激走！上五島教会巡り（その２・若松島後編）

2016/09/08 - 2016/09/09

長崎から２年ぶりに上五島へ向かい、バスとタクシーで時間の許す限り教会巡りをしてきました。

エリア 五島列島(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

若松島の北部にある集落・月ノ浦までバスに乗ってみる。

この月ノ浦集落は若松島の中でも道路事情が悪く、島の他の集落と陸続きでありながら最後まで渡船が残っていたところです。

若松港ターミナルから延びるもう１つのバス路線の終点・月ノ浦。静かな漁村です。
こちらでは現在主にマグロの養殖を手掛けているという話ですが、他のものも獲れるらしい。ちなみにマイクロバスの左側に積み上がっている茶色い塊はタコツボだそうです。

実はこのバスに乗り合わせたお婆さんから、なぜか五島うどんをいただきました。

西肥バス月ノ浦終点バス停。

バス停名にわざわざ「終点」と名付けるあたりはなかなかのセンスです（笑）

乗ってきたマイクロバスの脇に止まっていたトラックの積み荷。

最初は一体何かと思いましたが、これは養殖マグロのえさになる冷凍イワシだそうです。
（許可を得て撮影）

若松港ターミナルまで戻てきてちょっと休憩。港の前の海は鏡のような凪でした。

若松港からは再びタクシーに乗り、山道を延々と走った先にあったのが大平（おおびら）教会。

この教会は谷底に位置していて、山の上の道路からは坂を駆け下りていく格好になります。（この写真はタクシードライバーの御厚意で、途中で止まって撮らせていただきました）

大平教会 寺・神社・教会

大平教会の正面に置かれている被昇天の聖母像。この像が置かれている教会は、おそらく上五島で唯一。

大平教会 寺・神社・教会

大平教会の聖堂内部。非常に質素な造りです。

大平教会 寺・神社・教会

大平教会と道路を挟んだ向かい、海側に建っていたのが旧若松町立大平小学校跡（2003年に若松小学校に統合されて閉校）。

これだけの交通の便の悪いところに立派な小学校が建っていたことにびくり。

大平教会 寺・神社・教会

旧大平小学校の校舎。

閉校して10年以上経っていますが、パッと見では荒れている感じは全くありません。

大平教会 寺・神社・教会

旧大平小学校の校庭。
決して広くありませんが、かつては子供たちが元気にここを駆け回っていたのでしょう。

今はその面影はなく、画面右端に像がポツンと残るのみ。

大平教会 寺・神社・教会

一応、大平教会へは若松港から乗合タクシーで訪れることもできますが（旧大平小学校の脇に乗合タクシーのポールと待合室があります）、ポールには肝心の時刻表がない。
つまり、これは利用客が地元の人限定ということだと思われます。

私は若松港からここまでタクシーで往復しましたが、4000円強かかりました。乗合タクシーの時刻が分かっていればもっと安上がりで行けたのではないかと思ったものです。

大平教会 寺・神社・教会