2016/06/25 - 2016/07/01
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azianokazeさん
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道東旅行2日目は厚岸から霧多布方面を回ります。この日から北海道の転向も回復 最終日まで晴天に恵まれました。
霧多布岬は、やはり40年前にも訪れた場所ですが、今回はあやめケ原・琵琶瀬木道・琵琶瀬展望台。そして霧多布岬と霧多布湿原を回ります。
バス・JR頼みの一人旅のため足の確保が大変。バス時刻に合わせてスケジュールは組みましたが、それでもタクシー利用は避けられません。
(表紙写真は琵琶瀬展望台から眺める霧多布湿原)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨夜、釧路から移動した厚岸(あっけし)の「ホテル五味」
釧路湿原をパスしたので、予定より早く夜8時頃に到着したのですが、厚岸の街はすでに深夜モードで、ホテル周辺に食事できるような店もありません。
ホテルに紹介してもらい、歩いて10分ほど離れたコンビニで、ようやく食べ物を確保。全体的に、道東の夜は早い感じがしました。 -
6月27日(月) 朝のホテル全景 朝7時20分発のバスのため、7時開始の朝食はあきらめていたのですが、ホテル側の配慮で6時50分頃から食べることができました。
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朝7時過ぎの厚岸駅前 お天気は快晴 きょうはきれいな景色が楽しめそうです。
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厚岸駅 この時期、どこでもルピナスがきれいです。
列車が1本到着しましたが、乗り降りした人はいませんでした。静かな朝です。 -
駅前を7時20分発のバスで、7時42分に「あやめケ原」に到着。
道路から700m奥に入るようです。次のバスが8時37分 1時間弱しか時間がありません。このバスを逃すとタクシー移動しかありません。 -
キャスター付きスーツケースをガラガラ引っ張りながら、林の中を歩きます。
気持ちのいい森林浴です。 -
でもって、あやめケ原到着 なるほどアヤメが咲いています。
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正確には「ヒオウギアヤメ」 現地では「あやめ祭り」が行われているようです。
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小さな画像ではわかりづらいですが、紫色の点々としているのがすべてアヤメです。
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海に向かってひろがる園内一面がアヤメです。 写真左奥の白い建物が展望台です。
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展望台から眺めると、敷地はずっと先まで続いており、馬も放牧されています。
100haに30万株とか。 -
海の景色もなかなかのものです。
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馬がいるあたりにはアヤメは咲いていません。馬が食べてしまうのでしょうか。
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チンベの鼻と呼ばれる岬に100haに及ぶヒオウギアヤメの大群落が見られる。数にして約30万株。放牧された馬が嫌いなアヤメを食べ残した結果、こうした大群落ができたという。気品に満ちた紫色の花越しには、奇岩・怪岩の数々、海鳥の天国・大黒島と眺望は最高。【じゃらん】
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馬がアヤメを食べないので「あやめケ原」ができたというのが正解のようです。 -
たくさんのアヤメに誘われるようにかなり奥まで入ってきました。バスの時間を考えると、もう引き返さないと。
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早朝のため他に人もほとんどおらず、静かな園内をもう少し散策したい・・・という思いもあったのですが、今度のバスを逃すと厄介なことになりますので、帰りを急ぎます。
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林の中のフキ 道内では道路わきのいたるところにフキは見られます。
観光客から「なぜ取ってたべないのか?」と質問されるそうですが、日に当たって固くなったうえに、排気ガスに汚れたものなど取らなくても、山の中に入ればおいしいフキがいくらでも手に入るため、道路わきのフキはみな取らないとのことです。
それはいいとして、急がないと・・・ちょっとあせります。 -
バスの時間の3〜4分前に停留所に戻りましたが、定刻を7〜8分過ぎてもまだバスは来ません。
ひょっとして、もっと定刻より早く通過したのか?(なにせ乗客が殆どいませんので、ノンストップ走行ですから)
タクシーを呼ばないといけないだろうか・・・琵琶瀬までは1万円ぐらいだろうか?・・・と考えていた頃、やっとバスが到着。やれやれ・・・・。 -
次にやってきたのは、霧多布湿原の琵琶瀬木道
あやめケ原へ行くバスの乗客は私一人、あやめケ原から琵琶瀬木道のバスは私ともう一人の計2名。これではバスの便数が少ないのもやむを得ません。ただ、私のような個人旅行にはとても不便です。
琵琶瀬木道に行きたい旨を運転手に伝えたのですが、運転手もよくわからない様子。話を聞いていたもう一人の乗客が場所を教えてくれました。
運転手は「バス停ではないけど」と、木道前で降ろしてくれました。感謝。 -
木道入り口には喫茶店を兼ねた霧多布ナショナルトラストがあります。
ナショナルトラストの屋上は展望台になっています。
荷物を預かってもらい、さっそく木道を歩いてみます。
私以外は誰もおらず、広い霧多布湿原を貸し切り状態です。 -
手前に黄色く点々としているのはエゾカンゾウです。
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エゾカンゾウ(エゾキスゲと区別がよくわかりませんが、パンフレットでエゾカンゾウと紹介されていますから、間違いないでしょう。)
エゾカンゾウの花の命はたった一日限り。朝に開いた花は夕にはしぼんで落ちてしまうそうです。 -
もう数日遅く来れば、このようなお花畑状態になったのですが、残念ながらこの日はまだ「点々と咲いている」といった状態でした。
(私が訪れたのは6月27日でしたが、ナショナルトラストのサイトに7月2日付で「お花畑になりました」との情報がアップされていました) -
この日は、まだこんな状況でした。
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それでもとても気持ちがいい木道です。
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エゾカンゾウ以外では、ヒオウギアヤメも
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こんな花も ハナシノブでしょうか?(花のことは全く知りません。パンフレット等の写真と見比べているだけですので、間違いはご容赦を)
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ワタスゲでしょうか。
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バスでは通り過ぎた琵琶瀬展望台に少し戻って、そのあと霧多布岬へ。
バスは午後の便しかないので、タクシーを呼びます。
霧多布がある浜中町は、「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチ氏の生まれ故郷ということで、「ルパン三世」による町おこしに取り組んでいます。
このタクシーもそのひとつ。ドライバー氏もなりきっています。話には聞いていましたが、なるほどね・・・。 -
で、やってきたのが霧多布湿原を見渡す琵琶瀬展望台
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昨日は釧路湿原を見られなかったので、そのリベンジです。
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湿原右手には街も。
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湿原左手
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駐車場を挟んで、反対側には海が開けています。
「ルパン三世」号は大変な人気で、居合わせた観光バスの乗客・バスガイドさんたちがカメラを持ってワラワラと集まってきました。 -
海側も気持ちがいい眺めです。
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琵琶瀬展望台を後にして「ルパン三世」号でやってきた霧多布岬
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いったんタクシーを返して、小一時間ほど岬を散策します。ついでに荷物も「また後で車を呼ぶから」と、タクシーに預かってもらいました。
40年前に霧多布岬を訪れたときは、バス停から岬先端まで重い荷物(当時はキャスター付きではなく、手でもつボストンバッグでした)を抱えて歩くことになり、大変な思いをしました。
海鳥が群がる岬の景色も素晴らしかったのですが、荷物に苦しんだのが一番の思い出となっています。 -
展望台から眺めた霧多布岬の先端
結構な距離がありそうですが、時間は自由になりますので、のんびり行きましょう。今回は荷物もありませんし。 -
白いのはエゾノシシウド
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崖にはエゾシシウドの他、エゾカンゾウ(エゾキスゲ?)やアヤメも
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セグロカモメ(花同様、鳥の名前もテキトウです)
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奥に見えるのは灯台(正式には湯沸岬灯台)
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スタート地点の展望台がだいぶ遠くなりました。
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湯沸岬灯台
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道は更に奥へ ここからが本番です。 私のイメージでは霧多布岬=海鳥です。
岬先端の岩場には多数の海鳥が群れています。 -
写真ではわかりづらいですが、岩場にはさきほどのカモメ(白色)とウミウ(黒色)が。
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霧多布岬散策を終えて、再び「ルパン三世」号を呼び、JR茶内駅へ。
途中、霧多布湿原を縦断して約2キロにわたるMGロードを通ります。
白く点々としているのはワタスゲではないでしょうか。 -
JR茶内駅 こちらも「ルパン三世」です。
琵琶瀬から霧多布岬、岬から茶内と、タクシー料金だけで8千円以上、バス料金までいれると軽く1万円超え。国内旅行は交通費がかさみます。
茶内からJRで釧路にもどり、釧路からバスで標津へ移動しました。
明日は野付半島散策です。
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