2016/09/08 - 2016/09/09
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きみぴょんずさん
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長崎から2年ぶりに上五島へ向かい、バスとタクシーで時間の許す限り教会巡りをしてきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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-
永田旅館で朝御飯をいただいて、中通島2日目のスタート。
この日は終日教会巡り。永田旅館 宿・ホテル
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旅館をチェックアウトして、青方バス停(西肥バス新上五島営業所)へ移動。
まずはここから中通島の北部へ向かいます。 -
8時58分、奈摩先回りの青方循環マイクロバスに乗って青砂浦別道(あおさがうらわかれみち)バス停で降りる。
ここから青砂ヶ浦天主堂までは歩きますが、奈摩湾を回り込むように道なりに15分も歩けば着きますから、それほど大した距離ではありません。 -
バス停から歩くこと15分。眩しいほどの青空の下、大天使ミカエルの像に迎えられて青砂ヶ浦天主堂に到着。
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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教会の入口脇には白亜のマリア像。後ろに咲いているツルバラの花が彩を添えます。
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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イチオシ
改めて、青砂ヶ浦天主堂の建物をじっくりと眺める。
私がこうやって写真を撮影している間にも、青砂ヶ浦天主堂に観光客の方が時々みえましたが、皆さん天主堂の正面玄関から入ろうとしてカギがかかっているのに首をかしげる姿を見かけました。
天主堂では正面玄関が神様の通り道として、普段は施錠されているところが結構あるのです。
青砂ヶ浦天主堂に関して言えば、建物の右側に回り込むと入口があるので、拝観する時はそこから出入りします。青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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青砂ヶ浦天主堂の聖堂内部。
やはり中に足を踏み入れると厳粛な気分になります。青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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青砂ヶ浦天主堂の守護者、大天使ミカエル像は聖堂内部にも置かれています。
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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内陣の反対側にはマリア像が置かれています。
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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イチオシ
青砂ヶ浦天主堂を後に、立串(たてくし)行きのバスでさらに島北部を目指します。
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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やってきた中型バスは神奈中バスから移籍してきた車両でした。
優先席のステッカーや「走行中お席の移動は危険です」というステッカー、そして独特な形の降車ボタンに神奈中時代の面影を感じることができます。 -
バスの車内から眺める東シナ海。青い海がどこまでも広がっています。
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10時11分に終点の立串バス停に到着。公園の一角に立派な待合室を備えたバス停がありました。
ここから少し歩いてタクシー会社の事務所へ移動して、今度はタクシーで教会巡りです。 -
立串からタクシーで約20分、中通島最北端の米山(こめやま)教会に到着。
教会の脇には公民館があって、この一帯が集落の中心的な役割を果たしています。米山教会 寺・神社・教会
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敷地の脇には教会の守護者の聖アントレアの像が立っています。
米山教会 寺・神社・教会
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教会の建物の裏の隅っこにマリア像が置かれています。よく注意していないと見逃すような場所にあります。
マリア像の脇に松の木が植わっているあたりが、何とも日本的です。米山教会 寺・神社・教会
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米山教会の聖堂内部。
1977年に建て替えられていることもあって、全体的には質素な造りですが…米山教会 寺・神社・教会
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入口の扉の上には最後の晩餐のレリーフが掲げられています。
全国でも、最後の晩餐をレリーフにしている教会はここが唯一だそうです。
ここからは11時55分立串発の青方行きバスに間に合うように南下しながら教会巡りです。米山教会 寺・神社・教会
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仲知教会。
この聖堂を訪れるためだけにでも、上五島を訪れる価値はあると私は断言します。仲知教会 寺・神社・教会
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仲知教会のステンドグラスにはキリストの生涯が描かれていますが、右から2番目の「漁師を仲間にする」では、教会の建設に尽力した漁師たちを描いているところはシャレが利いています。
なお、タクシードライバーの話では、この5人の中で現在も御存命なのは1人だけだそうです。仲知教会 寺・神社・教会
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イチオシ
仲知教会から県道を南下して、しばらく行って先の三叉路を折れて山を1つ越え、下って行った途中にあるのが赤波江教会。
この赤波江教会は県道からでも遠目に見ることができますが、緑の森の中に白壁と赤い屋根の建物がよく映えています。この景色もぜひ現地でご覧いただきたいものです。赤波江教会 寺・神社・教会
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赤波江教会の守護者、聖ヨセフ像が敷地入口で出迎えます。
赤波江教会 寺・神社・教会
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赤波江教会の内部。窓ガラスにカラーフィルムを貼ってステンドグラス風に見せています。
この赤波江教会は今信者が5世帯しかおらず、普段のミサも仲知教会から手伝いを頼んでもらっているということで、
「五島の教会で次に廃堂になるのは赤波江じゃなかろかって噂もあっとげな」
と、タクシードライバーは話していました。赤波江教会 寺・神社・教会
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江袋教会。
1882年に建てられた教会ですが、2007年に漏電による火災で焼失。3年かけて復元されました。江袋教会 寺・神社・教会
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江袋教会の玄関ではイエス像が出迎えます。
江袋教会 寺・神社・教会
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江袋教会の敷地からは東シナ海が見下ろせます。
天候によってさまざまに表情を変える東シナ海ですが、この日は穏やか。鏡のような海が広がります。江袋教会 寺・神社・教会
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江袋教会内部。
リブ・ヴォールト天井(こうもり天井)の骨組みは辛うじて焼け残ったので、これをもとに教会が復元されました。
ですが、焼失当時ですら築125年という古さだったために建物の設計図が見当たらず、復元作業は困難を極めたという話です。江袋教会 寺・神社・教会
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江袋教会の内陣。…美しいの一言です。
江袋教会 寺・神社・教会
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立串からのバスの時間の都合で、訪問できるのは小瀬良教会か大水教会のどちらかを選ばざるを得なくなりましたが、
「ここまで来られたんなら大水(教会)の方がよか」
というドライバーの一言で、大水教会を訪問。
こちらは以前は五島の教会建築の大家・鉄川与助の手で建てられたものですが、老朽化のため鉄筋コンクリートの近代的な建物に建て替えられています。大水教会 寺・神社・教会
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大水教会の玄関には白亜のロザリオの聖母像。
大水教会 寺・神社・教会
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大水教会。非常に質素な造りです。
こちらは県道から延びる長い袋小路を約2㎞たどった先の山の中腹にあって、公共交通機関では行けません。峠を2つ越えるので徒歩で行くのも至難の業です。
ですが、こちらを訪れると、このような場所でもずっと信仰を守り続けてきた地元の方々の思いの一端に触れることができます。大水教会 寺・神社・教会
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バスの発車5分前に立串バス停に戻ってきました。
かなり無理な行程の教会巡りではありましたが、それでも無理を聞いていただいたタクシードライバーの方には本当に感謝です。
ここからバスで青方へ戻ります。
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上五島
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永田旅館
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