経済危機騒動後のギリシャ一人旅(2/8)アテネ～メテオラ

2015/07/26 - 2015/07/26

★概要
2015年7月26日(日)
アテネから列車でメテオラの玄関口カランバカへ。
本格的な修道院巡りは翌日の予定だったが、1軒だけ翌日休みの修道院があったのでそこだけはこの日のうちに行っておく。

★全体概要
旅を決めた時はこんなに大事になるとは思わなかったギリシャの債務返済期限による経済危機。
旅の1ヶ月前から日本のニュースでも連日トップニュースで扱われ、EUからの離脱やユーロが使えなくなるんじゃないかとか、ATMが使えないとか、現金持っている旅行者は襲われるとか色々な噂を目に耳にした。
一時は中止も考えたが、経済危機によるデモやストはあっても、これが原因のテロはさすがに無いだろうと、一抹の不安は残しつつも出発。
アテネ、メテオラ、クレタ島、サントリーニ島を駆け足で周遊した一人旅です。

エリア メテオラ周辺(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

シンタグマ広場から徒歩30分ほどで到着したアテネ中央駅にあたるラリッサ駅。
(地下鉄なら数分で行けるが、敢えて歩いてみた)
日本で言うと東京駅に当たると考えると失礼ながらそのスケールは…
駅周囲もあまり栄えていない。

カランバカ行きの列車、観光客だらけでほぼ満席ながら事前にネットで指定席を往復で購入していたので問題なし。
料金は片道11.2ユーロ。

全席指定なのかは不明だが、少なくとも往路で立ち客はいなかった。
列車は定刻通りの8:27発車。

色々な旅行記を見る限り遅れるだろうと思った予想通り40分ほど遅れて14時にカランバカ駅に到着。

駅を出てすぐに岩山が見えるのでテンションが上がる。

カランバカの駅舎はなんだかオシャレ。

カランバカのメインストリート。
アテネとの差よ…
この後、ホテルに荷物を置いてメテオラの修道院へ向かう。

カランバカ中心部のロータリー…人少なすぎ

ロータリーからメテオラ修道院巡り登山ルートへの道。

メテオラを歩くヤツはコッチだぜ、的な案内。

登山道入口。

どっちへ行けと…
結局どっち行っても同じことになる。

整備されているというよりは獣道といった方が正しそうだが、迷うことは無さそう。

振り返ると、良い景色。

真夏なので16時近い時間でも充分に明るいが、他に観光客が皆無だったので不安になる。

麓から約20分ほどの登山ながら、最後まで登山道では誰にも会わずにかなり不安だった。
人工的な道に出た時の安堵たるや。

そして良い景色。
あれに見える修道院へ行くのは翌日。

このステファノス修道院がこの日の目的地。
ここは翌日の月曜日が定休日なのでこの日のうちに行く必要があった。

ステファノス修道院入口の看板。

メテオラの修道院で唯一、登らずに行ける修道院らしい。
ま、私は相当登りましたが。

ステファノス修道院入口、料金は3ユーロ。
女性しかいない尼僧院だが変な期待をしてはいけない。

内部は撮影禁止なので外観だけ。

今でも生活と修行をしている僧がいるとか。

敷地内の猫が人懐っこくてカワイイ。

双子かニャ?

修道院の平和な午後、という感じ。

あの登山道を下山するのはキツイと思っていたらタイミング良くカランバカの町へ戻る公共バスがいた、1.8ユーロ。
流しのタクシーなんかはいないので(旅行者用のチャーターばかり)、公共バスを使う場合は時間を調べておく必要がある。

バスは主要な寺院やカストラキ村を経由して30分ほどでカランバカの町へ。
この日の散策はこれで終了。
翌日に備えて英気を養う。