2016/08/05 - 2016/08/11
32位(同エリア192件中)
はちゅさん
ドイツで一番行ってみたかったところ、それはもちろんノイシュバンシュタイン城。
ついに訪れる日がやってきました。
本当は昨年(2015年)の夏を計画していましたが、お城を望むビュースポットのマリエン橋が工事で立ち入り禁止となったため、ドイツ行きを1年延期したのでした。
しかし、当初2015年11月末までだった工事が5月末までに伸び、さらに7月末までに伸び、出発前日の8月4日になっても工事が終わった様子がありません。
そういうわけで、マリエン橋からの眺望はあきらめかけたままドイツへと旅立ったのでした。
さあ実際、マリエン橋の工事は終っていたのか、マリエン橋に行くことができたのか、続きは旅行記をご覧ください。
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日程
□8/5 成田発→デュッセルドルフ着(リューデスハイム泊)
□8/6 ライン川クルーズ、ヴュルツブルク観光(ローテンブルク泊)
□8/7 ローテンブルク観光、レーゲンスブルク観光(レーゲンスブルク泊)
■8/8 ノイシュバンシュタイン城(ウルム泊)
□8/9 ウルム観光、ホーエンツォレルン城、ハイデルベルク観光(ハイデルベルク泊)
□8/10 フロイデンベルク、ケルン観光、アウグストゥスブルク城、デュッセルドルフ発→(機内泊)
□8/11 →成田着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
レーゲンスブルクを朝出発し、ノイシュバンシュタイン城へ向けてバスはひた走ります。
車窓からはビールの主原料となるホップの農場風景が続きます。
レーゲンスブルクからミュンヘンの間に位置するこのあたりは、ホップの名産地なのです。 -
レーゲンスブルクからノイシュバンシュタイン城までは、休憩を含めて3時間半もかかります。
途中見えてきた川、レヒ川です。
ドライバーさんによると、いつもはこんな濁った色でなく、もっとグリーンなのだとか。
ノイシュバンシュタイン城ももうすぐです。 -
バイエルン南部、のどかな牧草地帯の風景が続きます。
こういう眩しいほどの緑の風景が大好きです。
青空と緑の牧草地、最高のコントラストです。 -
途中の町で目についた、青と白のストライプの柱。
マイバウムといって、その町のシンボルとなるものだそうです。 -
ついに、ノイシュバンシュタイン城が見えてきました。
ぶれてしまっていますが、右の方、山の中腹に見える白い建物がノイシュバンシュタイン城です。 -
牧草地の中にある聖コロマン教会の横を通ります。
この教会、後でノイシュバンシュタイン城からも見えました。 -
このあたりは緑の牧草地とともにアルプスの山々も見えて、本当に本当に美しい車窓風景でした。
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ノイシュバンシュタイン城です。
胸が高鳴ります。 -
ノイシュバンシュタイン城があるホーエンシュバンガウに到着しました。
駐車場でバスを降りると、山の上にお城が見えます。 -
ズームアップしてみましょう。
白亜の城です。 -
まずは早めのランチ。
お城のふもとの「レストランカフェ カインズ」というお店です。
他にも日本人の団体ツアーの方がたくさん食事をされていました。 -
まずはジャガイモのスープに、メインは確かお魚料理だったような。
この後に訪れる予定のノイシュバンシュタイン城が楽しみすぎて興奮していたのか、あまり記憶にありません。 -
ランチの後はいよいよノイシュバンシュタイン城へ!
マリエン橋の工事が終わっているのかどうか、添乗員さんに聞いてみましたが確かな情報は持っていないそうで「近くまで行ってみるまでわからない」とのこと。 -
歩いている最中、マリエン橋の看板を発見。
マリエン橋工事中の看板のようですが、その上に『OPEN』の紙が貼ってある!
どうやら工事は終わって橋に行けるようです
やったー!うれしい!。 -
近くの丘の上に見えるのはホーエンシュヴァンガウ城。
ノイシュバンシュタイン城を作ったルートヴィヒ2世のパパが作ったお城です。
こちらのお城の見学は今回のツアーには入っていません。 -
ノイシュバンシュタイン城は山の上。
行く方法はバス・馬車・徒歩の3つがあります。
私たちはバスで行くことになっています。
バス乗り場は人がいっぱいいますが、ありがたいことにこれでも人は少ないのだそうです。 -
15分ほど待つとシャトルバスがやってきました。
青いバスにギュウギュウに乗り込み、なんとか発車。
10分足らずで到着です。 -
バスを降りた人の流れに乗って坂道を登っていくと、この先にあるのがマリエン橋のはず。
わくわく。 -
マリエン橋です。
バスを降りた人が一斉にここを目指すので、もう人がいっぱいです。
さあ、マリエン橋から見える景色は・・・・・。 -
ドドーン!!
これが夢にまで見た、マリエン橋からのノイシュバンシュタイン城! -
アップでドーン。
どうやら工事が終了してマリエン橋に立ち入ることができたのは、3日前からだったようです。
神様はやっぱり私の日頃の行いをみてくださっていたのですね。
いやあ、1年待った甲斐がありました。 -
ふと橋の下を見て、その高さに我に返る。
マリエン橋は渓谷に架けられており、その高さは90mもあります。
修復が終わったばかりだということですが、床は古めの木の板で、隙間からは下が見えます。
さらに木の板がたわむ、たわむ。
これは高所恐怖症の人は無理かも。 -
お城の向こうにはシュヴァンガウの村とフォルッゲン湖が見えます。
赤い屋根の家々がドイツらしいです。 -
橋の一番奥まで来ると人が少し少なくなります。
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観光客はみなさんここぞとばかりに写真を撮りまくり。
私も写真に動画にとしっかり思い出を残しました。 -
緑豊かな景観の中に真っ白なお城が溶け込んでいます。
さすがディズニーランドのお城のモデルとなったお城だけあります。
この絶景、一生忘れることはないと思います。 -
とどめは縦で。
マリエン橋からいったい何枚の写真を撮ったことでしょう。 -
マリエン橋からの絶景に満足し、そろそろノイシュバンシュタイン城へ向かいます。
マリエン橋から10分以上歩く必要がありますが、下り坂なので楽勝です。
途中、木で作られた周辺地図がありました。 -
お城へ向かう途中、視界が開ける展望台のような場所がありました。
ホーエンシュヴァンガウの町とアルプ湖、その向こうの方に見えているのはオーストリアアルプスです。
ここはオーストリアとの国境に位置します。
そして、丘の上に見える黄色いお城が、先ほど間近で見たホーエンシュヴァンガウ城です。 -
ホーエンシュヴァンガウ城をアップで。
黄色い外観が素敵です。 -
ノイシュバンシュタイン城の姿が見えてきました。
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ズームしてみます。
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もう少しでお城に到着です。
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お城の壁が見えてきました。
でっかいです。 -
ついにお城の入り口。
逆光でよく見えません。 -
お城の内側です。
内部の見学はガイドツアーでのみでき、5分刻みの時間指定がされています。
早めに到着したので指定時間までブラブラしながら待ちます。 -
近年修復されたのでしょうか、壁が非常にきれいで白くて、テーマパークに来たかのような錯覚に陥りそうです。
それもそのはず、ノイシュバンシュタイン城は19世紀に建築された新しいお城。
当時の王ルートヴィヒ2世が中世への憧れをもとにワーグナーのオペラの世界を具現化した、メルヘン全開のお城なのです。 -
建築様式などはいろいろなものが混在し、中世風ではあるけど近代的な装置や建築資材を使っています。
そのため歴史的な評価は低く、高い人気にもかかわらず世界遺産に登録されない理由はそのあたりにあるようです。 -
お城の入場チケットの表・裏です。
チケットにはガイドツアーの入場時間が記入してあります。
時間指定は5分刻みとなっているので、指定の時間に遅れると大変です。 -
我々の指定時間になりました。
改札機を通って、お城の中へ。
中では日本語のオーディオガイドを受け取り、他国のみなさんと一斉に各部屋を周って行きます。
残念ながら内部の撮影は禁止なので写真はありません。 -
30分ほどのガイドツアーが終わりました。
お城の内部は豪華な壁画やシャンデリアなど豪華絢爛。
ルートヴィッヒ2世が体現した夢の城はあまりにも巨額を投じすぎて王は退位に追いやられ、その後湖で謎の死を遂げます。
お城のバルコニーからは写真撮影が可能です。
ルートヴィッヒ2世も短い滞在の中でここからの景色を楽しんでいたのでしょうか。 -
バルコニーからは先ほど行ったマリエン橋が見えます。
こうやってみるととんでもないところに橋が架けられているんですね。 -
お城から一段下がったところにちょっとした休憩スペースと展望台があります。
ここからも白亜の城が望めます。
ただ、午後は逆光のようです。 -
展望スペースは地面からせり出していて、ちょっと怖い。
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お城の反対側はのどかな田園風景とフォルッゲン湖。
ここからの眺めは最高です。
緑の牧草風景は見飽きないほど、たまらなく好きです。 -
緑の中にぽつんと佇む聖コロマン教会と、フォルッゲン湖。
いいお天気で遠くまできれいに見渡せます。
この日は最高気温が26度。
日差しはきついけど湿気はないし、とっても過ごしやすい陽気でした。 -
こういうメルヘンチックな風景、お城より好きかも。
-
パラグライダーをしている人たち。
気持ちよさそう。 -
では、山を下ります。
帰りは各自好きな方法で山を下りるのですが、私たちは徒歩にしました。
下りなので楽です。
特に目立った見どころもなく20分ほどで下りられました。
ただし、馬のウ○コにはご注意です。 -
お城から降りてくるとかわいい少女の生演奏。
心が和みます。 -
ツアーの集合場所はお土産物屋さん。
リモワのスーツケースが大量に売られていました。
見ている間にも中国の方が次から次へと購入していきます。
小さなスーツケースを中ぐらいのスーツケースに入れ、それをさらに大きなスーツケースに入れて、マトリョーシカのようにしてお持ち帰りです。 -
さて、ノイシュバンシュタイン城ともそろそろお別れ。
白鳥城との呼び名がぴったりの真っ白で優美な外観、そろそろ見納めです。 -
バスの車窓から、必死にノイシュバンシュタイン城の姿を目に焼き付けます。
-
まだまだ目が離せない。
ロマンチック街道の終点を飾るにふさわしい、かっこいいお城でした。 -
ノイシュバンシュタイン城への興奮も冷めやらぬまま、本日の宿泊地ウルムへ向かいました。
この日の夕食はウルムの『ブラウハウス ドライ カンネン』というレストラン。
お肉料理でした。
デザートのパンケーキがボリュームありすぎでした。 -
ホテルは『マリティム ホテル ウルム』。
お部屋からはウルム大聖堂が見えました。
ノイシュバンシュタイン城の思い出を胸に眠りにつきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- お黙り!さん 2016/11/12 09:24:45
- 素敵
- はちゅさん、初めまして。
私の旅行記に投票ありがとうございました。
念願のノイシュバンシュタイン城・・・良かったですね。
私は残念ながら、修復中のフェンスで覆われたお城をみました(笑)
一番の楽しみだったにもかかわらず。ですです(爆)
お天気も良く、とっても綺麗ですね。あ〜〜あ、こんなお城見たかったわ。
今後も宜しくお願いいたします。
マリー
- はちゅさん からの返信 2016/11/12 21:19:26
- ありがとうございます。
- oda marieさま、はじめまして。
長年の憧れだったノイシュバンシュタイン城を実際に目にした瞬間の感動は、言葉では表しきれないほどのものでした。
ツアーメンバーに自分は晴れ女だと言う方がおられたおかげで、お天気も良く、最高でした。
oda marieはかなり精力的に国内外をあちこちされているようですね。
そんな生活に憧れます(o^。^o)
ぜひとも今後も旅の様子を参考にさせてください!
はちゅ
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