2016/07/17 - 2016/07/17
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旅好き長さんさん
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前から行ってみたかった京都の祇園祭り。
でも観光客が多く地理に不案内な状態で行っても十分に見学できないと思い、ツアーを利用して見学してきました。
ただツアーのため時間制約があり、全部の山鉾が見られなかったのが残念です。
祇園祭りの楽しみ方も今回把握できましたので次回はゆっくりと個人で回りたいと思います。
それにしても山鉾はとても素晴らしかったです。
それと今回初めて高雄に行きましたが、川床の食事もさることながら高山寺もとても良かったです。
今回は高山寺のことを何も調べずに行ったので、ここで有名な鳥獣人物戯画があると思わず、鑑賞しなかったのがとても残念です。
表紙の写真は長刀鉾の稚児さんです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
-
7月17日(日)
京都 祇園祭の前祭山鉾巡行の日。
朝方の大雨でどうなるかと思ったのですが、その雨もやみ傘やカッパ無しで見学できそう。(昨年は中止になるくらいの大雨だったそうです)
今回はツアーですので家を7時過ぎに出発し、バスで京都の二条城前についたのが10時。そこから歩いて会場に向かいます。
この頃はまだ道路規制は始まっていません。 -
今回はツアーのため、この観覧席から山鉾の巡行を見学します。
私達の桟敷は御池通りの室町通と衣棚通の間の26ブロック(北側)観覧席。
道路中央から6列に並んだ椅子席です。
ちなみに観覧料は3180円。(料金には簡易の雨具、帽子、アクエリアス、団扇に祇園祭りのガイドブックが含まれています)
それにしても高い。 -
前祭の山鉾巡行は、四条烏丸を午前9時に出発。
私たちの観覧席の前には11時20分頃に回ってきました。
その間、特に女性のトイレは大渋滞。
仮設トイレもありますが付近のコンビニのトイレも大行列でした。
(女性は大変です) -
これが先頭の長刀(なぎなた)鉾です。
長刀鉾だけは古来『くじとらず』といわれ、毎年必ず巡行の先頭に立ち、この鉾だけは生稚児(いきちご)が乗っています。
テレビなどで何度も見ましたが、本物を目の前で見ると圧倒されます。
他の鉾などは、くじ引きで曳行の順番が毎年決められています。 -
この鉾は、鉾先に大長刀をつけているので長刀鉾と呼ばれているそうで、長刀は疫病邪悪をはらうものとしてつけられているそうです。
また鉾の前懸はペルシャ絨毯、横の胴懸には中国やインドなどの16世紀から18世紀の希少な絨毯が用いられていましたが、現在はその復元品を用いているそうです。
それにしても豪華絢爛です。
まさしくこれらの鉾や山は動く美術館です。 -
これが稚児さんです。
出発時の神域の境界を示す斎竹(いみだけ)に張られた注連縄を切り落とす重要な役割が終わっていたのでほっとしているようです。
それにしてもかわいい。 -
長刀鉾の後ろ側です。
後面の孔雀のような鳥をあしらった見送もとても立派です。 -
次に現れたのが山伏山。
雨対策でビニールに覆われているのが残念です。
山に飾る御神体(人形)が山伏の姿をしているので山伏山と言われているそうです。
御神体がビニールに覆われていますが、山伏の左手には刺高数珠(いらだかじゅず)、右手には斧を持ち、腰にはほら貝を付けているそうです。 -
次が白楽天山。
唐の詩人白楽天が道林禅師に仏法の大意を問う場面を表しています。 -
道林禅師は紫衣、白楽天は白地狩衣の衣装で立っています。
残念ながらこれらの人物はほとんどが進行方向の左側を向いているため、我々の観覧席からは顔が見られません。
そのため観覧するには、進行方向に対して左側(南側)の道路から見たほうがよさそうです。 -
ここで鉾の進行がストップ。
先頭の長刀鉾が曲がり角の新町通りとの交差点にさしかかった為、稚児さんが鉾から降りたり、鉾の辻回し準備を行っているようです。
その間、この白楽天山の責任者の方が観覧席のお客さんに祇園祭りのいろいろなエピソードなどを面白おかしく説明してくれました。 -
とても似合っています。
観光客にポーズをとってくれます。 -
先頭の長刀鉾はやっと辻回しを行いそうです。
-
後からは、函谷鉾(カンコホコ)と孟宗山が近づいてきました。
-
そうこうするうちに長刀鉾が辻回しを始めました。
この御池通りから新町通りに90度方向転回をします。
重量が10トン近くあり、高さも25mもあるので大変です。
通常の辻回しは3回に分けて90度方向転回しますが、下手だとそれ以上かかることが有るそうです。
これが山廻し(頭領)の腕の見せ所のようです。 -
長刀鉾は無事に3回で辻回しを完了しました。
さすが『くじとらず』の鉾だけあります。 -
次に現れたのが孟宗山。
この山に飾る御神体は病身の母を養う孟宗が雪の中でタケノコを掘りあてた姿を現しているそうです。
胴懸の『砂漠らくだ行』は平山郁夫筆で、平成21年に新調されたそうです。 -
孟宗山の見送りはこのような絵です。
-
次に現れた鉾は函谷鉾(かんこうほこ)。
この鉾の名は、中国の戦国時代 斎の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声によって函谷積を脱出できた故事にちなんでつけられたそうです。 -
近くで見るとこの鉾もとても立派です。
前懸は旧約聖書創世記の場面を描いた16世紀末の毛綴で重要文化財を平成18年に復元新調しているそうです。 -
この鉾の稚児は人形です。
胴懸は梅に虎を織りだした17世紀李氏朝鮮絨毯、花文様インド絨毯、玉取獅子図中国絨毯の3枚からなっています。 -
これは聖徳太子を祀っている太子山。
他の山は松の木を立てているのですが、この山だけは真木に杉を立て、それに小さな如意輪観音像を奉載しています。 -
今度は月鉾が現れました。
この鉾頭に新月型(みかづき)をつけているので月鉾と呼ばれているそうです。 -
真木のなかほどの『天王座』には月読尊(つきよみのみこと)を祀り、古い鉾頭と天王の持つ櫂には『元亀4年(1573年)6月吉日大錺屋勘右衛門』の刻銘があります。
-
この鉾も稚児は人形で、前懸・後懸は華麗なインド絨毯。
胴懸はインドやトルコの絨毯が用いられています。 -
これは芦刈山です。
謡曲『芦刈』に基づき、故あって妻と離れて難波の裏で芦を刈る老翁がやがて妻との再会を果たす夫婦和合の姿を現しています。
前懸と後懸は山口華楊原画の段通『凝視』と『鶴図』、胴懸には尾形光琳原画の『カキツバタ図』になっています。 -
これは月鉾の後懸で、インド絨毯です。
ツアーの集合時間は13時。
観覧席にいては鉾や山が見られないので、そこを出て気になっていた辻回しが行われる新町通りの交差点に向かいます。 -
辻回しが行われる新町通りの交差点では、ちょうど函谷鉾(かんこほこ)が辻回しを行っていました。
ここは人気の場所でたくさんの観光客がいます。 -
まずは1回目の回転。
40度くらい回りました。 -
2回目の回転で約70度。
順調に回っています。
それにしてもものすごい観光客です。
今年は19万人の方が見学されたそうです。 -
3回目の回転で無事に90度方向転換完了。
見事なものです。 -
90度の方向転換ができても、これからも大変。
この狭い新町通りに入っていきます。
ここからは電線などの障害物があるので大変です。 -
次にこの交差点に現れたのが先ほど観覧席で見た月鉾。
今度はこの月鉾が辻回しを行います。 -
交差点の中央で辻回しの準備を行います。
あまりに観光客が多いのでその準備の様子がよくわかりません。 -
とはいうものの無事3回で辻回しが完了し、新町通りに向かう準備を行っています。
-
次に現れたのが鶏鉾(にわとりほこ)と蟷螂山(とうろうやま)。
-
新町通りの交差点では先ほど辻回しが終わった月鉾の転回後の点検を行っていました。
-
足回りの点検完了後月鉾が新町通りに向かいます。
それにしてもこの細い路地にこの大きな鉾がよく通れるものです。 -
この蟷螂山は『蟷螂の斧をもって降車の轍を防がんと欲す』という故事にちなんだもので、かまきりと御所車の車輪が動くなど、祇園祭りの山鉾として唯一のからくりが施されています。
ただ残念なことにそのかまきりも雨養生のビニールに覆われ、からくりが見られませんでした。
ただ前懸、胴懸、見送りはともに羽田登喜男作の豪華な友禅です。 -
そしてこれは保昌山です。
丹後守平井保昌が和泉式部のために紫宸殿の紅梅を手折ってくる姿を現しているものです。
これも残念ながら雨養生のビニールに覆われてよくわかりません。
これら小さな山は小回りが利くので難なく新町通りに曲がっていきます。 -
ちょうど目の前では次に来る鶏鉾の辻回しの準備が始まっています。
交差点の炉面に青竹を敷きはじめました。 -
今回は交差点の前まで出られましたので辻回しの準備の様子がよくわかります。
路面に青竹がきれいに並べられています。 -
青竹の上から車輪が滑りやすいように水を撒いています。
-
その後、鶏鉾が交差点に入ってきます。
-
先ほどの青竹の上に鶏鉾を停めて回転準備に入ります。
-
ここから辻回しの開始なのですが、残念ながらツアーの集合時間になってしまいました。(団体ツアーはこれだから・・・・)
本当に残念です。
後ろ髪を惹かれながら集合場所の二条城に向かいます。
祇園祭りの山鉾巡行を見るのであれば御池通の南側から見るか、辻回しが行われる新町通りの交差点周辺が良いと思います。
ただ24日に行なわれる後祭は巡行コースが異なり、今回とは逆に御池通りから時計回りで河原町通を経由し、四条通に向かいます。
それにしてもどの鉾もとても立派で、雨養生のビニールがなければもっとよかったと思います。
ちょっと残念です。 -
大慌てでツアーの集合場所の二条城駐車場に向かいます。
何とか集合時間の5分前に到着し、皆さんに迷惑をかけずに食事する高雄にバスで向かいます。 -
この日の昼食は高尾にある錦水亭。
ここで川床料理をいただきます。
これは食事をいただく川床からの眺めです。
貴船のように川の上に床が作られていないのがちょっと残念。
ただモミジに覆われた渓谷ですので暑い京都市内から来るとホッとします。 -
川床はこんな感じです。
貴船の川床のほうが風情があります。 -
料理がこれです。
この料理にアユの塩焼きと吸い物、デザートがその後出てきます。
ボリューム感はあまりありませんが、祇園祭り巡行の途中にいろいろなものを食べたのでこれで十分でした。
味も普通かな。 -
これがメインのアユの塩焼きです。
小ぶりのアユでしたので頭から丸かじりできました。 -
食事後1時間の自由行動。
そのため周辺を散策します。 -
まずは川面に下りて行きます。周辺は苔むし、もみじの木に覆われています。
ここは秋の紅葉シーズンはとてもきれいだと思います。 -
河辺のせせらぎが京都の夏の蒸し暑さを忘れさせてくれます。
できればこの川に足を付けて涼みたくなります。 -
食事をした錦水亭のそばに世界遺産の栂尾山(とがのをさん)高山寺(こうさんじ)があるとのことでそちらに行くことにしました。
この表参道を上っていきます。 -
ここが高山寺の入口です。
紅葉シーズンは入山料がいるようですが、この時期は無料で境内を参拝できます。
ここには昔、大門があったそうです。 -
これが世界遺産の説明板です。
-
そしてこちらが高山寺境内の案内図です。
結構広いお寺です。 -
先ほどの入口を入り、この二つの灯篭の間を通って、本堂に向かいます。
ここから17枚もの大きな石畳が続きます。 -
石畳を抜けるとこのような山道になり、坂も段々ときつくなってきます。
-
遠くに小さく見えるのが本堂の金堂です。
参道の両側には立派な杉木立が並んでいます。
ここからの急な坂道がきつかったです。 -
ここが本堂(金堂)です。
この本堂は室町時代に焼失したのですが江戸時代(1644年)に御室仁和寺真光院から古御堂を移築したものだそうです。 -
こちらは重要文化財の開山堂です。
周辺にはたくさんのモミジが植えられているので秋の紅葉シーズンはとても素敵だと思います。
それにしても苔むした境内は素敵です。
時代を感じます。 -
これが開山堂の正面で、この建物も室町時代に兵火を受けて焼失し、江戸時代に再建されたものです。
-
開山堂の境内に生えていたキノコです。
苔むした庭からニョッキリと顔を出しています。 -
そしてこちらが国宝 石水院の入口です。
ここは有料でいろいろな国宝や重要文化財などを見学することができます。
今回はツアーで時間がなく見学することができなかったので残念です。
中では国宝や重要文化財などの絵画や彫刻、仏像などを見学することができます。 -
石水院の中をちょっと覗くとこんな感じです。
とても静かで緊張感が漂います。 -
そしてこちらが先ほどの石水院の前にある日本最古の茶畑です。
高山寺は、日本で初めてお茶が作られた場所で、栄西禅師が宋から持ち帰った茶の実を明恵上人に伝え、ここに植えて育てたそうです。 -
これがその茶畑です。
先日亡くなられた永六輔さんの京都の歌の詩にも入っているそうです。 -
こちらは裏参道です。
ひっそりとして、とても心を癒されます。 -
裏参道の途中には休憩所もあります。
ここで一休みするのもいいと思います。 -
駆け足の祇園祭り巡行見学と高雄での食事と散策。
始めは雨が降りどうなるかと思いましたが、結局雨に合わず観光することができました。
これも日頃の行いの良さかもしれません。(?)
京都には個人で何度も出かけましたが、まだまだ知らないところがたくさんあります。京都の奥深さを知らされました。
来年は個人で祇園祭りに出かけたいと思います。
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