ラウフェン　～バーゼル近郊列車の旅⑤

2014/01/28 - 2014/01/28

バーゼルの南方、ビルス川(バーゼルでライン川に合流する川）のほとりに位置するラウフェン。

ここラウフェンは、今ではスイスのなかの一地方自治体ですが、かつては北西スイスの歴史では欠かせないメンバー、プフィルト伯とハプスブルク家の支配下にあって1295年より都市・交易権を与えられた歴史ある町です。

旧市街のすぐそばでは新石器時代の遺跡もあり、本当に大昔から人々が生活していた場所なんですよ。

エリア その他の都市(スイス)

Laufen/ラウフェンへはバーゼルからＳ３利用で25分です

駅から旧市街へは徒歩数分です

途中、ビルス川を渡ります

川にちょっとした段差があるので、水が轟々と流れる音がしています

このあたりで右手をむくとあるのが・・・

Obertor/オーバー門、ここが旧市街の入り口です

旧市街側から見たオーバー門

バーゼル準州の紋章ですね

この時はクリスマスの時期だったので、ツリーが立てられていたり、ショウウィンドウのなかもそれらしいものが飾られていたりしました

おもちゃ屋さん

スイスではレゴよりプレイモビールのほうが目に付きますねぇ

ここでモンチッチ発見！　しかも美麗箱入りセット！

花屋さん

宝飾店

クリスマスとは何の関係も無いけど、思わず撮影してしまったぞｗ

旧市街にはメインストリートが一本走っていて、両端がそれぞれ門に挟まれた格好です

で、これが反対側の門・・・

Untertor/ウンター門です

オーバー門、ウンター門ともに1300年ごろに建てられたそうです

町の守護聖人、聖マルティンが描かれています

この門の左手には聖カタリーナ教会が

教会の前はちょっとした広場になっています

Helias・Helye氏の像のむこうに立つのは博物館です

ミュージアム・ラウフェンタール

開館時間が毎月第一・第三日曜の14：00から16：30という・・・

このあたりには新石器時代の遺跡があるので、そういった発掘品が展示されているようですね

ウンター門から町の外側に出てみます

こちら側に描かれている絵は1295年に都市権が授与された出来事を表しています

この門のすぐそばでドルメン(支石墓)が発見されました

2000年の建設工事中に偶然発見されたとか

オーバー門の手前にある横道からは・・・

教会が見えます

旧市街の外のあるんですが、なかなか立派な建物なんですよ

クリスマスシーズンということでクリッペが飾られています

人形の指し示す方向に・・・

地下への階段が！

何かと思えばさらに大掛かりなクリッペが飾られていたのでした

メリークリスマス！

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2016/08/15 11:49:37

  ヨーロッパは、川の流れとともにある歴史〜

  ☆マイラーさんの掲示板を見てて「あれ？スイス在住人の記録？」と興味を持ってきました。
  
  というのも、初夏に訪れた甲府近くの”薔薇とハイジの居る広場”がどこかスイスの雰囲気に似てたから〜
  
  というよりも、オランダやデンマークの田舎はみんなこういう感じですが〜
  
  観光地でなくて、こんな自然を満喫できるって羨ましい〜see you〜

  kawakoさん からの返信 2017/02/23 22:15:16

  コメントありがとうございます<(_ _)>

  返信が遅れまして申し訳ありません。
  マイラーさんの旅行記はどれもとっても興味深いですよね。
  
  日本の山岳部の自然風景はときどきスイス的なものがあったりしますね。
  以前訪れたことがある北海道などは、ままドイツ的な風景に出くわしましたし。
  
  オランダやデンマークのような国々は、私はスイスとはかなり違った印象を受けます。
  おもに土地の平坦さからくるのですが・・・
  ただ、光の色や緑の感じは似たところがあるようにも思います。
  
  スイスにはよくオランダ人がわざわざバカンスに訪れるので、やはり彼らにしても自分たちの国とはまた違うエキゾチシズムを感じるのではないでしょうか。
  
  最近はまた旅行記をアップし始めましたので、お暇な時にでも見ていただけると幸いです。
  
  
  > ☆マイラーさんの掲示板を見てて「あれ？スイス在住人の記録？」と興味を持ってきました。
  >
  > というのも、初夏に訪れた甲府近くの”薔薇とハイジの居る広場”がどこかスイスの雰囲気に似てたから〜
  >
  > というよりも、オランダやデンマークの田舎はみんなこういう感じですが〜
  >
  > 観光地でなくて、こんな自然を満喫できるって羨ましい〜see you〜