2015/04/27 - 2015/04/30
219位(同エリア788件中)
ゆうさん
五島列島の教会巡り。
4/29・30は福江島にある教会を巡りました。
移動手段はレンタカー。
上五島同様、こちらも高低差のある山道が多かったです。
■教会巡りスケジュール(教会以外の場所も含む)
《1日目》
福江教会→浦頭教会→堂崎天主堂→宮原教会→半泊教会→楠原教会→水ノ浦教会→打折教会→三井楽教会→淵ノ元カトリック墓碑群→貝津教会→繁敷教会
《2日目》
立谷教会跡→玉之浦教会→大瀬崎展望所→井持浦教会
教会での行動としては
・教会の外観を撮影
・教会の周りを一周
・中に入って祭壇前まで行き、全体を見回す
・雰囲気を感じる
・スタンプ押印
で大体10分程度の滞在時間でした。
建築に詳しいわけでもなくキリスト教徒でもない私は、眺めて綺麗だなとかディテール凝ってるなとか、視覚的な部分と雰囲気で教会を感じていたので拝観に時間はかかりませんでした。
きちんとお祈りされる方などは、おそらく倍以上の時間が必要になると思います。
※教会内部は撮影不可のため写真はありません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 ANAグループ スターフライヤー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
五島列島3日目は上五島から福江島へ移動します。
当初はキリシタンクルーズというツアーに参加して渡ろうと思っていましたが、最少催行人数に満たなかったので残念ながらツアーはお預け。
このツアーは久賀島の旧五輪教会やキリシタン洞窟も見られて良さそうだったのですが、日が悪かったんですねー。
上五島から福江への船はいくつか種類もあり、それによって港も異なってくるので事前に検索しておきました。
福江での時間もそれなりに欲しかったので、移動は朝の内に可能な郷ノ首〜福江の高速船ニューたいように決定。
若松〜郷ノ首〜土井ノ浦〜奈留〜福江の順で運行されています。
当日は宿泊していたホテルマリンピアの近く、蛤というバス停から7:08に奈良尾行きのバスに乗り、7:42に郷の首バス停で下車。
港には既に人がいて、高速船も丁度入ってきました。
乗船券は港に停まっている車で購入。
郷ノ首港を7:50頃に出発しました。 -
船の中はとても綺麗で、座席も観光バスのようなふかふかしたものでした。
乗船前に、今日は波が高くて船が揺れるから席は後ろの方が良いとのアドバイスをいただいたので、一番後ろの窓側に座りました。 -
乗船券。
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船の2階デッキから撮影した若松大橋。
デッキは風が強く、この写真を撮ってすぐに船内に戻りました。 -
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船の航路には詳しくないものの、もしかして見られるかも?と思っていたら見えました!
ツアー中止で断念していたキリシタン洞窟。
上の写真の中央付近にある白いものが、断崖にある十字架です。
こんな場所に潜伏しなければいけなかったなんて…と複雑な気持ちになりました。
結局見つかって弾圧されたという事実には、弾圧する側の執念も恐ろしいものがあると思いました。 -
土井ノ浦港から見える土井ノ浦教会(右側)。
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海の上から見た五輪教会と旧五輪教会。
こちらも見えるかも?と思っていたので見えて嬉しかったです。
今回は訪問は叶いませんでしたが、次は行きたいですね。 -
-
無事福江港に到着後はニッポンレンタカーへ。
ニッポンレンタカーは五島に渡るのに使ったフェリー「太古」と提携しているプランがあって、1日5000円で借りられるのです♪
そちらを利用して、福江での2日間はワゴンRが旅のお供になりました。
ワゴンRに乗り込んで、早速福江教会へ。
中心地にあるからか、とても綺麗で大きな教会でした。
中から見て左右上部に、大きな椿モチーフのステンドグラスがありました。 -
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浦頭教会。
福江教会もでしたが、こちらも道から入る時に立派な門をくぐります。
左右のステンドグラスに福江教会と同じ緑と赤の円が重なったデザインのものがありました。
磔のキリスト像の上には、黄色い三角錐状の窓があり、そこからの光でキリスト像が照らされているようでした。 -
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堂崎天主堂。
こちらはキリシタン資料館も一緒になっていて、唯一入館料のかかる教会です(300円)。
外観はレンガ造りのクラシカルな雰囲気。
教会内は展示物が多くあるため、厳かな雰囲気はありません。
ただ内陣や窓など、細かなところがこだわってある気がしました。
建物周辺にも様々な像や植物がありました。 -
堂崎天主堂の駐車場から、教会へ行く途中の海岸にある丸い岩。
二つが寄り添っているようで可愛かったです。 -
堂崎天主堂から見える海。
芝が綺麗でした。 -
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宮原教会。
この教会は建物の間近に行くまで、本当に教会なのか不安でした。
一見すると民家というか小屋のような風貌。
入り口近くにある桜が花と葉で茂っていたので、屋根にある小さな十字架も見えず…。
中は板で作られた祭壇と小さな像で作られていて、小さいながらも教会であることがわかりました。 -
木々に囲まれているので見つけづらい。
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半泊教会。
細く険しい山道を走って、海が見える開けた場所まで来ると半泊教会がありました。
細いアーチの門と、折上天井の中央部分と柱、梁が水色、壁が白という配色から、全体的に可愛い雰囲気でした。
周りは塀に囲まれていて、海側の塀は石を積み上げた石垣になっていたのが印象的。 -
半泊教会の目の前の海。
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楠原教会。
レンガ造りの比較的大きな教会でした。
入り口横にはヤシの木が植えてあり、教会との一体感が良い感じ。
正面のステンドグラスは3枚あり、中央にはイエス、マリア、ヨセフの絵が描いてありました。
リブ・ヴォールト天井で柱や梁はアイボリーという温かみのある内装でした。 -
楠原教会の上にあった楠原光幼稚園の碑。
幼稚園の門があったので、園があるのかと思って覗いてみたら平成20年に閉園とのこと。
この楠原教会から31号線を右に少し行くと、楠原牢屋跡もあります。
一見するとただの小屋ですが、中は牢屋の再現のためどこか重い空気を感じました。 -
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水ノ浦教会。
高台にある白い教会。
クラシカルなリブ・ヴォールト天井ですが、柱や梁の色がミントグリーンなので重厚感はあまり感じません。
天井に施されたモチーフは黄色で彩られ、ステンドグラスもピンク系と黄色系で統一されている柔らかい印象の教会でした。 -
教会の門。
徒歩で来る方の場合、階段を上った先の門の裏にこの文字があります。
とても印象的で、順序というのは守るものなんだよと言われた気がしました。 -
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水ノ浦教会の裏手に広がる墓地の前に、十字架にキリストの生涯を綴った道があり、その最後がキリスト像でした。
白い十字架が並ぶ姿はとても綺麗でした。 -
打折教会。
幹線道路から横道をぐるっと回って海辺を走ると現れます。
周辺の民家と見間違えそうな、こぢんまりとした教会でした。
中も他の教会に比べて装飾類は少なくシンプル。 -
打折教会前の海。
とても綺麗なロケーション。 -
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三井楽教会。
外観も内装も芸術的な教会。
教会正面のモザイクタイルはとてもインパクトがあります。
教会への入り口は左右にあります。
中も吊り下げのライト、壁画、ステンドグラスのストーリー性と芸術性、と個性のある教会です。
磔になっているキリスト像も、どこか他とは違う気がしました。 -
淵ノ元カトリック墓碑群から見える景色。
三井楽教会から海沿いに走り、少し横道に入るとカトリック墓碑群があります。
とても神聖な雰囲気だったので、墓碑は撮影しませんでした。
代わりにここに眠っている人々が見ている景色を撮りました。 -
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貝津教会。
外観はシンプルな教会。
中は折上天井で、色は白とアイボリーで落ち着いた配色。
ステンドグラスのデザインは全て同じものの、配色をそれぞれ変えてあって凝った印象。
内陣の左側にあるキリスト像は、手のひらが杭で打たれて血の流れている像でした。 -
高浜海水浴場。
もっと晴れていれば綺麗なブルーだったかも。 -
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繁敷教会。
旧山の田教会というらしいです。
この旅一番の山奥の教会。
繁敷ダムの周りの道から、更に細いカーブミラーも何もない山道を走った先にありました。
こここそ、まさに「こんなところにも教会が!?」でした。
外観もまるで山小屋。十字架がなければ確実に見落としていそう。
ただ中は木製の椅子が並び、綺麗に掃除され、左右に飾られたキリストの十字架の道行も立派な額に入れらていて、教会なんだと実感しました。
教会内の訪問帳に山の田教会が懐かしいと書かれている方がいて、離れていても信仰心は続くんだと感じました。 -
福江の宿はコンカナ王国という別荘タイプ?のホテル。
夕飯は敷地内のばらもんという和食屋さんで、ハコフグの味噌焼とおにぎりをいただきました。
おにぎりにも五島のお米が使われているとか。
美味しかった♪
コンカナ王国には鬼岳温泉という温泉もあって、夕飯後に落ち着いたら行こうと思っていたら雨が降り出し、あっという間に雷付きの土砂降りに。
ちょっと走れば温泉への通路があるものの道は川のよう…。
仕方がないのでフロントに電話をして傘を借りたのですが、持ってきてくださったおじさまがびしょ濡れで…とても申し訳ない気持ちでした。
温泉は露天は大雨でとても入れない状況でしたが、内湯はぬるめで個人的には入りやすかったです。
(翌朝露天も入ったら程良い温度で気持ち良かった) -
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福江2日目。
最初は立谷教会跡。
50号線を玉之浦方面に走ると道路の左側に教会の模型のようなものが。
このミニチュア教会のある道を曲がってひたすら進むと、右側に開けた場所が出てきます。
そこにあるのが立谷教会にあったマリア様。
広場には教会内部のように、石の椅子が左右に並び、聖水盤もあり、建物がないだけでそこにはまだ教会が存在しているようでした。 -
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玉之浦教会。
玉之浦の港に面した場所に、民家と並んで建っていました。
白地の三角屋根に青でラインが入っているのが特徴的でした。
想像より小さな教会で、中はシンプル。
港は静かで、教会もそこに佇んでいるという感じでした。 -
玉之浦の港。
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大瀬崎展望所。
映画「悪人」のロケ地になった灯台。
灯台まで行くには展望所から片道40分も歩くのだとか。
展望所には祈りの女神像と鐘がありました。 -
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井持浦教会。
この旅最後の教会。
教会裏のルルドは、その前の祈りの場所が石が敷いてあってキラキラと綺麗でした。
内装は白がメインでシンプル。
左右のステンドグラスからの光に照らされた磔のキリストは、見納めだと思ったからかとても神々しく見えました。 -
五島での最後の食事は、五島牛のビーフシチュー!
五島牛が食べたい、けどお店があまり見当たらない。
困ったな〜と思いながら、たまたま入った「はたなか」さんというお菓子屋さんがレストラン併設たったので、思い切って訪ねてみたところシェフが用意してくれました。
牛のことはよくわからないけど五島牛ってのを食べてみたいんです、と言った私に対して、なんて優しいのでしょう。
最後に優しさに触れてほんわかしました。
とろけるようなお肉でとても美味しかったです! -
福江港でお土産を調達して、レンタカー返却。
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帰りは天気が多少悪くても大丈夫なようにと飛行機にしました。
五島空港は正式名称は「五島つばき空港」と言うんそうです。
入り口にも椿のステッカーが貼ってありました。 -
五島から福岡へはこのプロペラ機で行きます。
人生初のプロペラ機。
特に揺れが大きいとかもなく、安定のフライトでした。 -
福岡空港の展望台入り口にあった葉っぱヒコーキ。
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福岡空港で売っていたトマト大福。
中にミニトマトが丸ごと入っていて、酸味と甘みが良い感じでした。
ただ一口で食べないと中身が飛び出るという悲惨な事態に…。 -
お土産たち。
五島のつばきねこ、可愛いです★
憧れていた五島の教会を4日かけて巡った今回の一人旅。
少しせわしない旅でしたが、人々の信仰心の強さに感心したり、建築や自然の美しさに感嘆したり、普段の生活では得られない感動も多くあった良い旅でした。
次は他の島にある教会や、今回見た教会でももっとゆっくり見られたら良いな。
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