2016/09/23 - 2016/09/24
15位(同エリア721件中)
旅猫さん
薬研温泉の『ホテルニュー薬研』が廃業すると聞き、急遽訪れた下北半島への旅の後半。
大畑駅からデマンドタクシーに乗り、奥薬研温泉で立ち寄り湯。
16年前に訪れた時にあった『隠れかっぱの湯』は、完全に撤去されてしまっていた。
※16年前の旅行記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11070529
そして、宿は薬研温泉。
廃業する『ホテルニュー薬研』は、なかなか居心地の良い宿だった。
青森ヒバの大浴場が印象的で。
最終日は、恐山に参拝。
変わらぬ独特な雰囲気が心に残る景色が嬉しい。
今回は、境内に湧く温泉にも入り、ゆっくり恐山を堪能してきた。
久しぶりの下北半島だったが、やはり、好きだな下北。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大畑駅前から、予約しておいたデマンドタクシーに乗車。
15:05発だったが、他に乗客がいないということで、早目に出発。
貸切なので、車は軽快に走り、奥薬研温泉には20分も早く、15:12に着いた。 -
まずは、駐車場近くにある懐かしい夫婦かっぱの湯へ。
2000年に訪れた時は、激熱でまともに入れなかったのだが、今回は少し熱いくらい。
そして、前と同じで貸し切りだった。奥薬研温泉 夫婦かっぱの湯 温泉
-
湯船の向こうは薬研渓流。
紅葉はまだまだだったけど、景色を独り占め。
いいなぁ -
夫婦かっぱの湯から、すぐ近くにある元祖かっぱの湯へ移動。
入口で地元のおじさんと出会ったが、結局ずっと貸し切り。
以前来た時は混浴で、かなり秘湯感があったのだが、綺麗に整備されて、とても明るくなってしまっていた。
男女入れ替え制になったので、気軽に入れるようになったのだが。
ただ、前より激熱になっていて、奥の方は火傷しそうなくらいだった。薬研温泉 かっぱの湯 温泉
-
湯船からは渓流も眺められるのだが、熱くて中からは観ていられない(^^;
渓流側はまったく遮るものが無いので、かなりの開放感。
近くにある橋も見えたので、女性は入浴時に要注意なのは変わらないな。
でも、前よりは樹も茂り、見えない場所のほうが多くなったけど。
入口へ戻ると、先ほどのおじさんにばったり。
なんと、私が入っている間、ずっと待っていてくれたのだった。
お陰様で、ゆったりできました。薬研渓流 自然・景勝地
-
奥薬研温泉を楽しんだ後、火照った身体を冷ましがてら、薬研温泉までのんびり歩くことに。
そうそう、16年前は、渓流沿いの森林鉄道の線路跡を歩いたな。
今回は、天気も良くないので、車道を歩いて行くことにした。 -
途中で、秘湯隠れかっぱの湯の跡に立ち寄ってみる。
すると、以前あった湯船などが撤去されていた。
源泉は今でも枯れてなく、ちょっともったいないなと。 -
近くにも、二か所ほど源泉が湧き出している場所が。
この辺りには、以前、薬研観光ホテルがあったらしい。
奥薬研温泉は、湯量が豊富なのに民宿すらないのだから不思議なものだ。 -
道は、渓流沿いに続いている。
ずっと雨が降っているので、流れはかなり激しかった。 -
薬研温泉が近づいてくると、森の中へ。
人気も無く、ちょっと怖い。
熊には会いたくないなと思っていたら、足元を何かが!
良く見れば、蛇の子供だった。
驚かさないでくれよ(^^; -
近くでは、初めて観る花も。
薄暗い森の中で、真っ白な花はとても眩しかった。 -
のんびり歩いて40分ほどで宿に到着。
今宵の宿は、『ホテルニュー薬研』。
この11月7日で歴史に幕を下ろす宿だ。
最近のやたらに豪華だったりする宿とは違い、ホッとする感じの佇まい。
一人旅にはちょうどいいな。薬研温泉 ホテル ニュー薬研 宿・ホテル
-
部屋は10畳の和室。
清潔感のある綺麗な部屋で、とても寛げる。
一人には十分すぎる広さだし。 -
とりあえず、温泉へ。
まずは、木造の趣ある通路を歩いて行く露天風呂へ。
雪国らしさが感じられていい感じ。
夜も素敵な雰囲気だった。 -
露天風呂は、石造りで渓流に面していた。
思ったよりも小さかったが、独り占め。
新緑や紅葉の季節は綺麗かも。
とは言え、ここで紅葉が楽しめるのも今年だけ。
雪景色や新緑はもう観られない。 -
露天風呂から今度は内湯へ。
内湯は、青森ヒバを使った大きな湯船だった。
透明なちょうどいい温度の湯が掛け流しで注がれ、何とも気持ちがいい。
長くゆっくり入っていられるお湯は最高だ。
この内湯に入るだけでも、ここへ来た甲斐があったな。 -
そして、夕食の時間。
山の中の温泉だけど、そこは青森、食材は海鮮が中心だ。
この季節に蟹かぁ -
陶板焼きには、申し訳程度に肉が。
これほど海鮮が多いのは久しぶりだな。 -
食事のお供は、十和田市の鳩正宗が醸す『薬泉郷 本醸造生貯蔵酒』。
ラベルには、『ホテルニュー薬研』が描かれていた。
優しい味わいで、海鮮料理にはぴったりだった。 -
途中で出てきた吸物には、下北名物の『けいらん』が。
『けいらん』は、卵に見立てた団子の中に餡子を入れたもの。
本当の『けいらん』は醤油味らしいけど、そこは宿の料理なので、上品な吸物仕立て。
これは、なかなか美味しかった。 -
留椀は、いかすみうどん。
いかすみは苦手なのだが、これはまったく問題なし。
しかも、稲庭にも通じる細いうどんなのが良かった。 -
そしてデザートは、青森らしくリンゴプリン。
シンプルだけど、甘さ控えめで美味しかった。
食後、外に出てみたが、雲が広がり、残念ながら星は見えず。
その後は、青森ヒバの内湯に浸かったり、文庫を読んだり。
一人旅の夜のいつもの過ごし方で、夜が更けていく。 -
翌朝、窓の外は晴れ。
昨日出会った猫さんのおかげだな(^^)
今日は恐山へ行くので、晴れて良かった。
朝食はハーフバイキングで、ちょっと内容はいまひとつ。 -
宿から大畑駅までは、今日もデマンドタクシー。
車を待つ間、ロビーで寛ぐ。
特別なものがあるわけではないけど、ここはとても落ち着ける宿だった。
無くなってしまうのが、本当に残念だ。 -
もう、ここへ来ることは無いだろうな。
離れる前に、青空が見えて良かった。
ホテルの前に佇んでいたら、声を掛けられた。
タクシーの運転手さんで、他に予約が無かったから早くに来たそうだ。
予定では8:35発だったが、少し早目に出発。
この運転手さんは、ラリーの免許を持っているそうで、昔はすごかったそうだ。
もちろん、今は安全運転(笑) -
予定より早く着いたので、駅の近くを散策。
大畑駅は、まだ線路が残っているし、手入れもされているので、現役の頃とほとんど変わらない感じ。
今にも列車がやってきそうだ。 -
それにしても、空の青さが眩しいな。
下北に来て、初めて天気に恵まれた。
やっぱり、青空だと気分が違う。
その青空の下、9時ちょうどにバスは大畑駅を出発した。路線バス (下北交通) 乗り物
-
バスは、大畑の街の中を走っていく。
その街並みを観ていたら、急に街を歩いてみたくなった。
そして、3つめの湊バス停で飛び降りてしまった。
地図も何も無いので、とりあえず、すぐ目に付いた大畑漁港へ。
港って、前から結構好きだった。
船は苦手だし、海は怖いのだけど。
憧れなのかな。
不思議と、心が落ち着くようだ。 -
港からは、バスが走って来たであろう道を歩いて戻ることに。
道すがら目に付いた街並みは、温かみのある建物が多かった。
日頃、新宿の雑踏や高層ビルに包まれているので、この温かさは心地よい。
空が広いし。 -
大畑駅の近くで、高い生垣と綺麗な石垣が印象的なお寺が目に付いた。
正教寺と言う寺で、ちょっと立ち寄ってみることに。
訊けば、石垣は江戸時代に築かれたものだそうだ。
山門も立派で、かなり由緒のあるお寺みたいだった。 -
大畑駅を9:40に出るバスに乗り、むつ市街へと戻る。
途中で、車窓に下北交通の鉄橋が見えた。
前は、あそこを走る列車に乗って旅をしたんだよな。
懐かしいけど、やっぱり寂しいな。 -
終点のむつバスターミナルで下車。
次に向かう恐山へのバスまで1時間あるので、また街を歩いてみることにした。
そして、最初に目に付いたのがマンホールの蓋。
図柄は、下北の自然かな。 -
あてどなく歩いていたら、渋いお茶屋さんを見つけた。
お茶の北限は村上だけど、お茶の文化はどこでもあるんだよな。
何だか、妙に嬉しかったりする。
それに、店の隣にある蔵も渋茶色でいい感じだし。 -
そのお茶屋さんの先で、民家の裏手に鳥居が見えたので行ってみる。
近付いてみると、鹿島神社だった。
田名部神社に比べると、かなり地味で小さいけど、個人的にはこちらの方が好み。
そこで、今日はこちらでいつものお願いを。 -
ふらふら歩いていたら、田名部川に出た。
橋の上からは、一昨日立ち寄った寿湯の怪しい建物が。
遠目で見ると、まさに倉庫だな。
その向こうには、16年前に展望台まで登った釜臥山も見えていた。釜臥山 自然・景勝地
-
田名部川を越えてさらに歩いて行くと、徳玄寺と言う素朴なお寺があった。
山門近くにあった案内板を読むと、この寺は、かの斗南藩所縁の場所だった。
斗南藩は、戊辰の役で敗れ、朝敵の汚名を着せられた会津松平家が再興された時に起こした藩。
初代藩主、松平容大は僅か3歳で、この寺で食事などをしていたそうだ。 -
その徳玄寺のすぐ隣には、斗南藩の仮藩邸が置かれた円通寺も。
ちょうど本堂は改修工事中だったため、山門までで遠慮した。
境内には、容大公揮毫による招魂碑があるそうだ。
個人的に思い入れのある会津藩所縁の場所を訪れることができて良かった。円通寺 (斗南藩庁跡) 寺・神社・教会
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円通寺のすぐ北隣に鎮座していた大覚院熊野神社。
大永4年(1524)に、熊野で修業した真如坊という山伏が勧請したものだそうだ。
戦国時代初期に、熊野から歩いて下北の地へ。
想像もつかない旅路だったことだろう。 -
バスの時間が近づいてきたのでバスターミナルへと戻る。
今回の旅の最後の目的地恐山へは、11:25のバスに乗車。
車内は、ちょうどいい感じに席が埋まるくらいだった。むつバスターミナル 乗り物
-
バスは、釜臥山の麓を走り、恐山冷水を過ぎて走っていく。
降りたのは、終点の一つ手前の太鼓橋前バス停。
すぐ近くに赤い欄干の太鼓橋が。
流れる川は、三途の川。
後で聞いたところ、悪い人には、この橋が針の山に見えて渡れないそうだ。
知らずにひょいひょいと渡ったから、悪人ではないということかな(笑) -
太鼓橋から、宇曽利山湖の湖畔を歩きながら恐山を目指す。
湖畔沿いの道からは、宇曽利山湖の幻想的な景色が。
いつしか雲が広がり、何とも言えない雰囲気になっていた。宇曽利山湖 自然・景勝地
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穏やかに見える湖だが、湖底の至る所から、硫化水素が噴出していて、水質は強酸性。
そのせいか、湖水は不気味なほどに澄んでいた。 -
のんびり歩いて10分ほどで恐山菩提寺に到着。
総門を入り少し歩いて行くと、山門が見えてくる。
その前には、恐山らしく風車がたくさん回っていた。恐山菩提寺 寺・神社・教会
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山門を潜ると、正面に地蔵殿が、その手前の左右にあるのがお目当ての湯小屋だ。
ここ恐山では、境内に温泉が湧いていて、無料で入ることができるのだ。
この日は、地蔵堂に向かって右側にあった『薬師の湯』へ。 -
引き戸を開けて中へ入ると、硫化水素の臭いが。
注がれる湯は透明だが、細かい湯の花が漂い、いい感じの濁り湯に。
もちろん、完全源泉掛け流し。
浸かってみると、これがかなり熱い。
しかも、ph1.89と強酸性。
でも、思ったよりも刺激は無く、慣れると極上の湯だった。 -
向かって左側には、『小滝の湯』(左)と『冷抜の湯』もある。
どれも素朴な佇まいで、恐山の荒涼とした風景に溶け込んでいた。 -
強酸性の温泉でしっかり禊(?)をした後、地蔵堂で本尊にお詣りを。
菩提寺の本尊は、地蔵菩薩。
曹洞宗の寺院で、本坊は午前中に立ち寄った円通寺だそうだ。
地蔵堂にお参りした後、広大な境内を散策することに。
地獄と呼ばれる荒涼とした風景が霊場恐山の魅力だ。恐山 自然・景勝地
-
少し高い位置にある大師堂からは、地獄地帯と宇曽利山湖、外輪山の一つ大尽山が望めた。
ちなみに、山としての恐山は、釜臥山など八つの外輪山からなる火山で、宇曽利山湖はカルデラ湖なのだ。 -
同じ場所から菩提寺の方を望む。
こうしてみると、菩提寺は、火山の中に建つ寺院なのだなと。
これほど荒涼とした境内を持つ寺院は、他にないのでは。 -
至る所に噴気や温泉が見られる地獄地帯を抜けると、宇曽利山湖の湖畔である極楽浜に出る。
以前訪れた時も感じたが、やはりここに佇むと独特な感じがある。
今回も、広がる雲のせいで、どこか暗い印象が。
下北地方では、人が死ぬと魂は恐山へ行くと言い伝えられてきたそうだ。
ここは、死者の魂が鎮まるところなのだろう。宇曽利山湖 自然・景勝地
-
極楽浜には、ところどころに石積みが見られる。
賽の河原なのだろうな。 -
振り返ると、八角円堂が。
このお堂には、亡くなった方の服が納められているそうだ。 -
いくつかの地獄が続く場所を越えて行く。
道の脇では、色付き始めた木々が。
季節は、着実に秋へと向かっているな。 -
しばらく歩くと、展望所の表示があったので行ってみることに。
そこは、五智山展望台という場所だった。
眼下には、先ほど歩いた極楽浜と宇曽利山湖が。 -
展望所の反対側にも小高い場所があり、そこからは菩提寺が一望のもと。
前に訪れた時も、ここから眺めたことを思い出した。
その時は、紅葉が綺麗だったな。
※【思い出の旅】本州最果ての地へ~下北半島の旅~
http://4travel.jp/travelogue/11070529 -
菩提寺へ戻ると、まだバスの時間までかなりあるので、もうひとつの湯小屋へ行ってみることにした。
『花染の湯』で、ここは混浴。
周囲は、至るところから温泉が湧いていて、温泉好きには堪らない。 -
こちらの湯も硫化水素臭が漂い、好みのタイプの温泉だった。
写真奥から豊富な湯が注がれ、手前も溝に湯が流れ落ちていく、まさに掛け流し。
『薬師の湯』より滑らかな感じだったが、やはり熱かった。 -
温泉を堪能した後、周囲を散策。
そこらじゅうから温泉が湧いていて、とても楽しい。
泥湯のようなものもあった。 -
中には、レモンイエローの美しい湯が湧きだしている場所も。
見事な硫黄泉だな。
他にも、色々な源泉があり、まったく飽きなかった。 -
霊場恐山の魅力を存分に体験した後、総門の外にあった食事処で昼食を。
頼んだのはかけそば。
温泉と散策で体が火照っていたのに、なぜか温かい蕎麦を食べてしまった。
でも、美味しかったので良かった。 -
その食事処の近くに、『合掌 霊場アイス』と言う気になる露店が。
種類は、バニラ、ブルーベリー、ヨモギ、そしてミックス。
蕎麦でさらに体が温まってしまったので、これでクールダウンすることに。 -
選んだのはヨモギ。
食べてみると、シャーベット状で、ババヘラアイスに似ていた。
ヨモギの味がふわっと感じたが、それほど美味しいとは感じなかった。 -
バス停に戻り、しばらく休憩所で待つ。
やってきた15:00発の下北駅行きバスに乗り、恐山を後にした。 -
バスは、何度も歩いたむつ市街地を通り、40分ほどで終点の下北駅に到着した。
列車が来るまでは20分ほどあったので、待合室でしばらくまったり。
しばらくすると改札が始まったので、ホームに出て列車を待つ。
線路脇では、ススキが風に揺れていた。下北駅 駅
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やってきたのは、16:04発の八戸行き臨時快速『はまなすベイライン2号』。
二両編成の古風なディーゼルカーが、旅情を高めてくれるな。
ボックスシートに身を委ね、八戸駅まで、1時間40分足らずのローカル線の旅へ。 -
陸奥横浜駅を過ぎると、車窓に海が広がった。
むつ湾だな。
雲がいい感じだ。 -
八戸駅には、17:42に到着。
新幹線は18:12発なので、乗り継ぎ時間を使って夕食を。
駅構内にあった蕎麦処で、ちくわ天蕎麦を注文。
駅そばだけど、なかなか美味しかった。そば処はやて 八戸店 グルメ・レストラン
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旅の最後は、『はやぶさ32号』。
大宮駅までは2時間26分。
あとは、寝ていれば連れて帰ってくれる。
今回は、久しぶりに下北を訪れた旅。
懐かしい風景と、廃業する温泉宿に泊まり、なかなか充実した旅になったな。
温泉も堪能できたし。
やはり、下北半島は良いところだな。
またいつか、ゆっくり訪れたいと思いながら、旅を終えた。八戸駅 駅
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この旅行記へのコメント (14)
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- picotabiさん 2017/02/18 18:43:28
- こんにちは。
- 温泉ざんまいですね。
薬研温泉は地元にいたころに数回行ったことがあります。もうずいぶん前、それこそ元祖かっぱの湯が混浴のときで、友人と勇気をふりしぼって入りました。タオルまいていたとはいえ道路からは見えてるし、写真は撮られるしですぐに上がりましたが。
そのころは夫婦かっぱの湯もこんなに綺麗にはなっておらず、湯船が渓流沿いにただあるだけだったように思います。
ニュー薬研温泉、廃業なんですね。こんな素敵なところだったとは
残念です。
下北半島は天気がどんよりが似合いますね。
ただ恐山は私が行くときはなぜか必ず晴れていました。旅猫さんの写真でも青空がみえていますね。
偶然にも昨日、むつの松木屋デパートの話をしてたので、まだあるとは驚きでした。帰省の時に時間がたっぷりあるときに下風呂温泉とかまた行きたいです。
それにしても旅猫さんの写真、1枚1枚に愛情がこもっていて、敬服しました。
- 旅猫さん からの返信 2017/02/18 21:20:13
- RE: こんにちは。
- picotabiさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
温泉は昔から好きでして。
下北半島は、温泉が多いので好きです。
地元は下北のほうでしたか。
私も、混浴の頃のかっぱの湯に入ったことがあります。
以前は橋からほとんど丸見えでしたね。
夫婦かっぱの湯は、もっと素朴だったのですね。
今は立派過ぎて情緒がありません。
景色はなかなかですが。
ホテルニュー薬研の廃業は残念でした。
最初で最後でしたが、とても寛げる良い宿でした。
下北半島は最果てがありますよね。
寂しい感じが似合うので、晴れているとなんだか不思議で(笑)
一応、恐山では薄日が差していましたが、青空は狭かったです。
松木屋さんは、もう青色吐息といった感じでした。
でも、地元密着系のお店には頑張ってほしいものです。
写真をほめていただき嬉しいです(^^)
旅猫
-
- hot chocolateさん 2017/01/24 18:53:02
- 恐山、まさに地獄のよう・・・
- 旅猫さま
こんばんは〜
先日はポチのみで失礼しました。
恐山の旅行記にお邪魔しています。
下北半島・・・
暗くどんよりとしたイメージです。
下北の宿が廃業、温泉好きには残念なことでしょうね。
お部屋も綺麗だし、お料理も美味しそうですが、やはりお客が来ないのでしょうか。
薬研渓流を前に、のんびりと温泉に浸かれるなんて、さぞかし気持ちが良さそうですが激熱だったのですね〜
温泉の熱いのはなんとかしてほしいです。
お湯に浸かって寛ぎたいのに、お湯に入ることすらできないなんてとても残念です。
地獄のような荒涼とした恐山、硫化水素が噴出し、水質は強酸性、もちろん生き物は棲めない、地獄とはまさにこのような所と昔から人々がそう思うのも無理からぬこと。
そのようなところに風車がカラカラと回っている、不気味な風景です。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2017/01/24 22:50:41
- RE: 恐山、まさに地獄のよう・・・
- hot chocoさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
> 下北半島・・・
> 暗くどんよりとしたイメージです。
実際には、暗くはないですよ(^^;
普通の地方都市で、普通の観光地です。
とは言え、旅好きには好かれる場所ですが、有名どころとは違い、お洒落な施設とかは無いですが。
薬研温泉郷は、廃れる一方です。
自然は豊かですし、お湯も豊富で良いところなんですけどね。
観光客で溢れかえるところより、静かに寛げるのに。
温泉は、ゆっくり入れるくらいの温度がいいですよね。
熱すぎると、何のために温泉に来たのかわからなくなります(^^;
恐山は地獄ではなく極楽浄土という想定です。
下北では、死者の魂はお山(恐山)へ帰ると云われています。
独特の雰囲気はありますけど、火山好きには堪らない場所だと思います。
旅猫
-
- rupannさん 2016/12/29 14:42:35
- 秘湯隠れかっぱ
- ほんにそそられるネーミングですねぇ
穏やかなお宿が廃業される前に行くなんて、マニアですねぇ
旅猫さん、こんにちわ〜
恐山の荒涼とした景観は、寂しげというより何だか身近に感じたりして
レモンイエローのお湯って、初めて見ましたよ
湯上りのお肌はレモンイエローっぽいのかしらなんて
昨日は納会で、仕事場でお酒呑んで上長に愚痴って上機嫌で帰りました〜
今日からお休み〜
いろいろ整理しなきゃねぇ
by rupann♪
- 旅猫さん からの返信 2016/12/29 21:35:55
- RE: 秘湯隠れかっぱ
- rupannさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
私も機能が仕事納めでした。
職場でお酒なんていいですね!
薬研温泉郷は、結構好きなところです。
泊まったことは無かったので、今回、廃業を聞き急遽計画しました。
行ってよかったですよ。
恐山は、相変わらず独特な雰囲気がありました。
バスクリンもびっくりなレモン色の温泉、驚きですよね。
硫黄分が多すぎて、そのままじゃ入れないような。
旅猫
-
- 天星さん 2016/11/24 23:15:42
- お役目とはいえ
- うらやましいなぁ
温泉三昧でございますね
薬研渓谷に囲まれた温泉は景観がいい
あっちの湯、こっちの湯と
お忙しいようですね(笑)
それも貸切状態
まさに役得ですね
ゆであがった河童さんもいたのかな
薬研のホテルもなくなってしまうのですね(残念)
恐山の風景はよく何かと以前から
冊子とかWEB上でも拝見していましたが
いやぁーまさに地獄絵図
針の山が...えーえちごは悪人かなぁ(笑)
凄い景色が広がっていますね(驚)
硫化水素って卵がくさったようなニオイ
えちごもいつかはお役目で
訪れなければならないのでしょうか(笑)
できれば、もっと賑やかな繁華街の方が...(笑)
えちご
- 旅猫さん からの返信 2016/11/26 09:23:07
- RE: お役目とはいえ
- えちご殿
こんにちは。
薬研渓谷は、湯量が豊富で良い温泉場です。
緑に囲まれて、気持ちが良いところ。
ただ、奥薬研の湯は激熱(^^;
かっぱの湯では、火傷するかと思いました。
河童も茹で上がりそうです(笑)
薬研温泉も、ついに民宿2軒だけとなりました。
残念です。
恐山は、まさに霊場。
至る所から湯や火山ガスが吹き出ていています。
豪快な噴出は無いのですが、地獄の雰囲気はかなり濃いです。
卵が腐ったようなあの匂いが好きな方にはお勧めです(笑)
地獄奉行のえちご殿も、ぜひ一度巡視を!
それまでは、隠密甲斐の山猫が目を光らせておりますので。
甲斐の山猫
-
- ガブリエラさん 2016/11/24 17:21:59
- 本当に幻想的です!!
- 旅猫さん☆
こんにちは♪
表紙のお写真を見て、あまりに幻想的なお写真なので「どこ?!」って、先にこの写真の所まで、先に行って見ちゃいましたヽ(^o^)丿
恐山だったのですね!!!
やっぱり、独特な、他には無い雰囲気がただよっていて、ひきこまれてしまいます。
実際言ったら、もっと感動しちゃうのでしょうね(*^_^*)
温泉、いろんな所に源泉があるんですね♪
こんなにいっぱいあるのに、お宿が無かったり、閉まってしまうっていうのは、もったいないですね・・・。
きっと、静かな温泉好き(旅猫さんのように)の方々は、こういう場所こそ、お好きだと思うのですけどね・・・。
自然の中の温泉は、女性にはちょっとハードルが高いですが、でも解放感があって、癒されそうですね!
ガブ(^_^)v
- 旅猫さん からの返信 2016/11/26 09:14:22
- RE: 本当に幻想的です!!
- ガブさん、こんにちは〜
いつもありがとうございます!
恐山の雰囲気がよく出ているなと、自分でも思います。
いい感じに雲が垂れ込めていたし、湖面が鏡のようでしたので。
薬研温泉は、山の中にあり、とても静かなところです。
お湯も豊富なのですが、場所が不便なのと地味なので人気が無く。。。
薬研と奥薬研で以前は宿が数軒あったらしいのですが、今回「ホテルニュー薬研」が無くなり、民宿が1,2軒残すのみとなってしまいました。
紅葉も綺麗だし、素敵な場所なので残念です。
かっぱの湯も、男女別になり入りやすくなりました。
ちょっと熱いですが、お勧めですよ。
旅猫
-
- みかりさん 2016/11/24 17:18:15
- 最果て感が良い感じ・・・
- 旅猫さん、こんばんは!
本日は東京で54年ぶりの積雪となりましたね。東京郊外の我が家周辺は
かなりの勢いで雪が降って真っ白。大雪のように積もりましたが・・・
水分の多い雪だから勢いよく溶けていってます。でも東京で紅葉&雪を
同時に楽しめるのは、なかなか奇跡的な事ですね。
旅行記が通算450冊との事。おめでとうございます〜。
それだけ色々な所に旅をしているんだからスゴイですよね。
今回は下北半島にお出掛けだったとの事。私は青森自体もそれほど
行った事がある訳ではないので、もちろん下北にも行った事が無いのですが・・・
下北の自然と風景には憧れがあります。1度満開の菜の花畑を見たくて・・・。
寒立馬は寒い場所に耐えられるようなたくましい体格と毛を持っていて
なんかずんぐりしていて可愛いですよね。大自然が良く似合う馬だと思いました。
そして下北と言えば、やっぱり海鮮ですかね。大間のまぐろはお高そうだし
大間ブランドにこだわる訳では無いですが、青森は海鮮がやっぱり美味しいので
まぐろ他、色々楽しんでみたいです。
そしてこの辺りは味のある温泉が色々あるんですね〜。しかもかなり
熱いお湯が多いんですね。のんびり浸かる事は難しいかもしれませんが
泉質もなかなか魅力的なようなので、温泉も楽しんでみたくなりました。
薬研温泉の事は知りませんでしたが良い雰囲気ですね。温泉も気持ち良さそう。
お宿もなかなか立派で良い雰囲気なのに、閉まってしまうとは・・・残念です。
女性的には今風の綺麗なお宿&温泉と言うのは魅力的には感じますが・・・
古さを感じる共同風呂だったり、昭和感が漂う温泉旅館だったり・・・
そういうものがどんどん無くなってしまうのは寂しいですよね。
若い頃は絶対に綺麗な温泉に入りたい&泊まりたいと思っていたけど
最近は、味がある所にも惹かれて魅力がやっとわかるようになって来たので
時代と共に古い物が消えていくのは寂しく感じます。
恐山は・・・荒涼とした風景が何とも言え無いですね。寂しいと言うか
この世とあの世の境を感じると言うか・・・風車もそれに拍車をかけるような。
でも1度恐山には行ってみたいな〜と昔から思っているんです。
ところで恐山で入っていた温泉は混浴なんですよね?確か昔にここで
男性と一緒になるとバツが悪いみたいなブログを見た覚えがあるので・・・(笑)
下北半島は魅力的な観光地ではあると思うけど車じゃ無いとやっぱり
交通的には不便ですか?今回デマンドタクシーを利用したようですが
乗合のタクシーってお値段的にはどんなもんなんでしょうか?
たまに地方で見かけるけど、良く分からなくて結局利用した事がないので・・・
みかり
- 旅猫さん からの返信 2016/11/26 08:48:10
- RE: 最果て感が良い感じ・・・
- みかりさん、こんにちは!
書き込みありがとうございます。
雪、結構振りましたね。
私の地元も、雪が積もりましたよ。
公開しているのは半分強ですが、450冊を超えました。
もう、登録してからも10年過ぎました。
良く続いているものです(笑)
下北は良いところです。
そうそう、菜の花畑が有名ですね。
一度、その季節に行きたいのですが、なかなか合わなくて。
寒立馬は、大きいですけどとても優しそうで可愛いですよ!
一度近くで見て、気に入ってしまいました。
今回は、近くで見られなくて残念でしたけど。
青森と言えば海の幸。
八戸が有名ですが、下北も負けていませんね。
個人的には生ものが苦手なので、ちょっと猫に小判でしたが(^^;
青森自体が温泉天国なので、下北もご多分に漏れず。
下風呂、薬研、恐山など、個性的な温泉があり、楽しめますよ。
薬研は、路線バスも廃止になり、宿も旅館が二つ廃業し、民宿だけになってしまいました。
残念です。
女性は、お洒落で綺麗な宿に惹かれますよね。
私は、風情と泉質で選んでしまいます。
まあ、友人や親を連れて行くときは綺麗な宿にしますけど。
その時でも、泉質はなるべく気にしています。
恐山はぜひ訪れてみてください。
あの独特の雰囲気は、一度体験してほしいです。
あの湯小屋は、男女別ですよ。
一箇所だけ、混浴がありますが観光客は滅多に来ません。
交通は車が便利です。
でも、バスも主要な場所へは走っていますし、本数もそれなりにあります。
デマンドタクシーは、場所や区間に寄りますが、200円から2000円程度です。
今回の薬研温泉は、1000円でした。
男鹿半島などでも走っていますよ。
予約が必要ですが、1時間前までにというのがほとんどです。
普通のタクシーより、圧倒的に安いですよ。
旅猫
-
- 前日光さん 2016/11/20 23:18:56
- 表紙の写真(>_<)
- 恐山の雰囲気が、この一枚につまっていますねぇ〜
垂れ込める雲。
湖面に映る空の色、秋の宇曾利山湖はこんな風になるのですねぇ〜
ある種観光地なんだし、団体客もいるし。
言われているほどのものは無いのでは?と思いながら、行ってみたら。。。
何なんだろう?
言葉に出来ない雰囲気。
人を尋常ならざる気分にさせる何か。
風車は人々がいつの間にか持ってくるようになったそうですが、恐山の風景に欠かせないものになっていますね。
恐山院代(山主代理)の南直哉(みなみじきさい)師によると、「私にいわせれば、恐山は?パワーレススポット?(パワーのない場所)なのです。中心が空だからこそ人々の想いを受け止め、預かることができる。霊場とはそういうものだと思います」とのことだそうです。
この言葉を聞いて、恐山がここを訪れる人々にとってどんなものなのか、少しだけわかったような気がしました。
極楽浜に立った時、寺山修司氏の「もういいかい まあだだよ 百年たったら帰っておいで 百年たてばその意味わかる。。。」という詩のフレーズが浮かんで来ました。
下北の空に漂う一種独特な空気感に圧倒されました。
何年後かに、私もまたここに行ってみたいです。
恐山は人をそういう気分にさせる何かを持っていると思いました。
「ホテルニュー薬研」は、もう既に無いのですね。
古き良きものが滅んで行くのは、世の定めとは言え哀しいものです。
その頗る熱めの湯に、ぜひ入ってみたかったなと。(^^;)
前日光
- 旅猫さん からの返信 2016/11/23 08:02:09
- RE: 表紙の写真(>_<)
- 前日光さん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
表紙の写真、気に入っていただきありがとうございます!
ちょうど雲が垂れ込めて、幻想的な雰囲気になりました。
恐山のイメージって、こんな感じですよね。
観光客もたくさん来ていますが、独特の雰囲気があるので不思議ですよね。
まあ、下北では「死者の魂はお山(恐山)に行く」と云われているので、何となく、やっぱりそんな感じが漂っているのかも。
風車がまた、そんな気にさせますよね。
パワーレススポットですか。
確かに、そうかもしれませんね。
大きな樹や岩からはパワーをもらえますが、あそこは『空(くう)』を感じますね。
虚無感とは違う『無』ですかね。
私も、また少し間をおいて、訪れてみたいと思います。
「ホテルニュー薬研」は、無くなってしまいましたが、今度は、下風呂の小さな旅館にでも泊まってみようかなと思います。
旅猫
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