スイスの車窓から～【９】グリンデルワルト：フルスト～バッハアルプゼーへ

2015/07/11 - 2015/07/18

2015 夏 25日間 スイス鉄道旅（6／30～7/24）

7日間滞在したZermattから、Visp、Spiez 、Interlaken Ost を経由して
Grindelwaldに向かいます。
３時間ほどの移動なので、途中のInterlaken でクルーズ船に乗り、ブリエンツ湖を周遊することにしました。

Grindelwaldでは、フルストから”アルプスの宝石” といわれるバッハアルプゼーへハイキング♪

　　　　～　　＊　　～　　＊　　～　　＊　　～　　＊　　～

　スイス鉄道旅のZermatt編以降 中断したまま、気になっていた続編を備忘録がてら綴ってみました。
　きっかけは、４トラのドロミティさんとのやり取りの中で生まれました。
ドロミティさんと同じ時期にグリンデルワルトに滞在していたのです（残念ながらかぶってはいませんでした…）
細かい記憶は残っていませんので、メモがてら取った記録を頼りに綴ってみました。
　航空券の予約にあたって忘れられないのは、当時の大河ドラマ「花燃ゆ」を観てから取ろうと思っている内に１万円／１人値上がりしてしまった事！
痛い思い出です。

旅程

　6/30 JL6801　NRT11:00 - HEL16:30
JL6845(AY863) HEL16:30 - ZRH18:15 チューリッヒ泊
　7/01 移動：ﾁｭｰﾘｯﾋ～ルガーノへ＜ウィリアムテル特急＞ ルガーノ泊
　7/02 移動：ルガーノ～サンモリッツへ　＜ポストバス＞　サンモリッツ泊
　7/03 ベルニナ特急　サンモリッツ～ティラーノ　　　　　サンモリッツ泊
　7/04 ハイキング：フルチェラス展望台～シルス・マリア　サンモリッツ泊
　7/05 移動：サンモリッツ～ツェルマットへ＜氷河特急＞ ツェルマット泊
　7/06 ゴルナーグラート～リッフェルベルク ツェルマット泊
　7/07 ツェルマット街歩き　　　　　　　　　　　　　　 ツェルマット泊
　7/08 スネガ展望台～リッフェルアルプ ツェルマット泊
　7/09 ツェルマット北側 Trail path を歩く　　　　　　　 ツェルマット泊
　7/10 シュヴァルツゼー ～ 間違えてヘルンリ小屋近くまで ツェルマット泊
★7/11 移動：ツェルマット～ｲﾝﾀｰﾗｰｹﾝ～グリンデルト グリンデルワルト泊
★7/12 村内散策　　　　　　　　　　　　　　　　　　グリンデルワルト泊
★7/13 フルスト～バッハアルプゼー 　　　　　　　　 グリンデルワルト泊
　7/14 ユングフラウヨッホ　　　　　　　　　　　　　グリンデルワルト泊
　7/15 ミューレン、 ブルーメンタル（花の谷へ）　　　 グリンデルワルト泊
★7/16 グロッセ・シャイデック～フルスト　　　　　　グリンデルワルト泊
　7/17 プフィングシュティックPfingstegg 　 グリンデルワルト泊
　7/18 移動：ｸﾞﾘﾝﾃﾞﾙﾜﾙﾄ～モントルーへ モントルー 泊
　7/19 シオン城　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 モントルー 泊
　7/20 ヴェヴェーVevey散策　　　　　　　　　　　　　 モントルー 泊
　7/21 移動：ﾓﾝﾄﾙｰ～ﾁｭｰﾘｯﾋ ＜ゴールデンパスライン＞ チューリッヒ泊
　7/22 ザンクト・ガレン～シュタイン・アム・ラインへ チューリッヒ泊
　7/23 帰国：LX3604 ZRH14:45 - FRA15:50
JL408 FRA19:20 - NRT13:40

　

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

7/11（土）
マッターホルンの勇姿を胸に刻み、
ツェルマットからグリンデルワルトへ移動します。

別便で荷物を送り出し、手ぶらでグリンデルワルトを目指します。
　＠ファストバゲージサービス（主要駅から駅へ９時迄に預け18時以降受け取り）
　　　22CHF ≒ 2,800円（25kgまで／１個）
　　＊現在エクスプレス・ラゲージに名称変更されています。
　

写真下：７日間滞在したアパートメントから最後の眺め

インターラーケンに10時半頃に到着
折角なのでクルーズ船でブリエンツ湖を周遊したいと思います。

＜ここまでの道のり…＞
Zermatt 08:13 出発

Visp 09:21
09:28 P5番からEurocity 50 （Basel 行き）

Spiez 09:53
10:05　Interlaken Ost 行き（R6716 各駅停車）
　
Interlaken Ost 10:28着

イゼルトヴァルト Iseltwaldで途中下船し
少しだけ街歩き
人影は少なく静かな印象…。

クルーズ船内で甘～いパフェを頂いたり
エメラルドグリーンのブリエンツ湖のクルーズを楽しみました♪

出発時に別送した荷物の受け取り時間（18時）に合わせて
グリンデルワルトに向かいました。

おはようございます。
７泊する「Apartment Residence Capls」で迎えた朝です。

駅を出て左上にあり、距離的には直ぐですが、
坂が急なので荷物の多い時はちょっと大変ですが、
その分眺めが良いです＾＾＊

部屋からはアイガーとヴェンターホルンが目の前に♪

グリンデルワルトの街から一番近くにそそり立つ岩稜、ヴェッターホルン（左側）
地元の人からは「お天気山」と呼ばれ愛されている山だそうです。

ドイツ語でヴェッタは「天気」、ホルンは「山」という意味で
この山にかかる雲や霧の様子から天気を予想していたそうです。

そして、下方に目をやると、駅に出入りする列車の往来が見え、
ジオラマみたいな風景が楽しめました♪

陽射しが強いのでサンデッキで過ごすのは朝だけ♪

４トラの存在を知らなかったので部屋の写真はありませんが、
家電も充実していたし、嬉しいバスタブ付き！
広くて清潔なウッドフロアのお部屋でした♪

ある日の夕食
物価が高いので、ほぼ毎日coopで買い物
自炊していました＾＾：

日本語観光案内所で見どころやそれに必要なチケットを購入

アスピコース（村の川側）　１時間半ほど散策しました。
川沿いは特記するような所は無く。。。

村へ戻って来てようやく綺麗な景色に出会えました。

過去に２度 訪れたホテルを探したのですが。。。
それらしきホテルは分からずじまい…＾＾；

その小さなホテルは、経営者が女性の方で
大きな白いピレネー犬（だったかと）を飼っていました。
もう？？十年も前のことですから様変わりしていますね。。。

ドロミティさんの定宿はこの近くかなぁ～！？

7月13日（月）　くもり　
First フィルストから山上の湖バッハアルプゼーを目指します。

グリンデルワルトからロープウェイでフィルストまで行き
フィルストからバッハアルプゼーまで片道1時間ほどの行程です。

雪解け水がチョロチョロ流れています。

勿論、水を求めて上ってみます♪

ワタスゲと遠くの残雪

お花畑とアルプスの山々の間のゴツゴツとした岩山に
巻きつくように遊歩道が設置されています。

アップで見てみるとこんな感じ。
調べてみると、私たちが訪れた１ヶ月半後に
「クリフウォーク」としてオープンしたそうです。

2184mの断崖に設置された吊り橋と遊歩道。
空中を歩くような感じで
グリンデルワルト谷やアルプスの山々の眺望が楽しめるそうです。。。＾＾；

バッハアルプゼーに到着

バッハアルプゼー
この日は曇り空で肌寒く。。。
一瞬晴れ間が出たのでiphoneでパチリ！

湖のほとりで、持参したおにぎりでランチ♪
最高の景色の中で頂くおにぎりの美味しいこと！！

後日（16日） お天気の良い日に再度挑戦した時の写真

ヴェッターホルンやシュレックホルン、フィンスターアールホルンを背景に
輝く湖面のバッハアルプゼー

後日の訪問は、グロッセ・シャイデック経由で行ってみました。

9:17発、12番のバスでGrosse Schieidegg まで行き、
フィルストまでの長閑で平坦な道を歩きました。

Grosse Schieidegg バス停を下ると、もうすでにこの絶景♪♪

ここまで乗って来たバスですが、結構スリリングで面白いんです！
道幅の狭い、急勾配の中をかなりのスピードで高度を上げていきます。
そして、カーブに差し掛かると
　　プー、ピー、パー♪ プー、ピー、パー♪
みたいな、何とも言えない音のクラクションを鳴らすのです。
急勾配の山岳地なので、静かな山あいによく響いて楽しかったです♪
ヘッドオンしないように「行くよー！」の合図なんですね～♪

絶景♪

ため息しか出ません♪

途中牛さんの群れに遭遇…

牛さん達の水飲み場

この日は暑かったので手を濡らすと気持ちよかった～。

広～い平坦な道をの～んびり♪

日射しを遮るものが全くないので。。。

ブリッジの下で持参したおにぎり弁当を開きました♪

写真を撮っては感動のため息…ランチ休憩を入れて４時間ほどで
２度目のバッハアルプゼーに到着

”アルプスの宝石” といわれるバッハアルプゼー
標高2265mにある山上湖

火照った足を冷やしながらひとやすみ♪
冷たくて気持ち良かったです。

風がなければ湖面に山々を映し出す ”ミラーレイク” となるそうです。
正面の尖ったシュレックホルン、美しいです♪

次回は、アイガーグレッチャー～クライネシャイディックへ
ハイキングの予定です。

コロナ禍で、いつ海外に行けるのかと気を揉みますが、”いつか” 行けるその時まで、旅への想いを温め、脳内旅行でNK細胞を活性化させ、何とか乗り切りたいですね！！
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

この旅行記へのコメント （2）

• ドロミティさん 2020/12/28 14:59:22

  思い出のグリンデルワルト☆彡

  Funky travelerさん、こんにちは♪
  
  スイスの車窓から～再開してくださってありがとうございます！
  しかも素敵な旅行記に私の名前まで登場させてくださり恐れ入ります(._.)
  
  ツェルマットからグリンデルワルトへの移動途中にブリエンツ湖のクルーズされたのですね。ナイスアイディア！
  美しいブリエンツ湖の周遊をしたいとずっと思っていました。
  コロナが終息したら、一番最初の海外はやはりスイスに行きたいなぁ。
  
  グロッセシャイデックからバッハアルプゼーまでのコース、私たちは逆から歩きましたが、どこを見渡しても絶景で歩く人もいなくて素晴らしいコースでしたよね^^
  うん、ラクションを鳴らしながら走るバスも楽しかった！
  お陰様でnk細胞活性化出来ました(^_-)-☆
  
  Funky travelerさんが泊まられたアパートメントホテルの坂道をもっと上ったところにアルペンホフがあるのではないかと思います。
  次回の参考に「Apartment Residence Caplis」メモしました～^^
  
  コロナ禍終息の兆しも見えず不安な日々ですが、仰るとおり
  ”いつか” 行けるその時まで、旅への想いを温め、脳内旅行して
  頑張ります！
  
  2021年が希望に溢れる年になりますように☆彡
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  
  
  

  Funky travelerさん からの返信 2020/12/28 22:35:37

  Re: 思い出のグリンデルワルト☆彡

  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさん、
  
  素敵なコメントありがとうございます(^^)
  そして勝手にお名前を使わせて頂いたこと申し訳ありませんm(_ _)m
  
  グロッセシャイディックへは、私達と逆ルートだったんですね。
  牛の群れの件ですが。。。確かに狭い道を牛耳られると怖くて前に進めないですよね！
  ﾄﾞﾛﾐﾃｨさんがダボスで経験されたような事を私も何度か経験しました。多分、攻撃して来ることはないとは思いますが、退いてくれない事が一番難儀です(^^;;
  
  アルペンホフは、Caplisのすぐ近くにあったんですね！
  結構高台ですよね！？見覚えのある外観です。
  
  
  ＞コロナが終息したら、一番最初の海外はやはりスイス！
  
  どこに行こうかと考えるだけでワクワクしますね～。
  ん～、私は、北イタリアに滞在して（物価が安いから笑）スイスやオーストリアへのエクスカーション♪を楽しむ～なんて考えていますが（勿論ドロミティへも）
  いつになる事やら。。。
  
  コロナも変異しながら攻めてきますね（あちらも生き残るために必死なんでしょうが）
  ウィルスを取り込まなければ良い事、なんですよね！？
  そうなんだけど。。(^^;;
  
  夜明けはいつか来ますね、2021年へ希望を持っていきましょう！
  来年もよろしくお願いしま～す❤︎
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　Funky traveler