2015/06/30 - 2015/07/24
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Funky travelerさん
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25日間 スイス鉄道旅(2015 6/30~7/24)
7/10 (金)
どこで道を間違えたのでしょう !!
今回のスイス旅行最大の危機!!
ゴンドラリフトを降りて、みんなと同じ方に進んだら
なんかスゴイ険しい道です
おまけに梯子の階段も出てくるし
年配のトレッカー達もぞろぞろ
たくさんの人達と一緒ですが・・
「結構大変そうだけど大丈夫かしら?」
『大丈夫だよ、どこから来たの?』
「日本よー」
『お先に行くよ。頑張ってね!』って。
かくして私達は、いきなり経験者向けの急登を体験してしまったのでした
ただ残念だったというか、賢明な判断?をしたので”幻のヘルンリ小屋”
となってしまいましたが・・・(笑)
旅のテーマ
鉄道旅を楽しもう! そして
お花畑のハイキング
① ウイリアムテル特急 (ルツェルンから湖船でフリューレン。その後鉄道に乗り 継ぎルガーノ又はロカルノまでのランチ付き旅)
② パームエキスプレスバス (ルガーノからコモ湖畔を走りマローヤ峠を越えて
サンモリッツへ)
③ ベルニナ特急 (サンモリッツからイタリア ティラーノ間往復)
④ 氷河特急 (サンモリッツからツェルマットへ)
⑤ ゴールデンパスライン (モントルーからルツェルンまでの絶景旅)
*チューリッヒ(1泊)ールガーノ(1泊)ーサンモリッツ(3泊)ーツェルマット(6泊)ーグリ ンデルワルト(7泊)-モントルー(3泊)ーチューリッヒ(2泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7月10日
9:14 シュヴァルツゼー到着 2583m
マッターホルンの普段見慣れている顔です
まだ遠くのヘルンリ陵は(北壁と東壁を分ける稜線)この角度です
2時間後には、この稜線が左に見えるようになり・・・
ヒルリ小屋とヘルンリ小屋の中間あたりで北壁下を散歩する羽目に^^;
*ヘルンリ小屋とは、マッターホルン登頂基地です
もちろんマッターホルンに登らない人も大勢の人が目指します -
後ろに見えるロープウェイで 20分ほどで到着
-
頑固親父の曲がった鼻は、まだ遠くにあります -
反対側も記念に撮っておきましょう^^
-
何回もヘリが資材を運んでいます
いろんな所でヘリの運搬を見かけますが、
今なお自然を切り取って、人々の満足を補う施設を造っているんですね〜。
おかげでここまで楽に来れた訳ですが・・・^^; -
一番高い山、オーバー・ガーベルホルン 4063m
シュヴァルツゼー(黒い湖)と礼拝堂
青い湖の色と白い礼拝堂、山並み、絶景です -
ずっとこの景色のままでいて欲しいですね
-
-
森林限界を超えていますが、小さなお花はたくさん咲いていました
-
野生のパンジーやリンドウの仲間
たくさんの花が咲いていたのですが
上空も賑やか〜 -
スイス空軍の編隊飛行
カラフルなスモークを(緑、赤、白、黄色)4機の戦闘機が
大空にシュプールを描いています
7月14日は、マッターホルン初登頂から150年
セレモニーのひとつかな? -
見とれていると、高〜い空に吸い込まれそうになります
皆、最初は見とれていましたが、その後黙々と登山開始
上空では、何度も気持ちよさそうにシュプールを描いていました -
10:30 ヒルリ 工事現場
新しくロープウェイのステーションを造っているんでしょうか?
ヒルリ小屋は見当たりません
周辺には、ブルドーザーやショベルカーもありました
冬は、ヨーロッパ中のスキー客が来て、今以上に賑わうのでしょう -
10:33 Hirli 2780m
-
急峻な岩山には 階段がつけられています
テニスで鍛えた足で頑張ります -
雲ひとつありません・・・
ツェルマット滞在中ずっとこんなお天気
*日焼けにご用心
紫外線が強いので、あっという間に日焼けします
皮がボロボロ剥けちゃいました -
11:00
かなり登ってきました
もう緑はありません
お花も見られなくなりました -
11:00
マッターホルンに近づいてきたのがわかります
ゴツゴツした岩山
『もうすぐよ。ヘルンリ小屋に行くと美味しいスープが待ってるわよ〜』
って言われたけど
足場の悪いところには ロープが備え付けられている鎖場。そこを登るんですか !?
無理、無理、ムリです
なんとか辿り着けたとしても帰ってこれませ〜ん^^; -
11:15
下山を決意(夫には申し訳ないけど)
来た道は大変だったから、一見楽そうなこちらの道で・・・
これがまた、大変 !!!
多分、シュタッフェル方面へ下ったと思います -
11:52
必死だったので、この間の写真は一枚も無し!
近そうに見えるけど、つづら折のこんな瓦礫の道
おまけに、すり鉢の内側の壁みたいな所の 細〜い道を下っていきます
一歩間違えば、雪の残る すり鉢の底へ落ちていきます -
11:52
下山開始から30分後、少し傾斜が緩やかになって難関を突破して
余裕がでてきたのでパチリ
こんな足場の悪い急斜面を
"It's fun~”
って、ストックをリズムよく使い、 走り去った若い女性
一体何者??
きっとスイス代表のスキー選手の"夏トレ"だと
私は今もそう思っています(笑) -
12:51
< すり鉢を下りきったその後、
この雪渓ルートを選ぶまでの 空白の1時間 >
アリ地獄を無事クリアしたものの、今度は道がない!?
崖? それとも 限りなくマッターホルンの北側へ進むか?
さっきのスイス代表選手の姿はどこへ消えてちゃったの ??
どっちへ行ったんだろう?
ん〜、こういう時は慌てず、先ず 腹ごしらえ^^;
で、雪渓まで来たものの・・・
本当にここを渡れば帰れるの?随分離れちゃうけど〜〜
道はないし、やっぱりここ通るしか・・
< 写真は、足跡を発見後のもの > -
13:20
30分後、無事生還 !!
< ここは天国ですか? >w~
結局雪渓を渡り、マッターホルンの北側を歩き、なんとか崖の下の方まで帰ってきました
ふーっ、安堵 -
多分こちらのルートが本来目指していたルートかも
ちょっと変化に乏しいけど ^^; -
-
14:05
どこらへんをウロウロしてたんだろう?
もう遙か彼方、遠い記憶のような気がして^^;
起伏があるけど、きっとこんなコースを降りてきたのかも !?
北壁をしっかり目に焼き付けて!! -
朝晩眺めたマッターホルンも今夜が見納め
静かに佇むマッターホルン
どれだけ多くの人の夢を呑み込んできたことか
多大な犠牲を払っても挑戦者には魅力的なんだろうな〜
多くの生命や夢を育み、時には優しく、時にはこの上なく冷酷に
その憎たらしくツンとした曲った鼻は人の心を惹きつけてやまないんですね〜
今回、期せずしていろんなマッターホルンに会えました
500以上もの命を奪ったマッターホルン
大自然の優しさと恐ろしさ、懐の計り知れぬ深さを教えてくれました
明日からは、グリンデルワルトに7泊します。
おやすみなさい
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この旅行記へのコメント (5)
-
- comestaiさん 2020/08/22 23:42:51
- 快晴の下、マッターホルンが綺麗に見えて良かったですね!
- Funky travelerさん、
こんばんは、comestai です。はじめまして!
ツェルマットの旅行記への「いいね」ありがとうございました。
25日間のスイス鉄道旅の旅行記、拝見しました。
スイスを満喫できて良かったですね!
ツェルマット、懐かしいです。シュヴァルツゼーからのマッターホルン登山道、私は途中で引き返したので、先の景色が分かって良かったです。
普段、登山とかしないので、私もヘルンリ小屋に行くのはとても無理でした。
でもお天気が快晴で、マッターホルンが間近で綺麗に見えて良かったですね。
今年は新型コロナで何処にも行けませんが、早く収束して欲しいものです。
残暑厳しい折、熱中症とコロナにお気をつけて、ご自愛下さい。
comestai
- Funky travelerさん からの返信 2020/08/23 22:53:07
- Re: 快晴の下、マッターホルンが綺麗に見えて良かったですね!
- comestaiさま、初めまして!
こちらこそ沢山のご訪問、そして「いいね!」ありがとうございます。
ツェルマット、マッターホルン、何処もかしこも懐かしいですね~。
私も実は、このスイス旅行でトラッキングデビューした次第です。
加えて4トラもです(正確には翌年になりますが)
行けないとなると余計行きい気持ちが逸ります。
今は、じっくりコロナ後の新しい旅を想像しながら乗り切りたいですね~!
今後とも宜しくお願い致します。
Funky traveler
-
- ニコニコさん 2016/08/06 18:12:55
- 凄いですね〜〜^ ^
- こんにちは!
標高も高く息切れしませんでしたか?とてもパワフルなお二人ですね。
日焼けも酷いものですね。高地の紫外線は要注意だという事が良く分かりました。
多分私達には出来ない経験です。拝見出来て登った気分になりました^_−☆
ニコニコ
- Funky travelerさん からの返信 2016/08/06 20:28:25
- RE: 凄いですね〜〜^ ^
- ニコニコさん、こんばんは〜
旅行前は高山病で頭が痛くなったりしないか心配でしたが
慣らしの時間が長かったので(標高の低いところから始め)大丈夫でした。
日焼けは、ひどかったです。
熱を持ち、そのうち痒くなり、そして皮膚がボロボロ剥けちゃいます。
変な病気を持っているような感じ〜(笑)
もう焼いてはいけない年齢なのに、反省です。
ご訪問ありがとうございました。
F.T
> こんにちは!
>
> 標高も高く息切れしませんでしたか?とてもパワフルなお二人ですね。
>
> 日焼けも酷いものですね。高地の紫外線は要注意だという事が良く分かりました。
>
> 多分私達には出来ない経験です。拝見出来て登った気分になりました^_−☆
>
> ニコニコ
>
-
- ニコニコさん 2016/08/06 18:10:55
- 凄いですね〜〜^ ^
- こんにちは!
標高も高く息切れしませんでしたか?とてもパワフルなお二人ですね。
日焼けも酷いものですね。高地の紫外線は要注意だという事が良く分かりました。
多分私達には出来ない経験です。拝見出来て登った気分になりました^_−☆
ニコニコ
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