カナダ西海岸旅行　３日目前半

2016/10/06 - 2016/10/10

2016年10月8日（土）

この日は朝から日帰りでウィスラーへ行ってきました。

実は・・・このウィスラー行きは大失敗でした。
でも、結果的に大した実害はなく、いろいろ勉強させられました。

ワーストシーズンの調査不足、欲張って３都市周遊しようとしたのが災いし…こんなことだったら、バンクーバーに留まって博物館とか屋内施設の見学でもしていた方が良かったと後悔しました。

同じ失敗を繰り返さないよう「自分への戒め」という意味も込めて、書きたいと思います(^_^;)

エリア ウィスラー(カナダ)

• 旅行の満足度: 1.0
• 観光: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年１月のＮＺ南島旅行。http://4travel.jp/travelogue/11098385
マウントクックでのハイキングが忘れられず、似たような？ウィスラーでもハイキングしようと楽しみにしておりました。

出発前から計画を練り、ウィスラー山とブラッコム山のハイキングコースを調べました。まずはウィスラーゴンドラ駅からハーモニーレイクまでのコースを・・・

PEAK 2 PEAKでブラッコム山に渡り、ブラッコムレイクまでのルートや所要時間を調べたり、地図まで印刷したり、万一予定通りに進めなかった場合に備えて、どこで引き返したらいいのかまで考えていたのですが(^_^;)

※写真は「maps.me」という、ネット環境になくてもＧＰＳで自分の位置がわかる地図（ナビ）アプリの画面です。チェックポイントには印をつけました。

朝5:30起床。6:00に宿を出て、近くにあるマクドナルドで朝マックしました。

クレジットカードで支払ったのですが、店員がレシートをくれなかったので、催促しました。（万一、請求額が違っていた場合に備えて）

朝6:30、パシフィックセントラル駅に到着。

7:30発なのですが「１時間前に来い」みたいなことが書かれていたので(^_^;)
30分前でも良かったようです…

朝早いのに列車の乗客で、それなりに人はいました。

駅構内の奥にある、グレイハウンドのチェックインカウンターに向かいます。

事前にネット予約し、自宅で印刷した紙を係員に渡します。

すると、荷物にくくりつける名札みたいなものをくれました。

乗り場に向かいます。　列車の機関車がフェンス越しに見えます。

ウィスラー行きのバスのりば。

乗り込みます。

ちなみに、グレイハウンドは車内での飲酒は厳禁です！
見つかると強制的に降ろされたり、乗車前でも酔っぱらっていると乗車拒否されるようです。

日本の長距離バスだったら、車窓を楽しみながら飲めるのに、北米って厳しいですね(^_^;)

ウィスラーに向けて出発！　車窓は雨天のせいか暗く、イマイチでした(^_^;)

ウィスラーまで２時間半かかります。

午前10:00、ウィスラーに到着。やっぱりウィスラーでも雨でした(+o+)

予約してあったゴンドラチケットを受け取りに、JAPANADAさんのオフィス（Westin Resort & Spa内）へ向かいます。

日系の旅行会社さんなので、日本語で相談にものってくれて頼もしいです。
クレジットカードで会計（$54.55）を済ませ・・・ここまでは良かったのですが(^_^;)

JAPANADA店員さん「頂上は雪ですよ」・・・私「えっ？？？」

ライブカメラで確認し・・・店員さん「何とか大丈夫でしょう、雪のウィスラーも幻想的ですよ」みたいなこと言われ・・・本当に大丈夫かなぁ(^_^;)
（ここで自分の愚かさに気が付き始めます）

とりあえず、教えてもらったスーパーで食料を調達。
（こんなの食べていられる状況なのかぁ？と不安もありましたが）

降り続く雨に…少し気が滅入り始めましたが、とりあえずゴンドラに乗ります！

「マウンテンバイクの人たちも大勢いるし、何とかなるでしょ！」と思うことにしてました。

「落ち着け！」と言わんばかりに水を飲みます。

さっきのスーパーで買った水は「ウィスラーの水」です！

麓を見下ろします。ここはまだ雨の状態。

ウィスラー山中腹まで来ると雪景色！　猛烈に降ってるではありませんか！！
案の定、頂上では大雪。ハイキングなんかできる状態ではありません(T_T)

ブラッコム山ならまだマシかも？と思い、PEAK 2 PEAKゴンドラのりばまで行くと…
「CLOSE」の文字が！　理由は「Due to weather conditions」と。

なんという体たらくだ…ちょっと調べれば、10月がワーストシーズンだってことは分かったのに、旅慣れて油断があったのでしょうか。無理して３都市回ろうという欲で、肝心要な点を見失っていました。ホント甘い認識だった自分を責めました。

ハイキングできないほどの大雪なのに、スキーもできない！ 踏んだり蹴ったり。
手元に残ったのは、無駄になった$54.55（約4,400円）のチケット。
JAPANADAさんもプロなんだし、私がハイキング目的って言ってるんだから「10月は雪の恐れがあって難しいよ」とか、アドバイスしてくれてもいいのになぁ…

チケットは「一度戻ると無効になる」という話を聞いていましたが、何もできないのだから仕方ありません。ガッカリ…肩を落として、麓に戻ることにしました。
ゴンドラに乗ると、中年の白人女性が乗り込んできました。その方は現地にお住まいで、シーズン券所持者です。

私は事情を話してみました。すると彼女は「それは災難だったね。10月は来るべきでなかったよ。交渉してみる価値はあると思うけど、たぶんお金は戻って来ないわ。だって、このゴンドラはちゃんと動いてるじゃない。途中の駅で降りて、そこでハイキングしなさいよ！」と言っていました。

あの～途中駅は、マウンテンバイクの人しか降りれないそうですけど？
それに、途中駅で降りれたとしても、満足にハイキングできそうにないじゃん！

…とまぁ、話を聴いたり、自分でも色々考えたりしていました(^_^;)

麓に到着。ダメ元で、払い戻しをしてもらおうと直談判することしました。
窓口には…無愛想で厳しい表情の中年女性店員がいました。

私「Your P2P gondola does not work！　I could not do anything at all !!　So,I'd like a refund for this ticket(^_^;)」

店員「PEAK 2 PEAK ゴンドラは朝から動かなかったが、知らずにチケット買って、頂上まで行ったのか？」

私「10時過ぎにJAPANADAさんで買ったけど、そんなこと聞いてないよ！」

店員さん、乗る時にチェックインした時刻を確認している様子でした。つまり、交渉する時刻が遅くなれば（帰りのゴンドラで一緒だった、おばさんの言う通りにしてたら）、払い戻しに応じてもらえなくなるところでした。

ゴンドラ店員、マネージャーらしき人と相談し…一言「支払ったクレジットカード出して」

態度は厳しいものでしたが、結果オーライ(*^_^*)　　カードに$54.55（約4,400円）返金してもらえました♪　　正直「もうダメだ…」と諦めていましたが・・・今回のことで自信がつきました。何事もやってみるものです！

お金は返ってきましたが、貴重なカナダ滞在の時間は無駄になります。これは授業料だと思うしかないですね。

JAPANADAさんのオフィスに戻り、店員さんに一部始終を説明。
「えっ？そうだったの？」みたいな表情で、パソコンで運休情報を調べだしました。やはりゴンドラ運営会社からJAPANADAさんに運休情報は行ってなかったようです。（JAPANADAさんに落ち度は無かったようです）
とりあえず、ビレッジから歩いて行けるハイキングコースを教えてもらいました。

とまぁ、大変な午前中でした(^_^;)
後半につづく　http://4travel.jp/travelogue/11184950