2016/05/30 - 2016/06/06
1633位(同エリア6773件中)
pua-naniさん
- pua-naniさんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ40件
- Q&A回答0件
- 122,741アクセス
- フォロワー15人
成田からアムステルダム経由でローマ入りして、1日目はサンピエトロ大聖堂、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂、そして、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、と、ローマの4大バジリカ(大聖堂)のうち3つを制覇しました。今年は「特別聖年」ということで、大聖堂の入り口にある「聖年の扉」が期間限定で開かれているのです。
4大バジリカの「聖年の扉」を全部通ると特別な赦しが与えられるとのこと。
キリスト教徒じゃないけど、ちょっとぐらいはご利益にあずかれるかも。
せっかくですからね、あとひとつ、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂にもぜひ行かなくては!
2日目の今日は、まず、朝一番で予約したヴァチカン美術館からスタートです。
6月1日 ヴァチカン美術館 サンタ・マリア・デル・ポポロ教会
パンテオン トレヴィの泉
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
2016年6月1日(水)
昨日と同じように地下鉄A線に乗って6つ目、オッタヴィアーノ〜〜ヴァチカーニ」で降りて、きょうはヴァチカン美術館へ。
きょうはストライキ、ありませんように〜!!
事前にネットで8:30に予約をしてあります。 -
時間より早く着いたけど、プリントアウトして持参したバウチャーをチラッと見ただけですんなり入れてくれました。
でも、この時間なら、予約がなくても待たずに入れそうですね。 -
たしか、これは出口だったと思います。
入り口は、もっと左にあります。 -
中に入って、エスカレーターを上がって、さらに上がって、「オーディオガイドはどこで借りるの〜?」と不安になった頃に受付のカウンターがあります。
こちらは、受付の前のテラス。 -
お隣のサンピエトロ大聖堂のクーポラが見えます。
昨日はあの上からこのヴァチカン美術館を眺めたのでした。 -
では、中に戻って見学を始めましょう!
-
ここは、ピーニャ(松ぼっくり)の中庭。
金属の球体は、アルナルド・ポモドーロの「球体のある球体」1990年作だそうです。
どういう意図でこの作品がこの庭に置かれることになったのか、ちょっと不思議です。 -
これが、庭の名前の由来となったピーニャ(松ぼっくり)
松ぼっくりは子孫繁栄の象徴なのだそうです。 -
えっと、これはどこだったかな?
-
多分、順番からして、入ってすぐのとこだったと思います。(当たり前!)
-
ピオ・クレメンティーノ美術館の「八角形の中庭」
-
ヴァチカン美術館は、古代オリエントから現代美術まで、多様な美術館、博物館群に、図書館、礼拝堂や宮殿の公開部分を加えると、20以上もの部門からなる巨大な複合体なのだそうです。(「ヴァチカン物語」塩野七生・石鍋真澄 より)
-
-
-
-
-
モザイクの床。
-
オーディオガイドを聞いてると、説明がとても丁寧で、丁寧すぎてやたら時間がかかります。
-
-
ピオ・クレメンティーノ美術館。
「円形の間」 -
丸屋根はパンテオンを模して作られたそうです。(1780年頃)
-
受付で貰う案内図はやたら簡単なものなので、見ても、自分がどこにいるのかさっぱりわからなくなります。
とりあえず、後で調べられるように案内板を撮っておきます。
本当は最初にちゃんと調べてお勉強しておかなくちゃいけないんでしょうね〜。 -
「ベルヴェデーレのトルソ」 紀元前1世紀
ものすごくたくましい体ですねぇ!
どんな顔がついてたのでしょう〜? -
-
「ギリシャ十字の間」
-
囲ってある中にあるのは、
-
知の女神アテナを描いたモザイク。
3世紀の作で、ローマ近郊のトゥスクルムの遺跡で発見されたそうです。 -
次はどこに行くのかな?
-
-
-
-
もうすっかり迷子です。
-
とりあえず、興味を引くものを見ていきます。
-
モザイク画は魅力的です。
-
ここはキアラモンティ美術館のようですね。
-
天井に目がいきます。
-
-
これは「タペストリーのギャラリー」ですね。
-
ここは「地図のギャラリー」
-
天井も立派です。
-
-
またまた、床にステキなモザイク画がありました。
すごくステキ!
こういうの、好きです!!
上を見たり、下を見たり、忙しいです。 -
読めないけど、説明文を撮っておきましょう。
-
展示品を収納しているすごく古そうなキャビネット。
いつ頃のものでしょうね。 -
床のモザイク。
-
-
-
-
キャビネットの中の展示品。
-
ひとつひとつ貴重な品なのでしょう。
-
-
-
次はどこかな?
もう、このあたりではオーディオガイドの存在は忘れ・・・。 -
皆、同じように見えてきて・・・。
-
-
ちょっと面倒くさくなってきました・・・。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
「シャルルマーニュ(カール大帝)の戴冠」 ラファエロ作 1516〜17年
カール大帝に冠を授ける教皇レオ3世のモデルは、この絵の注文主でラファエロを寵愛したレオ10世。 -
-
天井です。
-
-
-
-
-
-
-
クライマックスのシスティーナ礼拝堂はまだかなぁ?
-
-
シクストゥス5世時代(1586〜88)に建造された「シクストゥスの間」
出入り口の上部に、サンピエトロ広場にオベリスクを運ぶ様子がフレスコ画で描かれている。 -
-
システィーナ礼拝堂は唯一撮影禁止エリアで・・・。
-
ミケランジェロの「最後の審判」を部屋の周囲にあるベンチ?に座ってゆっくり眺めました。
全部で391人の人物が描かれた壮大な祭壇画は完成までに4年半の歳月がかかったそうです。 -
-
-
「玉座の聖母」 パウロの間
1922年、ピウス11世の贈られたステンドグラス。 -
15万点以上といわれるヴァチカン美術館の所蔵品のほんのほんの一握りを駆け足で見て歩きました。
オーディオガイドをしっかりぜんぶ聞いて丁寧に見て回ったら何時間かかるんだろ〜〜?
壮大な歴史の中の膨大な数の美術品に、もうおなかいっぱい(?)です〜。 -
ジョゼッペ・モモ設計の螺旋階段(1932年)
スロープかと思ったら階段でした。
この階段を降りると出口です。 -
次は、また地下鉄でテルミニ方面へ2駅戻って、フラミニオ駅へ。
駅を出るとすぐ、ポポロ門があります。
15世紀に創建されたこの門は、鉄道が発達するまでローマの玄関口として税関の役割も担っていたそうです。 -
広場にはオベリスク。
高さ36m。
紀元前10年にアウグストゥス帝がエジプトから運んできました。 -
その先には、右にサンタ・マリア・ディ・ミラーコリ教会。(修復中)
左はサンタ・マリア・イン・モンテサント教会。 -
ポポロ門のすぐ脇にあるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。
1099年に教皇パスカリス2世によって創建されました。
建築の資金を市民(ポポロ)が負担したことがこの名前の由来になっています。 -
-
-
-
左側廊つきあたりにあるチェラージ礼拝堂。
ここにはカラヴァッジョの2作品があります・
左側の壁には「聖ペテロの磔刑」 -
今年3月〜6月、上野の国立西洋美術館で開催の「カラヴァッジョ展」を先月観たばかりなので、イタリア在住の作品も追加で観賞しましょう。
教会にある作品は日本の美術展に出張することはないですよね?きっと。 -
右側には、「聖パオロの改心」
-
-
派手ではないけど重厚な印象の教会でした。
-
-
サンタ・マリア・イン・モンテサント教会の脇の道を行きます。
この先に通ってみたい通りがあるのです。 -
さらに左に折れた所にある通りが、こちら。
-
映画「ローマの休日」で、ジョー・ブラッドレーのアパートがあったマルグッタ通り。
「ローマの休日」は、1953年製作のアメリカ映画なので、もうかれこれ60年以上前の映画です。
オードリー・ヘップバーンが、本当にキュートで上品で、身分を越えた悲恋が切なくて、私的には1,2を争う不朽の名作だと思っています。 -
51番地はこちらなんですが・・・、入っちゃだめですよねぇ〜?
やっぱり、だめですよね〜? ですよね〜?
う〜ん、残念だけど遠慮しましょう。 -
緑がたくさんあって気持ちのいい通りをゆっくり歩きましょう。
-
-
ローマにはいたるところに水飲み場があります。
ここは、先日BSプレミアム「ヨーロッパ鉄道の旅」で関口知宏が、プランターに水遣りをしていたおじさんと会話していたところですね。
「バカじゃないんだから、タダじゃ(水遣り)やらないよ!」と言ったおじさんがおかしかった。 -
さらに歩いて「スペイン広場」までやってきました。
-
「バルカッチャの噴水」には観光客がいっぱい。
-
「スペイン階段」はいつまで工事するんでしょうねぇ?
-
オベリスクがありますね。
-
右折してテヴェレ川方向へ歩きます。
ベランダにお花がいっぱい! いい感じ!! -
このあと、細い道をグーグルマップをナビにして、お昼ごはんのレストランへ向かいます。
今となっては、改めて地図を見ても、どこをどう歩いたのかさっぱりわかりませんが、たどりついたのがこちら。 -
LA TAVERNETTA 48
-
アスパラのパスタ。
-
イカスミのパスタ。
-
牛肉の炒めたもの、バルサミコかけ。
-
カプレーゼ。
-
パスタともう一品をチョイスして、ワインとお水がついてひとり15ユーロ。
昨日の払いすぎた昼食に比べたら、すごく安くて、ちゃんとおいしくて感激です。 -
サーブしてくれた若い男の子もにっこりと感じがよくて、パスタを、もう一組いた韓国人?のカップルのオーダーと間違えて違うのが届いたので、ちょっとかわいそうかなぁ、と思いながらも勇気を出して、「これ、頼んだのと違うんだけど・・・」と言ったら、全然嫌な顔をせずに作り直してにっこりと持ってきてくれました。
間違えたのは彼なので、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。 -
「後で厨房から怒られないといいね」といいながらチップを多めに渡す「やさしい日本人」の夫。
なんか、ちょっと変だけど・・・、ま、いっか。 -
次はデザートにジェラート屋さんをめざします。
この画像の右下のおしゃれなお姉さんが写真を撮ってたので・・・ -
この建物、有名なのかしら?と思いながら、とりあえず撮ってみました。
-
古い建物であることだけは確かですね。
-
で、やってきたのが、こちら、老舗のジェラテリア ジョリッティ。
まずはお金を払って・・・。 -
すごく種類があるので、列に並んで順番を待ちながらどれにしようかあれこれ悩みます。
-
高く積み上げられたコーン。
ほとんどの方がコーンで注文します。 -
2種類選ぶんだけど・・・う〜ん、どうしよ〜。
-
で、ひとつはキャラメルとピスタチオ。
夫はピスタチオとチョコ&ナッツだったかな? -
パンテオンまでやってきました。
-
パンテオンは2000年前の建築で、鉄筋を使わない世界最大の石造建築です。
-
「パン」はすべて、「テオン」は神。
すべての神を祀る万神殿として、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近、マルクス・ウィプサンス・アグリッパによって建設されました。
入り口部分には、直径4,5m、高さ14mのコリント式石柱が16本並んでいます。 -
入り口の天井。
-
-
円形のドームは幅、高さ共、約43m。
上部の穴は直径約9m。
(「オクルスoculusの目」と呼ばれるそうです。 -
日時計のように日の光が射しこんでいます。
-
火事で焼失後、118〜128年にローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されました。
現代に残る唯一完全なローマ時代の遺物なのだそうです。 -
608年にキリスト教の聖堂となり、そのおかげで破壊や略奪されることなく今日に至っています。
土日には現在も教会としてミサが行われるそうです。 -
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の墓。
近代イタリア統一の立役者でイタリア王国の初代国王(在位1861〜1878) -
-
主祭壇。
-
ラファエロ(1520年没)のお墓。
ラファエロはこちらに埋葬されることを遺言で望んだのだそうです。 -
-
こんな小さな穴がパンテオンの中央付近にいくつかあるのですが、これはドームの中央の穴から吹き込んだ雨水を排水するためのものだそうです。
-
-
広場にはオベリスク。
エジプトのラムセス2世(在位BC13世紀)がエジプト、ヘリオポリスの太陽神殿に建てたものをカリギュラ帝(在位37〜41)がローマに建てたイシス神殿に運んできたものです。
1711年に、教皇クレメンス11世がこのロトンダ広場に移動しました。 -
パンテオンの後ろ側は円筒形になっています。
-
さすがにだいぶ古い感じがしますねぇ。
-
2000年前のローマ時代の地面は今の地面よりだいぶ下にあったようです。
-
そういえば、「トレヴィの泉」にまだ行ってなかったので、歩いて行ってみます。
-
-
-
こんな水飲み場?もありました。
-
おぉ! 有名な「トレヴィの泉」です。
-
さすがに観光客がいっぱいです。
-
-
-
-
さすがに歩き疲れたので、ここらで一度ホテルに戻りましょう。
-
ところで、このミラニホテルのすばらしいところは、毎日お部屋の清掃時に洗面やお風呂などの排水口の栓まで完璧にお掃除していることです。
外出して帰ると、栓が見えるようになっていて、「ちゃんとここまできれいにしましたよ〜」とアピールしてます。
すばらしいですね! -
さぁ、一休みしたのでもう一度出かけましょう!
めざすは、4大バジリカ(大聖堂)最後のひとつ、テルミニ駅近くにあるサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。
“偉大なる聖母マリアに捧げられた聖堂”の意味だそうで、4大バジリカの中で最も原型をとどめているそうです。 -
白いテントで持ち物検査があります。
-
4つ目のPORTA SANTA「聖年の扉」です。
-
-
-
ここも大きな教会ですね。
-
-
天蓋。
-
主祭壇の下に、「聖なる揺りかご」と名のついた聖遺物箱があります。
中にはキリスト誕生の際に使われたかいば桶の木片が入っています。 -
-
聖遺物箱の向かいにはピウス9世の像。
この時間帯、なぜか団体の外人ツアーの人達が沢山いて混雑していました。 -
立派な天蓋ですね。
-
床にはすばらしい大理石の模様の数々。
これもコズマーティー様式でしょうか? -
でも、沢山の人達に踏まれてずいぶん傷みが目立ちます。
このままでいいのかなぁ?
ちょっと心配。 -
こちらは、右側廊の一番奥の「システィーナ礼拝堂」
16世紀のものだそうです。 -
すごく豪華ですね!
-
-
-
-
後陣のモザイク画、「聖母マリアの戴冠」 13世紀の作品。
-
-
-
-
-
-
-
ね、だいぶ傷んでるでしょ?
なんとか保護できないのかな? -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
左側廊の一番奥、「パオリーナ礼拝堂」
ちょうど光が射し込んで、なんだか神秘的です。 -
後光が射すって感じですね。
-
-
-
-
音声ガイドもあるようですが、残念ながら日本語はないのです。
韓国語はあるのになぁ〜、どうして? -
こちらがマッジョーレ大聖堂の外観。
もっとちゃんと撮ればよかったのですが、一日の疲れが限界に近づいてました。 -
今日もいっぱい歩きました。
テルミニ駅構内のパニーニ屋さんとスーパー、コナドで生ハムやフルーツを買って夕食を調達。
短い滞在ですからお食事も楽しみなのですけどね、レストランを探して歩く元気が残ってませんでした。 -
今日は29000歩でした。
あしたは、午前中のフレッチャ・ロッサでフィレンツェに移動です。
結局、サンタンジェロ城もコロッセオも、フォロ・ロマーノも行けませんでした〜。
4大バジリカはコンプリートできたけど、ちょっと心残りなローマの3日間でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
pua-naniさんの関連旅行記
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
205