2016秋 雨の東北温泉紀行 前編 ～ 栗駒山荘でのんびり ～

2016/10/07 - 2016/10/10

紅葉ハイキング＆温泉を期待しての東北旅行でした。
3月から宿を予約し、直前の台風も過ぎ去りましたが、
雨三昧の3日間…白濁湯三昧の湯治旅行となりました。
山に登れれば、違ったと思いますが、宿周辺の紅葉はもう少し
というところでした。

日程
10月7日(金)：自宅ー東北道ー築館IC－栗駒山荘(泊)
10月8日(土)：－湯浜温泉・入浴ー築館IC－福島飯坂IC－姥湯温泉桝形屋(2泊）
10月9日(日)：薬師森ハイキング
10月10日(月)：－福島飯坂IC－東北道ー自宅

昨年の栗駒山荘での滞在が素晴らしかったので再訪です。
初日は唯一の晴天日でしたが、神奈川の自宅からは
秋田の栗駒山荘までたどり着くのが精いっぱい…
紅葉ハイキングは叶いませんでしたが。温泉＆食事を堪能しました。

エリア 秋田

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅を早朝に出て東北道をひた走り、築館ICで高速を下りました。
これから3日間温泉宿泊で和食三昧になるので、洋食を食べようと
くりこま高原駅前にあるホテルエポカを目指してきました。
築館ICからは10分くらいのドライブで到着です。
このタワーの5階に目指すレストランがあります。

5階に上がると眺めがよいです！
すぐ右手の高架は東北新幹線です。
伊豆沼が見えるかな？と思いましたが、わかりませんでした。

レストランB&J Kitchenに入りました。
案内された席からの眺めです。
すぐ下に新幹線のくりこま高原駅と遠くに栗駒山が見えています。
右奥には焼石岳も見えていました。

本日のお魚ランチ(1100円）を注文しました。

まずはスープをいただきます。

続いてメインはサワラのポワレだったかな？
根菜を含む野菜が添えられていてヘルシーでした。

新幹線駅前なのでまた利用する機会があると思います。
ランチタイムは14時ラストオーダーでした。

その後、宮城県栗原市を通って栗駒山の西側から
秋田県湯沢市へと車を走らせます。
途中で見えた栗駒山。
遠目にも山は紅葉で色づいているのがわかりました。

今日のお宿栗駒山荘が見えてきました。

栗駒山荘到着は16:00でした。
チェックイン前にちょっと須川高原温泉へと散歩します。
ここからは岩手県です。

須川高原温泉の露天風呂が右手にあります。
豪快な露天風呂で白濁湯が満ち満ちています。

付近には湯気がしゅーしゅー噴出しています。

この先の階段を上って行きました。

ちょっと登っただけで西日に映える紅葉が見渡せました。

須川高原温泉の建物をバックに。

せめて名残が原周遊を1時間くらいできれば紅葉ハイキング
を満喫と言ってもよかったと思いますが…
翌日も午前中は曇りだろうと甘い見通しで栗駒山荘に戻りました。

16:30夕闇迫る栗駒山荘にチェックインします。
背景に浮かんでいるのは鳥海山です。

栗駒山の山頂を最後に仰ぎ見て…

今日登れた方は幸せでしたね。

名残惜しくもう1枚。
この青空でまさか翌早朝からあんなに天気が悪いなんて
想像できませんでした(^^;

16:30　1年ぶりの栗駒山荘に入りました。
奇しくも昨年と同じ10月7日の宿泊となりました。

お部屋は角部屋で窓が大きく、とても明るいです。

お茶請けは椎茸佃煮と秋田銘菓のもろこし

栗駒山荘に宿泊すると、須川高原温泉の入浴券をいただけます。
日が落ちる前に入浴に行き、豪快な露天風呂を楽しみました。
その帰路、夕焼けの鳥海山に見惚れました。

昨年は鳥海山を見れなかったので、これが見れただけでも
収穫があったと言えるかな。

栗駒山荘の外来入浴時間は9:00～17:00です。
この時期はいつも混み合います。
11年前に登山帰りに立ち寄った時はまさにイモ洗いでした。
それでも、白濁の湯と展望のおかげで好印象なのですが…

夕食を19時にしてもらったので（18時との2択です）
18時に温泉に行くと、貸切状態でした。
露天風呂から夕方と夜の間の移りゆく景色を楽しみました。

2階のレストランくりこまで夕食です。

先附　じゃが芋豆腐
前菜　沢もたし田舎煮、蕨お浸し土佐ジュレ掛け、平良かぶ砧巻き
　　　湯葉糠漬け、焼き栗、はじき稲穂、みずの瘤素揚げ浸し
造り　岩魚そぎ造り、かんぱち、帆立
進肴　和風サラダとまとポン酢

秋らしい献立でとても美味しかったです

鍋物　御狩場焼き
温物　冬瓜蒸し

冬瓜蒸しは餡に冬瓜が入っていたのかな…？

焼物　目鯛サラダ焼き　酢取り生姜（岩魚塩焼きとの2択でした）
油物　海老粒蕎麦揚げ、糸南瓜、青唐、銀杏
食事　仙人米東成瀬村産秋田こまち（舞茸ご飯との2択でした）
止椀　きのこ汁
香の物　大根葡萄漬け、野沢菜、木耳味噌漬け

水物　果物ゼリー、仙人米ジェラート
果物が色々入ったゼリーがとても美味しかったです。
ジェラートにもお米が入っていて楽しいです。

給仕して下さるスタッフさんは皆さん若い方ですが
礼儀正しく感じがよいので、心地よい夕食を楽しめました。

翌朝、朝6時過ぎの露天風呂です。
昨夜は天の川もよく見える満点の星空も楽しめたのですが…

山は諦めて温泉でのんびりと決まりました。

内湯も窓が大きくてとっても開放的です。
木造りで天井が高く、浴場全体雰囲気がよいのです。

8:00にレストランくりこまにて朝食です。（7:00～9:00で好きな時間）

窓の外は若干早めの紅葉ですが、この景色を見ながらいただけるのは
とても気分がよいです。

お盆の上に並べてあるものとヨーグルトは席に着いて
セットされます。
そのほかにサラダ、和風のお惣菜、納豆、ジュース類、コーヒー
などはビュフェ台から好きにいただけます。
ついつい食べ過ぎてしまいました。

お部屋に戻って大きな窓から紅葉を眺めます。
このあたりはもう一息というところかな。

もう一方の窓からの景色。湯沢方面です。
日が当たればきれいそうですね。

10時少し前にチェックアウトして近くの須川湖で
車を停めました。
ここにキャンプ場があるので下見です。
なかなか雰囲気のよさそうなところです。

宿泊した栗駒山荘も見えました。

もう少し目線を右上に挙げると栗駒山も見えています。
ちょっと今日の風雨だと稜線の状況は推して知るべし
なので、登山は諦めましたが…残念でした。

一関方面に出ずに、昨日通った道を戻ります。
途中の湯浜温泉に寄り道していくことにしました。

歩いてしか行けない秘湯です。
2005年にこの先にある湯の倉温泉湯栄館に宿泊しましたが
今は廃業。その時にこちらも行ってみたいなと思って
いたのですが、ようやく機会が巡ってきました。

山道を下りて行きます。

川に出たら渓流に沿って進みます。

サンダルでは厳しい道ですね。

ぶなの森を歩いていきます。
雨ですが気持ちの良い散歩道です。

駐車場から10分はかからずにお宿の入り口に到着です。
伊達藩湯浜宿と書かれています。

自家栽培農園を通って建物へ
この建物脇から栗駒山登山道が始まっています。

湯浜温泉三浦旅館に到着です。

外来入浴は一人500円。
入湯証明書と道の駅はなやまで使えるドリンク券をいただけました。

ｐH8.8のやわらかいお湯がかけ流しです。
アルカリ性単純硫黄泉で泉質がとてもよいとおもいました。
気持ち良く入らせていただきました。

休憩室にはランプがたくさん。
こちらのお宿、ランプの宿としても有名です。
夫は宿泊したそうでした。

お世話になりました。
またきっと戻ってくると思います。

帰りも同じ道を戻ります。
今度は滝を見ながら歩いていきます。

道の駅はなやまで昼食休憩します。

先ほどいただいたドリンク券で山ブドウジュースをいただき、
私はキノコ三昧うどん、夫はここの名物自然薯蕎麦を食べました。

築館ICから東北道に入り、福島飯坂ICまで走りました。

姥湯編に続く