2016/06/25 - 2016/06/26
914位(同エリア2816件中)
ニッシーさん
スペイン鉄道の旅。マドリードからジブラルタル海峡をはさみアフリカへの窓口、ヨーロッパ最南端の駅アルヘシラスへ5時間13分の列車旅。タルゴはスペインの新幹線高速鉄道と線路幅が異なる在来線をそのまま乗り入れるフリーゲージトレインだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日本からスペインへはソウルを経由してバラハス空港に到着。ターミナル4からマドリードの中心部へは地下鉄と国鉄の両方が乗り入れていますが今回は国鉄のレンフェで
アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港
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こちらの最新の列車でアトーチャ駅へ向かいます
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車内は広告もなくすっきり。モニターがあり停車駅を知らせてくれる
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空港の地下駅からほどなく地上へ
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30分弱でターミナル駅のアトーチャ駅に到着した
アトーチャセルカニアス駅 駅
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アトーチャ駅では近郊路線のこの列車はAtocha Cercaniasno と呼ばれるホームに到着です
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明日乗るであろう、タルゴ車両が隣のホームに着いていた
RENFE / スペイン国鉄 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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アトーチャ駅は高速鉄道や明日乗る長距離列車は同じ駅舎だが別の改札口を通り専用ホームがあります
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すでに夜の9時を回っているがこの明るさです
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今夜は駅前のホテルに宿泊、周りにはレストランも多い
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日が長いこの季節はオープンシートのバルも大賑わい
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とりあえずバルで乾杯
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いよいよ出発。朝7時半のアトーチャ駅
マドリード プエルタ デ アトーチャ駅 (AVE) 駅
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スペイン南端を目指し、8時35分発のALTARIAに乗車です
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セキュリティーを通り駅の待合室へ、中にはレストランや売店もある
しかしホームへのゲートは出発の15分ほど前にしか開きません -
ようやくホームへの改札が始まり、待望の列車とご対面
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スペインが誇るタルゴ客車
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短い客車の間に1軸の独立した車輪があり車高も低く、山岳地でのカーブにも高速で走行できる
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車内はシンプルそして短い客車
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先頭には電気機関車が牽引
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出発すると飛行機と同じように座席で音楽が聴けるイヤホンが配られ、車内販売もある
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配布されたイヤホン
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マドリードの街を離れるとスペインの台地が広がる
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赤茶けた台地からやがてオリーブ畑へ、AVEと同じく高速軌道をかっ飛ばしていく
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短距離間の高速列車Avantの電車とすれ違う
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列車はアンダルシア地方に入って来た
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コルドバ駅に停車
コルドバ中央駅 駅
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ビッフェ車両に行ってみた
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スナックやアルコールもあり
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ワイン用のブドウ畑も広がっている
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コルドバを出て10分くらいだろうか列車はホームのないところで停車した
軌間可変区間に到着だ -
今まで牽引してきた機関車が切り離された
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今まで走ってきた新幹線の軌間は1435mm、この先はスペインのローカル線の軌間は1688mm。線路幅が広いのがよくわかる。
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機関車の運転士が乗り込みタルゴ客車の先頭の簡単そうな運転席で列車を進めていく
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この装置を通るだけでタルゴ車両の車輪がレール幅に変換されます
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当初は隣国の列強国フランスから乗り入れられるのを防ぐ為にスペイン国鉄は1668mmの広軌で鉄道を引いたのです
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今では不便となった異なる線路幅を解消するためタルゴは開発されて、乗客は列車乗り変えすることなく同じ車両でどこにでも行けるのです
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列車は高速線路を離れ在来線を走り出した
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非電化で単線です
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速度も低下しました
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ロンダ駅に停車
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山間部を走る
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ディーデル機関車が牽引する
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単線区間のため途中駅で列車交換
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線路の広さがよくわかりますね
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景色もなんとなく変わってきたような
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ヨーロッパの最果て感がします
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街並みが見えてきた
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アルフェシラス駅に到着だ
アルへシラス駅 駅
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牽引してきた機関車が切り離された
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ヨーロッパ最南端の駅アルフェシラス
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線路はここで終わりなのです
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まさに終着駅です
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アルフェシラス駅から歩いて港へ。海を渡りアフリカ大陸へ向かおう・・・続く・・・
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この旅行記へのコメント (3)
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- Pメテオラさん 2017/10/07 18:03:42
- はるばると
- 長時間の列車の旅も興味があれば楽しいものですね。マドリードからアルヘシラスへ行くなんて、かつては、東京から稚内へ行くような感覚でした。ほんと、高速列車ができるとかなり便利になったようですね。LCCやバスとの競争が厳しい中で努力中のRENFEの姿が見えました。
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- Salaamさん 2016/07/31 02:21:18
- 軌道修正
- 日本の在来線と新幹線を考えると、高速鉄道の方が軌道が広いイメージですが、在来線の方が広いとは面白いですね。しかも広軌になったら速度が低下するとは。
昔の赤い車両だった
タルゴは走行中の軌幅を車内で表示していたと伺いましたが、今の車両ではその様な表示はなくなったのでしょうか。
いつかはタルゴに乗ってみたいものです。
salaam
- ニッシーさん からの返信 2016/09/07 14:03:00
- RE: 軌道修正
salaam さま
メッセージありがとうございました。
スペイン国鉄在来線はフランスやイタリアと接しており戦争時に乗り入れをさせないために、線路幅を標準軌を採用せず、広軌で鉄道が引かれたそうですね。しかしEU統合され高速鉄道でフランスやイタリアとの乗り入れを考え高速線は標準軌になったそうです。しかし今だ広軌のままの地方路線に直接乗り入れる車幅変更がきくタルゴ車両はスペイン製の独壇場ですね、ちなみにロシアも広軌のためにヨーロッパからの列車にタルゴが使われていました。今回乗車した車内には線路幅の表示ななかったように思います。のれからもよろしくお願いいたします。 ニッシー
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