2016/08/13 - 2016/08/21
300位(同エリア480件中)
RiEさん
旅行6日目。
今日はマンダレーを飛び出し、マンダレーから北西へ150㎞…バスで片道3時間のモンユワという街へ向かう。
偶然見かけた仏教遺跡の写真が目に焼き付いて絶対に行きたかった場所の1つで、効率よく周れば日帰りも可能だと知り、日程に組み込んだけど大正解だった。
エアコン付きのバスを選んだはずなのに道中終始窓全開だったり、道端でジャラジャラ缶を鳴らして寄付を募る集団(寺院創建だったり、学費稼ぎだったり)に遭遇するとドライバーが減速するので出会うたびに少額ながら必ず喜捨するおじさんがいたり、言葉が通じないのにモンユワについてを身振り手振りで教えてくれようとする人がいて…ローカルな景色も面白かったけど、バンに揺られているだけで色々なことがあって興味深かった。
モンユワに到着して、最初に向かったのは黄金の針のように尖った尖塔が立ち並び、建物内には大小さまざまなサイズの58万体の仏像が安置されているというThanboddhay Paya。
とにかく圧巻過ぎて言葉を失う…その素晴らしさに一目でときめいてしまった!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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HOTELを朝7:15に出発してTAXIでマンダレーバスターミナルへ。
荷物はカメラだけなのでバイタクで行きたかったのに、HOTELスタッフがTAXIを拾ってくれたので乗車したら、料金がなんと5000Ks!
めちゃくちゃ遅い安全運転で約10分で到着したけど、全然歩ける距離だったから徒歩で行けば良かった。 -
バスターミナルに到着すると続々と人が入ってきて、朝早くから活気に満ちていた。
今日は雲1つない青空…モンユワもこれくらい晴れていると良いけど。 -
予約時間までまだ30分以上時間があるので、チケット購入した店先で待たせてもらう。
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プラ椅子が2脚だけの待機所(笑。
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すぐ隣の店から大きな声が聞こえてきて、新聞でも読んでるのかと思って眺めていたら朝の読経らしい。
敬虔な仏教徒であるミャンマー人の日常を垣間見た。 -
大きくてキレイなバスの周りには移動販売の若い女性たちが。
頭上にロンジーを丸めたような布を置いて、その上に商品が乗った大きな盆を手を使わずに乗せながら歩く絶妙なバランス力♪ -
多くの男性はチェック柄や無地のシャツが主流だけど、こちらの彼はちょっと派手で目立つ。
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私たちのバスが到着したらしく声を掛けられたので向かってみると、タイのロットゥーと同サイズのミニバンで向かうらしい。
屋根にはどんどん荷物が載せられて山盛りになっていた。 -
予定時刻の8:00にマイクロバスがモンユワに向けて出発。
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私の足元にも謎の袋が置かれてしまい、脚の置き場に困っていたら足を指さして「袋に乗せろ」みたいなことを言われて、体操座りに近い姿勢で出発。
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大きな橋を渡ってマンダレーを脱出。
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エアコンバスだと聞いたのでこの時間を予約したのに、エアコンどころかスライドドアを半分開けっ放しにして走る乗客勧誘担当者。
私はその隣なので風がバンバン入ってくるわ、砂埃が多いので口の中が気持ち悪いわで散々な目にあった。 -
4列のシートは最初からほぼ満席に近かったのにもっと乗客を詰め込みたいみたい。
「モンユワ!モンユワ!」と呼びこんでいるか、キンマを噛んでいるかどちらかで超忙しい彼。
私は持っていたストールを頭に巻いて、夫のブルゾンを借り小さくなって耐え続け… -
9:15にやっと休憩所らしきところに立ち寄って寒さから解放された。
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ちなみに呼び込みの彼が座っているのは、私が座っていた補助席に括りつけられた四角い椅子(笑。
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食堂が併設されていたので食事を摂る人の姿もあった。
最初からおかずが並べられているので、食べたい物だけ取って後払いシステムのミャンマー式。 -
コロコロした仔犬がジャンプするように駆け寄ってきたけど、興味はあるのに怖くて近寄れないらしくその場を行ったり来たりしてて可愛かった。
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キンマ屋台。
ドライバーをはじめとする男性陣はガムを食べる感覚で手に取るので、一日でどれくらい消費するのか気になるところ。 -
奥にはオヤツや軽食も販売していた。
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ここにも善意の素焼きでできた水瓶が置いてあった。
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9:35モンユワに向けて再出発。
走り出した瞬間からスライドドアは半開きのままで、また寒さと砂埃との戦い…そして夫の隣席の男性は喜捨がとても大切らしく、道端でジャラジャラ缶を振り鳴らす集団を見かけると窓を開けて手渡すので、左右どちらも風が行き来して本当にツラかった…!
夫の隣席の男性は英語が話せないけど何とか私たちを楽しませてくれようと、モンユワに近づくと指を差しながら「あれが○○、見える?」みたいな事をビルマ語で色々教えてくれた。
「モンユワ!モンユワ!」の呼び込みは結局1時間以上続けられ… -
11:00モンユワのバスターミナルに到着。
マンダレーのバスターミナルみたいな活気はなく長閑な雰囲気で、バンを降りると観光客目当てのドライバーたち数人に囲まれた。 -
みんな必死でアピールしてくるので「先に帰りにバスチケットを購入したい」と言うと、英語が話せる男性が「ついてきて」と案内を買ってくれた。
英語が話せないドライバーたちも、夫の夫の隣席だった男性も一緒に心配なのか私たちの後ろからゾロゾロついてきてくれて、チケット購入を見守っていてくれた。
押しつけが無い親切心がありがたい。 -
マンダレーに戻るチケットは16:00発(最終便は17:00発)で料金は2人で4000Ksと行きよりも2000Ks安かった。
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バスは停まっているけど発着が少ないようで乗客がほとんどいないせいか、とても暇そうな売り子さんたち。
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帰路の手配も済んだので、英語が話せるドライバーと交渉開始。
バイタクでも良かったけどモンユワに来る途中に一瞬、パラパラ雨が降ったのでTAXIが良かったのに「車のTAXIは無いよ、俺のTAXIは屋根付きだ」と説得されついていくと停まっていたのはコチラ。
確かに屋根はあるけど完全なオープンカーじゃん…!
未舗装の道が多いから砂埃との戦いになるのは目に見えてるのに…と渋ってみたけど彼の英語の堪能さは素晴らしくて、夫が気に入ったため16:00まで契約することになった。
料金は2人で20000Ks。 -
ガソリン代が無いと言うので、デポジットとして3000Ksを前払いし出発。
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最初に給油を済ませて…
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ひたすら走る。
振動・騒音・風が凄いけど慣れると結構平気で気持ちが良かった。
モンユワも市民の足はバイクが中心で、彼の言っていた通り車はほとんど見かけることがなかった。 -
到着したのは、モンユワの中心地から郊外へ約20㎞に位置するThanboddhay Paya。
針山のような外観はピンクと金色で彩られ、たいへん華やかな雰囲気の寺院。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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トゥクトゥクに靴を置いて行くと良いよ、とドライバーに言われたので私たちは駐車場から裸足で歩くことに。
ミャンマーは裸足で歩くことが前提だからか寺院周辺は管理されているようで、道路を横断しても大きな石やゴミで足裏を怪我したり、痛い思いをすることは無かった。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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他の寺院と違って靴箱が無いので、天気が心配なら袋に入れて持ち歩いたほうが良いかも。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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視線を上げると、無数の黄金の塔が林立していて足場が組まれているのが見えた。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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肉眼で確認できないのでカメラでズームしてみたら、1つ1つが仏塔の形をしていて、その下には小さな人形が安置されていた。
気が遠くなるほど細かい…!タウンボッデー寺院 寺院・教会
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未だに裸足で屋外を歩くことには慣れないけど、今日は曇りがちなお蔭で足裏が暑くないのがウレシイ。
靴がたくさん脱いであった場所を真っ直ぐに進むと…タウンボッデー寺院 寺院・教会
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建物の入口が見えてきた。
今日は満月の日なので参拝客が特に多いのだとか。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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大きな扉をくぐると…
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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まず小さなブースに座るスタッフから声を掛けられて、外国人は1人:3USドルの入場料が徴収される。
表記されている寺院名が違うのがとても気になったけど、聞ける人が見当たらなかった。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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どこまでも延々と続いてるように錯覚してしまうこの光景とついに対面!
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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四方八方に伸びる通路が繰り返され、まるで合わせ鏡のように広がっている。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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人間と比べてこのサイズ感、異世界に迷い込んだ気分になる。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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天井までビッシリと積み重ねられた壁の仏像も含めると、58万体以上納められているらしい。ただ現在もなお寄進され続けているため、仏像の数は増え続けているのだとか。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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僧侶と同じ小豆色の壁に、金色の仏像。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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1番奥まで進むと今までの仏像とは少し違った表情の大きな仏像が数体並んでいて、皆こちらに座り込んで手を合わせていた。
立体曼荼羅を思わせる緻密さと世界観に思わずため息が漏れる。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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高い天井の上部まで隙間なく埋め尽くされる小さな仏像…圧巻過ぎて言葉を失う。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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優しく諭すような眼差しに見つめられる。
立った状態でちょうど視線が合うようになっていた。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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お昼に近づくにつれてどんどん人が増えてきたので出口へUターンすることに。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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今までたくさんの仏教寺院を見てきたけど、1番斬新で好き♪
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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衣が切断されたように真っ黒な、工事作業中の仏像。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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360度どこを見渡しても同じ光景が広がっていて本当に面白い。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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イチオシ
合わせ鏡のような状態で、大きな仏像に見下ろされるという不思議な経験…仏教の世界観なのか、Thanboddhay Payaのオリジナルなのかわからないけど強く心に残った。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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外に出てみるとさっき以上に人が集まっていて、入口に大行列が出来ていたので、ゆっくり見えて本当に良かった。
この後は外周を散策。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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建物内も凄かったけどThanboddhay Payaは外観も凝っているので見ごたえがある。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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例えばこの仏塔は薔薇が配置されていたり色使いもメルヘンチックで、デコレーションケーキのような可愛らしさ♪
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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薔薇が配置された下には大きなひまわりや星も描かれていて、寺院というよりもテーマパーク風な印象。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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可愛らしい仏塔が両側に配置された通路を歩くと、建物の外周を1周できる。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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小さな仏塔の中央には一際大きな仏塔が建っていて、今回は行かなかったけど高台から屋根全体の様子を見下ろせるそう。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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歩いていると、コンセプト不明な閉じ込められた僧侶を発見(笑。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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不思議なオブジェは各所に配置されていて…
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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横から見るとお座りの状態…というよりは蛙っぽい姿勢。
神様なのかな?タウンボッデー寺院 寺院・教会
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外周は思いのほか大きいけど、ここももちろん裸足で。
歩いている途中で太陽が顔を出しはじめ、足裏が熱くなってきた。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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狼男のような謎のオブジェ。
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もう謎シリーズはいいや…と思っていたら、ミャンマー人のおじさんがビルマ語で「こっちにおいで、見せたい物がある」と言ってるっぽく、呼ばれる私。
裸足で泥濘の上を歩きたくなかったので笑顔で断ろうとしたら、真剣な顔で手招きされてしまい仕方なく向かってみると「どうだ!」とでも言いたげな満足げな表情で案内されたのがコチラ。
檻に入った牛…のオブジェだった。
お礼を言って立ち去ろうとしたら、私のカメラを指して「写真を撮りなさい」と。
こういうパターン結構ある。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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中も外も見たことない組合せで、想像していた以上に面白かったThanboddhay Paya。来て良かった♪
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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歩いていると突然女の子に腕を組まれて記念写真を撮らされたり、夫のロンジー姿に興味津々の視線を送られたり…外国人がまだ珍しいのか変に注目を浴びたけど、これはこれで面白い経験だった。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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ミャンマー人にとって寺院は非常に身近な場所であり、寛げる場所でもあるのがよくわかる。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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Thanboddhay Payaの向かいに建っていたのが、半分廃墟のようなこの建物。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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また壁に閉じ込められている人がいてシュールだけど、凝った造りをしていてかつての豪華な名残が感じられた。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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「俺んち、寄ってく?」みたいなポーズの神様。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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母親に髪を結ってもらう少女。
タウンボッデー寺院 寺院・教会
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実はThanboddhay Payaの敷地内にはもう1つ建物があって、タイガーバームで一財を成した胡一族が建立した、通称:タイガーバームハウスがある。
(あとでドライバーに見てきた話をしたら「知らない」と言われたので地元の人は興味の対象じゃ無いのかも)タウンボッデー寺院 寺院・教会
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足元には色んなものが散乱していて裸足じゃ危険だったので近寄ることが出来なかったけど、エントランスの透かし虎や、虎のオブジェを見つけることが出来た。
この後は世界最大とされる全長111mの寝釈迦仏像と、宇宙からもその姿が見る事ができるという高さ129mの巨大立釈迦仏像を見るためBodi Tataung村まで移動することに。
続きは08へ。タウンボッデー寺院 寺院・教会
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