Day 2-2　ポーランド、ヂェンクイェン、バルゾォ。

2016/10/17 - 2016/10/22

アラサー公務員・人生初の海外1人旅の行き先として選んだのはポーランド！
アウシュビッツ-ビルケナウ見学でかなり体力を使い、
ヘロヘロになりながらクラクフに戻って参りました。
到着は18時前。
日はとっぷり暮れてきましたが、人もいっぱい歩いてるし、
ライトアップされた夜のクラクフを観光することにしました。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アウシュビッツ博物館敷地内から、往路で使ったライコニック社のバスに乗り、クラクフへ。
前の方に座ると、また見知らぬお客さんと触れ合い、ポーランド語の集中砲火に遭うかも知れない…と思い、奥の方へ。
帰りのバスは行きよりも空いていて、居眠りしている人もいました。
終点まで降りないので、私もバッグを抱き枕にして少し寝ました。

クラクフに着いてからは行きたいレストランがあったので、旧ユダヤ人居住区・カジミエシュ地区へ。
古い建物がいい味出してます。
今でもユダヤ系の方が住んでいるようです。

『地球の歩きかた』にも載っており、日本人の方が記事を書いているポーランド紹介サイトでも見て気になっていた「クレズメル・ホイス」。
ホテル兼ユダヤ料理レストランです。
今夜はクレズマー音楽（ユダヤ系の音楽）の生演奏もあるらしい。
美しいホール係のお姉さんが席まで案内してくれました。
内装はクラシカルでセンスが良いです。

今度来れたらここ泊まろうかなぁ～

Austeria Klezmer Hois ホテル

スープです。
ゆで卵入りのバルシチ。
ジュレックというスープにもゆで卵を入れることがあるらしく、ポーランドでは定番の具なのかも知れません。
味噌汁でいう、ねぎ・ワカメ・豆腐的なポジションなのでしょう。

日本では食べたことのない味でしたが、酸味、甘み、コクがあっておいしかった！私は好きです。
ロシアのボルシチと違い、ごろっとしたお肉や野菜などは入っておらず、味も違う。スメタナ（サワークリーム）も入ってない。
そしてビーツの赤が鮮やかな気がします。
ちなみにボルシチはウクライナ生まれです。
周辺各国に伝わっていったんですね。

Austeria Klezmer Hois ホテル

リトアニア風ニシンの酢漬けと、マイルドな酸味のキャベツサラダ。
白ワインがすすみまくりです。
ニシンは骨が多くて苦手だったのですが、きれいにおろしてあるため、骨皆無。
ジャガイモがまた表面カリカリ、中あつあつホクホクで最高の付け合せ。
キャベツのサラダも味付けが好みでした。

Austeria Klezmer Hois ホテル

クレズマー音楽の生演奏が始まりましたよ。
バイオリン、アコーディオン、コントラバスのトリオでした。
哀愁を帯びて、中東の香りも感じる、エキゾチックなメロディでした。
ユダヤ民の息吹を感じる音楽で、ぐっときました。
素敵な演奏でした。
となりのテーブルのアメリカ人グループはCDを買ってました。
わたしは現金の持ち合わせがあまりなかったので（カード払いが基本）
お断りしました…

ちょっと暗いですが、動画も撮りましたので、興味のある方はどうぞ。
https://youtu.be/0JpkQtoeXHw

クレズメル・ホイスには食事できる部屋が大小2つあるようで、どちらの部屋でも生演奏をやってました。
私はちょっと遅い時間に入店したため、大きい部屋は満席、小さい部屋に通されました。
大きい部屋では女性ヴォーカルも来ていたようです。

ランチもやっているようですが、生演奏は夜のみのようです。
演奏がある日は追加の席料がかかります（30ズウォティくらい？）。

大満足のディナー代をカードで支払い、私を担当してくれたホール係のアナタさん（ヘブライ人の名前のようです。金髪美人だけどユダヤ系だった！）にヂェンクィエン・バルゾォとド・ヴィゼニァ（さようなら）を言って、夜のカジミエシュ地区散策へ出かけました。

Austeria Klezmer Hois ホテル

英語とポーランド語とユダヤ系の言葉、イディッシュ語で書かれた壁の文字。
モロッカンティー、気になります。
イスラエルが中東にあり、アフリカにも近いからこういうメニューもあるのでしょうか。

昔はユダヤ系の商店だった所だそうです。

70年前は、ナチス・ドイツから嫌がらせを受けたりしたのかも知れませんが、
オシャレにリノベーションされて、カフェやバーになっています。

ユダヤ尽くしの1日でした。

クラクフ1日めの宿。
2日目は空きがなかったため、1晩だけお世話になります。
トリップアドバイザーの評価の高さと、センスで決めました。
本当にオシャレ！

これで1泊おいしい朝食付き、4,000円代。
1人なのにダブルベッドでぐっすりおやすみなさいzzz

つづく。

プラチナ アパートメンツ ホテル