2016/08/05 - 2016/08/11
101位(同エリア833件中)
はちゅさん
旅も5日目になりました。
この日の予定はウルムの街とホーエンツォレルン城、ハイデルベルクの3つです。
なんとも慌ただしいツアーです。
驚くべきは、ドイツ3大名城のうちのホーエンツォレルン城とハイデルベルク城を1日のうちに訪れてしまうとうものです。
3大名城のあと一つはもちろん、前日に訪れたノイシュバンシュタイン城です。
ハイデルベルクに向かう際には古城街道を通ることもでき、古城づくしの一日となりました。
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日程
□8/5 成田発→デュッセルドルフ着(リューデスハイム泊)
□8/6 ライン川クルーズ、ヴュルツブルク観光(ローテンブルク泊)
□8/7 ローテンブルク観光、レーゲンスブルク観光(レーゲンスブルク泊)
□8/8 ノイシュバンシュタイン城(ウルム泊)
■8/9 ウルム観光、ホーエンツォレルン城、ハイデルベルク観光(ハイデルベルク泊)
□8/10 フロイデンベルク、ケルン観光、アウグストゥスブルク城、デュッセルドルフ発→(機内泊)
□8/11 →成田着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
ウルムのホテル「マリティム ホテル ウルム」での朝食。
ミュンヘン名物のヴァイスヴルスト(白いソーセージ)があったので大喜び。
日持ちがしないので朝しか食べることができないというヴァイスヴルスト、食べてみたかったのです。
甘いマスタードをつけていただきました。 -
朝からウルムの街を観光します。
まずはホテルの部屋からもよく見えた街のシンボル、大聖堂。
161mもの高さがあり、あの有名はケルン大聖堂より4m高いのだとか。
世界一の高さを誇る教会です。 -
こちらは市庁舎です。
14世紀に造られたもので、今も現役の市庁舎です。 -
市庁舎の天文時計。
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壁面のフレスコ画も見事です。
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散策しながらドナウ川にやってきました。
ウルムはドナウ川の河畔の街なのです。
それにしても曇っているせいか8月だというのに寒いです。
街の電光掲示板では17度と表示されていました。 -
川岸から振り返る。
レンガの壁がありますが、これが遊歩道になっているので歩いてみることに。 -
レンガの遊歩道。
ドナウ川沿いにあってとても気持ちのいい散歩道です。 -
かわいらしい家々を眺めながら歩きます。
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この建物はホテルのようです。
木組みのドイツらしい建物です。 -
窓辺に飾られたお花たち。
お花がある光景は気持ちが安らぎます。 -
この辺りは「漁師の一角」と呼ばれる地区で、昔は猟師や皮なめし職人が住んでいました。
水辺にたたずむ木組みの家は風情があります。 -
運河沿いに並ぶ昔ながらの建物は、現在はホテルやレストランなどになっているものが多いようです。
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ウルムは天才物理学者アインシュタインの生誕地でもあります。
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ウルムの観光後は、バスでホーエンツォレルン城へ向かいます。
山の上にホーエンツォレルン城らしきものが見えてきましたが、雲行きが怪しくお城は雲の中。 -
お城の駐車場からは専用ミニバスに乗り換えて山を登り、お城の入り口へ。
そこからさらに長い坂道を歩いて上がります。
そして雨が降ってきました。 -
こんな感じでグルグルと周りながら歩いて上がって行きます。
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お城の中庭に到着です。
雲の中にいるので視界が良くありません。
ホーエンツォレルン城は前日に訪れたノイシュバンシュタイン城と違ってメルヘン色が少なく、実戦型の城という印象です。
ホーエンツォレルン城はプロイセンの皇帝も輩出した、ドイツ屈指の名門ホーエンツォレルン家のお城。
現在の持ち主もプロイセン王家の子孫なのだそうです。 -
上はお城のチケット、下はパンフレットの写真です。
空から見たこの姿、荘厳でかっこよすぎです。
霧に浮かぶ姿はまさに「天空の城」。
内部の見学はガイドツアーのみで、写真撮影は禁止ですので写真はありません。
日本人ガイドさんが付いてくれたので、歴史的な背景などとても分かりやすかったです。
大理石が敷き詰められた部屋では、床を保護するため、靴のまま巨大なフェルトのスリッパを履かされるのですが、ツアーメンバーのみなさんのその姿が妙にかわいくて個人的には一番お気に入りのシーンです。 -
ガイドツアーの後は、城内のレストランでランチです。
メイン料理はマウルタッシェンという料理で、ドイツ風のラビオリです。
小麦粉の生地の中に肉や野菜が詰まっていて、大きめの餃子のような感じで非常においしかったです。
宗教的に肉を食べられない日に、なんとか肉を食べるためにパスタ生地の中に隠した、というのがこの料理のはじまりなのだそうです。 -
食事が終わって中庭に出てみると、雨が上がって少し明るくなっていました。
尖った塔とかゴツゴツした壁の色や感じがたまらなくそそられます。
優美なシンデレラ城もいいけど、ドラクエに出てきそうなこういうお城、かっこよくてゾクゾクします。 -
ちょっと前まで雲で視界ゼロでしたが、ふもとの町が見えるほどになっていました。
このホーエンツォレルン城はアクセスしにくいため、今回ツアーで訪れることができて良かったです。 -
さて、このお城最後の観光、ということで案内されたのが地下へと続く暗い階段。
実はこのお城には、秘密の地下通路があるのです。
ホーエンツォレルン城に残る伝説で、「戦いで敵に包囲されて出入りができなかった時に、白い服の女幽霊がどこかから現れて、医薬品や食糧を置いていってくれた」というものがあったそうです。
単なる言い伝えかと思われていたのですが、今世紀に入ってから地下通路が発見されたことにより、伝説は史実であったことが分かったのです。 -
それがこの地下通路、お城の外に通じています。
地下通路の存在を知らなければ、そりゃあ女神か幽霊の仕業と思うでしょうね。 -
地下通路を通ってお城の外に出てきました。
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観光を終えシャトルバスで山を下り、ホーエンツォレルン城にお別れです。
来たときには雲に覆われていたお城も姿を現しました。
外観がかっこいいし、歴史は雄大だし、ホーエンツォレルン城に来られて本当に良かったと思いました。 -
バスは次なる目的地ハイデルベルクへと向かいます。
本来通るはずだった道が渋滞中とのことで、古城街道と呼ばれる道を通ることになってラッキー。
車窓からはいくつもの古城が姿を見せました。
こちらはホルンベルク城です。
現在は古城ホテルになっています。 -
古城街道はネッカー川に沿って続きます。
ネッカー川沿いにはかわいらしい村が点在していました。 -
ネッカーシュタイナハという町のミッテルブルク城です。
バスからだとなかなか写真におさめづらいのですが、結構な数の古城に出会えました。 -
そんなこんなでやっとハイデルベルクに着きました。
まずはハイデルベルク城の見学です。
城門塔からお城の中へ入って行きます。 -
敵が来たときに上から鉄の門が落ちてくるそうです。
下を通るのもヒヤヒヤします。 -
城内に入りました。
中庭はいろいろな建築様式の建物で囲まれています。 -
オットー・ハインリヒ館のファサードはひときわ目を引く美しさです。
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お城の内部にはでっかいワインの大樽があり、ハイデルベルク城のみどころとなっています。
22万リットルもワインが入る大きな樽です。
観光客が小人のように見えます。 -
テラスにきました。
結構な広さがあります。 -
テラスからフリードリヒ館を見上げます。
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テラスの床に凹んだ足跡が。
言い伝えによると、王妃の浮気相手が王様に見つかりそうになった時に窓から飛び降りて、その時に足跡がついたのだそうです。
このくぼみに足がぴったりはまる人は浮気者なのだとか。
というわけで、ツアーの男性メンバーが足をあててみると・・・・・ピッタリ! -
テラスからはハイデルベルクの旧市街が一望できました。
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ネッカー川に架かるカール・テオドール橋もよく見えます。
この後旧市街の散策をするのが楽しみです。 -
エリザベート門。
王様が妻のエリザベートの誕生祝いとして、サプライズのために一夜で造らせたものです。
上の写真が表側で装飾も一夜で造られたとは思えないほどのクオリティの高さです。
下はその裏側なのですが、やはり一夜では裏側まで手が回らなかったようですね。 -
ハイデルベルク城は30年戦争やら何やらで壊され、ちょこちょこ修復はされてはいるものの、結構廃墟のような部分があります。
でもこういう部分も含めて要塞っぽくて嫌いじゃないです。 -
つわものどもが夢のあと・・・・・なんだか郷愁を感じます。
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最後にもう少しお城からの街並みを眺めて、次は旧市街へと向かいます。
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旧市街を歩いて散策です。
カールスプラッツという広場です。
先ほどまでいたハイデルベルク城を見上げます。 -
マルクト広場です。
たくさんの観光客がいます。
右側の建物が市庁舎です。 -
ツム・リッターというホテルです。
17世紀に起こった2つの戦争の際、街の建物は軒並み壊れてしまいましたが、このツム・リッターだけは戦禍を免れたということで、街で一番古い建物です。 -
ドイツ最古の大学、ハイデルベルク大学の学生牢です。
昔は大学が自治権を持っていて、罪を犯した学生は大学によりここに閉じ込められたのだとか。
残念ながら閉館後だったので中に入ることはできませんでした。 -
シュタインガッセという通りを歩いています。
夕方なので通りに面したレストランではたくさんの人がビールを楽しんでいました。
向こうの方に見えるのはカール・テオドール橋の塔。
行ってみましょう。 -
カール・テオドール橋のたもとには2つの塔を持つ門があります。
鉄の扉を下ろして敵の侵入を防ぐこともできます。 -
橋の横にある、どこかコミカルなサルの像。
サルが持っている金の鏡を触ると金運がアップするというジンクスから、いろんな人が触ってテカテカに輝いています。 -
このおサルの顔の部分に入り込んで、金の鏡を持ちながら記念撮影するのがお決まりのようです。
ちょっと恥ずかしいけど私もこのポーズで写真を撮ってもらいました。
これで金運アップするならお安いもんです。 -
カール・テオドール橋。
アルテ・ブリュッケ(古い橋)とも呼ばれ、その名のとおり街で一番古い橋です。 -
橋の上からはハイデルベルク城が眺められます。
近くで見ると結構廃墟風だったお城ですが、遠くから見ると頑丈な要塞としての威厳を感じます。 -
本日のお宿は『クラウンプラザ ハイデルベルク シティセンター』です。
ベッドが広くて快適でした。
ドイツ最後の夜をゆったりとした気分で過ごすことができました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2016/11/15 22:05:20
- 真冬とは違った景観。
- はちゅさん
初めまして。
mistralと申します。
ポーランド他の旅行記にたくさん投票を頂きまして
有難うございました。
ドイツの旅行記、拝見致しました。
以前行った真冬のウルム、体の芯まで凍りつくような
寒さの中、歩き回ったこと、
ハイデルベルグの端正な街並みなど
思い出しました。
冬の景色とはまた変わって、のどかな景観
楽しませて頂きました。
今後ともよろしくお願いいたします。
mistral
- はちゅさん からの返信 2016/11/19 19:38:42
- はじめまして!
- mistralさん、コメントありがとうございます。
ポーランドという国は行ったことがないのですが、いつか行ってみたい国のため、興味深く旅行記を拝見しました。
アウシュビッツはやはり写真からも重苦しいものが伝わってきますね・・・。
今回のドイツ旅行は夏だったので、天気のいい日は街道沿いの緑の景色が眩しいほどに美しかったのが印象的でした。
真冬のドイツはきっと底冷えするような寒さなんでしょうね。
でも雪のノイシュバンシュタイン城とかクリスマスマーケットとか、冬のドイツも一度は体験してみたいものです。
またたくさんの旅行記を楽しみにしています。
はちゅ
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