リハビリを兼ねた大船観音参り

2016/11/26 - 2016/11/26

１１月の最初に膀胱がんの手術をしてからしばらく走ることができなかったのだが、１２月後半に再度同じ所を手術することになったこともあり、体力維持のためにもそろそろランニングを再開することにした。とはいえ、レーザーメスでえぐった傷口が完全にはふさがってなさそうなので、おそるおそるジョギング程度から。ただ走るだけというのもつまらないので、距離的に手頃な（そのため、近すぎて却って行ったことの無かった）大船観音を目指すことにする。

藤沢から鎌倉に抜ける普段のランニングコースを経由して、大船駅西口に抜ける。いつも帰宅時の東海道線の車窓からは白衣観音の姿がよく見えるのだが、大船駅西口の交差点からは近すぎるためか全く見えない。仕方がないから駅に接続している歩道橋に上って、正面から写真撮影。良く晴れててよかった。

横断歩道を渡って細い路地に抜ける。石灯籠があるところが参拝道らしい。わりと急な勾配だ。観光客らしき外国人とも多くすれ違う。まあ、駅からも目立ってるし興味を引かれるのも分かる気がする。

正面の山門のところで拝観料（３００円）を払い入山。山門の右手側にある石段をさらに登った正面が白衣観音。遠くからだとよく分からなかったんだが、観音様の額の所にも観音様の立像があるみたいだ。お参りを済ませてから白衣観音の裏側に回る。観音像の内部（胎内）に入ることができるようだ。内部も白衣観音のミニチュア（？）などがお祀りしてある。

石段を下りて寺務所で御朱印を頂く。大船観音寺オリジナルの御朱印帳も購入しようかと思ったのだが、いま使ってる御朱印帳がまだ使い切ってないので、また今度にする。

お参りも済んだので（というか、寺務所のある建物にご本尊の聖観音像が祀られてるはずなんだが、どこに祀られてるかよく分からんかった）、下山。大船駅自由通路を通って大船駅東口に出る。

何かお土産でも、と思い「大船駅　和菓子」とかググりつつ、フラフラ路地にさまよい混んだところ、「Ｆかまくらカフェ」とかいう、和スイーツ店があったので、入店することにする。飲み物だけというのも味気ないので「豆かんセット」というものを注文してみる。寒天と赤エンドウに餡が乗ったものの上に黒蜜をかけて頂く。要するにあんみつ。ほどよく甘くてなかなかのもの。

大船駅南側で横須賀線・東海道線の線路を横断し、武田薬品の前を通って帰宅。わりと足にきてるなあ。。。

ということで、自宅からすぐのところにある（と今まで認識していた）大船観音に初めてお参りしてきました。およそ４週間全く走れてなかったので、かなり走力が落ちていてショックでしたが、走った後も一応目に見える形では血尿なども確認できなかったのでちょっとはホッとしてます。今後のことも考えると上下動の少ない走り方が要求されるため、ランニングフォームなどこれまで以上に模索しつつ、体力維持に努めたいと思います。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

藤沢から鎌倉に抜ける道を通る。

大船植物園前の歩道橋を渡る。

大船駅の歩道橋にわざわざ登って観音像を撮影してみた。

大船観音寺へ続く参道。

わりと急勾配。

正面に山門。

拝観料３００円。簡単なパンフレットをもらえます。

山門には山号の額が飾ってます。

燈籠には外国人と思しき名前も多く書かれていて、わりとインターナショナルな感じ。

戦前から制作は始まっていたものの、完成したのは戦後になってからだそうな。

戦後に完成したこともあり、戦没者の慰霊という意味合いも強くなったみたいだ。

白衣観音。ウィキペディアによると、高さは約２５ｍだそうな。

大船観音寺 寺・神社・教会

観音像の胎内にも小さな観音像が。

こちらは千体地蔵尊かな？

アートな感じの白衣観音の絵画も飾られていた。ほのかにアジアンな香りが。

寺務所で御朱印を頂く。わりとさっぱりした風情（無料でお水が頂けます）

大船観音寺の御朱印。

大船駅東口にまわってきた。和スイーツ店の「Ｆかまくらカフェ」に入店してみる。

Fかまくらカフェ グルメ・レストラン

額装した手ぬぐいが飾られてたりして、小じゃれた雰囲気。

「豆かんセット」。ほどよく甘くて体を動かした後にはたまりません。

横須賀線が通る線路から見た大船観音。やっぱり存在感はただものではないなあ、と実感。