2016/05/30 - 2016/06/06
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2016年6月3日(金)
フィレンツェ2日目です。
今日も残念な雨模様。
でも、それほど強い雨ではなく、降ったり止んだりなのでなんとかなりそうです。
今日は、朝一番で予約しているウフィツィ美術館へ。
日本の美術館、博物館はいつも行列でとっても混んでて、写真撮影など厳禁ですが、ルーヴルも、ここウフィツィ美術館もフラッシュさえ使わなければ撮影もOKで、日本ほど混みあっていないのは本当にすばらしいと思います。
この日も頑張って歩き回り、26000歩でした~。
ウフィツィ美術館 ポンテベッキオ
サンティ・アポストリ教会 フィレンツェ邸宅博物館
サンタ・クローチェ教会 ヴェッキオ宮
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ガリレオホテルの朝食です。
7:30〜。 -
フロントのわきのあまり広くないスペースですが、きちんと整えられて、清潔です。
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パンにケーキにシリアル、ヨーグルト、フルーツ、ハムとチーズ、コーヒー、ジュースなど。
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若い女性がひとりつききりで、足りなくなったものを補充したり、使用後のテーブルを片付けてくれます。
ローマのミラニホテルよりハムもチーズもコーヒーもおいしかったです。 -
さぁ、今日も元気に出かけましょう〜!
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ドゥオモです!
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。 -
圧倒する存在感!
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ドゥオモの見学は明日の予定なので、今は通り過ぎます。
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ウフィツィ美術館に着きました。
8:15で予約してあります。
おぉ、すでに並んでいる人たちが・・・。
でも、近づいてみると予約のない人たちの列でした。 -
予約している人達はその反対側の建物に列がありました。
係りの人がなかなか登場しなくてしばらく待たされ、結局、予約なしの人たちのほうが早く入場したようでした。 -
入口は予約なしの列がある建物(アルノ川に向かって左側)なので、もう一度戻ります。
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階段を上がっていよいよ見学開始です。
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このウフィツィ美術館はトスカーナ大公国の行政事務所だったそうですが、すばらしい天井ですね。
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たくさんの小部屋に分かれて、たくさんの作品が展示されています。
ルーヴルと同じで、自分が見たい作品をあらかじめリストアップして、居場所を確かめて行かないと無駄にうろうろと歩き回るようになります。 -
ジョット・ディ・ボンドーネ作「マエスタ(荘厳の聖母) オニサンティの聖母」 1306-1310年
ジョットって、あのドゥオモの「ジョットの鐘楼」を設計した人ですね。 -
チマブーエ作「マエスタ(荘厳の聖母)サンタ・トリニタの聖母」 1279-1280年
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シモーネ・マルティーニ作「受胎告知」 1333年
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ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ作「玉座の聖母子と6人の天使(ルチェライの聖母)」 1285年頃
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建物は1560年にメディチ家のコジモ一世の依頼を受け、建築家のヴァザーリが建てました。
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この部屋は入場禁止で柵の外側から撮影。
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有名な「ウルビーノ公爵夫妻の肖像」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ作 1465〜1466年 -
平行して建つ2棟をつなぐ渡り廊下から。
ヴェッキオ宮とドゥオモのクーポラが見えますね。 -
窓から見えるアルノ川。
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そして、ポンテヴェッキオ。
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フィリッポ・リッピ作「聖母子と二天使」
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窓から。
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ギルランダイオ作「玉座の聖母子と天使と聖人たち」 1484年
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ボッティチェッリ作「春(プリマヴェーラ)」
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そして、「ヴィーナスの誕生」
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絵も見るけど建物も鑑賞しなくては!
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ところで皆さん、ご存じですか?
もし、誰かが絵画に異常接近することがあるとブザーが鳴るんですよ!
何の音だろう?と思ったら、目の前にいた係りの人が飛んで行って注意をしたので、「おぉ、そうなのか」とわかりました。
ある意味貴重な場面に遭遇できました。 -
ウッチェロ作「サン・ロマーノの戦い」 1456年頃
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カフェがある3階のテラスからはお隣のヴェッキオ宮が間近に見えます。
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この時計、時間が合ってるのかなぁ〜?
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ロッソ・フィオレンティーノ作「リュートを奏する天使」
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説明文。
イタリア語と英語のわかる人は読んでね。 -
ラファエロ作「ひわの聖母」
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ラファエロ作「自画像」 1504〜1506
ラファエロ・サンティ 21〜23才の頃です。 -
説明文。
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テッツィアーノ作「ウルビーノ公爵夫人エレオノーラ」
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テッツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」
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これもテッツィアーノ作「Portrait of Francesco Marial della Rovere」 1536ー38
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テッツィアーノ作「St.Margaret」 1565−70
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レオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」
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アンドレア・デル・ヴェロッキオ とレオナルド・ダ・ヴィンチ作「キリストの洗礼」 1472年
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カラヴァッジョ作「メドゥーサの頭部」
丸い盾?に描かれているんですね。 -
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同じくカラヴァッジョ作「イサクの犠牲」
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はしょってはしょって2時間ほどの鑑賞でしたが、スケジュールに余裕があったらもっとゆっくりじっくり見て歩きたかったです。
この階段を降りると出口になります。
この後は、ポンテヴェッキオ橋を行って戻り・・・。 -
少し行ったところにあるのが、サンティ・アポストリ教会。
映画「冷静と情熱のあいだ」で結婚式のシーンに使われた教会ですね。 -
フィレンツェにある3大ロマネスク建築のひとつ(あとふたつはサン・ミニアート・アル・モンテ教会とサン・ジョヴァンニ洗礼堂)で11世紀の建物です。
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緑の大理石の円柱によって身廊とふたつの側廊に分けられています。
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正面の主祭壇。
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左手奥のつきあたりにはジョヴァンニ・デッラ・ロッビアによるマヨルカ焼きで装飾された聖櫃があり、「聖なる石」(キリストの墓石の欠片)が納められているそうです。
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第一回十字軍(1099年)の際に最初にエルサレムの丘に十字軍の旗を立てたという、この街出身のパッツィーノ・ディ・パッツィという兵士が総指揮官から授与されたもので、
パスクワ(復活祭 イースター)の日、フィレンツェで「ロ・スコッピオ・デル・カッロ(山車の爆発)」というお祭りの点火用火打石として使われてきたということです。 -
教会の前の道を観光用の馬車が通ります。
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アポストリ通り(Borgo Ss.Apostoli)。
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次の目的地、邸宅博物館のある通りまでショートカットでこの小道を行きます。
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テルメ通り(Via D.Terme)。
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フィレンツェ邸宅博物館です。
Palazzo Davenzati -
中世の貴族の邸宅です。
上階にいくほど天井が低くなる典型的な中世の住宅構造になっています。
修復後2009年に再オープンしました。 -
14世紀に建てられ、1578年に商人のダヴァンツァーティ家に買い取られ、1838年に最後の当主が亡くなるまで260年間同じ家族が代々住み続けたそうです。
その後買い取った人は、貴重な家具、調度品を売却して散逸してしまったので、今あるものは同時代の中世に使われていたものを集めたそうです。 -
吹き抜けになっているので、雨の時は大変でしたね。
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井戸みたいに汲み上げる装置。
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オウムの間やクジャクの間などがあります。
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電気やガスや水道のない時代、どんな暮らしをしていたのでしょうね。
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雨、風、入り放題ですね。
これでよかったのかな? -
上階から入口付近を見下ろした様子。
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これは手を洗うのかな? 顔を洗うのかな?
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自由に見学できるのは2階までで、3階より上は10時、11時、12時からガイドツアー(無料)があるようでした。
でも、ちょうど12時に行ってみると、人数オーバーとのことで、なんと!参加できませんでした。
少人数でのツアーのようで、待ってた人達で定員になってしまったようでした。
本当に本当に残念! 心残りです。
このツアーのためにもう一度フィレンツェに来たいくらいです。 -
この博物館は13:30閉館のようですので、いらっしゃる方はお気をつけください。
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がっかりしながらヴェッキオ宮の前の広場まで戻ってきました。
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今日のお昼は昨日お休みだった中央市場の一階へ行ってみます。
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ランプレドットで有名な「ネルボーネ」
長蛇の列です。 -
モツ煮込みのパニーニが定番ですが、「ビーフ?」と聞くのでビーフも買ってみました。
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う〜ん、わたし的にはビーフのお味のほうが無難でした〜。
勧めてもらってよかった! -
午後はサンタ・クローチェ教会へ。
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教会前の広場では、何かイベントがあるのでしょうか?巨大な階段状の観覧席を造っていました。
正面左側に入場券の販売ブースがあります。 -
サンタ・クローチェ教会は、もともとは市の城壁の外の湿地帯にありました。
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ミケランジェロ、ガリレオ、マキャベリ、ロッシーニなどのお墓があり、「イタリアの栄光のパンテオン」と呼ばれています。
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フランシスコ会世界最大の教会です。
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16の礼拝堂があり、その多くはジョットとその弟子によって装飾されています。
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床には沢山の墓碑が。
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ガリレオ・ガリレイのお墓。
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ミケランジェロのお墓。
真ん中はミケランジェロの胸像。
その下の3体は彼の業績である彫刻、絵画、建築を象徴しているそうです。
ヴァザーリの制作によるもの。 -
「神曲」を書いたダンテのお墓。
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これは・・・誰のお墓だったかなぁ?
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作曲家ジョァッキーノ・ロッシーニのお墓。
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中央礼拝堂の側面。
「聖十字架物語」を主題とした14世紀のフレスコ画だそうです。 -
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翼廊突き当りのバロンチェッリ礼拝堂。
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パッツィ家礼拝堂。
ドゥオモのクーポラを設計したフィリッポ・ブルネレスキの設計によります。 1445年頃。 -
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中庭から見たパッツィ家礼拝堂。
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回廊と中庭。
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回廊、
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アカンサスの花が咲いていました。
この植物はヨーロッパの歴史的建造物には必ずと言っていいほど装飾のデザインに使われていますね。 -
さぁ、次はヴェッキオ宮です。
1299〜1314年、アルノルフォ・ディ・カンビオによって建設されました。
フィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、メディチ家がピッティ宮に移る前に一時居住していた時代もありました。 -
一部は今も市庁舎として使われているそうです。
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美しい装飾ですねぇ!
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500人広場。
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すばらしい装飾の天井です。
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この天井もすごいですねぇ!
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テラスからの眺め。
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美しい象嵌細工のキャビネットは色々なお部屋にありました。
生活の必需品だったのかもしれませんね。 -
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エレオノーラの礼拝堂
Cappella di Eleonora -
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Room of the Sabines
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身の回りの小物などを収納していたのかもしれませんね。
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Roon of Esther
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Room of Penelope
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Room of Gualarada
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ヴェッキオ宮はとても大きくて、重厚で豪華で、中世の雰囲気を堪能しました。
この次来たら、塔の上に上るツアーに、ぜひ参加したいです。 -
ところで、この水道、ヴェッキオ宮殿で見かけた方、気がつかれましたか?
ふたつ蛇口があるのですが、左側の蛇口からは炭酸水が出るのですよ〜! -
夫が水道の前のベンチで喫煙タイムをしていたところ、若い女の子たちがこの水道でキャーキャー言ってたのだそうです。
それで夫が??と試してみたら、なんと!炭酸水!
私がお土産ショップで買い物をしている間のできごとでした。
左側に見えるのがヴェッキオ宮の出口です。
お試しあれ〜! -
さてさて、夕食は、昨日お休みで行けなかったレストラン、TRATTORIA I DUE G. へ。
おいしいと評判を聞いたので、ぜひ行ってみようと決めていたのです。
ディナーは19:30〜。 メールで予約もできます。
日本語のメニューもあります。
席に着くとにっこりと日本語のメニューを出してくれます。
「どうして日本人ってわかるの〜?
韓国人の観光客もたくさんいるよ〜!」
聞いてみればよかったですね。 -
家庭的なお店で、しっかり者のお姉ちゃんと弟二人がサーブしてくれます。
でも、後で、実はお姉ちゃんではなくマンマだったということがわかりました。
若いマンマです。 -
アンティパストの盛り合わせ。
黙ってても取り分け用にお皿をくれます。
ありがと〜! -
ほうれん草とチーズのリゾット。
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牛肉のタリアータ。
パンも付くので結構おなかがいっぱいになります。 -
デザート。
やっとちゃんとした食事ができました。
とってもおいしくて、ふたりで51ユーロ(ワインとお水込み)でした。
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