西塔門へ入っていきます。
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第二回廊外壁のデヴァター像。
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傾斜角度が70度もあるという第三回廊への石段を上がる人たち。
くたびれて行列に並ぶ気がせず、今回も上がるのは断念。アンコールワット 史跡・遺跡
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中央祠堂のレリーフ。
シェムリアップでは、アンコールワット(65m)より高い建物は建ててはいけないことになっているそうです。 -
祠堂外壁の見事なレリーフ。
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境内から十字テラスに出てきて振り返ったところ。
オレンジ色の袈裟をまとった仏教僧も多く訪れています。 -
西参道を戻る途中で振り返ったところ。
またいつか来る日まで、アンコール・ワットの見納めです。 -
アンコール・ワットを出て林の中の道を戻っていく。
所どころで果物などを売る露店が道路脇で商いをしています。 -
蓮の実を並べている露店も多い。
お供えにでもするのかと思っていたら、実を取り出して生で食べることもできるらしい。 -
:町中に戻る途中、煙を上げながら肉を焼いている食堂を見かけて、つい吸い寄せられてしまいました。
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自転車を表に停めて、「Lilypop」という小さなレストランでクメールカレーとコーク。
人気のレストランのようですが、期待したほどの味ではなかったです。 -
11月26日(土)、ゲストハウスで知り合った中年二人組の男性と一緒にベンメリアに行きました。
ゲストハウスのトゥクトゥクで料金は$35(二人の場合は$30)。
途中の道路沿いには竹筒ごはんを焼いて売る露店が何軒もありました。 -
宿を9時スタートして10時45分、アンコール・ワットから東へ直線距離で約50kmに位置するベン・メリアに到着。
近くの窓口で$5の入場券を買う。 -
ナーガの欄干がある南の入口からベンメリア遺跡への参道を歩いて行く。
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南の参道を歩いてまず最初に目にする崩壊遺跡がこのテラスと南門。
ベンメリア 森林・ジャングル
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遺跡上に組まれた木の歩道を進んでいきます。
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ブロック石がごろごろと放置されたままの、密林に埋もれた廃墟と化した遺跡。
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決められたコースの木の歩道を歩くという限定された遺跡見学ですが、位置関係が今ひとつつかめない。
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ここでも中国人のグループが幅を利かせています。
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ベン・メリアの写真。
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ベン・メリアの写真。
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保存状態がいい、東門テラス欄干の5つ頭のナーガ。
このあと約1時間半のベンメリア遺跡見学を終えて、南入り口前の道路沿いのレストランで昼食をとりました。
$6.5の高めのフライドライスと$2の缶ビール。 -
15時前にゲストハウスに戻ってまずは生ビール。
そのあとシャワーを浴び、日が暮れて、ベン・メリアからの流れで中年二人組と一緒にパブ・ストリートにある「Temple Club」2階で夕食をとりました。テンプル クラブ 地元の料理
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$5.25のLoc Lac(ロックラック)を美味しくいただきました。
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食事のあと、19時半からのアプサラダンスショーを楽しみました。
何人か出てきてのアプサラダンスやちょっとしたコントがいくつか披露されますが、次のステージまでの間があき過ぎ。
まあしかし夕食がてらに無料で楽しめるのであまり文句は言えませんが。
旅行らしさを楽しめたのはこの日まで。
すでにこの日から少し頭が重く感じられ、咳と痰も出始めて何となく体もだるくなってきていました。
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