コルドバのパティオ祭りをパスでバス～三年に一度、50代の三人旅

2017/05/11 - 2017/05/13

いよいよマドリッドに到着。タクシーでアトーチャ通り、プエルタ・デル・ソル近くのホテルへまっしぐら。
チェックイン後は明日のトレド、明後日のコルドバ行きのチケットを買いにアトーチャ駅に徒歩で向かいます。
あいにくの天気で、曇りで時折大粒の雨が落ちて来ます。気温も低く、万が一の為にと用意していった薄手のウルトラライトダウンが必需品になるとは…。
スペインは33年前、独身の頃に貯金して28日間のヨーロッパツアーにいったとき以来で、私の知ってるアトーチャ駅ではありませんでした。
ガイドブックを見ながら券売機を探して明日のトレド往復の切符は買えましたが、コルドバ行きが出て来ません。
仕方がないので有人のカウンターに並んでみることに。
しばらく並んでましたが、ここで並んでればいいのか、やっぱりインフォメーションを探して聞いてみようということになり一旦列からはずれます。
結局やはりカウンターの列に並ばなければならないという事でまた並び直し。
並んでいるとどうやら真ん中辺りにある柱の所に、整理券の発券機があるようで時々、発券する人を見かけます。
試しに発券したところ、カウンターには列は一つしかありませんが、窓口はいくつか開いており電光掲示板に番号が表示されていて、発券した番号より20位前の番号まで表示されています。
そうか…と三人で後ろのベンチに腰掛けて待つことにしました。
明らかに観光客の私達に、整理券を取るのか？どこで発券するのか？(と、思う)と聞いてきたスペイン人もいました。みんなわからないのよね。
待ってる間、私の隣に掛けていたお爺ちゃんがしきりに話し掛けてくるのですが、こちらはスペイン語はさっぱりわからなかったので、スマホの翻訳で「スペイン語はわからないのでお話できなくてごめんなさい」と入れて、さらに拡大して見せてみましたがそれを読めたのかどうなのかまた話しかけてきます。仕方がないので愛想笑いで頷くばかり。反対隣りの友達は知らんふり。うちの猫の写真を見せたりして場をつなぎました。
さて順番が来て窓口にいくと、やはり明日も明後日もコルドバ行きは売切れ。
もともとコルドバは一度諦めてたものの、知り合いからも「メスキータ」が一番印象に残ったよ、と聞いてグラナダに移動の間に再度旅程に組み込んだ場所。やっぱ、縁が無いのかと思い直してグラナダ行きに変更することに。
でも、グラナダまでも満席で空きなし。私達みたいな観光客が多いのでしょうか？
「どうしよう」と頭を抱えてバスを検索。ALSAのアプリを日本で入れていってたので、検索はすぐできました。ありました！グラナダ行きは見つかりました。約五時間かかるので、9時頃のバスで15時頃にはホテルへ入りたい！
ところがサイトが何度やってもうまく動きません。日本での準備の段階でスペインのサイトは使いづらいとの評判を見ていたので、スペイン語でのサイトからやってみたほうが確実、と思い、友達を説得してホテルに戻ってフロントのお姉さんに助けを求めました。
お姉さんは私達が持ってきたタブレットを見て、スペイン語を英語で説明してくれます。他のお客さんの接客のあいまを縫って何度も見てくれました。
スタッフさんが「私たちがやるわけにはいかないよ」と言う事で、申し込みには三人それぞれ名前やパスポート番号まで記入せねばならず、途中何度もタイムアウトになったり、AMEXのピンコードで迷ったり、AMEXが他のバス会社を推奨するとか、結局AMEXでなくてVISAにしたり、もう10回近くやり直してパスポート番号も暗唱できる頃、やっとチケットを取れました。もう辺りは薄暗くなりつつありました。
フロントで手伝ってくれてたお姉さんも別のスタッフからも「Congratulation!」の嵐でした。良かった~
タブレットからホテルにメールでeチケットを送信しプリントアウトして一件落着。
コルドバの「パティオ祭り」、ナメてました。ごめんなさい！

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

アトーチャ駅から中心部に伸びるアトーチャ通りのプエルタ・デル・ソルに近いホテル。フロントを抜けると中庭にラウンジがあって、エレベーターはその右側に。
部屋は中庭に面した2階。窓から見下ろす中庭。
ホテルに宿泊中の外出にはフロントの前にある趣のある彫刻の広い階段を使ってました。