ハロン湾への怖～い道のり☆ダナンを発ってハノイから移動　［ホイアン・フエ・ハロン湾3つの世界遺産を巡る初ベトナムの旅5］

2016/03/09 - 2016/03/09

2016年3月9日（水）

近畿日本ツーリストのホリデイ・ツアー「ベトナム航空で行くリゾートの休日 ダナンと立ち寄りハロン湾・ハノイ」の旅は、いよいよ大詰めに近づきました。

ダナンからハノイに飛び、ハノイからツアーの車でハロン湾へと向かいます。

世界遺産のハロン湾、高速道路でビューン！と行けるのかと思いきや、ローカルな道…。
正面衝突しそうな追い越しに怯える、４時間の道のりでした。

ハロン湾の宿泊先、ノボテル・ハロンベイの部屋は、ハロン湾を望むテラス付き！
ホッとしたものつかの間、またもやトラブルが発生…。

（旅行期間：2016年3月5日～3月11日）

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

６時、目が覚めます。
身支度をしているうち、ふと気がつけば、この日も朝日がダナンの海を赤く染めていました！

ダナン マリオット リゾート＆スパ ホテル

７時過ぎ、朝日がプールに映っています。

朝日に光る海もいいね！

7：20、朝食のダイニングへ。
静かな朝の雰囲気が、テーブルに漂っています。

ヴィンパール・ダナンでの朝食の食べ納め。名残惜しい…。

フォーも食べ納め。ハーブをたっぷり乗せていただきます。

この日のドラゴン・フルーツは、白でした。残念…。

プールも見納め。

プールの向こう、漁船が横切って行きます。こういう景色は、ダナンならでは。

浜辺を見納め、

庭も見納め、

部屋に戻ります。

９時半、現地ガイドさんが迎えに来て、ダナン空港へ。
あっという間に、空港に到着。

それほど大きくないターミナル、お店がたくさん入っているわけではないものの、洒落たお土産を買うことができました。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

刺繍の施された、ファスナー付きの小さいバッグが、なんと、100,000VD（約500円）。
買うっきゃないでしょ！

ジャスミンティー45,000VD（約200円）、ドリップコーヒー100,000VD（約500円）。

シルクと綿素材のチュニックが450,000VD。
約2000円？思わず買っちゃいました。

飛行機は11：35発。ゲートで搭乗案内を待ちます。

ハノイ行きの飛行機

３席、３席の並びでした。

予定の12：55より早く、曇り空のハノイ空港に到着。
ハノイはダナンより北にあるので、長袖でちょうどいいくらい。

アンコール遺跡の旅行で乗り換えたハノイ空港。古そうな管制塔が懐かしい。
この管制塔、現役らしいです。

ターミナルに入って、

手荷物を受け取り、ガイドさんと無事、合流。
昼食が行程に含まれていなので、ベトナムのサンドイッチ“バイン・ミー”を買って、ツアーの車に乗り込みます。
温められたバイン・ミーに感動！

ツアー参加者はイトコのＹ姉さんとぶどう畑の２人なので、５人乗りの車でした。
13：15、現地ガイドのツックさん、ドライバーさんの４人でハロン湾に向けて出発！

2014年11月には、まだ建設中だった国際線新ターミナル。
旧ターミナルは、首都の空港なのに、田舎くさくてビックリでした。
2015年1月にオープンした新ターミナルは、どんなかな？

走り出してすぐ、車の中でランチ。
バイン・ミーを初体験。バゲットが程よく柔らかく、とても美味しかった！

15時、最初のトイレ休憩。大きな土産物屋に寄ります。
たくさんの職人さんたちが、こんな風に刺繍の作業をしていました。

シルク製品と比較すると、お菓子類はえらく高いというのが実感。
スーパーに行けなかったので、値段の比較ができませんが…。
ハスの実などが入ったチョコは１箱 約1000円。
青豆のお菓子は、キナコの落雁という感じで、お薦め。１箱約500円。

＃ツアーで寄る土産物屋の品物より、空港のほうが安かったので、ツアーを利用される方はご注意。

土産物屋で一休みしたら、再び、ローカルな道へ。
バイクが積んでいるのは、野菜でしょうか？

こちらはレモングラス。ベトナムでは、料理によくレモングラスを使うそうです。

車は、畑や田んぼの広がる所や、いくつかの街を抜けて行きます。
その道は、ダナン〜フエ間のように、快適とはいきませんでした。

街中では、車線の右はバイクに占領され、郊外に出ると、威圧的なトラックにクラクションを鳴らされます。

ベトナムでは追い越しの合図がクラクションなのか、バイクのピーピー、トラックのブブーが、常に鳴り響いています。

対向車線をはみ出して、車が突進してくるし、こちらも対向車線をはみ出して、追い越しをかけます。
無理な追い越しをかけてくるトラックが、怖いのなんの…。

４時間ほど走った、17時過ぎ、ハロン湾に浮かぶ島に似た景色が現れました。

遠くに、ハロン湾の島影が見えます！でも、天気はどんより…。

ガイドさんによると、昨日は土砂降りの雨だったそうです。
明日の予報も、あまりよくなさそう。どうぞ、雨だけは降りませんように。

ハロン湾入口のゲートをくぐってから、約10分、

17時半、今夜の宿“ノボテル・ハロンベイ”に到着。

ノボテル ハロン ベイ ホテル ホテル

ガラスの向こうにプールが見えます。
ヴィンパールほどではないけれど、このホテルもリゾートの雰囲気。

レストラン、

ラウンジ、なかなか良さげです。

そして、今夜のお部屋1109号室は、なんと、ベランダ付！

バスタブ、シャワーブースあり。

バスルームには２つドアがあって、ベッドルームとの間はスライド式のドア。
バスルームの音が筒抜けになるため、これはイマイチ…。

バスアメニティ

クローゼット。バスローブがいいね！セイフティボックス完備。スリッパもありました。

ベランダからの景色は…。
遠くにハロン湾の島影が見えるのは嬉しいものの、ホテルの前にアミューズメント・パークを建設中で、味気ない風景が広がっていました。
アミューズメント・パークが完成したとして、水墨画のようなハロン湾の景観にそぐわない気がします。

ホテルについて、ホッとしたのもつかの間、またまた姉さんが体調不良…。
これまでの疲れと、快適とはいえない４時間の道のりが胃に来たようです。

お風呂に入りたいというので、バスタブにお湯を入れました。
お湯に浸かったら、少し気分がよくなったようですが、夕食は無理とのこと。
心配です…。

18時半、灯りがきれいになってきました。
まだお腹が空かないので、買ったお土産をパッキング。

19：40、ひとりレストランへ。
この日はビュッフェで食べ放題のプランがありましたが、朝食のメニューと変わらないような気がして、アラカルトにしました。
まずは、スイカジュースで乾杯。

温かいパンが出てきました。このパンも美味しかった！

エビのグリルにも惹かれましたが、“ブンチャー”というのを注文してみました。
運ばれてきたのがコレ。

ブンチャーは、ベトナムの付け麺でした。
添えられた揚げ春巻きや、豚肉が美味しいこと！

レストランで食事をしていた韓国の団体さんは、部屋に戻ったようです。
静かになったロビーを撮影。

ホテル入口。ノボテルの入口は山側にあります。

ベトナムにはキップリングの工場があるそうで、入口脇の売店にも、キップリング製品が置かれていました。

21時、部屋に戻って、ベランダに出てみます。
細かい雨がパラついていました。

バイチャイとホンガイを結ぶバイチャイ橋が七色にライトアップされ、綺麗です！
ボーっと霞んだ夜景も悪くありません。

とはいえ、明日はどうぞ、雨が降りませんように…。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2016/06/22 21:18:29

  カラフルに蘇ったベトナムの街

  ぶどう畑さん、こんばんは。
  
  すっかり旅行記の方はご無沙汰して申し訳ありません。
  ぶどう畑さんの旅行記はゆっくり時間があるときに、と思っていまして。
  
  ベトナムって私、ベトナム戦争のあのむごたらしいシーンがまず浮かびますが、あれから随分経ったのですね。
  なんとカラフルな街に蘇ったのでしょう。やっぱり平和っていいですね。
  
  それにしても、ヨーロッパの街並みとは違う異国情緒豊かな風景。
  旅行記でベトナム旅行させていただきました。
  景色よし、ホテルもよし、食べ物もよし、お買い物も楽しそうだし、旅行記の中のぶどう畑さん、いきいきしていらっしゃいますね。
  
  いろいろ面白かった。
  え〜〜っ、街に入るのに、お金がいるの？
  国際女性デーっていろいろなサービスがあるのですね。
  あ、巻貝をとって針でつついて食べた話、ぶどう畑さんもそんな経験あるのですか？
  
  楽しく拝見させていただきました。
  カナダ編が始まらないうちに続きも早く拝見してしまわなければ・・・。
  
  では、またー。
  
  himmel
  

  ぶどう畑さん からの返信 2016/06/23 21:36:56

  RE: カラフルに蘇ったベトナムの街

  himmelさん
  
  ぶどう畑です。
  投票＆コメントをありがとうございます！
  
  ホイアンは、戦争の被害に遭わずに済んだみたいですよ。
  ダナから日帰り観光で訪れたフエは、王宮がベトナム戦争の被害に遭って、廃墟になっていました…。戦争のむなしさを、つくづく感じます。
  
  アジアに行くと、第二次世界大戦後、日本は驚くべき復興を遂げたことを痛感します。そういう国は、珍しいと思います。
  
  って、ドイツばかりに行って私が、すっかりアジアづいてしまった。（笑）
  でも、himmelさんの旅行記を拝見したら、ミュンヘンの街並みが目に浮かび、無償に行きたくなりました。
  
  ハノファーから日帰りで行ったベルリンは、2006年でしたから、ベルリン中央駅の周りも変わったでしょうね。
  ガラス張りの駅が、懐かしい！ずいぶん、カラフルにデコレーション（？）されてるようだけど。
  
  ICEはずいぶん混んでいたんですね。
  しかし、座席の予約の表示が消えるって、困りますね…。
  
  暑くてたまらなかった旅行記の続きも待ってます！