2016/10/11 - 2016/10/11
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ぱっしょんKさん
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10月6,7日と東京で会議がありました。それを利用して年2回認められている一時帰国休暇を取ることにしました。
8,9日と実家に顔を出し、10日から京都に行くことにしました。
中国に行く計画を立ててたのですが、良く考えたら、2016年の正月に見に行って、洛中にすら入れなかったことを思い出し、まずここをクリアしないと次には行けないなぁということで残りの京都の世界遺産を完全制覇することにしました。
インドにいる僕にとって京都の世界遺産を制覇するには最大の障害が一つあります。それは西芳寺、別名苔寺です。
ここは前もって往復葉書で写経を申し込んでそのついでにお寺の中が見れるのですが、まず往復葉書が外国では入手出来ません。
そこで9月の頭に研修を終えたA君に日本に帰ったら西芳寺に往復葉書を出してもらうようにお願いして準備完了です。
では今回の旅の予定です。
10/10
朝、地元を出発
10:51名古屋発 のぞみ19号で京都へ。
京都駅から地下鉄と阪急電車を乗り継いで東横イン四条大宮店に荷物を預けてから
東側を攻める
清水寺→銀閣寺
★10/11★←この旅行記
西側を攻める
天龍寺→西芳寺→鈴虫寺 移動はバス、嵐電、阪急電車
10/12
北を攻める
高山寺→仁和寺→龍安寺→金閣寺→上賀茂神社→下鴨神社
10/13
洛中を攻める
二条城→西本願寺
名古屋に新幹線で戻る。
こんな計画です。
2016年の1月と10月合計5日かかった世界遺産古都京都の文化財巡り完結旅行です!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。 8:45に東横イン四条大宮を出発します。
朝食をとってるお客がすごく多かったのでホテルでいただくのはやめました。 -
電車に乗る前にマクドナルドに行くことに。
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フィレオフィッシュセットの朝マック。
インドでもこれ食べるんですよね。せっかく日本に帰ってきたのだからソーセージ系食べればよかったわ。。。 -
この日は阪急電車の大宮駅のはす向かいにある京福電鉄、通称嵐電の四条大宮駅から
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嵐山行きの電車に乗ります。
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嵐山まで約20分。終点です。
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嵐山駅のホームの四条大宮側に足湯がありました。
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入っても良かったんですけど、ちょっと考えてから先を急ぐことにしました。
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というわけで嵐山駅を出て
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この旅4つ目の世界遺産天龍寺に到着です。
嵐電嵐山駅から歩いて約3分。 -
勅使門です。
天龍寺の中で最古の建物なのだそうです。 -
勅使門はくぐれませんので横を通って門の真後ろに伸びる参道を歩きます。
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天龍寺の一番の見所はこれ!曹源池庭園です。
まずは建物の上を歩いて庭園や奥の建物を見ていきます。建物を見て歩くのは本堂参拝券300円が必要です。
今いるのは大方丈の廊下。 -
大方丈は東側は中門に対して、西側は曹源池に面している建物です。
その南北を仕切るのは雲龍の襖です。
この絵は昭和に入ってから書かれたものだそうです。 -
左側の建物がさっきまでいた明治32年に建てられた大方丈。
今僕が立っているのが小方丈。大正13年に建てられました。 -
この庭園は遠くに見える嵐山や亀山を景色に取り込んだ借景式庭園なのだそうです。
ね!後ろの山ありきの景色でしょ? -
小方丈の上から畳に座って曹源池庭園を眺めることができます。
寝転んじゃいたいですが、それはダメ!! -
小方丈の裏側から多宝殿を目指して歩きます。
右手に2階建ての建物が木の向こうに見えます。祥雲閣という名の茶室です。 -
大堰川と書かれていますが、嵐山の渡月橋を流れる大河の名前。
何ですが???
多分そのイメージで水を引いてるのかな? -
渡り廊下に鐘がぶら下がってます。
鐘楼がないのは珍しいです。 -
小方丈から続く廊下です。
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廊下の終点には多宝殿があります。
ここにはもともと亀山上皇が離宮だった時に後醍醐天皇が学問所とした場所で、この建物はその流れから昭和9年に後醍醐天皇が南朝を開いて吉野にいるときの紫宸殿の様式で建てられたそうです。 -
中央に後醍醐天皇の像が祀られていました。
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多宝殿は回廊で囲まれています。
来た道を戻ります。 -
大方丈の中庭に面した東側に来ました。
こちらが正面です。
重要文化財の本尊、釈迦如来坐像が奥に収められていますがここからは鎮座する土台だけが見れます。
靴を履いて下から見て回ります。下から庭園を見るのには500円の庭園参拝券が必要です。 -
大方丈の正面。方丈の文字の書かれた額が掲げられています。
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大方丈の正面側にある中門です。
中庭の砂利がザ!日本庭園という感じです。 -
裏側に回ると先ほど建物の上から見た曹源池に出て来ます。
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曹源池庭園と小方丈を眺めます。
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庭に降りてみると嵐山や亀山を景色に取り込んだ借景式庭園なのが改めてわかります。
池の水面に映る空も景色に取り込んでるんでしょうか? -
紫の綺麗な花が咲いていました。
小紫式部というそうです。 -
渡り廊下沿いに奥に向かいます。
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多宝殿までやってきました。
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その裏にこの花が咲いていて、ミツバチがせっせとお仕事真っ最中。
春ですねー。。。
10月じゃん!秋だわ。(笑)
季節も間違ったことだし引き上げます -
法堂に立ち寄ります。
平成9年に天井に描かれた「雲龍図」があります。
この建物の中のどこから見ても龍が睨んでいる八方睨みの絵です。
JR東海のCMになってましたね。
写真撮影禁止です。
天龍寺さんのホームページでどうぞ
http://www.tenryuji.com/unryuzu/index.html -
勅使門まで戻る間に4つのお寺があるのでそちらを覗いて戻ります。一番天龍寺に近いのが松巌寺。
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天龍寺七福神の福禄寿天をまつる堂がありますが、撮影禁止。
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次は慈済寺。
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中国っぽい形の来福門。
この門の奥に天龍寺七福神の一つ弁財天をまつるお堂があります。。 -
慈済寺の庫里です。
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慈済寺の境内。立派な松がいっぱいありました。
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次は弘源寺です。
秋の特別参拝を開催していました。
宝巌院とセットのチケットが販売されていました。 -
本堂です。
客殿様式の建物で江戸時代寛永年間に建てられた建物です。 -
虎嘯の庭
龍吟じて雲起こり、虎嘯きて風生ずという漢詩から名付けられた庭園です。 -
江戸時代末期、蛤御門の変の時に長州藩は天龍寺に本堂を構えていました。
その時に長州藩士が試し切りした跡が本堂の柱にあります。
ちょっと気になるんですが、本堂の中は完全撮影禁止だったはずです。
これ撮ってよかったのかな??
もしダメだったらごめんなさい。なんでか撮っちゃってました。
他に本堂には竹内栖鳳の日本画やその弟子の書かれた襖。扇面貼交屏風などが飾ってありました。
そちらは間違いなく撮影禁止。 -
本堂の中で抹茶を飲むことができました。
お茶菓子は老松の落雁 石庭。
老松さんって京和菓子の老舗ですってね?
友達にこの写真送ったらすごく有名だって返信もらって初めて知りました。
足が写ってますが、中国人母娘がいて話盛り上がっちゃってちょっと楽しい時間を過ごしました。 -
弘源寺の隣の三秀院には行かず、特別参拝をやっている宝巌院に行きます。
宝巌院に行くには勅使門には行かず、法堂の前を通ります。 -
宝巌院と道を挟んだところに嵐山羅漢と名付けられた羅漢像がありました。
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特別参拝をやっている宝厳院の入場します。
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門から庭園、獅子吼の庭への道。上にはまだ緑のカエデの木。11月後半にはものすごく綺麗な紅葉が見れそうです。
右側が宝巌院垣。 -
一番手前の船の舳先の形に似ている石が船石。丸い石が敷き詰められているのが苦池。奥の3つの岩が三尊石。そして三尊石と苦池の間に並んでいる岩が獣石。
以下説明で書かれていたこと。
獅子の咆哮に諭され、先を競って苦海(丸い黒石で表現)を渡り釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二の干支)を表している。苦海を渡りきれない諸人のために舟(舟に似せた石)を配し万全を期している。 -
緑が綺麗な庭園を歩いて奥に向かいます。
カエデの木が本当に多いですから11月後半は綺麗でしょうが、緑だけの庭園も非常に綺麗です。 -
一番奥の本堂
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青葉のトンネルをくぐって戻ります。
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緑が綺麗な庭園です。
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川が流れています。
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緑のカエデがいっぱい。
外に出ます。 -
門の真正面を行くとそこには紅葉のトンネルと呼ばれる場所があります。
海外生活ですから紅葉の時期にタイミングよく来るのは難しいけど一度は来て見たいですね。 -
天龍寺とその周辺の見学を終了しました。
苔寺に向かいます。
桂川まで出て来ました。
渡月橋よりかなりの上流です。
バス停は渡月橋の下流側。
歩いていきます。 -
嵐山のシンボルになってますね。渡月橋。後ろの山が嵐山。
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渡月橋の写真撮ってたら、ありゃ!苔寺行きのバス行っちゃった!
バス停はすぐそこだったのに残念。 -
嵐山バス停から63、73路は平日1時間に4本走っています。
11:17分のバス行っちゃいました。
でも今11:18ですから、あと10分待てば次のバスは来ます。
ホッとはしましたが、待たなきゃいけないのは間違いありません。 -
まぁしゃあないからもう一枚渡月橋の写真を撮っておこう!!
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11:28発の73路バスが時間通りにやって来ました。
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嵐山から20分。苔寺・すず虫寺バス停に到着です。
到着時間は11:48分。苔寺の予約は1時。まだ1時間以上あります。 -
苔寺・すず虫寺バス停前にある柚之茶屋さんで昼食を取ることにします。
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頼んだのは麦とろろ飯1360円。
ご飯ととろろそば -
そしてわらび餅のセット。
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食べ終わってもまだ時間もあるし、壁に貼ってあった栗ぜんざい文字の誘惑に負けて注文。
甘いものは別腹って本当だわ!!(笑)
食べ終わったらそろそろいい時間。苔寺に向かいます。 -
柚之茶屋から歩いてすぐに西芳寺(通称苔寺)の総門に出ます。
ここは今締め切りの門になっています。 -
総門の前に高浜虚子の
「禅寺の苔を啄(ついば)む小鳥哉」
の句碑があります。 -
総門から苔寺の入場門、衆妙門までの道は西芳寺川沿いに歩きます。
川の向こうの石垣の上の苔も綺麗です。 -
西芳寺の衆妙門に到着です。
開門時間になればお坊さんがここで返信はがきを確認して中に通してくれます。 -
本堂に向かって庭園を楽しみながら進みます。
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苔って
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こんなに明るい緑色なんですね。
写経後の庭園見学が楽しみになります。 -
これ何?よく見ますけどね。
ハスって書きかけて急遽直しました(笑)
ご存知なら教えてください。 -
本堂です。
奥の建物で写経冥加料として3000円を支払い、本堂で写経をします。
約40分で僕は写経終了です。
1人で来ているものの強みですね。写経したものをお供えしてすぐに庭園見学に出発です。
庭園見学は一番乗りでしたよ。 -
参拝手続きをする建物を出て靴を履いていたら、境内の一番奥にある三重納経塔がチラリと見えました。
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石畳を歩いて庭園の方に向かいます。
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早速右手にあばら家が出て来ました。
お!何か歴史ある建物か??と思いましたが、ただの休憩所でした。 -
苔寺と言われるように苔が
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本当に綺麗です。
苔ってこんなに明るい緑色のイメージが本当になかったです。
どっちかというとジメジメしたところで濃い緑色しているイメージが強かったので。。。 -
左手に観音堂。
名前から見ると観音様が鎮座してるんでしょうが、中は覗けませんでした。 -
観音堂の向かい側、木の間から見える建物は少庵堂茶室。
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観音堂を超えると石段で下に降りたところに道は続きます。
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道は少庵堂茶室の横を歩いていきます。
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うん美しい。
しばらく苔寺の庭園の風景をお楽しみください。 -
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湘南亭茶室。
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池に浮かぶ島。朝日が島。
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朝日が島
橋がつながっている奥の島は夕日が島。 -
潭北亭。
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向上関。ここから湖畔を離れて上に登ります。
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苔の綺麗な緑色に心洗われた世界遺産西芳寺の見学になりました。
近くの鈴虫寺を見学してホテルに戻ることにします。 -
歩くこと約10分。
鈴虫寺で有名な華厳禅寺の見学をします。
この石段を登ったところに山門があります。 -
鈴虫寺では説法を聞くため人数制限があります。
順番が来るまで外で待ちます。
写真撮り忘れたようですが、この写真の左側に1つだけ願い事を叶えてくれる地蔵菩薩像があります。 -
山門と説法を聞く庫里の間には本堂があります。
この中には本尊大日如来が鎮座しています。 -
30分に渡る鈴虫説法を聞いて庭を参拝させていただきます。
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この庫里で鈴虫説法を聞きました。
奥の光がついている水槽の中に1万匹の鈴虫がいて説法中ず~っと鈴虫の鳴き声が響く中で行われていました。 -
小さな庭ですが、綺麗にまとまっていいお庭でした。
カエデの木がたくさんあり、ここも11月には綺麗でしょうね~。 -
ぐるっと庭を一周して
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山門から出ます。
説法を30分ほど聞きますので、鈴虫寺参拝時間は1時間ほどです。 -
苔寺・鈴虫寺バス停からバスに乗ります。
ここのバス停からのバスは嵐山経由になりますので松尾大社まで行って阪急電車を利用することにします。 -
松尾大社前バス停でバスを下車しました。
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バス停のすぐそばに阪急松尾大社駅があります。
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ここから阪急大宮駅まで電車でホテルに戻ります。
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15時29分発桂行き普通に乗車します。
阪急電鉄6300系での運転でした。 -
木目が落ち着いた車内の雰囲気を作っています。
桂着15:35
15:38発の準急河原町行きに乗り、大宮へ向かいます。 -
大宮着15:44。
阪急電鉄1300系電車で運転されていました。
ホテルに帰ったらとりあえず昼寝です。 -
7時近くになりました。食事に行きます。
前日はお好み焼きを食べましたからこの日のターゲットは湯葉にしました。
阪急大宮駅の周りをお店を探していたらぱっしょんアンテナに引っかかったお店がこのかめや食堂さん。 -
中に入ったらこの雰囲気。
これが鰻の寝床ってやつか!新鮮組にでもなった気分だけど、そんなことより、
やばい。。。めっちゃ高かったらどうしよう。
男は度胸だ!もしここで高かったら明日から食事は牛丼とハンバーガーとコンビニのローテーションにすればいいや!
というわけでお店に入ります。 -
メニュー見て安心。値段はリーズナブル。
安心してまずは生ビール。 -
付け出し。
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生湯葉の刺身。800円。
もうこの時点で日本酒になってますね(汗) -
生湯葉サラダ800円。
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カキフライ 800円
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店内は落ち着いた雰囲気。
女子会で使うことも多いお店みたいですよ。 -
金屏風の横で食事することなんてあんまりないですよ。
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京都といえばこれも食べなきゃ!
ハモの天ぷら850円 -
生湯葉の茶碗蒸し650円。
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中には胡麻豆腐が入っていました。美味!!
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しめは生湯葉丼セット1400円。
食べ過ぎちゃったけどすごく美味しかったです。
翌日は京都の世界遺産を北から攻めて行きます。
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