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オーストリアは大好きで、過去に3回訪ねています。<br />また行きたい、また行きたいと思って、5年が経ち、昨年、夏のイギリス旅行終えて、来年の旅行は…と考え始めた時に、ふと、フリーのオーストリア旅行もいいかもと思い立ちました。<br /> 仕事で煮詰まっていた昨年秋に、来春退職したら、『大好きなオーストリアで、もっとゆっくり過ごしてみたかったところに泊って、今まで入場見学できなかったところを見学し、乗ってみたかったものに乗る旅』、そしてオーストリア初心者の夫に『オーストリアの良さを知ってもらうために見せたい所に連れて行く旅』を思い浮かべ、鼻先のニンジンにしていました。<br />10月にはBooking.comで宿を押え、オーストリア航空の飛行機を早割で押えました。<br /> 計画を立て始めると仕事の障りになってしまうので、細かい計画は退職した春先から。<br /><br />3度訪ねたことがあるといっても、前回から5年も経ち、世界的に社会情勢も大幅に変化したのでオーストリア国内もだいぶ変わったなと実感しました。<br />ドイツ語が公用語の国をろくにしゃべれない英語でもって図々しくも逞しく乗り切ろうとする妻ウィッチママと海外では絶対に前には出ないぞと決めている夫マグルパパの弥次喜多珍道中です。<br /><br /> 自分にとって、言葉の不自由な外国のいくつかの都市を自分たちだけで移動して行くのは初めてのことなので、旅行計画の大好きな私もわからないことがたくさんありました。また、検索技術や機械操作の未熟から探し出せない情報や言葉の壁で理解できない情報もたくさんありました。この旅行では4トラを最大限活用し、トラベラーの皆さんにいろいろアドバイスをいただきました。感謝、感謝です。<br /><br />(1)7月1日…成田からウィーン経由インスブルックへ<br />(2)7月2日-1…インスブルックその1 ケーブルカーでハーフェレカーへ<br />(3)7月2日-2…インスブルックその2 宮廷教会・チロル博物館・王宮<br />(4)7月2日-3…インスブルックその3 黄金の小屋根・アンブロス城でゲリラ豪雨に遭う・ザルツブルクへ<br />(5)7月3日-1…ザルツブルクその1 ヘルブルン宮殿・旧市街散歩<br />(6)7月3日-2…ザルツブルクその2 ドームクオーター・メンヒスベルクの丘<br />(7)7月4日-1…ザルツブルクその3 ミラベル宮殿・庭園・ホーエンザルツブルク城塞<br />(8)7月4日-2…ザルツブルクその4 ウンタースベルクへ・マリオネット劇場へ<br />(9)7月5日-1…ザルツカンマーグートその1 ザンクトギルゲン・ウォルフガング湖<br />(10)7月5日-2…ザルツカンマーグートその2 シャーフベルクへ<br />(11)7月5日-3…ザルツカンマーグートその3 巡礼教会・白馬亭<br />(12)7月6日-1…ザルツカンマーグートその4 ザンクトウォルフガングからバートイシュルへ<br />(13)7月6日-2…ザルツカンマーグートその5 ハルシュタット<br />(14)7月6日-3…ザルツカンマーグートその6 ハルシュタット岩塩鉱<br />(15)7月7日-1…ザルツカンマーグートその7  ファイブフィンガース<br />(16)7月7日-2…ザルツカンマーグートその8 ゼンメリンクを通ってウィーンへ(★今はここ)<br />(17)7月8日-1…ウィーンその1<br />(18)7月8日-2…ウィーンその2<br />(19)7月9日-1…ウィーンその3<br />(20)7月9日-2…ウィーンその4<br />(21)7月10日-1…ウィーンその5<br />(22)7月10日-2…ウィーンその6<br />(23)7月11日-1…ヴァッハウ渓谷遠足その1<br />(24)7月11日-2…ヴァッハウ渓谷遠足その2<br />(25)7月11日-3…ヴァッハウ渓谷遠足その3<br />(26)7月12日-1…ウィーンその7<br />(27)7月12日-2…ウィーンその8<br />(28)7月13日・14日…ウィーンその9・帰国<br />(29)<br />

思いっきりオーストリア14日間 初めてのフリー旅行珍道中 (16)  ザルツカンマーグート ⑧ ゼンメリンクを通ってウィーンへ

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2016/07/01 - 2016/07/14

68位(同エリア125件中)

ウィッチママ

ウィッチママさん

オーストリアは大好きで、過去に3回訪ねています。
また行きたい、また行きたいと思って、5年が経ち、昨年、夏のイギリス旅行終えて、来年の旅行は…と考え始めた時に、ふと、フリーのオーストリア旅行もいいかもと思い立ちました。
仕事で煮詰まっていた昨年秋に、来春退職したら、『大好きなオーストリアで、もっとゆっくり過ごしてみたかったところに泊って、今まで入場見学できなかったところを見学し、乗ってみたかったものに乗る旅』、そしてオーストリア初心者の夫に『オーストリアの良さを知ってもらうために見せたい所に連れて行く旅』を思い浮かべ、鼻先のニンジンにしていました。
10月にはBooking.comで宿を押え、オーストリア航空の飛行機を早割で押えました。
計画を立て始めると仕事の障りになってしまうので、細かい計画は退職した春先から。

3度訪ねたことがあるといっても、前回から5年も経ち、世界的に社会情勢も大幅に変化したのでオーストリア国内もだいぶ変わったなと実感しました。
ドイツ語が公用語の国をろくにしゃべれない英語でもって図々しくも逞しく乗り切ろうとする妻ウィッチママと海外では絶対に前には出ないぞと決めている夫マグルパパの弥次喜多珍道中です。

自分にとって、言葉の不自由な外国のいくつかの都市を自分たちだけで移動して行くのは初めてのことなので、旅行計画の大好きな私もわからないことがたくさんありました。また、検索技術や機械操作の未熟から探し出せない情報や言葉の壁で理解できない情報もたくさんありました。この旅行では4トラを最大限活用し、トラベラーの皆さんにいろいろアドバイスをいただきました。感謝、感謝です。

(1)7月1日…成田からウィーン経由インスブルックへ
(2)7月2日-1…インスブルックその1 ケーブルカーでハーフェレカーへ
(3)7月2日-2…インスブルックその2 宮廷教会・チロル博物館・王宮
(4)7月2日-3…インスブルックその3 黄金の小屋根・アンブロス城でゲリラ豪雨に遭う・ザルツブルクへ
(5)7月3日-1…ザルツブルクその1 ヘルブルン宮殿・旧市街散歩
(6)7月3日-2…ザルツブルクその2 ドームクオーター・メンヒスベルクの丘
(7)7月4日-1…ザルツブルクその3 ミラベル宮殿・庭園・ホーエンザルツブルク城塞
(8)7月4日-2…ザルツブルクその4 ウンタースベルクへ・マリオネット劇場へ
(9)7月5日-1…ザルツカンマーグートその1 ザンクトギルゲン・ウォルフガング湖
(10)7月5日-2…ザルツカンマーグートその2 シャーフベルクへ
(11)7月5日-3…ザルツカンマーグートその3 巡礼教会・白馬亭
(12)7月6日-1…ザルツカンマーグートその4 ザンクトウォルフガングからバートイシュルへ
(13)7月6日-2…ザルツカンマーグートその5 ハルシュタット
(14)7月6日-3…ザルツカンマーグートその6 ハルシュタット岩塩鉱
(15)7月7日-1…ザルツカンマーグートその7 ファイブフィンガース
(16)7月7日-2…ザルツカンマーグートその8 ゼンメリンクを通ってウィーンへ(★今はここ)
(17)7月8日-1…ウィーンその1
(18)7月8日-2…ウィーンその2
(19)7月9日-1…ウィーンその3
(20)7月9日-2…ウィーンその4
(21)7月10日-1…ウィーンその5
(22)7月10日-2…ウィーンその6
(23)7月11日-1…ヴァッハウ渓谷遠足その1
(24)7月11日-2…ヴァッハウ渓谷遠足その2
(25)7月11日-3…ヴァッハウ渓谷遠足その3
(26)7月12日-1…ウィーンその7
(27)7月12日-2…ウィーンその8
(28)7月13日・14日…ウィーンその9・帰国
(29)

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
オーストリア航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 7月7日(木) ザルツカンマーグート3日目 第2弾。<br /><br />午前中、ダハシュタイン・クレッペンシュタインのファイブフィンガースからハルシュタット湖を望む大パノラマを堪能し、12:30 にはオーバートラウン・ダハシュタインヒューレの駅に到着しました。<br /><br />ここでまず、駅員さんにオーストリアレイルパスの記入ミスのことを相談してみました。<br />若い駅員さんは「私にはよくわからないので、車掌に聞いてほしい」と言われました。やっぱりね。 ションボリ・・・<br />ちょっと再び不安に襲われつつ、ホームでハンバーガーを食べることにしました。

    7月7日(木) ザルツカンマーグート3日目 第2弾。

    午前中、ダハシュタイン・クレッペンシュタインのファイブフィンガースからハルシュタット湖を望む大パノラマを堪能し、12:30 にはオーバートラウン・ダハシュタインヒューレの駅に到着しました。

    ここでまず、駅員さんにオーストリアレイルパスの記入ミスのことを相談してみました。
    若い駅員さんは「私にはよくわからないので、車掌に聞いてほしい」と言われました。やっぱりね。 ションボリ・・・
    ちょっと再び不安に襲われつつ、ホームでハンバーガーを食べることにしました。

  • 出発前に、この日の下山後はハルシュッタットに戻るか、オーバートラウンから鉄道に乗るか、さらには、一般的な「アットナンプッハイム」乗換で、ザルツブルグ方面からくる電車で「ウィーン西駅」もしくは「ウィーン中央駅」に向かうか、それとも、反対方向へ向かい「スタイナッハイルドリング」と「レオーベン」2回乗り換えてグラーツ方面からくる電車で「ウィーン中央駅」に向かうか、かなり悩みました。<br /><br />そんな時に4トラベルで、同じような道程で旅行をされたびびママさんの旅行記を拝見して、こちらの方(レオーベン経由)が面白いかも、と思ったのでした。<br />なぜなら、レオーベン経由だと、世界遺産ゼメリング鉄道を通るからです。<br /><br />私は6年前にウィーンからグラーツへの移動にゼメリング鉄道を利用しましたが、夫は初めです。夫に確認するとやはり、ゼメリング鉄道に乗ってみたいと言うので、こちらに決定。<br /><br />もうひとつの理由はびびママさんの旅行記では、スタイナッハイルドリング行きの列車はコンパートメント車両だったとあったからです。もしかしたら、運が良ければ、ホグワーツ特急気分が味わえるかも…とほのかな期待を寄せたのでした。<br />6年前にグラーツからハルシュタットに入った時は観光バスだったので、車窓にも興味がありました。

    出発前に、この日の下山後はハルシュッタットに戻るか、オーバートラウンから鉄道に乗るか、さらには、一般的な「アットナンプッハイム」乗換で、ザルツブルグ方面からくる電車で「ウィーン西駅」もしくは「ウィーン中央駅」に向かうか、それとも、反対方向へ向かい「スタイナッハイルドリング」と「レオーベン」2回乗り換えてグラーツ方面からくる電車で「ウィーン中央駅」に向かうか、かなり悩みました。

    そんな時に4トラベルで、同じような道程で旅行をされたびびママさんの旅行記を拝見して、こちらの方(レオーベン経由)が面白いかも、と思ったのでした。
    なぜなら、レオーベン経由だと、世界遺産ゼメリング鉄道を通るからです。

    私は6年前にウィーンからグラーツへの移動にゼメリング鉄道を利用しましたが、夫は初めです。夫に確認するとやはり、ゼメリング鉄道に乗ってみたいと言うので、こちらに決定。

    もうひとつの理由はびびママさんの旅行記では、スタイナッハイルドリング行きの列車はコンパートメント車両だったとあったからです。もしかしたら、運が良ければ、ホグワーツ特急気分が味わえるかも…とほのかな期待を寄せたのでした。
    6年前にグラーツからハルシュタットに入った時は観光バスだったので、車窓にも興味がありました。

  • 駅のホームからダハシュタイン・クレッペンシュタインの山が目の前に見えます。<br />さっきまで、あんなに高い所に居たんだねぇと感慨無量。<br /><br />奥の高い山の上を倍率上げてみてみると…

    駅のホームからダハシュタイン・クレッペンシュタインの山が目の前に見えます。
    さっきまで、あんなに高い所に居たんだねぇと感慨無量。

    奥の高い山の上を倍率上げてみてみると…

  • 見えました!! ファイブフィンガーズ。<br />駅のホームから肉眼では無理ですが、20倍の望遠レンズがファイブフィンガーズと十字架を捕らえました。感激です。

    見えました!! ファイブフィンガーズ。
    駅のホームから肉眼では無理ですが、20倍の望遠レンズがファイブフィンガーズと十字架を捕らえました。感激です。

  • 列車の時刻まで1時間程ありましたが、小心者の私たちは(オーストリアレイルパスの記入ミスという大きな心配事もあり)昼食をとった後も駅周辺をウロウロするばかり、湖の方へ「行ってみようよ。」と水を向けるも帰ってくる答えは「いやだ。」夫は駅から離れてしまって、乗り遅れることを心配しているのでした。<br /><br />地元の方々との交渉ごとは私が一手に引き受けている(身振り手振りを交えつつ中学生レベルの英語で、単語の羅列ばかり)とはいえ、言葉の通じない国を添乗員なしで、そそっかしい私と二人だけで回ることに不安と疲れを感じ始めているようでした。

    列車の時刻まで1時間程ありましたが、小心者の私たちは(オーストリアレイルパスの記入ミスという大きな心配事もあり)昼食をとった後も駅周辺をウロウロするばかり、湖の方へ「行ってみようよ。」と水を向けるも帰ってくる答えは「いやだ。」夫は駅から離れてしまって、乗り遅れることを心配しているのでした。

    地元の方々との交渉ごとは私が一手に引き受けている(身振り手振りを交えつつ中学生レベルの英語で、単語の羅列ばかり)とはいえ、言葉の通じない国を添乗員なしで、そそっかしい私と二人だけで回ることに不安と疲れを感じ始めているようでした。

  • そうこうするうちに、5分ほど遅れて列車が来ました。<br />残念ながら、コンパートメント車両ではありません。

    そうこうするうちに、5分ほど遅れて列車が来ました。
    残念ながら、コンパートメント車両ではありません。

  • やはり、ハルシュタットで大半のお客さんは降りてしまったようで、車内は空いていました。

    やはり、ハルシュタットで大半のお客さんは降りてしまったようで、車内は空いていました。

  • 時々開けた草原が見えますが、山の中を走っている感満載の車窓でした。<br /><br />

    時々開けた草原が見えますが、山の中を走っている感満載の車窓でした。

  • 列車はトラウン川から続くコッペントラウン川に沿って走ります。

    列車はトラウン川から続くコッペントラウン川に沿って走ります。

  • 車掌さんが回ってきて、すぐにオーストリアレイルパスを提出して、チェックしてもらう時に記入ミスのことを訪ねました。(窓口で切符を買って乗った部分を間違えて記入してしまったのです。)<br />「うーん、何とも言えないね。よくわからないから、パスを使う日の車掌さんに聞いてほしい」との答え。ショボン。

    車掌さんが回ってきて、すぐにオーストリアレイルパスを提出して、チェックしてもらう時に記入ミスのことを訪ねました。(窓口で切符を買って乗った部分を間違えて記入してしまったのです。)
    「うーん、何とも言えないね。よくわからないから、パスを使う日の車掌さんに聞いてほしい」との答え。ショボン。

  • 再び高い山並が見えてきました。これもダハシュタイン山脈なのでしょう。<br />スキーのジャンプ台みたいなものが見えてきました。

    再び高い山並が見えてきました。これもダハシュタイン山脈なのでしょう。
    スキーのジャンプ台みたいなものが見えてきました。

  • クルムスキージャンプ場の駅です。

    クルムスキージャンプ場の駅です。

  • このお饅頭のような形の高い山々がなんとも印象的です。

    このお饅頭のような形の高い山々がなんとも印象的です。

  • シュタイナッハ・イルドニングに到着しました。<br />乗って来たRexは5分遅れ。

    シュタイナッハ・イルドニングに到着しました。
    乗って来たRexは5分遅れ。

  • 乗り換えの列車は同じホームに来るというので、もともと6分の乗り継ぎ時間でしたが、無事乗り継ぐことができました。

    乗り換えの列車は同じホームに来るというので、もともと6分の乗り継ぎ時間でしたが、無事乗り継ぐことができました。

  • 乗り継ぎのグラーツ行のECも少し遅れたようです。<br />シュタイナッハ・イルドニング予定では14:21発だったのですが、レオーベンの乗り継ぎが5分なので、ちょっと心配になりました。<br />

    乗り継ぎのグラーツ行のECも少し遅れたようです。
    シュタイナッハ・イルドニング予定では14:21発だったのですが、レオーベンの乗り継ぎが5分なので、ちょっと心配になりました。

  • 年配の優しそうな車掌さんがやって来たのでレイルパスを見せながら、乗り継ぎの時間のことを尋ねると「心配いらない。」という頼もしい答え。<br />ついでに(ついでにかい!)レイルパスの記入ミスのことを質問すると「たぶん大丈夫だと思う。でも、本来使う予定の列車の車掌に同じように言ってね。」と言ってくれた。ここで安堵して、ちょっと居眠りしたので、写真が少ないです。

    年配の優しそうな車掌さんがやって来たのでレイルパスを見せながら、乗り継ぎの時間のことを尋ねると「心配いらない。」という頼もしい答え。
    ついでに(ついでにかい!)レイルパスの記入ミスのことを質問すると「たぶん大丈夫だと思う。でも、本来使う予定の列車の車掌に同じように言ってね。」と言ってくれた。ここで安堵して、ちょっと居眠りしたので、写真が少ないです。

  • レオーベン中央駅では乗り継ぐ予定のrailjetも5分ほど遅れてきたので、無事にに乗りつぐことができました。

    レオーベン中央駅では乗り継ぐ予定のrailjetも5分ほど遅れてきたので、無事にに乗りつぐことができました。

  • この鉄道には6年前にウィーン・マイドリングの駅からグラーツまで乗りました。<br />当時、車内販売のお姉さんに世界遺産になった部分のことを尋ねたら、「世界遺産だなんて知らなかった」と笑っていました。<br />でも、このゼメリング鉄道、美しい所は列車に乗っていては良く見えないんですよね。

    この鉄道には6年前にウィーン・マイドリングの駅からグラーツまで乗りました。
    当時、車内販売のお姉さんに世界遺産になった部分のことを尋ねたら、「世界遺産だなんて知らなかった」と笑っていました。
    でも、このゼメリング鉄道、美しい所は列車に乗っていては良く見えないんですよね。

    ゼメリング鉄道 文化・芸術・歴史

  • カーブするたびに一生懸命撮ってみるのですが、なんかみんな同じような写真になってしまいます。

    カーブするたびに一生懸命撮ってみるのですが、なんかみんな同じような写真になってしまいます。

    ゼメリング鉄道 文化・芸術・歴史

  • 17:35にウィーン中央駅に到着予定だったのですが、結局7分遅れ。<br />ウィーン中央駅ではホームを走って、地下鉄の1回券を券売機で購入(券売機に2分ほど並びました。その間オランダから来たという青年に声を掛けられて、ちょっとだけたどたどしい英語でおしゃべり。乗車券を手に入れると一目散にU1のホームへ。U1で4つ目のカールスプラッツのウィーンパスの事務所に着いたのが、18:01でした。<br />この事務所は18時まで。やった!まだ人がいる!と思ったのは我々が日本人だからでしょう。<br /><br />ウィーン到着の翌日から使えるように3日パスを日本で予約してありました。<br />ホテルを受け取りにして預かってもらう危険と日本への送料を考えると、自分で受け取りに行くのが一番安全だと思ったのですが、計画の立て方が日本的でした。<br /><br />事務所の中の人は、「もうダメ、明日10時に来てね」と言ってシャッターを下ろしました。<br /><br />明日の9時からパスを使いたかったんだよねぇ。これで半日分損をしました。

    17:35にウィーン中央駅に到着予定だったのですが、結局7分遅れ。
    ウィーン中央駅ではホームを走って、地下鉄の1回券を券売機で購入(券売機に2分ほど並びました。その間オランダから来たという青年に声を掛けられて、ちょっとだけたどたどしい英語でおしゃべり。乗車券を手に入れると一目散にU1のホームへ。U1で4つ目のカールスプラッツのウィーンパスの事務所に着いたのが、18:01でした。
    この事務所は18時まで。やった!まだ人がいる!と思ったのは我々が日本人だからでしょう。

    ウィーン到着の翌日から使えるように3日パスを日本で予約してありました。
    ホテルを受け取りにして預かってもらう危険と日本への送料を考えると、自分で受け取りに行くのが一番安全だと思ったのですが、計画の立て方が日本的でした。

    事務所の中の人は、「もうダメ、明日10時に来てね」と言ってシャッターを下ろしました。

    明日の9時からパスを使いたかったんだよねぇ。これで半日分損をしました。

    ゼメリング鉄道 文化・芸術・歴史

  • さて、くよくよしても仕方がないので、アパートメントにチェックインしましょう。カールスプラッツのウィーンパス事務所はオパー(国立歌劇場)のすぐ下です。私たちの泊るアパートメントもこの直ぐ近く。まずはチェックインのためにレセプションのあるホテルオペラスィーツを探します。だいたいの場所はわかるのですが、入口がわかりません。電話を掛けて聞くのですが、こちらも相手も英語が苦手、とにかく靴屋の脇の入口でというがわかったので、探して入ってみました。<br /><br />小さな小さなエレベータで3階に上がると、これまた小さなレセプションでしたが、優しそうなおばさまが満面の笑みで迎えてくれました。ザルツブルクから送ったスーツケースもしっかり届いていました。チェックインの手続きを済ませ、これから約1週間お世話になるアパートメントに向かいます。人間3人と大きなスーツケース2つはエレベータに入らず、結局おばさんとスーツケースがエレベーターで、私たちは階段で降りました。<br /><br />3分ほど歩いたところの建物に入り、これまた小さなエレベーター(今度は2回に分けて乗りました)で4階の部屋に到着です。素敵な部屋で感激でした。<br /><br />スタジオタイプと言って広いワンルームにキッチン、バスルーム、トイレが付いています。ワンルームにはベッドとソファ、ダイニングテーブル。<br /><br />写真はウェルカムカードです。部屋にはお花と果物もありました。<br />電子レンジの使い方から、お風呂の使い方から、ごみの出し方まで丁寧に説明してくれたのですが、おばさんも英語が苦手、時々ドイツ語の意味が分かんなかったりしますが、身振り手振りでなんとか伝わりました。

    さて、くよくよしても仕方がないので、アパートメントにチェックインしましょう。カールスプラッツのウィーンパス事務所はオパー(国立歌劇場)のすぐ下です。私たちの泊るアパートメントもこの直ぐ近く。まずはチェックインのためにレセプションのあるホテルオペラスィーツを探します。だいたいの場所はわかるのですが、入口がわかりません。電話を掛けて聞くのですが、こちらも相手も英語が苦手、とにかく靴屋の脇の入口でというがわかったので、探して入ってみました。

    小さな小さなエレベータで3階に上がると、これまた小さなレセプションでしたが、優しそうなおばさまが満面の笑みで迎えてくれました。ザルツブルクから送ったスーツケースもしっかり届いていました。チェックインの手続きを済ませ、これから約1週間お世話になるアパートメントに向かいます。人間3人と大きなスーツケース2つはエレベータに入らず、結局おばさんとスーツケースがエレベーターで、私たちは階段で降りました。

    3分ほど歩いたところの建物に入り、これまた小さなエレベーター(今度は2回に分けて乗りました)で4階の部屋に到着です。素敵な部屋で感激でした。

    スタジオタイプと言って広いワンルームにキッチン、バスルーム、トイレが付いています。ワンルームにはベッドとソファ、ダイニングテーブル。

    写真はウェルカムカードです。部屋にはお花と果物もありました。
    電子レンジの使い方から、お風呂の使い方から、ごみの出し方まで丁寧に説明してくれたのですが、おばさんも英語が苦手、時々ドイツ語の意味が分かんなかったりしますが、身振り手振りでなんとか伝わりました。

  • 今度ウィーンに行くことがあったら、絶対アパートメントに泊ろうと思っていました。<br /><br />オペラ アパートメント ウィーンに決めたのは、まず立地条件。このスタジオタイプのアパートメントはヴァルフィッシュガッセに立つ建物の4階にある部屋で、オペラ座まで徒歩3分。と言うことはUバーンのカールスプラッツの駅にも、トラムのオパー駅にも3分で行けちゃうわけで、交通の便、観光の利便が至極よいことでした。<br /><br />今ちょっと調べてみると、1年後でも売り切れになっています。人気が高いんですね。<br /><br />とってもきれいなんですよ。

    今度ウィーンに行くことがあったら、絶対アパートメントに泊ろうと思っていました。

    オペラ アパートメント ウィーンに決めたのは、まず立地条件。このスタジオタイプのアパートメントはヴァルフィッシュガッセに立つ建物の4階にある部屋で、オペラ座まで徒歩3分。と言うことはUバーンのカールスプラッツの駅にも、トラムのオパー駅にも3分で行けちゃうわけで、交通の便、観光の利便が至極よいことでした。

    今ちょっと調べてみると、1年後でも売り切れになっています。人気が高いんですね。

    とってもきれいなんですよ。

  • シングルベッドが二つ並び、ソファーベッドが一つあり、3人まで泊れます。

    シングルベッドが二つ並び、ソファーベッドが一つあり、3人まで泊れます。

  • ソファーの接する壁の延長上にはコンパクトにまとまったキッチン。シンク、IHレンジの他に、冷蔵庫、電子レンジ、エスプレッソマシーン、電気ポット、棚の中には鍋もフライパンも包丁もターナーも食器も調味料やスポンジや食器洗いの洗剤まで揃っていました。<br />右下は洗濯機で、もちろん洗剤もありました。<br /><br />じゅうぶん暮らせます。

    ソファーの接する壁の延長上にはコンパクトにまとまったキッチン。シンク、IHレンジの他に、冷蔵庫、電子レンジ、エスプレッソマシーン、電気ポット、棚の中には鍋もフライパンも包丁もターナーも食器も調味料やスポンジや食器洗いの洗剤まで揃っていました。
    右下は洗濯機で、もちろん洗剤もありました。

    じゅうぶん暮らせます。

  • 洗濯機のある壁の奥はバスルームです。<br />大きなバスタブとシャワー、タオルウォーマーもありました。<br />バスタブの右側は洗面台です。簡単なアメニティグッズもそろっていました。<br />もちろん、タオル、バスタオル、バスマットはありました。<br />特別にお願いしないとこれらの交換もお掃除もありません。<br />毎日自分でお風呂掃除しちゃいましたよ。<br /><br />そうそう、バスタブの栓が無かったので、ビニル袋に水をためてふた代わりに沈めました。ゴルフボールを持っているとちょうど良いらしいですが、あいにくゴルフにご縁はありませんし、このためにレセプションに連絡するのも面倒なので、あるもので応急処置でした。

    洗濯機のある壁の奥はバスルームです。
    大きなバスタブとシャワー、タオルウォーマーもありました。
    バスタブの右側は洗面台です。簡単なアメニティグッズもそろっていました。
    もちろん、タオル、バスタオル、バスマットはありました。
    特別にお願いしないとこれらの交換もお掃除もありません。
    毎日自分でお風呂掃除しちゃいましたよ。

    そうそう、バスタブの栓が無かったので、ビニル袋に水をためてふた代わりに沈めました。ゴルフボールを持っているとちょうど良いらしいですが、あいにくゴルフにご縁はありませんし、このためにレセプションに連絡するのも面倒なので、あるもので応急処置でした。

  • トイレは玄関から入って直ぐ、居室へのドアの隣にありました。おそうじセットもそろっていました。<br /><br />お部屋に感激しつつ、スーツケースに持ち込んでいた非常食のアルファ米のピラフなどでお腹を満たし、ちょっと休憩して、ウィーンの最初のミッションに備えます。

    トイレは玄関から入って直ぐ、居室へのドアの隣にありました。おそうじセットもそろっていました。

    お部屋に感激しつつ、スーツケースに持ち込んでいた非常食のアルファ米のピラフなどでお腹を満たし、ちょっと休憩して、ウィーンの最初のミッションに備えます。

  • 徒歩7分ほどで楽友協会に着きます。<br />夫は「これ見たことある!」そう、のだめカンタービレの撮影にも使われています。

    徒歩7分ほどで楽友協会に着きます。
    夫は「これ見たことある!」そう、のだめカンタービレの撮影にも使われています。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • 夏なので、いわゆる私好みの音楽会はお休み中です。でも、夫はその手の音楽会が得意ではないので、(興味のない人と高いチケット代払って聴きに行っても楽しくない)観光客向けの音楽会、それもモーツアルトのコスプレのなら夫も退屈しないのではないかと思い、日本で手配しました。レセプションでバウチャーを見せると、チケットと交換、ついでにここでプログラムも買ってしまいました。レセプションの方は日本人だったのかな?日本語で対応してくれました。

    夏なので、いわゆる私好みの音楽会はお休み中です。でも、夫はその手の音楽会が得意ではないので、(興味のない人と高いチケット代払って聴きに行っても楽しくない)観光客向けの音楽会、それもモーツアルトのコスプレのなら夫も退屈しないのではないかと思い、日本で手配しました。レセプションでバウチャーを見せると、チケットと交換、ついでにここでプログラムも買ってしまいました。レセプションの方は日本人だったのかな?日本語で対応してくれました。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • いよいよ、黄金のホールに入ります。

    いよいよ、黄金のホールに入ります。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • ステージ部分です。

    ステージ部分です。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • 2階席部分。

    2階席部分。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • 後ろ正面のパイプオルガン。<br /><br />どうも、ドイツ語の右側と左側を間違えてしまい、席を探してウロウロしました。

    後ろ正面のパイプオルガン。

    どうも、ドイツ語の右側と左側を間違えてしまい、席を探してウロウロしました。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • 楽友協会でのモーツアルトコンサートは今夜が最後です。<br />明日からは国立歌劇場になります。<br /><br />国立歌劇場は見学コースで入るので、楽友協会の方にしました。<br />この黄金のホールを夫に生で見せたかったからと、こちらの方がちょっと安かったから。

    楽友協会でのモーツアルトコンサートは今夜が最後です。
    明日からは国立歌劇場になります。

    国立歌劇場は見学コースで入るので、楽友協会の方にしました。
    この黄金のホールを夫に生で見せたかったからと、こちらの方がちょっと安かったから。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • 演奏は観光客向けとはいえ、なかなか立派なものでした。<br />全員がモーツアルトのようなかつらを被って、あの時代の衣装で、観ているだけでも楽しかったです。彼らの衣装は国立歌劇場で使った衣装なんだそうです。<br /><br />そういえば、最近はオペラの演出も斬新なのが多くて、時代背景も現代に置き換えちゃったりて、作曲された当時の衣装の演目なんてなかなか見られなくなってきているのではないでしょうかねぇ。<br />5年前にザルツブルク音楽祭で観た「フィガロの結婚」も「影のない女」も斬新な演出でびっくりしたし、7年前に国立歌劇場で観た「運命の女」なんか、プレスリーみたいなフリンジのついた袖とミニスカの酒場のおねえさんにぶったまげたものでした。<br />あまり使われなくなった古典的な衣装はこんな風に活用されているんですね。<br /><br />ただね、お客さんがね、いわゆるクラシック音楽の聴衆ではないので、マナーと雰囲気がちょっとね。<br /><br />大陸の方が多かったせいか、大きな話し声と演奏中の写真撮影に参ったなぁでした。

    演奏は観光客向けとはいえ、なかなか立派なものでした。
    全員がモーツアルトのようなかつらを被って、あの時代の衣装で、観ているだけでも楽しかったです。彼らの衣装は国立歌劇場で使った衣装なんだそうです。

    そういえば、最近はオペラの演出も斬新なのが多くて、時代背景も現代に置き換えちゃったりて、作曲された当時の衣装の演目なんてなかなか見られなくなってきているのではないでしょうかねぇ。
    5年前にザルツブルク音楽祭で観た「フィガロの結婚」も「影のない女」も斬新な演出でびっくりしたし、7年前に国立歌劇場で観た「運命の女」なんか、プレスリーみたいなフリンジのついた袖とミニスカの酒場のおねえさんにぶったまげたものでした。
    あまり使われなくなった古典的な衣装はこんな風に活用されているんですね。

    ただね、お客さんがね、いわゆるクラシック音楽の聴衆ではないので、マナーと雰囲気がちょっとね。

    大陸の方が多かったせいか、大きな話し声と演奏中の写真撮影に参ったなぁでした。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • この日は「魔笛」の「「パパパの二重唱」もあって、楽しかったです。ソプラノ歌手がすごくかわいかったです。<br /><br />翌日からオパー周辺を通過するたびにチケットいかがと声を掛けられるのですが、その都度「昨日聴いたんだ、よかったよ」と笑顔で答えました。「どこで?」<br />「ムジクフェラインで」、その2、3日後からは「オパーで」(うそばっかり)と答えると「ありがとう」と円満に離れることができました。<br /><br />長い一日が終わりました。<br />てんこ盛りのザルツカンマーグート2泊3日の旅もこれでおしまい。<br />明日から約1週間、(ヴァッハウ渓谷日帰り遠足も含めて)ウィーンを楽しみます。

    この日は「魔笛」の「「パパパの二重唱」もあって、楽しかったです。ソプラノ歌手がすごくかわいかったです。

    翌日からオパー周辺を通過するたびにチケットいかがと声を掛けられるのですが、その都度「昨日聴いたんだ、よかったよ」と笑顔で答えました。「どこで?」
    「ムジクフェラインで」、その2、3日後からは「オパーで」(うそばっかり)と答えると「ありがとう」と円満に離れることができました。

    長い一日が終わりました。
    てんこ盛りのザルツカンマーグート2泊3日の旅もこれでおしまい。
    明日から約1週間、(ヴァッハウ渓谷日帰り遠足も含めて)ウィーンを楽しみます。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

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