水墨画のハロン湾クルーズ☆鍾乳洞を見学、新鮮な魚介も味わう！　［ホイアン・フエ・ハロン湾3つの世界遺産を巡る初ベトナムの旅6-1］

2016/03/10 - 2016/03/10

2016年3月10日（木）

この旅のハイライト、ハロン湾クルーズに出発！

あいにくの曇り空でしたが、奇岩の様子は思った以上にハッキリと見え、遠くの島影は水墨画のようです。

小舟が新鮮な海産物を売りに来て、船で調理してもらうということも体験！

鍾乳洞の見学もある、３時間のクルーズでした。

（旅行期間：2016年3月5日〜3月11日）

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

６時、起床。
一夜明けても、空はどんより…。

７時前、朝食のダイニングへ。
朝早いにもかかわらず、たくさんの人で賑わっています。

ノボテル ハロン ベイ ホテル ホテル

民族衣装を着た人形がいいね！

パンの種類は、ノボテルも豊富。

ヤカンがなんとも素朴。
ベトナムコーヒーが入ってるようです。ヤカンの左手に置かれているのはコンデンスミルク。

搾りたてのトマトジュースをいただけました。

いただきます！
イトコのＹ姉さんは、調子よくなさそう。でも、お粥などを少し食べていました。

ノボテル外観

道の向こうは、建設中のテーマパーク。

ロビー集合は、8：10。
テラスからの景色を見納めて、下に降ります。

８時半、ハロン湾クルーズのターミナルにやってきました。
かなりの数の観光客です。

船着場の両側に、ずら〜りと船が並んでいました。

それぞれに特徴があります。この船はちょっと高級そう。

私たちの船はこれ！
乗合の観光船かと思っていたら、ツアー貸し切りの船でした。

“このコースを周る船はコレ”というように、いわゆる観光船はないのでしょうか？
先ほどのターミナルは、どういう役割をしているのでしょうね。

ハロン湾クルーズの船も、フエのドラゴン舟同様、生活の場になっているようです。

ツアー客は、私たち以外に、３名の親娘連れの方がいらっしゃいました。
娘さんがハノイに住むことになって、ご両親が遊びに来たようです。
ハロン湾クルーズは、ハノイのツアー会社の催行とのこと。

景色を見るなら絶対、デッキ！２階に上がります。

ほかの船も、続々と出航。

島影が近づいてきました！

ハロン湾の、「ハ」は降りる、「ロン」は龍を意味します。
その昔、外敵の侵略に悩まされていたこの地に、龍の親子が降りたったという伝説があります。

敵を打ち破って宝玉を噴き出すと、それが奇岩となり、その後、海からの外敵の侵入を防いだのだそうです。

墨絵のようなグラデーションが、何とも言えません！

船は皆、同じ方向を目指しています。

岩と岩の間の水路に入りました。

犬の形の岩だったかな？

ほかの船も、次々、水路にやってきます。

それもそのはず、この少し先にハロン湾で一番の見どころが控えていました。

絵になる景色です！
体調不良で船室に引きこもっていた姉さんも、ガイドさんに連れられて、デッキに上がってきました。

「向こうに見えるのが、20万ドン札に描かれている香炉岩」
ガイドさん教えてくれたのに、横の大きな岩と思い込んでいました。
お札と一緒に写した景色は、お札に焦点が合って、どれが香炉岩やら…。（汗；

「香炉岩」、かろうじて写ってました！右端の、下に少し隙間のあるのがそうです。

バナナを積んだ小舟が、隣の船に近づいてきました。
（香炉岩の下の部分が、後ろに写っています）

振り返ると、ライフジャケットを付けた人たちが、後方の島を目指しているのが見えました。なにがあるのかな？

隣の船が走り出し、

私たちの船も進みます。

ハロン湾に浮かぶ、一艘の小舟。絵になるなぁ、なんて思っていたら、

あっという間に近づいて、ひょいっと、私たちの船に乗り込むではありませんか。

彼が持ってきたのは、カニ、大きなシャコ、ハマグリに牡蠣！
なんと、これらを船で調理してもらえるというのです。
シャコを２匹とハマグリ１個を買いました。１つ10,000VD（約500円）。
安くはありません、観光値段ですね。

小舟の人は、品物を置くと、また身軽に舟に戻っていきました。

次の見どころ、闘鶏岩にやってきました。
雌鶏と雄鶏の間に、玉子の岩があるそうですが、この日は海の下に隠れていました。

これは亀の岩だったか…。

見所の闘鶏岩の周りには、たくさんの船がいます。
隣の船はなにが気にくわなかったのか、私たちの船に体当たりしてきて、ちょっと怖い場面も…。

ガイドさんに促されて、船室に降りました。
「何か飲み物はいかがですか？」と言われ、温かい緑茶をいただきました。
これはツアー料金に含まれていました。

窓の外はこんな景色。

漁船かと思ったら、給油船？

犬が乗っていました。(^^)

デッキにいたら、外海に出ると船が揺れて危ないからと、船室に呼び戻されました…。
ハロン湾、鏡のような穏やかな海かと思っていましたが、結構、荒れています。

ほかの船は先を目指していなくなり、私たちの船は、戻っているような…。

左手の島に近づいていきます。

ダウゴー島でした。ここで下船。

ティエンクン洞という鍾乳洞を見学します。

階段を上って、

入口に到着。

極彩色のライトアップがベトナム風？

ティエンクン洞 洞穴・鍾乳洞

秋芳洞と比べてしまうと…ですが、なかなか見ごたえあり！

ティエンクン洞の一番の見どころ、天国の門。

クラゲのお化け〜。

天界の雲って言ってたかな？

外の光が差し込む場所。冒険気分が盛り上がります。

天国の門を裏側から。

鍾乳石の見事な柱。

天国の門の奥に、先ほどの外の光が差す場所が見えます。

水が流れていました。

そろそろ見学は終わり。鍾乳洞を振り返ります。

外の光が見えてきました。

鍾乳洞を出た所からの景色。なかなか良い眺めです。

船着場を目指します。

10：40、船着場に戻ってきました。

船に乗り込んだら、なんと、ランチタイム？？？
11時にもなっていません。お腹空いてないんだけど。

横浜港の屋形船で、料理を食べているうちに気持ちが悪くなったことあるので、ちょっと不安。大丈夫かな…。

船の人が、エビの殻を綺麗に剥いてくれました。
アサリの殻も。

買ったハマグリと、シャコが調理されて出てきました！
シャコも殻をむいてくれます。
ハマグリ、シンプルな味で食べたかったな…。

さつま揚げ風のカニ料理が出てきました。
これも甲羅から外してくれます。至れり尽くせり。
揚げ春巻きに、魚料理。

最後に、イカの海鮮炒め。
いろいろ出してくれるのは嬉しいのですが、こんなに食べられないよ〜！
たくさん残してしまいました。勿体ない…。

ご飯を食べ終わったら、船着場を目指します。

ハロン湾クルーズは、３時間半コース、６時間コース、船上泊もある８〜10時間コースがあるそうです。
私たちの船は、ティエンクン洞のあるダウゴー島の近くを周っだけの３時間。なんだか物足りない…。

とは言え、荒れた海で気持ち悪くなるのも嫌だし。船酔いする私としては、長時間のクルーズは、微妙。

船着場に戻ってきました。

次回があるのなら、天気のいい日に来たいなぁ。
ハロン湾への高速道路ができた暁には、ぜひ！

11：45、ハノイに向かいます。

姉さんの様子がイマイチなので、ガイドのツックさんが心配しています。

なんたって、フライトは深夜の０時半発。
ハノイに16時に着いたとして、飛行機のチェックインまで、かなりの時間あります。

少しでもハノイ滞在時間が減るように、焼き物で有名な“バッチャン村”の観光を提案してくれました。サンキューです！

橋の上が、海産物の市場になっていました。

海に浮かぶイカダが見えます。カキの養殖しているのでしょうか。

途中、トイレ休憩したお土産物屋さん。

帰りも、往きと同じ一般道。トラックを追い越し、追い越されの怖い道のり。
ガイドさんたちは、この道を週３回は行き来しているそうです。
今回のように泊りの時もあれば、日帰りもあり。

クルーズ船でお客さんが食べる料理はいつも同じメニューなので、バリエーションを付けてもらっているとのこと。
楽ではない仕事です。

姉さんは、眠ったおかげで少し元気になった様子。

バッチャン村、ハノイを観光したら、いよいよ帰国です。
ガイドさんのおかげで、ディープなハノイを体験します！