2013/01/23 - 2013/01/31
4331位(同エリア8626件中)
唐辛子婆さん
修復現場を案内してくださったCさんが連れて行ってくださった遺跡修復の職人さんたちの村、アンコール・クラウ村は「アンコール・トム」の北門から約1km。
「アンコール・クラウ」とは「アンコール(都)の外」という意味だそうです。
アンコール・トムが王都だった時代には,都の内側,王宮のすぐ近くに村を作り,生活していたそうです。
しかし,ある時村出身の女官が王の寵愛を失って、村全体が都の外側に移住しなければならなくなってしまったという伝承が残っているとか。
日本の修復チームの方々が、この村の子供たちの教育を支援しているのです。CさんはそのNPO、JST(アンコール遺跡の保全と周辺地域の持続的発展のための人材養成支援機構)の代表をしていらっしゃいます。
「アンコール地域に最も近い村であり,多くの村人が遺跡の保存修復や清掃活動に従事してる。JSA(日本政府アンコール遺跡救済チーム)でも棟梁・副棟梁をはじめ,およそ8割の作業員がこの村の出身。
遺跡の修復やお土産の販売が農家の家計の貴重な支えとなっている。
JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)では,この村から遺跡の修復や保全に関わる人材を育てたいと考えている。」(パンフより抜粋)
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今回のカンボジア旅行はお友達のアズさんのご紹介で思いがけなく有意義なものになりました。
プロの写真家Sさん
カンボジア訪暦58回の日本古来の石組み専門会社のYさん
遺跡修復職人の村の発展に尽力していらっしゃるCさん、
Cさんの奥様でカフェ・モイモイのオーナー&建築デザイナーのKさん
遺跡の修復と現場の人々への熱い思い
そして地道で継続的な素晴らしい活動を知ることができ
とても充実したものになりました。
詳しくはこちらをごらんください。
JASA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)
http://angkor-jsa.org/
JST(Joint support Team for Angkor Preservation and Community development アンコール遺跡の保全と周辺地域の持続的発展のための人材養成支援機構
http://www.jst-cambodia.net/index.php
カフェ・モイ・モイ
http://cafemoimoi.com/
アズさん、Sさん、Yさん、Cさん、Kさん、とっても楽しく、また勉強になりました!
オー・クン!(ありがとうございました!)
日本語ガイドのチョムランさんの連絡先はこちらです。とても優秀です。
855-12-614-168
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★Cambodia クメールの微笑みに会いたくて(1/33) サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10753822/
Cambodia クメールの微笑み (11/33) シェムリアップ ひとまとめ
https://4travel.jp/travelogue/10753817
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「村の子供たちの発育状態が悪いので
調べてみたらほかの地域より劣っていたんです。
最終学歴が小学校1年生という子も多いことにも気がつきました。」 -
お寺は立派ですけど
-
まわりはこんな農村風景で
-
村には子供たちが600人ぐらいいるそうです。
-
「学校を作る前に日本の修復チームみんなでインフラ整備をしました。
道路を作り橋をかけ・・・。」 -
赤土の道路を進みます。
-
まず到着したのは村の小さな公立学校
-
小さい子も大きい子も一緒に勉強しています。
-
先生も大変でしょうね。
学校は2部制で
午前中に通ってくる子と午後の子は違います。 -
そしてこちらがJSTが2006年に建てた学校です。
富山中部高校(JST顧問、中川早大教授の母校)の卒業生
によって設立された「アンコールやまなみファンド」より
支援を受けて誕生しました。 -
やまなみ塾
-
村では「やまなみフリースクール」と呼ばれています。
無料で英語や日本語を教えています。
子供にも大人にも教えている。 -
こんな田舎に英語学校ができたのははじめてみたいです。
リタイヤした日本人の人が理科や音楽など
手伝ってくれることもあるそうです。 -
ちょうどお昼休みなので
子供たちに会うことはできませんでした。 -
「栄養状態が悪いので
月2回雑炊を食べさせることにしました。」
このかまどで肉や野菜のたっぷり入った雑炊を作ります。 -
「村では野菜栽培もはじめ魚の養殖も計画中。
ただ食べさせてもらうだけでなく
家からお米や薪を持ってくるなど自立の精神も芽生えてきた。」
それって素晴らしいことですね! -
村出身の若い英語の先生2人には
子供たちがいない間の敷地内の管理もお願いしてるそうです。 -
帰りがけ
公立学校から戻る子供たちがチラホラ。
ランドセルしょってます。 -
「JSTでは
日本からの学生のスタディ・ツアーをしています。
利益の一部は職人さんたちの保険等に使われます。
この周辺の5つの村に中学校はありません。
6年生になると学校を辞めていく子が多い。
農作業が待っていますからね。
それで今年、中学を作ることになりました。」 -
「カンボジアは
ポル・ポトとか地雷とか危険なイメージでしたが
治安はすでに安定しています。
できるだけ多くの日本人に訪れていただきたいと思っています。
日本とカンボジアの架け橋として
これからもずっと活動していきたいと思っています。」
すばらしい活動に拍手です!! -
カンボジアに行くというとみんなが
「大丈夫なの?」と心配したのでビックリ。
のんびりした、いいところでしたよ。
またぜひ訪れたいと思います。
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