椰子の木に囲まれた楽園を原付でグルっと in サムイ島★2016　03　3日目　【サムイ島】

2016/04/30 - 2016/05/09

旅行3日目。
相変わらず天気も良好なので、午前中で返却予定だった原付のレンタルを半日延長して、周辺のビーチと滝を周遊するプランを決めて出発。
地元の人が寛ぐムスリム系の食堂で美味しいカオモック・ガイと牛スペアリブスープでブランチを済ませてから、宿泊エリアのチャウェンビーチ、昨日ナイトマーケットで訪れたラマイビーチ、パウダーのような白砂が美しいクリスタルビーチを巡って（水着を持たずに出発したので雰囲気だけ）南国リゾート感を味わった。
その後はサムイ名物の4WDジープジャングルサファリツアー客とすれ違うような山道を原付で登って2か所の滝を見に行くも…乾季終盤の晴天続きで水が干上がっていて滝だけは残念な結果だったけど、ノープランな原付ドライブがスタート♪

エリア サムイ島(タイ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

原付のレンタル半日延長をするため昨日の出張所へ出向くと、半日でも200Bと言うので交渉して20：00返却で150Bにしてもらった。
昼前で営業終了の店でブランチをするため、バンコクホスピタルサムイの向かいに建つムスリム系の食堂。

“FARIA HALAL FOOD”。

客層は地元の人ばかりで、Menuも無いので鍋の中を見せてもらう。

【カオモック・ガイ】40B
これはフライドオニオンを乗せたサフランライスに、大きな手羽先が丸っと1本入ったタイ南部のムスリム料理。
肉は柔らかくてホロホロで、きゅうりが入ったスウィートチリソースをつけて食べると美味しい。

【牛スペアリブスープ】140B
香草がしっかり効いたちょいピリ辛な味で、奥深いコクがクセになる。
しっかり煮込まれたスペアリブは簡単に骨が外れてとっても柔らか♪
合計：220B。

HOTEL近くのチャウェンビーチはまだ行ったことがなかったので最初の目的地に決定。
道の両側に原付が停まっているから、車1台が通れる程の路地の奥に海が見える。

チャウエン ビーチ ビーチ

ビーチに降り立つと細かめのサラサラした砂浜が広がっていて、空も海もキラキラ輝いていた。
レストランやカフェがビーチ沿いに無いためリゾート感は欠けるけど、奥に見えるビーチチェアは1日：50Bでレンタルできるそう。

チャウエン ビーチ ビーチ

再び原付で移動して今度は南へ。

続いて訪れたのは昨日サンデーナイトマーケットに行ったばかりのラマイビーチ。
ラマイビーチ入口はちゃんとレンガで舗装されていて歩きやすかった。

ラマイ ビーチ ビーチ

ラマイビーチの砂浜は、貝殻が混ざった粗めの砂。

ラマイ ビーチ ビーチ

ラマイビーチはHOTELのプライベートビーチが大半を占めているようで、立派なデッキチェアがたくさん並べられてチャウェンビーチのような気楽さが無い。

ラマイ ビーチ ビーチ

チェアが必要なければ、砂浜はどこまでも続いているのでのんびり出来そうだけど、人の姿は少なかった。

ラマイ ビーチ ビーチ

ラマイビーチを後にして更に原付を走らせる。
山へと続く道に入るとこの看板があり、どうやら観光名所やアクティビティが凝縮されている場所っぽい。

しばらく進むも観光客はおろか、地元の人ともすれ違わないので不安になるけど、1本道だから迷う事は無いからグングン進んだ。

サムイ島内が見下ろせるかなり高い場所まで来たみたい。
ちょうどその時、ツアーパンフでよく見かけた“4WDジャングルジープサファリツアー”の車に追い越される…あのツアーがやって来るってことは、原付で来るべき場所じゃないのかも(笑。

私たちが目指すのはもっと先にある珍寺風のSecret Buddha Garden（通称：マジックガーデン）。
途中すれ違う人も、原付も居ないので二股に道が分かれたところで困ってしまい、Google Mapを開こうとしたけどまさかの圏外。
直感で方向を決めて走っていたら、頭上から何か視線を感じて…怖ッ！！！

もっと奥かも…と思って、その先の恐ろしく急な坂道を上る。
2ケツじゃ原付が進まないので、私が先に歩いて登り切ると山の上に待っていたのは倉庫風の簡素な建物と駐車場で、看板も寺院らしきものもなかった。

酷くシュールな灰色の像が一定の間隔で置かれていて、ライトアップできそうな配線が組まれているのでレストランかカフェかも…と思ったけど、人がいないので聞けずじまい。
アバンギャルドな庭園を造っている途中にも見える。

未舗装の急な坂道を慎重に降りたけど、目的のSecret Buddha Gardenの案内板も見当たらないため来た道を戻ることにした。

途中、偶然見つけたView Pointがあったので立ち寄ってみると、駐輪代は10Bだけどビューポイントの入場料：1人20Bを支払うなら無料らしい。
もぎり係のおじさんに「本当にキレイ？お勧め？」と聞いたら満面の笑みで「Yes!」を連呼し…

手招きして案内してくれた。

屋根付きのテラスには古いリクシャーが飾られていてその先は…

緑あふれるサムイ島内を一望できるようになっていた。
中央下部分に見える2本の太い道の辺りがこの山の入口。
ずいぶん走ってきたなぁと実感。

ビューポイントの斜め向かいにはもう1つ看板が立っていて、KHOWYAIWA WATERFALLと書いてある。
今年はタイ全体で水不足が叫ばれていたので立派な滝は拝めないかもしれないけど、滝まで30ｍって表記されているし、行ってみようか？と歩みを進めると…

戻りがしんどそうな急坂が延々と続き、どんどん下に下っていく。
30ｍどころじゃないし…！

100ｍくらい歩いてやっと開けた場所に。
水の音が聞こえてきて、更に奥に滝がある様子。
たぶんココから30ｍ(笑。

ゴツゴツした岩山と、コンクリで舗装された道を進むと…

滝に到着！乾季の終わりなのでチョロチョロ。
滝の脇に階段があったので夫が見に行ったけど、上部に神様らしき像があっただけで特に何もなかった。

炎天下、心が折れそうになる急勾配の坂を一生懸命登る。
また見に行くかどうか…と聞かれたら返事しづらいかも。
看板写真の様な水量を誇るのは雨季だろうけど、雨季にこの山を登って頑張って見に行くのは大変そう。

来た道をUターンして下山。

かなり下ったところにもう1つ滝の案内板があったのを思い出して寄り道を。
WANG SAO THONG WATERFALLは250ｍ先らしいけど、さっきの滝のこともあるし…本当かな？

すれ違うのが難しいほど細くて、足場が不確かな山道を延々と進む。
軽いトレッキングなら対応できるサンダルを履いてきて良かった。

終わりが見えてきたけど水の音がしないので、先に夫に見に行ってもらったら「浅い池のように水が溜まっているだけで、滝口が枯れて何も出てないよー！」と。
えぇぇ！こんなに頑張って歩いたのに。
どちらの滝も足場が悪いので雨季に行くには少し難しいし、乾季に行くと寂しい状態。あまりにガッカリして駐輪場のお兄さん、教えてくれればいいのにと思った。

気を取り直して、ラマイとチャウェンエリアに戻る途中にあるCrystal Beachに寄り道。

Crystal Beachは、ビーチチェアなどは特にないけどHOTELに併設されたお洒落なレストランがあって、そこを利用すれば誰でもゆっくり滞在できる。
自分で敷物を持ってきて木陰でまったりしている人も多いので気軽な雰囲気。

見事なパウダー状の真っ白な砂浜にテンションUP♪

それほど大きなビーチじゃないけど雰囲気は抜群。

Crystal Beachは、サムイ島内で１番透明で最も美しいビーチと言われているそう。
ため息が出るほど素敵だけど、今日は生憎水着を持参していないので足しか浸かれず夫が悔しがっていた。

そのあとはチャウェンエリアに戻る途中の坂道にある、昨日は上から眺めただけで帰ってしまったLad Kho View pointへ。

ラッド コー 観光名所

くの字型に曲がった下に延びる遊歩道を進んでいくと…

ラッド コー 観光名所

開けたテラスがあって、そこから海を見渡すことが出来た。
波は激しく、岩場もゴツゴツと荒々しい印象。
ここは磯釣りの人気ポイントにもなっているそう（街なかの土産物屋で釣り竿も販売している）。

ラッド コー 観光名所

帰りに偶然立ち寄ったコンビニで、なんとプーケットでもなかなか見かけることがない幻のPhuket Beerを発見したので、大興奮でレジに持っていく(笑。

カメラを置くため一旦HOTELへ。
明日夫はダイビング初日なので防水カメラの準備をしようと充電器を探したら、忘れたらしい（パッキングは私がまとめて行うけど、カメラ＆ガジェット類は各々で）。
BKKなら何とか入手できそうだけどサムイ島はどうだろう…と不安になり、明日引率してもらうダイビング会社に電話をしたら「もしかしたらTESCO LOTUSの家電屋か、Central Festivalのカメラ屋で販売してるかも」と教えてもらって慌てていて行ってみたけど、充電器の単体販売は無いと言われて玉砕。
意気消沈した夫は新型カメラを買いそうな勢いだし、とりあえず頭を冷やすため…

セントラル フェスティバル サムイ ショッピングセンター

Central Festival隣の毎日営業している“CHAWENG NIGHT MARKET”へ。
幻のPhuket Beerも入手した事だし、昨日のラマイサンデーマーケットのような雰囲気なら、今日もお持ち帰りしてもいいかな？と思ってたけど…

普通のフードコートだった。

外に食べに行くの面倒だからと思い、池の近くにあるムスリム系イーサーン料理屋台が集まる場所に立ち寄るも、ガイヤーン以外の料理は売り切れらしく肉だけ食べるのも気が引けるので…

小腹を満たすため【ガイヤーン】10Bを1本ずつ購入。
ダメ元でもう一度、ダイビング会社に問合せたところ「原付があるなら、Central Festival前の一通道路沿いにはたくさんの怪しいガジェット関係のSHOPがあるから、現物の充電池を持参して聞いてみるといいよ」と有力情報をもらった。

…で入手したのがコチラ。
電池を店員に見せたら無言である箱を取り出し、壁のコンセントに差すと充電が開始され得意げな表情をされた。
デジカメ電池を挟んで充電する仕組みらしく、かなり怪しいけど充電できるなら問題ない！
必死の思いで充電器を探して探し回ったので、私たちの感動もひとしおだった。
中国製の不思議なチャージャーを450B⇒350Bで購入。
HOTELに戻ってコンセントに差してみると充電中はちゃんと怪しく光ってるけど、いつ終了するのか、満充電はいつなのかさっぱりわからないまま。
しかも反応するときとしないときがあるけど無いよりはマシだし、充電されているのを祈るしかない。

チャージャー探しに時間を取られ、原付の返却が約束の20：00ギリギリになり、そこからシャワーを浴びたりしたので出かける支度が整ったのは21時半頃だった。
HOTEL周辺のレストランは閉まるのが早いし、この疲れを癒したいのでソンテウに乗って再び…

Central Festivalへ。
目的はタイに行ったら行きたくなるあの店。

セントラル フェスティバル サムイ ショッピングセンター

チャウェンメイン道路の一通側に面している“Wine Connection”が入っていて、深夜まで営業しているので、ここなら夜遅くても安心。

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

スタッフに尋ねたら500B以上のワインを選べば持ち込み可能らしいので、ワインショップでこのスペインの赤ワインをチョイス。

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

Menu。
22時をまわっていたので軽めのおつまみを中心にオーダーした。

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

【スペイン産赤ワイン】549B

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

【SERRANO HAM】100ｇ/150B
【OLD GODA】100ｇ/160B

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

【VEGETABLE SALAD】190B

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

【クリームブリュレ】100B
【白ワイン】100B
ワインが足らなくなったのでグラスを追加オーダー(笑。
あまりに疲れたので珍しく甘いもので〆る。
合計：1374B。

ワインコネクション デリアンドビストロ (セントラルフェスティバルサムイ店) イタリアン

帰りはソンテウを捕まえて、日付が変わる前にHOTELに戻ることが出来た。

夕方以降はバッテリーチャージャー探しに奮闘して、丸１日動きっぱなしだったから身体が悲鳴を上げているので、私は明日は昼までゴロゴロして過ごす予定。
夫は何よりも楽しみにしていたダイビングを控えて、テンション高いまま眠りについた。
続きは04へ。