2013/09/30 - 2013/09/30
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hiro-ismさん
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★概要
2013年9月30日(月)
ずっと寝ていたせいで身体の節々が痛い。
寝ている間も軽い頭痛や全身のだるさで熟睡したとは言いがたい。
風邪と二日酔いが合わさったような症状は典型的な高山病の症状。
1年前の富士山頂の山小屋の辛さを思い出したが、あれに比べれば今回の方が環境は良い。
あまり動く気にならないが、寝たからといって症状が回復するわけではないのが高山病の辛いところ。
マチュピチュはクスコより標高が低い。
回復を願ってマチュピチュ村を目指す。
★全体概要
最初がいつかは覚えていない。
だが海外旅行を趣味と呼べるようになってからずっと行きたかった場所。
旅の予定を考えるときに何度も候補に挙がっては値段や日程で諦めていた場所。
マチュピチュ、インカ文明の古代遺跡。
行ってみたい世界遺産ランキング、みたいな企画では常に上位に入る。
それもそのはず、標高2000メートル超の場所にあり、存在そのものが幻とすらされていた天空の遺跡。
リマとクスコを経由して念願のマチュピチュへの一人旅。
なお、ペルーの通貨はヌエボソルで略称はs、本文中の金額レートは旅行当時のもの。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
マチュピチュ行きの列車が出るポロイ駅へ。
ホテルのフロントでタクシーを依頼すると35ソル(≒1,295円)と意外に高い。
流しのタクシーを使えばもっと安いのだろうが、巧く捉まらなかったりして列車に乗り遅れたら元も子もない。
安全確実にマチュピチュを遂行するにはこれくらいの出費は惜しくない。 -
ポロイ駅までの25分は思ったより長く、山道を進み標高も上がっているようで霧が周囲に立ちこめる。
7時30分頃に到着したポロイ駅は街の郊外という感じで閑散とし、早朝と標高の高さもあってかなり寒い。 -
駅舎内。
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クスコからマチュピチュへ向かう列車は3種類。
それぞれ松竹梅と呼べるサービスと値段。
松は1日1本のハイラムビンガム号という最高級列車。
マチュピチュの入場料やランチ代なんかもセットになって何百ドルもする高嶺の花。
竹が最も一般的なビスタドーム号で片道7〜80ドル程。
梅は最もシンプルなエクスペディション号で片道50ドル未満。 -
私が乗るのは最も一般的なビスタドーム号、ネットで予約して往復143ドル(≒14,512円)。
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事前にネットで購入してプリントアウトしておいたチケットとパスポートを見せて乗車。
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天井もガラス張りで開放感のある車内。
太陽光で暑いくらい。 -
同じ車両には明らかな日本人も6人ほど。
席は間に机を挟んだ4人掛けの向かい合わせの席で、向かいは英国人老夫婦、簡単に挨拶を交わす。
こういうとき一人旅は少々肩身が狭い。 -
軽食もサービスされる。
小さいパンケーキ3つとフルーツ少々、コカの葉?を使った小さなパイみたいなもの。
高山病の影響か食欲は無かったが量も少なかったのでそれほど労せずに食べることができた。 -
ペルーの民族音楽が控えめにかかっている列車はスピードを上げることなくゆっくり進む。
3時間30分程度の工程だが、スピードを出せばもっと早く着くだろうに…と思う。
しかし途中の線路を見てコレはスピード出せないわ、というようなシーンが沢山。
両側が切り立った山々だったり、崖スレスレのような所を走ったり、基本的に山間の道を進む。
雨季には土砂崩れで度々線路がふさがれるというのも納得。 -
マチュピチュへ向かう車窓から。
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天窓から。
岩が落ちてくるような事故が起きても不思議じゃない。 -
クスコから約3時間30分でマチュピチュ駅に到着。
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駅を出るだけでテンションが上がる。
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駅の出入り口。
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駅を出るとすぐにお土産物屋通り。
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迷路のようにひしめくお土産物屋。
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ウルバンバ川に沿ってマチュピチュ村がある。
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今ではほとんど使われていないらしい古い線路。
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村の中心部にある広場。
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誰?
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列車は動いていない。
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マチュピチュ村のメインストリート。
基本的に坂が多いので歩くのに少々疲れる。
しかしクスコほどは標高が高くないので歩くたびに息が上がるということは無かった。 -
村の外れには温泉もある(入らなかったが)。
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メインストリートの散策は10分もあれば終わる。
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翌朝からのマチュピチュ観光に向けて英気を養う。
チキン38ソルとビール10ソル×2で58ソル(≒2,146円)、完全に観光地値段。
でも標高が下がったおかげか普通に飲み食いできるくらいまで回復したのは良かった。
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旅行記グループ マチュピチュ一人旅
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