2012/09/18 - 2012/09/18
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amstrobryさん
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5日目。今日は黒岳から旭岳への縦走を実施。ずっと雨マークがついていた天気予報が前日になって晴マークに変更。当日、ふたを開けてみれば空気の澄んだ快晴。3回目の縦走は奇跡の登山となった。
5日目 大雪山系黒岳から旭岳まで縦走
ホテル~黒岳七合目登山口~黒岳~黒岳石室
黒岳石室~お鉢平展望台~北鎮岳~北鎮岳分岐
北鎮岳分岐~中岳~間宮岳~旭岳
旭岳~姿見
姿見~旭岳温泉
旭岳バス停17:30~旭川駅前18:55
旭川20:00~札幌21:20 札幌全日空ホテル宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ スカイマーク JR特急 JRローカル 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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5日目、今日は黒岳から旭岳まで縦走する。前日の天気予報で逆転の晴れ予報だったが当日を迎えて感動。晴れどころか快晴の天候。何度か層雲峡に来た中でもここまでの天気は記憶にない。6:40
ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT 宿・ホテル
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温泉街から黒岳方向を望む。黒岳の頂上がはっきりと見える。
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ロープウェイ乗り場。始発便は混雑していたようだが7時前の便は待たずに乗れた。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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快晴の天気で景色もくっきり最高。
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ここからも黒岳頂上が完璧に見えている。
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温泉街が遠ざかり。
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7:05黒岳駅到着。ここからはリフトに乗り継ぎ7合目の登山口に向かう。
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リフト乗り場までは少し離れている。
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リフトに乗車。晴れていて最高。
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約15分の乗車で徐々に登山口に近づいていく。
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7:25頃リフト下車。ふもと方向の景色。
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黒岳7合目登山口の山小屋。入山名簿の記入、売店、リフトチケット取り扱いがある。
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7:28登山開始。
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快晴で空気が澄んでいるので空と山の稜線部分がくっきり鮮やかで美しい。
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これほどさわやかな環境下で登山をした記憶がないくらい。
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黒岳は基本つづら折りの登りが続く登山道。登りやすい山だとは思うが結構急な上りもあり、ごつい岩も転がる。七合目からなら山頂までは1時間前後で上がれる。
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きれいな風景に感動しシャッターを押しまくっています。
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夏の湿っぽい感じではなく秋から冬にかけての乾いた空気でした。だからくっきりとした景色が広がるのか。
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つづら折りの折り返し部分。これを何度が繰り返し山頂に向かう。
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八合目。7:50。
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登山道をふりかえる。緩やかな勾配の登山道と奥の山々の風景が最高。
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紅葉も晴れの天気で見るときれい。
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黒岳登山のシンボルの一つ、招き岩が見えてきた。
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招き岩近づく。
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招き岩さらに近づく。
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山の斜面に対し垂直に伸びる木。
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気が付けば招き岩よりも高いところに来ていた。
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招き岩を下に。
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黒岳の登山道はひたすら登り続ける。景色はずっと良いので晴れた日は最高。8:20。風景に感動し写真を撮りまくっているのでなかなか進めない・・・。
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最後の登りが見えてきたかな。頂上に続きそうな道がみえる。
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おそらくここを抜けると頂上だ。
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8:24山頂へ。早い時は50分程度で上がるが今日は撮影の影響で時間がかかった。
黒岳 自然・景勝地
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これから向かう石室、お鉢平方面。雲一つない最高の登山が続けられそう。
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こちらは北海岳等の方角。昨日とは対照的なきれいな景色。
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神々の遊ぶ庭にふさわしい雄大な風景が見える。
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こちらは温泉街の方向。リフトや層雲峡温泉のホテルが見える。
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10分程度山頂で風景を楽しみ、先に進んだ。
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次の目的地は黒岳石室。石室までは下りが続く。荒い岩場を下る。
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下りは楽だけど登りは結構つらい道のり。
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いったん平らなところもあるがもう一度くだりがある。
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手前に石室が見える。また、先につづく登山道もくっきりと見える。
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石室が近づいてきた。
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下りきるとアップダウンの少ない道に出る。
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振り返る。岩場の登りの連続で結構大変な道のりである。
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ここからは足元も変わり歩きやすい。石室まではもうすぐ。
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8:53石室到着。黒岳山頂から約20分。写真を撮りながらの影響もあるが山頂とここの間は山と渓谷社の登山地図の標準タイムを縮められない。
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黒岳山頂までの登山と違い、山の中に入っていることを実感するコースになる。
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秋のチングルマ。綿状の群生が太陽に反射している。
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そして鮮やかな紅葉が広がる。
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この辺、あまりアップダウンもなく雄大な大雪山系の中を歩く最高の登山道だと思う。
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だんだんとお鉢平の割れ目が見えてきたか。
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登山道にはロープも張ってありよく整備されていると感じる。
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まっすぐに進んで右方向に向かう感じ。
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これまで進んできた道。黒岳もだいぶ遠くになった。お鉢平展望台に向け少し登りがある。
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9:27お鉢平展望台に。くっきり見えるのは初めてのこと。
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硫化水素が充満しているそうで有毒温泉なる温泉も湧いている。みるからに毒々しい風景。
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さて、次の目的地は北鎮岳分岐点である。ちょうど山のくぼみ部分に残雪が残る左手に登山道。右の山が北鎮岳である。
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この斜面、割と遅くまで残雪が残るようで初めて縦走した2011年7月にここで道がわからなくなったのを覚えている。
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2011年当時は幸い対向から登山者が来て、左斜めに進むと教えてくれて登山を継続できた。たしかに正面から見て左斜めにコースが続いている。
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ここが2011年7月一面の雪渓に覆われていた所。おまけに霧も発生していたので、素人には登山道を見つけられなかった。
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2011年7月、当時は怖いもの知らずで無謀な登山をしていた。今だったら間違いなく引き返すレベルである。
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反対側、黒岳石室からじょじょに高度を上げてきていることがわかる。
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2011年7月の風景。晴れているときは別の風景。相当な知識がないと安全に登山はできない。
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正面を登り切ると分岐の標識が。右手は北鎮岳方向の登山道。
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9:51北鎮岳分岐到着。今日は晴れているので北鎮岳をピストンする。
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2011年7月。雪渓を登ると雪はなくなったが霧は継続していた。
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がれた登山道が続くが進む方向がはっきりしていてわかりやすい。片道約20分の道のり。
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これから進む旭岳方面の登山道。お鉢平の周回上を進んでいくことがわかる。
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頂上に向かって伸びる登山道も美しい。
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高度を上げてきた。雲の少ない天気だが奥の方は雲がわいているようだ。
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10:10北鎮岳山頂に到着。
北鎮岳 自然・景勝地
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黒岳方面。これまで歩いてきた景色が眼下に広がる。
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北鎮岳からは比布岳、愛別岳方向に進むことができる。
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こちらが登ってきた方角。絶景である。
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360度のパノラマを楽しんで元のコースに復旧する。
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青空ががれた登山道を美しく見せる。
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お鉢平を正面に縦走路が近づく。
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10:38北鎮岳分岐に戻る。
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ここからはお鉢の尾根上を進み、途中正面に見える旭岳方面に曲がる。
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今のところ旭岳もくっきりと見えるが、まだまだ道のりは遠い。
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そして尾根上なので景色は抜群。こうしてみるとまだまだ登りがあることに気づく。
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9月とはいえ斜面には雪渓が残っている。万年雪なのかもしれない。
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写真では全く読み取れないが中岳に到着。
尾根上にあるのであまり山頂という印象はないが、山頂標識が建つ場所なので山頂である。10:52 -
正面に見える山のほうが登りがあるので山頂感はあるだろう。
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この辺、斜面ぎりぎりのところに登山道がある。硬い地盤のように見えるが。
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2011年9月の時の風景。霧と雪で危険だったが今回晴れの登山ができてどの辺を歩いていたのかがよくわかった。
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大雪山系の登山道は晴れた日に限れば開放感のある風景が続いて最高だと思う。
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遠くから見ると結構登りがきつそうな道もあるのだが実際歩いてみるとそうでもなかったりする。
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登った後は再び下りまた登るといった場所。
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雄大な景色。
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まだお鉢平の周回上。ふたたび登りがあり、しばらくすると旭岳への分岐へと至る。
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そういえば当時、日差しがまぶしいくらいの天気で旭川の最高気温は33度。大雪山系でも30度近くの気温が出ていて、半袖で登山していたことを思い出す。晴れることを期待していなかったので日焼け止めを持参しておらず、真っ黒に日焼けしたのだった。
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11:08中岳分岐。ここから旭岳を経由しないで裾合平を通ってロープウェイ姿見駅まで行く方法もある。今回は旭岳を経由するコースを取る。
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要所要所にロープが張ってあるので安心して登山ができる。絶景を360度味わいながら最高の登山をしている。
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このあたりまで来るとお鉢平をぐるりと半周したような形となり黒岳が正面に見えた。
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再び登りがあります。次は間宮岳に至るはず。
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お鉢平と黒岳、そしてこれまで歩いてきた道のり。北鎮岳も見える。
尾根上とはいえアップダウンがあるがあまり苦にならなかった。 -
北海岳などお鉢平の円周上の対岸の風景だと思う。
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さて、山頂標識を示す棒が見えてきました。
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11:30間宮岳山頂。
間宮岳 自然・景勝地
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フラットな山頂なので前後に登りがあるものの山頂という感じはしない。
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間宮岳山頂でお鉢平の周回コースとはおわかれ、いよいよ大雪系最高峰の旭岳を目指していく。
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このとおりお鉢周回コースと旭岳への分岐点の標識。このまま北海岳を経由して石室に戻るルートもある。2016年現在、こちらを経由するルートは未踏なのでいつか歩いてみたいと思っている。11:34
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そして2011年9月の同地点。よくもまあこんな天気で縦走したとあきれるところ。新雪だったので踏み跡をたどればなんとかなるだろうと。確かに何とかなったのだが他人には絶対そんなアドバイスはしない。
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正面に旭岳が見えてきた。次のターゲットはあれだ!
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今のところ雲はかかってないけど、ちょっと雲が目立つようになってきた。目的地まではまだまだありそうだしどうだろうか。
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旭岳も過去2回の登山は霧の中だったので、今回晴れた中で山頂に向かえれば最高なのだ。
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振り返る。ここも上り下りがある。木が生えていないので視界は最高。
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正面が旭岳。やはり雲がかぶり始めてきた…。
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右手が旭岳、見ての通り登り。この登りが強烈といえば大げさだけどこれまでの登りよりはきつい。
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雲の通り道になっていてさっきから見えたり見えなかったり。
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かぶったところ。
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ああ、、、完全にかぶった。
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旭岳の登り。わりと直線上に登っていくのが特徴。足場があまりよろしくなく、角度もあるのであまり早くは進めません。12:19
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ひたすら登っていくしかない。じょじょに山頂に近づいていることはわかる。
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後ろをふりかえる。
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山頂まではまだまだ。
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ところで2011年7月はこうでした。一面雪に覆われ霧も発生していたので登山道がわからなかった。幸い登山者はたくさんいてとにかくまっすぐ進めと教えてもらったので、先ゆく人についていきつつまっすぐに進んだ。
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だいぶ上った。歩みは遅いがとにかく淡々と登るしかないコース。
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急な斜面を登り切るとロープを張られた登山道が現れ、山頂まで緩やかな上りとなる。
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反対方向も雲がかぶりました。
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周囲も雲がかぶりました。タイミング・・・
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12:45旭岳山頂。
登山開始時の天気だとこの展開は想像してなかったけど自然というものはそういうものなんですね。旭岳 自然・景勝地
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このまますぐに下山するのではなく、帰りのバスの時間までは十分にあったのでちょっと山頂にとどまることにした。
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下山方向は雲が切れて視界が良くなってきた。こういう風景、待ってました。
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13:04。山頂風景。雲が晴れてこれが滞在時の最もベストな状態。くっきりさわやかではないけど3度目の旭岳でここまで見られてよかったと感じた。
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下山方向。姿見の池とかロープウェイ乗り場とかこんなにはっきり見えるとは。噴煙も上がる火山性の山。
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13:13の山頂。一人で山頂に30分近く粘ることはあまりない。
完全な青空にはならなかったけど、まずまず楽しめました。
では下山開始します。 -
下山のルートも雄大な景色が広がる。姿見の池までひたすらがれた下り、広大な樹海も広がる絶景。
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ずーっと360度のパノラマが広がるので最高の道のり。
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下山方向から右に大きな岩が見えると金庫岩。
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そして、下山方向から左に見える大きな岩がニセ金庫岩。登山道はここで大きくカーブする。今はロープが張られ事故は大きく減少しただろうが、かつては道迷いの多発地帯だった。13:28
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13:31九合目。ニセ金庫岩は山頂付近にあるのでより油断してしまうのかも。
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結構斜度が急。過去2回は霧でひたすら進んでいただけだったが、景色を楽しみながらだとコースの状況がよくわかった。
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でもだんだんとゴールは近づいてきている。
しかしこの絶景、スタートから最後まで風景を楽しませてくれるコースである。 -
このあたりから足腰が弱くなってきていて、何度か尻もちをついてしまった。
良く滑る。 -
旭岳温泉が奥に見える。こんな樹海に迷い込んだら大変だなと思う。遠くから見るには雄大な風景ですが。
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13:49八合目。
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さらに登山ゴール地点の姿見の池が近づいてくる。
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噴煙も近くになる。
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前後をみながら満喫する。旭岳は登りと下り両方経験したけど個人的には登りはきつかった。
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360度の景色。再び樹海をうつす。
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14:08七合目。いよいよゴールです。
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山頂付近にかかっていた雲も下山中は影響なく、きれいな風景の連続で最高だ。
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あおぞらが美しい。この辺でもしりもちを何度か。足腰はかなり弱っていた。
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14:23六合目。ここが姿見の池までの最後の合数標識。いよいよ最高の登山が達成された。
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荒々しい登山道の様子が伝わるだろうか。
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振り返ると旭岳は雲がとれ、きれいな山容を見せていた。タイミング・・・。
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姿見の池が近くに見える。ここからは登山道というよりも散策路。バスの時間まであるのでゆっくりしよう。
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14:39姿見の池。空の色をうつしだしてきれい。
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旭岳もばっちりの状態。
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風がなければ湖面に旭岳が鏡のようにうつるがこの日は風があった。
姿見ノ池 自然・景勝地
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雄大な旭岳。
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避難小屋が見える。姿見の池だけでなくいくつかの池がありそれぞれきれいな風景を見せてくれます。
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雄大な旭岳を鑑賞するスポットがいくつかある。
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散策路をロープウェイ乗り場に向けて歩いていきます。
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気温は高いが乾いた空気。景色は最高。2016年現在でも記憶に残る登山だった。
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旭岳と噴煙が立ち上る景色を見られるスポット。
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いろんな角度から旭岳を攻めていく。
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池を見学しながら散策路を進む。
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池の色がきれい。
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旭岳と散策路、絶景かな。
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まっすぐに伸びる散策路と旭岳
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晴れていればこの散策路めぐりだけでも自然の美しさを満喫できる。
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あらゆる角度がきれいな姿見の池散策路。
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そして下山の時がやってくる。
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でも最後に旭岳を一枚。
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ロープウェイ姿見駅。ここから旭岳温泉まで下っていく。15:52
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ロープウェイで下る方角。こちらも絶景。
なんだか降りるのが名残惜しい雰囲気。いつまでも今日のような天気ならずっといたいような気分だった。 -
が、そうもいっていられないのでロープウェイ乗車をもって今日の登山行程が完全に終了となる。
ロープウェイ車窓から。正面に見えるのが忠別ダム。本日最後の絶景をもれなく収めていく。 -
日差しがまぶしい。最高の天気でした。
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だんだんと山麓が近づいてきて、、、
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16:17山麓に到着した。
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たしか当時旭川駅に向かうバスの発車時刻は17:30.まだ1時間以上あったので付近を散策した。
旭岳山頂は雲の中に入っている。 -
そしてバスの時刻に。明日の天気は曇予報ということでだいぶ雲が広がってきていた。
旭川空港で友人と別れ、翌日からは再び単独行に。
旭川でJRに乗り継ぎ札幌に向かった。 -
札幌駅に到着。
ここからは歩いて全日空ホテルに向かう。 -
3度目の正直で絶景の中を縦走した黒岳旭岳縦走。
これが成功しただけでも今回の北海道旅行の目的はほぼ達成できた。
最高の一日が終わった。
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