2016/12/26 - 2016/12/28
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tabizukusiさん
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4年ぶりの京都です。駆け足の京都旅行は天候や体調などで、自分の思うように進まない事が多かったけど、でも終わってみれば楽しい旅行でした。
今回の旅は新幹線とホテルがセットになった旅行会社のフリーツアーです。
2泊3日で25000円程。
貧乏旅行のつもりだったのに、結局自分へのお土産(ほとんど食べ物ヽ(*´∀`)ノ)や食事代などで結構使ってしまいました。
DAY1:伏見稲荷大社
DAY2:大原(大原三千院・宝泉院・寂光院)下賀茂神社、京都御所
DAY3:奥嵯峨野(化野念仏寺・祇王寺・常寂光寺)嵐山、祇園周辺
- 旅行の満足度
- 5.0
-
3日目は嵯峨野から嵐山を回ります。
まずは嵯峨野の「化野念仏寺」に向かいます。
京都駅前バスターミナルC6乗り場から京都バス72号系統『嵐山・清滝』行きに乗り終点「鳥居本」まで行きます。
このバス、注意しないといけないのが一日3本しか出ていない事。
なのでバスで行く場合は時刻表を予め見てから行かないと痛い目にあいます。 -
終点「鳥居本」です。
周りはな~んにもない静かな山里です。
このバス停から徒歩5分ほどで「化野念仏寺」に着きます。 -
このあたりは重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
農家造り、町屋造りの混在で落ち着いた町並みが広がっています。
紅葉の時期などはかなり観光客で混雑するようですが、さすがに師走・・・観光客もまばらで開いているお店も殆どありませんでした。
その分、静かに散策できました。 -
バス停を右に歩いて行くとこのような看板が出ています。
右奥の看板があるところの階段を下りて右に曲がると「仏野念仏寺」への近道となります。
この時、天気は雪が降ったりやんだり・・・。 -
参道入り口です。
この石段を登って行きます。 -
石段脇には苔や緑が生い茂っていてとても静かでした。
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左側が入り口になります。
こちらの建物で拝観料500円を払い中に入ります。 -
化野念仏寺は、長い年月のうちに風化した石仏群、石塔群で知られる浄土宗の寺です。
平安時代、この一帯は風葬の地で、たくさんの遺骸が野ざらしになっていました。 約1000年前、弘法大師空海が如来寺を建て、それらの遺骸を埋葬したのがこの寺の始まりです。のち鎌倉時代に法然が念仏道場として、現在の寺名となりました。 -
冬の化野念仏寺は無常の寂しさに満ちています。ひたすら、静かです。
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石仏や石塔は長い間、雨風にさらされて溶けかかっています。
本当に長い、長い時間がたっているのがこの石仏達を見ていると分かります。 -
白いのは雪ですよ。
バスに乗って大原に向かう途中から「雪」降って来ました。 -
このあたりでは昔から、風葬する習慣がありました。
後に土葬にかわり、人々が石仏を立て、永遠の別れを惜しんだと伝えられています。 -
小さな石仏にも手を合わせます。
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老爺柿とあります。
観賞用でしようか・・・。 -
水子地蔵と西院の河原(賽の河原)は写真撮影禁止となっています。
なので写真撮影をする場合は賽の河原の石垣の外から撮ります。
賽の河原の入り口には「撮影禁止」のマークがあるので分かると思います。
突き当たりの建物が本堂・庫裡(寺務所)です。 -
賽の河原の石仏も風雨にさらされて・・・時の流れを感じずにはいられません。
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石をひとつ、ふたつと子供が積み上げては、鬼が崩しに来るという「賽の河原」と同じように見えることから、この場所は『西院(さい)の河原』と呼ばれるようになりました。
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こちらの小径を通って竹林に向かいます。
嵐山程の規模ではありませんが、仏野念仏寺にも竹林があります。
観光客も少なく静かなのでお勧めです。
右に見える建物は水子を祀っている建物です。撮影は禁止です。
心静かに手を合わせて来ました。 -
「竹林の小径」です。
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人がいないのでアングルや撮影方法を替えて写真とり放題です。
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風が吹くと、笹の葉がすれる音が響き、その静けさに心が洗われるよう。嵯峨野らしさを感じる竹林です。
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何枚撮るんだってくらい何枚も撮影してしまいました。
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竹林を抜けると『六面六体地蔵尊』が表れます。
仏教において死が訪れ、輪廻転生した際に行き着く6つの世界(六道)その世界にいらっしゃる6体のお地蔵様です。 -
時計回りに「オン・カカカ・ピサンマエイ・ソワカ」と言ってお参りするそうですが、覚えられません!!
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仏野念仏寺を後に徒歩で嵐山に向かいます。
その前に、この辺りの町並みを少し見て歩きたい・・・。 -
嵯峨鳥居本の町並みです。
晴れているように見えますが、雪降っています。
それもかなり強く・・・
前々日にコンビニで購入した傘は、今日の天気予報を信用してホテルに置いてきてしまいました。 -
雪にめげず、奥の方まで行ってみることにします。
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愛宕神社の「一之鳥居」までやって来ました。
嵯峨鳥居本は、愛宕神社の門前町として栄えたそうですが「一の鳥居」から愛宕神社(愛宕山頂)までは3時間ほどの登山になるとの事で、雪も降っている、しここで引き返す事にします。 -
日本一大きな「ひげだるま」だそうです。
良縁を導くだるまさんだそうです。
ちょっと怖いけど・・・。 -
奥嵯峨野から嵐山に向かう道には、このようにかわいらしいお地蔵様が祀られています。
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目指すは祇王寺。
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祇王寺入り口です。
左の石段を登って拝観受付へと向かいます。拝観料は300円です。
祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の 寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺です。 -
入ってまず目に入るのはとっても美しい緑の苔。
赤く染まったもみじが緑に映えてとても綺麗です。 -
祇王寺は見事な苔の庭園を楽しめることでも知られています。
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門のかやぶき屋根と、緑の苔がとても風情があります。
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京都でも随一の苔の庭園として知られ、10種類以上の苔が生えているそうです。
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お寺というよりは草庵と言った方がしっくり来る「祇王寺」は、この苔の庭を中心に楓と竹林に囲まれた小さな寺院です。
祇王寺の特徴は、色とりどりの苔と、まっすぐ伸びた木々の庭園風景が特徴的ですね。 -
どこを切り取っても絵になる素晴らしい景色です。
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境内には鎌倉時代作とされる祇王、祇女、その母刀自の墓である宝筐印塔と、平清盛の供養塔があります。
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落柿舎の入り口です。
落柿舎は、松尾芭蕉の門下の一人であった向井去来が閑居した跡といわれています。現在の建物は俳人、井上重厚が再建したものです。芭蕉もこの場所を訪れたとされています。
今回は拝観せず外から見るだけにします。 -
「紅葉の馬場」で有名な二尊院です。
二尊院は小倉山山麓にたたずむ天台宗のお寺で「紅葉」で有名なお寺です。
こちらも今回は外観だけです。 -
常寂光寺にやって来ました。
入り口の山門は江戸後期に作られたもので、角材を格子に組んで作られています。
山門をくぐって左側に拝観受付があり拝観料400円を支払います。 -
拝観受付から直進してすぐに仁王門があります。
大本山本圀寺客殿の南門を移築したもので、運慶作と伝わる仁王像が見どころです。 -
こちらの階段を登って本堂へむかいます。
結構急な階段です。 -
常寂光寺は紅葉で有名ですが、苔も大変見事で見ごたえがあります。
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本堂横の道を進んで登っていくと時雨亭跡、多宝塔へ行くことができます。
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手前に多宝塔、遠くに京都の街が見えます。
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多宝塔から少し山を登ったところからの風景が結構お勧めポイントです。
京都市内一望できます。 -
順序が逆になっていますが、石段を登ったところに本堂があります。
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本堂を過ぎ、末吉坂をおりて仁王門へ向かう途中の美しい苔が見どころとなっています。
常寂光寺を拝観後は嵐山に向かいます。 -
嵐山の人気観光スポット「竹林の小径」です。
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さすがにこちらの竹林は観光客だらけで、伏見稲荷大社の鳥居と同様、渋滞しています。
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人が写らないように写真を撮るには上が一番!!
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嵯峨野方面から嵐山の竹林の小径を抜けたところに野宮神社があります。
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お手水舎です。
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学問や子宝祈願の信仰がありますが、中でも一番有名なのは恋愛成就。
なのでやっぱりカップルや若い子が多かったです。 -
お昼になりました。
嵯峨野と言ったら「湯豆腐」
食にはこだわらない私ですが、たまには食べてみるかと言う事で入ったお店がこちら。
「嵯峨とうふ 稲」
最初は本店の方に行きましたが満室と言う事で、すぐ近くにある「嵯峨とうふ 稲 北店」なら空きがあるとパンフレットを渡され言われたのでそちらに行く事にしました。
入り口で人数を伝え2階に通されます。
外が見えるカウンター席もあり、一人でも入りやすいお店です。 -
注文した「嵯峨御前」です。1980円。比較的リーズナブルです。
小鉢/自家製胡麻豆腐
煮物/ひろうす
蒸物/豆乳茶碗蒸し
手桶/自家製くみあげ湯葉
温物/湯豆腐・薬味
椀物/白味噌汁(大根、人参、手鞠麩)
御飯/五穀米
香の物/京漬物
甘味/自家製黒本蕨
全部で9品、味も量も大変満足できました。 -
お腹も満たされたので渡月橋周辺をぶらぶらします。
オフシーズンであるにも関わらず観光客多しです。 -
しっかりお昼ごはんを食べたばかりだと言うのに・・・
スィーツが食べたくなり渡月橋のまん前にあるカフェ「嵐山おぶう」で濃厚パフェを食べます。お値段1300円なり。
食べ応えありましたが美味しかったです。
こちらのお店は1階がお土産物屋さんになっています。 -
渡月橋が真正面に見えるカウンター席に座り人間ウォッチングです。
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バスに乗り祇園までやって来ました。
嵐山以上に観光客で満たされていました。 -
花見小路を歩きます。
運が良ければ、舞妓さんに出会うこともできるそうですが、この日は出逢う事はできませんでした。 -
花見小路は南北のメインストリートで、ほぼ祇園の中央を南北に横断して北は三条通 り、南は安井北門通りまでの全長約1kmの路です。
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祇園花街にある東山の穴場的名所「建仁寺」にやって来ました。
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建仁寺は江戸時代 初期の絵師・俵屋宗達(たわらやそうたつ)が描いた金地の二曲一双屏風の風神雷神図 が有名です。
拝観料500円ですが、今回、拝観中止となっていました。 -
建仁寺を後にして安井金比羅宮へやって来ました。
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悪縁を切り良縁を結んでくれる神社で有名です。まずは悪縁を断ち切らないと、良縁は巡ってこないそうです。
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こちらの神社は人だけでなく、賭け事・お酒・タバコにも有効だそうです。安井金比羅宮の見どころは縁切り縁結びです。社務所の前にある高さ1.5メートル×3メートルの巨石の真ん中に直径50センチほどの穴があいています。まずはお札に切りたい縁や結びたい縁を書きます。
碑の表から裏へ穴をくぐり抜けると悪縁を切り、裏から表へ通と良縁を結ぶのだとか。そして最後に御札を貼り付けます。
くぐっている人、海外からの観光客も含めたくさんいました。
私は今現在、特に縁切りしたい事はないので見てるだけでお参りしていません。
だれ~酒と縁切れば~って言ってるの! -
お手水舎の中に苔が生えていました。
水自体はきれいなんですが、結構、強烈です。 -
悪縁切り&良縁結びのパワースポットですので皆さん軽い気持ちで行かない方がいいですよ。
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これぞ京都という祇園の華やかな街中にある八坂神社にやって来ました。
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全国の八坂神社の総本社であり、その分社数は全国になんと約3000社だそうです。
御祭神は、素戔嗚尊(すさのをのみこと)・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ)。厄除け・疫病退散にご利益があるパワースポットと言われています。 -
初詣はすごい人出なんでしょうね。
この日も観光客でにぎわっていました。 -
お正月の準備が進んでいます。
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境内には、摂末社が数多く祀られており、中にはユニークなお社もあるので隅から隅まで歩いてみるのも面白いかも。
「刃物神社」とかもありましたよ。 -
円山公園を横切って清水寺へ向かいます。
観光客が多いのは覚悟です。
公園内もお正月の準備で忙しく動いている人達がたくさんいました。 -
高台寺~ねねの道~二年坂~産寧坂を通って清水寺に向かいます。
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二年坂
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産寧坂辺りは観光客でごった返しています。
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途中、八橋やバームクーヘンを購入しながら進んで行きます。
八橋は試食しまくりです(笑) -
観光客も大陸からの人多いです。
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やっと清水寺着いた~
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もう何回も来ているので回りをぐるりするだけにします。
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清水の舞台を下から見ようと思ってぐるぐる回りましたが、拝観料払わないと下からも見えないようになってました。
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清水寺から京都市内が見えます。
中央は京都タワーです。
この後、バスで京都駅まで戻るのですが、バス停には長蛇の列が・・・そしてバスは常に満員でバスが来たと思っても乗れるのはせいぜい2~3人。
結局1時間近くバス停で待ちました。 -
帰りの新幹線です。
18時59分発東京行きのこだまです。
12月28日。上りの新幹線はあまり帰省ラッシュ関係ないのかな・・・。
空いてました。 -
こだまの指定席。
自由席は空席多かったです。
駆け足の京都旅行はこれにて終了です。
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