2017/01/04 - 2017/01/04
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まみさん
年始休み最後の元旦4日に上野公園の東京文化会館でキエフ・バレエ「白鳥の湖」のマチネー公演観劇予定を入れていました。
上野公園は、1日いたって飽き足らないほどの見どころにあふれています。
とはいえ、スロースタートで上野公園に到着したのは13時。
開演まで、約1時間半を楽しむ方法は?
さほど長い時間ではありませんが、それでも選択肢はいくつもありました。
上野動物園は、時間が短すぎるのと、はりきりすぎて観劇前に疲れてしまいそうなので、やめておきましたが、ぼたん苑の冬ぼたんに、国立科学博物館の「ラスコー展」。
東京国立博物館で特別展示「博物館で初詣」中心に回るのも、時間的には都合良く、以前も何度か、新春の観劇前に見学したことがあります。
上野東照宮の拝観は、撮影OKなので、前にも撮影散策したことがありますが、久しぶりに行くのもいいです。
そんな中で、今回は、上野東照宮では新年のお参りだけした後、国立美術館でもうすぐ会期が終わる「クラーナハ展」を見に行きました。
あいにく時間が十分でなかったので、「クラーナハ展」はともかく、何年ぶりにもなる常設展は駆け足になってしまいました。
でも、「クラーナハ展」はしっかり見て来られましたし、常設展でも、少なくともなつかしい絵をこの目で確かめ、ちょっとだけ絵の写真も撮ってきました。
そのあと15時からは、本日の一番目当てのキエフ・バレエ「白鳥の湖」の観劇です。
ちなみに、キエフ・バレエはこのあと、翌日・翌々日に「眠れる森の美女」「バヤデルカ」を続けて鑑賞する予定です。
<これまでの上野公園と博物館の旅行記(上野動物園と東京文化会館メインの劇場シリーズの旅行記を除く)>
2016年9月10日
「オペラ観劇の週末~またまたスマフォで遊んだ上野の西洋美術館と東京文化会館」
http://4travel.jp/travelogue/11168239
2016年1月9日
「新春・観劇前にシンデレラレンズで捉えた上野東照宮のぼたん苑(前編)光の中の可愛いわら囲いのもとの冬ぼたん」
http://4travel.jp/travelogue/11094918
「新春・観劇前にシンデレラレンズで捉えた上野東照宮のぼたん苑(後編)ぼたん以外の早春の花や上野東照宮と共に」
http://4travel.jp/travelogue/11094931
2015年5月23日
「上野公園でバレエ観劇とレッサーパンダ詣(前編)東京文化会館で国立モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」観劇&新しいスマフォのカメラのエフェクト効果で上野公園を楽しく撮る@」
http://4travel.jp/travelogue/11015541
2015年4月12日
「東京の屋内と屋外の遅咲き桜を愛でる(後編)博物館でお花見を───東京国立博物館の桜コレクションめぐり最終日」
http://4travel.jp/travelogue/11000244
2015年1月10日
「新春・観劇前に東京国立博物館に初詣~ひつじ年にちなんだ特別陳列を中心に」
http://4travel.jp/travelogue/10971726
2014年1月5日
「新春・観劇前に東京国立博物館に初もうで(前編)特集陳列・午年にちなんで」
http://4travel.jp/travelogue/10846707
「新春・観劇前に東京国立博物館に初もうで(後編)新春特別公開の国宝&馬具や常設展の正月らしい美術・工芸品など」
http://4travel.jp/travelogue/10846710
2013年9月21日
「甥っ子姪っ子と国立科学博物館の特別展「深海─挑戦の歩みと驚異の生きものたち─」」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10816270
2013年1月12日
「観劇前に東京国立博物館に初もうで(前編)今年の干支モチーフの特集陳列───巳・蛇・ヘビ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10741988/
「観劇前に東京国立博物館に初もうで(後編)リニューアルされた上野公園と本館の新春を感じた作品など」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10742215
2013年1月6日
「観劇前に上野東照宮の冬ぼたんを一眼レフのマクロレンズでチャレンジ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10740271/
2012年1月8日
「観劇前に、今度は上野公園で、初めて手にした一眼レフEOS Kiss X5の試運転4日目!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10636720/
2011年5月21日
「観劇前に、上野公園でパンダお菓子とパンダグッズ三昧!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10571306/
2011年4月13日
「ああ無情、桜散り始めの上野公園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10559149/
2011年4月9日
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(3)博物館に入る前と後で」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10558625
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(4)桜テーマの作品を追いかけてリベンジ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10558662
2011年4月2日
「盛りまでもう一息の上野公園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10556646/
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(1)春の庭園開放でさまざまな桜を追いかける」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10556941
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(2)漆器にみる桜とパンダ・桜景気!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10557213
2011年1月15日
「観劇ついでに新春の上野公園(1)迷い迷って冬ぼたん苑に向かう」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10537937
「観劇ついでに新春の上野公園(2)新春を祝う冬ぼたんを詠もう」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10537938
「観劇ついでに新春の上野公園(3)東京国立博物館に初もうで───美術の中の陽気なウサギたち」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10538000
「観劇ついでに新春の上野公園(4)東京国立博物館で日本の美の源流をふり返る」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10538004
2010年3月20日
「連休は甥っ子姪っ子と国立科学博物館の「大哺乳類展」」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10441401/
2010年3月6日
「雨の週末の上野公園で3大早咲き桜を愛でる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10436563/
「雨の週末の上野公園は東京国立博物館へ(1)長谷川等伯にうなった後、縄文と埴輪のエナジーに触れる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10436635/
「雨の週末の上野公園は東京国立博物館へ(2)おひなさまと人形の魂に触れた後、神韻SHEN YUN公演にしびれる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10436640/
2010年2月11日
「ペンギンのお散歩と冬ぼたんと土偶が見たくて木曜日の祝日は上野公園へ(1)寒桜の咲く冬の上野公園と国宝土偶展」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10428523/
「ペンギンのお散歩と冬ぼたんと土偶が見たくて木曜日の祝日は上野公園へ(2)雪よけのおこもり姿の冬ぼたんは絶好調!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10428524/
2009年4月3日
「2009年度のお花見は?(3)満開の上野の花見は恐竜と共に」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323628/
2009年3月29日
「2009年度のお花見は?(2)ついでに少し早めの上野の桜詣」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10321852/
2008年12月10日
「上野公園のクリスマス・イルミネーションで遊ぶ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10294280/
2008年4月1日
「念願の桜の季節の上野公園(1)提灯桜通りの桜トンネルと東京国立博物館・常設展「博物館でお花見を」」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10230308/
「念願の桜の季節の上野公園(2)念願中の念願!───不忍池の桜」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10230318/
2007年11月24日
「ひさびさの美術展はしご&クリスマス・イルミネーション」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10199844/
2007年5月3日
「ゴールデンウィークの上野公園:こんな側面もいかが」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10144171/
2007年1月30日
「上野公園東照宮冬ぼたん祭り(1)思った以上に撮っちゃいました@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10122203/
「上野公園東照宮冬ぼたん祭り(2)これぞ撮りたかった、ステキな脇役たち」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10122234/
2006年5月3日
「牡丹づくしにクラクラ!その3:上野東照宮のぼたん苑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065566/
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その1:上野東照宮」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065816/
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その2:不忍池」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065820/
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13時に上野公園に到着
JR上野駅で公園口の改札を出ると、真っ先に目に入るのは本日のキエフ・バレエ公演会場である東京文化会館です。
ここにはまた戻ってくるとして、先へ進みます。
ちなみに、本日のお供のカメラは、CannonのPowerShot SX720 ISです。
本日観劇前にぶらっと上野公園を散策するだけのつもりなので、一眼レフは持参しませんでした。 -
世界遺産となった西洋美術館で「クラーナハ展」を開催中
澁澤龍彦さんの著書を読んで以来、クラーナハの描く妖艶な美女に惹かれ、クラーナハはお気に入りの画家の一人となりました。
本日は観劇前にその「クラーナハ展」も見学することにしました
だけど、ここも後で戻ってくることにして、先へ進みます。 -
本日はまず、新春の参拝をしに、上野東照宮へ
-
上野動物園はまた今度
本日はスロースタートですし、バレエの開演は15時なので、動物園散策する時間はあまりありません。
それに本日の一番目的はあくまでバレエ観劇。
動物園撮影散策は根を詰めてしまいがちなので、観劇前に十分休憩がとれるくらいでないと、避けた方が無難です。 -
本日の観劇前の散策は、冬ぼたんもいいかな、と思ったけど
会期が2月26日まであるので、まだチャンスはあります。
それに、やはり花撮影散策をするなら、一眼レフでチャレンジしたいです。 -
いつ見ても興味深い面白い上野公園の交番
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上野東照宮前に到着
大石鳥居と水舎門を一緒にフレーミング! -
大石鳥居を見上げて
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水舎門を内側から見上げて
実はこの門のことを、山門かと思っていました。
今回、お札授与所のところにあった上野東照宮のリーフレットをもらい、その中の境内案内図で、建物や建築物の名前が分かりました。 -
水舎門越しに眺める表参道
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整然と並んだ石灯籠
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ぼたん苑入口
こうして入口に来てしまうと、うーん、入りたくなってしまいました。
でも、時間がないので、また今度。 -
参道から眺める上野の五重塔・その1
この五重塔は上野動物園の敷地内にあります。
石灯籠と一緒にフレーミングしてみました。 -
参道から眺める上野の五重塔・その2
違う石灯籠と一緒に。
冬は参道脇の木々の葉が落ちて裸になっているので、五重塔が見やすいです。 -
参道から眺める上野の五重塔・その3
今度は石碑と。 -
東照宮略記とともに
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上野東照宮の神楽殿
靖国神社で夜桜能を何度も鑑賞していますが、こういうところで能舞台を見てみたいものです。 -
神楽殿の中を覗く
能舞台であれば、奥の壁の「鏡板」に当たる部分に描かれているのは松ではなく、槍のようです。 -
鎧の絵馬がある絵馬掛け
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銅灯籠の美しさ
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水舎こと手水場
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手水の作法を見ながら手や口を清める
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英語でも解説されてある手水の作法
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奉納されている大きな鈴に目をつける
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奉納鈴のいわれ
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首がない狛犬
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上野東照宮の狛犬は胸筋むきむき@
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狛犬と拝殿と唐門
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撮影台から撮った唐門
さすがにいいポジションにありました。 -
ぴっかぴかの唐門と賽銭箱
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ななめから見上げる唐門
正式名称は、唐破風造り四脚門。 -
サイドのこちらも門になっているのかな
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おみくじ結い所越しに眺める銅灯籠
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銅灯籠の頭上に伸びる枝の見事さ
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絵馬掛けと水舎
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桜の枝と常緑樹にはさまれた神楽殿
上野東照宮は、拝観料500円で拝観できるし、撮影OKです。
残り1時間で見学するのにちょうどよいので、惹かれました。
でも、「クラーナハ展」の会期は1月15日まで。今回逃したら、もう見る機会はないので、やはり予定どおり「クラーナハ展」を見に行くことにしました。 -
「クラーナハ展」を見に、西洋美術館へ
-
西洋美術館の入口と、「クラーナハ展」の巨大ポスター
1時間ちょいしかなので、あまり余裕はないので、気に入ったのはじっくり、でもそうでもないのはさくっと、めりはりをつけて鑑賞しました。
クラーナハ以外の画家の絵もあり、クラーナハが影響を受けたデューラー、そしてクラーナハに影響を受けたピカソなどの作品もあり、むしろそちらの方が気に入ったくらいです。
もちろん、期待通りのお気に入りのクラーナハの絵もありました。聖母子やヴィーナスやルクレツィアやユディットなど。
このポスターの絵は、「ヘラクレスとオンファレ」です。
クラーナハが描く絵は、ギリシャ神話や聖書の物語をテーマにしていても、人物はクラーナハの同時代の宮廷人のものです。
文楽でも、時代物で江戸より前の時代がテーマでも、人形の姿は江戸時代の姿をしているのと通じるものがあると思ったりしました。 -
時間があまりないけれど、常設展にも入る
企画展のチケットで、常設展も見学できます。
駆け足になってしまいますが、常設展はかなり久しぶりなので、どんな絵があったか思い出す程度でもいいので、見学していくことにしました。 -
昔に比べると展示スペースが格段に増えていた常設展
これはまだ、入口の彫刻展示エリア見下ろしたところ。 -
クラーナハの聖母子に影響されて、聖母子に目をつける
-
さきほどの絵の全体像
タイトルは「聖家族、トビアスと大天使、聖ドロテアと幼い洗礼者ヨハネ」と、登場人物の羅列でした。
でも、このタイトルでなければ、緑の服の男の子がトビアス(失明した父親のために大天使ラファエロと旅をする少年)で、幼い子と向き合っている女性が聖ドロテアとは分からなかったと思います。
聖ドロテアのことはよく知らなかったので、むしろ夢の中で幼子イエスと結婚してキリストの花嫁認定されている聖カタリナかと思ったかしもれません。 -
色鮮やかな三翼祭壇画に惹かれて
クレーフェのキリスト磔刑図。 -
嘆く聖母とそれを支える十二使徒の若いヨハネ、それから祈るマグダラのマリアかな
-
ドルチの美しき「哀しみの聖母」
昔からお気に入りの絵の1枚です。 -
聖母の写真をターゲットにしていたのに、いきなりデュビュッフェの牛
可愛くて、最後にぱちりと撮っておきました@
常設展はほんとに駆け足になってしまいました。
お気に入りの絵をもっとゆっくり見たかったし、写真を撮りたかったです。
新しく加わった絵もあったようです。
数年前から趣味の重点が観劇や撮影散策に移行し、美術館めぐりからはだいぶ足が遠のいていました。
でも、久しぶりに西洋美術館の企画展と常設展を見学し、また常設展の松方コレクションをまた見直したくなりました。 -
開演15分前に、本日の一番目当てのバレエ公演会場の東京文化会館へ
正面ではなく、西洋美術館側の入口から入りました。 -
本日の公演は、私のお気に入りの「白鳥の湖」
-
会場内の巨大パネル
このバネルのオデット役は、キエフ・バレエ団のトップダンサーのエレーナ・フィリピエワさんでしょう。
本日の公演も、オデット/オディール役は、エレーナ・フィリピエワさんでした。
王子役は、デニス・ニェダクさん。 -
東京文化会館の大ホールのロビー・その1
このオブジェ、大ホールのロビーのシンボルとして、いつも撮影ターゲットにしたくなります。
<本日の主なキャスト>
オデット/オディール:エレーナ・フィリピエワ
ジークフリート王子:デニス・ニェダク
ロットバルト:ドミトリー・ブコベツ -
東京文化会館の大ホールのロビー・その2
いつも夜公演を見に来ることが多いので、窓の外が明るいのは新鮮でした。
<ざっくり感想>
「白鳥の湖」というバレエは大好きなので、いろんなバージョンを見ています。
もともとこの作品は、結末がオデットと王子の勝利か、あるいはオデットも王子も死んでしまう悲劇か、とか、第3幕の各国ダンサーの構成にも違いがあったり、王子の家庭教師が出るか、宮廷ピエロが出るか、といった細かいところでいろんなバージョンがありますが、熊川哲也さんのKバレエ・カンパニーのように、従来のクラシックのまま、現代人から見て少しでも自然になるようにアレンジを加えたり、おそらく出演者の都合でオディール/オデットを別のダンサーが踊ったりしたものもありましたし、あるいはマシュー・ボーンのように白鳥を男性ダンサーが踊り、男同士の恋愛のように仕立てたものまで、ほんとにいろいろです。
その中では、キエフ・バレエの「白鳥の湖」は、私からすると、昔ながらの王道で、クラシック・バレエらしい華やかで落ち着きのあるバレエが楽しめたかんじです。
序曲のときにいろいろ加わっているバージョンもありますが、キエフ・バレエでは、あくまで曲を聴かせるだけで、舞台の幕は下りたままなのも、王道でした。
ただし、3幕のスペインの踊りのダンサーがロットバルトの部下というところは、ブルメイステル版のようなアレンジが加わっていると思いましたが、スペインの踊りのダンサーたちはあまりに溌剌と踊っていたので、悪の仲間という翳りは全く感じられませんでした。
バージョンがいろいろなら、舞台装置や衣装もいろいろです。
キエフ・バレエ団では、衣装は、金糸の刺繍がたくさん使われた豪華なものぞろいで、観劇前にみたクラーナハの描く宮廷人たちの衣装を連想させました。
衣装の色彩感覚とデザインは、ミーハーな私好みで、ウクライナの首都キエフの世界遺産の聖ソフィア大聖堂や聖アンドレイ教会、ペチェールスク大聖堂のああいう豪華な建物を日頃から目にしているお国柄らしいなと勝手に感じました。
とりわけ第3幕の舞踏会のシーンでのいろんな国のダンサーの衣装は、王道的な豪華さでありながらも、こういう色使いをするんだなぁと感心したりしました。
キャストは、オデット/オディールはキエフ・バレエ団のトップダンサーのエレーナ・フィリピエワさん。彼女は西欧人にしては年齢より顔付きが若々しく見えます。
オデットもオディールも、世間ずれしていない気品のあるお姫さまというかんじでした。
オディールの方も、父親の言うとおりに王子を誘惑し、陥れる役割を果たしたけれど、親がいい人なら、いい子になったんじゃないかな、というかんじでした。
王子のデニス・ニェダクさんは、たぶんまだ若手だけど有望なダンサー。
かなり長身で、カールのかかった前髪を立てになでつけ、おでこが広く出た髪型は、昔の不良のリーゼントスタイルを思い起こさせ、そのせいか、まじめで母親に従う王子だけど、どことなくやんちゃなイメージがありました。
ロットバルト役は、もっと拍手を浴びてもいいと思いました。特に第2幕の最初に登場したときに、よく跳躍していました。
ただ、第3幕の舞踏会のシーンではあまり活躍しないバージョンで、ラストは王子に翼をもがれて倒される役でしたから、ロットバルトが勝つバージョンよりは、印象が薄まってしまうかもしれないと思いました。
常々思うのですが、ロットバルトの魔物のときの衣装は、羽根の両手に対して、下半身が妙にスマートに見えてしまい、あまり迫力がありません。
「眠れる森の美女」のカラボスみたいにずるずるの長い衣装の方が迫力が出るかも(笑)。
もっともそれだと、飛び跳ねたりするのは難しそうです。
おわり。
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