2016　ハバナ２＜クラシックカー・タクシー＞

2016/12/29 - 2017/01/03

ここでは、
タクシーを利用した経験と、
クラシックカーの写真を。

こういった旧車の写真や映像は、
ガイドブックやネットやＴＶでたくさん紹介されてるし、
私は詳しくないので車種の説明もできないから、
ただ写真をだーっと載せます。

乗り物以外の情報は、他のページで。

１．街歩き
http://4travel.jp/travelogue/11203250
２．クラシックカー・タクシー
３．レストラン・カフェ
http://4travel.jp/travelogue/11203641
４．旅のさまざまな情報
http://4travel.jp/travelogue/11203662

全４ページ完成しましたが、思いついたら加筆修正します。
これから旅行される方、ご質問があれば、どうぞお気軽に。

年末年始で観光客が多い、
でもまだアメリカ人は来ていない、
そんな時期の旅行の記録です。

ところどころ、スペイン語をカタカナで書いてますが、
私はスペイン語はちょっとしかできませんし、
スペインと南米での違いとかも、詳しくないです。
でも、ここに書いているのは、私が実際に話して通じた言葉ですから、
スペイン語ができない方も、この程度で大丈夫ですよ。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ココタクシーは、旅行中３回利用した。

１回目。
中央広場から新市街のホテルベダードへ。
「クアントクエスタ（料金はどのくらい）？」と訊くと、
１０セウセ（CUC）と言われる。
日本の感覚では納得の金額だけど、
キューバだしもっと安いんじゃないのか？と疑い、
アプリの地図を見せつつ値切ってみたけど、
「ここは旧市街だ、
　マレコン通りに出て、また市街地に入るんだから遠い。」
みたいな説明をされ、値切れなかった。

２回目。
新市街のホテルナシオナル前の乗り場で、
何台か停まっていたので、そこから乗車。
値段を訊くと、メーターがあるから、と言われる。
ああ、それなら安心、１回目よりきっと安くなる、
と思ったのだが…。

旧市街の革命博物館まで、１５セウセ。
１回目より若干近い筈なのに！

しかも、行きたかったのは革命広場なのに、
何故か革命博物館に行っちゃった！

でもそれは、わざとじゃないかもしれない…。
詳しくはこちら。
http://miyuki.gunmablog.net/e379209.html

３回目。
革命広場から、新市街のアイス屋さんコッペリアまで。
やはりメーターがあると言われ、もう諦めて乗る。
メーターは後部座席からは見づらくて、
いちいち乗り出して確認もしていられず、
まあ、１５セウセくらいならいいやと、風景を観ていた。
はい、また１５セウセジャスト。

メーターがあるから大丈夫と言っておいて、
ある程度の距離なら何でも１５セウセにするやり口か？

結局、
１回目のココタクシーが、いちばん良心的だったわけだ。

でもココタクシーは、
手軽だし速いし風が気持ちいいから好きだった。
海沿いのマレコン通りも、
クラシックカーじゃなくココタクシーで走っちゃったし。

自転車タクシーは、事故も多いし、お金の面でも悪い、
とガイドさんに聞いたので、利用しなかった。
人力だから遅いしね。
旧市街の裏道とか、車があまり通らない所の近距離なら、
自転車タクシーもいいかもしれない。

でも、運転手さん達は良い人だったよ。
こんなエピソードがありました。
http://miyuki.gunmablog.net/e379210.html

自転車タクシーは、ちょっとした配達のバイトもしてるのか、
むき出しのホールケーキを、出前みたいに片手で掲げて走っていたり。
そのまま「タクシー？」なんて声かけてくるんだよね。
配達の寄り道してから、客を目的地に送るのかな。
明らかに観光客が２人乗ったままの自転車タクシーが、
商店の前で停まってて、
運転手さんだけ降りて行ったのを、見かけた事もある。

ハバナの街には、クラシックカーのタクシーがとにかく多い。

観光客相手に、１台を１時間貸切でいくら、という商売で、
観光スポットを、どことどこって選んで回れる。

運転手さんが、主要スポットの写真が載ったリストを持ってて、
１時間で回れるお薦めの順路を提案してもくれますよ。

なので、写真を撮ってすぐ移動、みたいなスポットを複数回るなら、
移動ごとに１０～１５セウセかかるココタクシーより、
１時間貸切で３０セウセとか払う方が、むしろ安い。

中央広場とか、アルマス広場とか、
観光の拠点になるような場所が乗り場で、
クラシックカータクシーが並んでいる。

ホテルナシオナルの前にもいる。

ここと中央広場が、
いちばん大きな乗り場なのかな？

なので運転手さん的には、
ここと中央広場を行ったり来たりしたいみたい。

私達は、中央広場のすぐ近くで乗ったんだけど、
“そこから橋を渡ってゲバラの家とか行ってきて、　
　海岸沿いのマレコン通りを走り、ホテルナシオナルで終わり、”
というルートを、やたらとプッシュしてきた。

流してるタクシーや、もう乗客を降ろす間際というタクシーが、
観光客と見ると声をかけてきたりもする。

私達は、中央広場へ歩いている途中で声をかけられ、
このクラシックカーの赤が気に入り、回るルートの相談。
３５セウセ（CUC）と言われたが、
ネットで、３０って書いてた人もいたよなあ、と思い、
ちょっと困った顔を演じて「トレインタ（３０）…」と値切ると、
苦笑いしつつもＯＫしてくれた。
まあきっと、３０が相場なのでしょう。

この車はキューバに１台しかないらしい。
「エルビス・プレスリーが乗っていた車だよ。彼はピンクだった。」
と自慢していた。

夫も私も、英語がちょっとしかできない。
私のスペイン語もちょっとだけ。
でも運転手さんは、運転中も観光スポットでも、
英語とスペイン語を交え、ゆっくりシンプルに話してくれるので、
だいたい解った。

運転手さんは、とても親切だった。

１時間経って、中央広場の旧車タクシーたまり場へ。
着いたと思ったら、運転手さん、
こっちこっちと私達を呼んで先に行っちゃう。
私達がこの後行く所を話してあったので、
その通りの入り口まで案内してくれたのだ。
そこまでしてくれなくても、
車を降りたらお金払って終わりにできるのに、
本当に親切だ。

ちょっと移動しただけで１５セウセのココタクシーより、
こんだけ楽しませてくれるクラシックカーの方がむしろ安いじゃん！
と感動し、
交渉した３０セウセにチップを足して、３３セウセ払った。
なんかすごく感謝された。

馬車もけっこう見かけたけど、乗らなかった。
クラシックカーに乗ったからね。
乗ること自体を楽しむのは、一度でいいやと思ったので。

アメ車と馬車とバスとフェリー、奇跡の競演。

こちらはロシア車かな？
旧車は、アメ車だけじゃなく、ロシア製のも多いそうだ。

この写真が好きだな。
タクシーじゃないから、塗装もはげたままだったりするけど、
街並にマッチしてて、味がある。