2016/04/30 - 2016/05/05
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nichiさん
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アグラで急遽ガイドさんを雇い、タージ・マハル、アグラ城、そして遠くのファティーブル・シークリーまで行ってしまった私たちは、寝不足と猛暑のため熱中症直前。
ホテルに戻って最上階のプールで体を冷やします。
もう外出する気にもなれず、ホテルのプールサイドレストランで夕食に。
これがまた美味しかったこと。
翌日はアグラからヴァラナシまで列車の旅。
アグラを10時50分に出発してヴァラナシに20時10分に着く予定が1時間遅れで21時過ぎの到着に。
寝台車の1等を予約していたのですが、インドの列車事情はこんな感じなんだなぁ~と実感。
10時間は長かった~
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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インド人女性ガイドさんを振り切り、早めにホテルに送ってもらった私たちは最上階のプールへ。
泳ぐというか体を冷やします。
私たち以外に欧米のご家族が2組、インド人のお金持ち風のご家族が1組いらっしゃいました。
欧米の1組のご家族に話しかけられ少しだけお話しました。ドイツのご家族で、暑くて耐えられず、ホテルのプールで体を冷やしているとのこと。
インド人のご婦人が、サリーでプールに入っていたのにはビックリ!
ホテルスタッフも何も言わないので通常のことなんでしょう。
私たちも、プールサイドで本を読みながらゆっくり泳ぐという贅沢な時を過ごしました。 -
プールサイドはレストラン
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タージ・マハルも見えます。
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水着のままで席の予約を入れちゃいました。
今晩はもう外出したくありません。
ここで夕食にします。
プールからあがって部屋で着替えて再びプールサイドへ。 -
最高の席を用意してくれました。
家内の視線の先にはタージ・マハルがあります。
だんだん陽が沈みます。 -
インドのビール
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キングフィッシャーです。
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ビールを頼むとパパルが出てきます。
揚げ煎餅ですね。 -
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だんだん暗くなってきました。
タージ・マハルもこんな感じです。 -
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厨房が見えます。
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チキンビリアニ
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サフランライスとともにカレー風味のチキンを戴きます。
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サティです。
インド風の焼き鳥ですね。 -
テーブルにはローソクの灯り
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結局、ビールの大瓶を2人で4本飲んじゃいました。
夜風が涼しく気持ちのいい環境のレストランでした。
味もGOODでしたよ。 -
翌朝の部屋からの景色。
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家内もくつろいでおります。
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部屋から見る朝のタージ・マハル
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ホテルのビュッフェレストランで朝食を戴き、チェックアウト。
昨晩の夕食は2,880ルピー
税サービスが167ルピー
合計3,247ルピー(5520円)
シェラトンでビール飲んで夕食を戴いた割には安かったです。
美味しかったし〜 -
予定通り8時30分、送迎の方に迎えに来てもらいました。
時間に不正確な方が多いとネット情報にありましたが、今のところ全て正確です。
このドライバーさんはほとんど英語が話せず。
変な発音の単語を並べるだけです。 -
アグラの東のハズレにあるツンドラ駅に向かいます。
リキシャーが街中を行き来しています。
インドに来てからまだ乗ってないなぁ〜 -
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アグラのホテルを出てから40分。ツンドラ駅の少し手前でドライバーさんが「ここで降りて駅まで歩いた方がいい」と言っている感じ。
見た感じ、車が渋滞で進まないからのようです。 -
車から荷物を降ろしているとポーターたちが寄ってきます。
ドライバーさんがジェスチャーで「雇う?」
事前にネットで調べてこの駅には長い階段があることを知っていたので雇うことに。
ドライバーさんが言うには50ルピー×2個=100ルピーと交渉してくれたようです。(これが後ほどトラブルのです)
ポーターは我々の列車のチケットを確認し、頭に布を巻いてヒョイと荷物を頭に載せました。
ここまで送ってくれたドライバーさんには50ルピーのチップを渡してさようなら。
ドライバーさんはヒングリッシュで「タンキュー」(Thank youのことです)
我々2人はポーターのあとをついていきます。 -
やっとツンドラ駅が見えてきました。
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撮影してませんが、長い急な階段を登りました。
ポーター雇って良かった〜
それにしてもこの2人のポーターさん、身体能力が高い。 -
今度は階段を降ります。
スピードが速い。 -
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このホームのここで待て!とゼスチャーで表現されます。
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ポーターさんたちと一緒に写真も撮ったりして列車を待ちます。
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ホームでの放送はほとんど聞き取れません。
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3等車は大変です。
朝の山手線のようで、酷暑の中冷房はありません。
1等を予約しておいて良かった〜 -
どんどん様々な列車が入ってきますが、どれだかわからない。
すると、ポーターが「これだ!」と言って荷物を列車に載せてくれました。
50ルピー×2=100ルピーを払うと「NO!」
???
我々を送ってくれたドライバーさんが50ルピー×2個=100ルピーと交渉してくれたはずだと英語で主張すると、それはプラットホームまでの金額で、列車までではない。写真代もあるので、100ルピー×2個+チップ×2人とジェスチャーと変な英語で要求してくる始末。
時間もなく仕方がないので、100ルピー×2を払い、「これはチップも含めてだ!」と言って追い返しました。
2人ともニヤッとして帰っていきました。
「してやったり!」
とでも思ったのでしょうか?
インド人恐るべき〜〜
もっと毅然とすれば良かったのかなぁ〜?
インド在住の日本人の方のブログで、カースト制度で低い階級の方に何かしてもらったら少額で構わないのでチップを渡した方がいいと記してありました。
ポーターさんは低い階級であるらしく、写真を撮ってもらったら少額でもチップを渡すのがマナーだとは思うけど、要求額は2倍以上だもんなぁ〜
私がこんなことしちゃうと「日本人はカモだ!」と思われてしまうのかなぁ〜?
200ルピーは340円です。 -
1等車はどこ〜?
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1等車は冷房が効いていて快適。
個室が3つ並んでいます。
2人部屋×2
4人部屋×1
ここが1等。
同じ車両に2等車がありました。
冷房は効いていますが、個室ではなくカーテンで仕切るタイプ。
右側に並んでいるカーテンは小窓です。 -
こんな個室。
2段ベッドです。
少し硬めのベッドですが、ここに10時間座ることになります。 -
上段はこんな感じです。
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荷物の置き場はないのでここに置きます。
洗面シンクはありません。
狭い部屋で10時間いることになります。
部屋から出ていける所はトイレのみ。 -
ベッドに座って廊下を見るとこんな感じ。
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綺麗に清掃されてはいますが、かなり老朽化しています。
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部屋の窓は小さめ。
ここで車掌が挨拶にきました。
「私はこの部屋の担当です。」
と言って部屋の説明、トイレの説明、
「部屋の鍵は必ず閉めてください」
「昼食はどうしますか?」
「何か困ったことがあれば言ってください」
と、少々難解な英語(ヒンズー語)で丁寧に話してくれます。
ちなみに「Thank you」は「タンキュー」
昼食は1種類のお弁当のみ。
2人分お願いしました。
「ヴァナラシに着いた時、私たちは認識できない」
旨を伝えると
「私が到着前に案内します」
てな感じ。 -
コンセントに変圧器を経由して
スマホ×2台
WIFIルーター
DVDプレーヤー(映画用)
を10時間、順番につなぎました。 -
何の予兆もなく突然ですがゆっくりと出発しました。
10:50発
定刻です。 -
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10時間の車内、みなさんブログで「退屈だ〜」と記してらしたので、
DVDプレーヤーと映画、単行本などは準備済み。
到着までの間、映画3本見ちゃいました。
単行本もあって良かったです。 -
いくつもの駅に停車します。
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コンコンとノックの音
家内が「YES?」と答えると
車内清掃のようです。
鍵を開けると制服を着た20代の若い男性とモップを持った老人。
若い男性は老人に室内の所々を指さし、老人がそこを清掃します。
若い男性は指示係で手を動かしません。
親子以上に年が離れているように見えますが、、、、
2人にチップを渡そうとすると、若い方は拒否。
老人の方に渡してくれと。
家内が老人にチップ(20ルピー)を渡しました。
老人は「ダンニャバード」とヒンズー語でありがとうと言って手を合わせてくれます。 -
色々な駅に停車します。
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この駅では大人数が乗り込んでくるようです。
この列車の3等車は大変なことになっていることでしょう。 -
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ガタゴト揺れながら進んでいきます。
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荒涼とした景色が続きます。
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トイレだけは泣きたくなりました。
特に女性は大変。
便器の下には線路が見えてます。
当然トイレットペーパーなんてありません。
左手でお尻を拭いて右手で水桶の水をすくって左手を洗うタイプですが、日本人には無理!
除菌クリーナーと除菌シートでドアノブとか鍵とかノズル、その辺を消毒しながら入る感じ。 -
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昼食が届きました。
100ルピー×2人分=200ルピー(340円)です。
安い〜 -
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開けてみます。
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カレーです。
これは、美味しいとか不味いではなく、辛くて辛くて無理!
私も家内も1/3ほど口にしたところでギブアップ!
ミネラルウオーターを飲み続けましたが、夜まで舌がピリピリしてました。 -
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野菜
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DVDプレーヤーで映画を見ていたら「コンコン」とドアノックの音。
また清掃のようです。
先ほどの若者と老人。
今度は若者がパンツのポケットに手を突っ込みながら芳香剤スプレーを室内に撒きます。
老人はゴミ箱を綺麗にしてくれています。
「う〜ん?」
老人にチップを(20ルピー)を渡すと若者が「もう渡さなくてもいい」というそぶり。
この国の人間関係はどうなっとるんだぁ〜? -
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ドアの外を「チャ〜イ!」「チャ〜イ!」
とインド紅茶を売り歩く声が聞こえます。 -
線路の真ん中に「野良牛」
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丁度このころ、(18時頃)ドアを「コンコン」とノックする音が。
家内がドアを開けると背の高いインド人が立っていて
「ダイナ」「ダイナ」
我々は???
よーく聞いてみると、「Dinner」をどうするのか?
と言うことのようです。
「どんな種類の夕飯があるの?」
と聞いても会話にならず。
英語は通じません。 -
ヴァナラシに着いてから夕飯食べられないと困るので、夕飯のお弁当を頼みました。
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夕陽が沈みます。
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定刻より1時間遅れて21時過ぎ、ヴァラナシに到着です。
車掌さんが知らせに来てくれ降りる準備です。
ここで夕飯が部屋に到着!
頼んでから3時間後です。
遅すぎ〜〜
「Too late!」
もう下車する旨を伝えてお断り。
ホームに入る時、まだスピードが出てますが、
車両のドアが開けられました。
アグラを午前10時50分に出発して10時間。
DVDプレーヤーで映画観て、単行本も読んでやっと着きました。
永かった〜 -
降りたらホームは凄く騒がしい。
出迎えの方にお会いできました。
綺麗な英語を話すインド人男性です。 -
綺麗な英語を話すインド人ガイドさんと話しながら進みます。
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私たちが英語を話すことがわかると質問攻めにあいます。
インドに来てから何をしたか?
食事はどう?
インドについてインドに来る前のイメージは?
日本人にとってのインドのイメージは?
来てから印象が変わったことは?
仕事は何をしていますか? -
通路には大勢の方が座っていたり寝ていたり。
決して貧しい方々ではありません。 -
ガイドさんと色々話しながら歩きます。
外国人がインド人からカーストを聞かれたら宗教のことだそうです。 -
日本のIT企業について質問されます。
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駅の待合室は大勢の人人人〜
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お迎えの方の車でホテルに向かいます。
凄くきれいな英語。
素晴らしいです。 -
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車はガンガー(ガンジス河)を渡ります。
大河です。 -
結婚式だそうです。
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華やかです。
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ホテルに到着!
ホテルはヒンダスタン インターナショナル(Hindusthan International)
ドアマンと家内は「ナマステ」 -
吹き抜けのロビー
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チェックン
レストランは22時がオーダーストップ。
ギリギリ間に合いました。
部屋に行って荷物を置いてから来ることを伝えて一度部屋へ。 -
部屋へ
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広くてなかなかいい部屋です。
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部屋を出てホテルのレストランへ。
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オーダーストップは22時。
ギリギリでほてるのレストランへ。 -
ビールでかんぱ〜い!
他にはお金持ちのインド人の大家族が1組いらっしゃいました。 -
もちろんインドのビール。
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キングフィッシャーです。
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フライドライスを
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チキンマサラと戴きます。
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左はチキンマサラ
右はフライドライス -
ナンと戴きます。
インドで戴くナンは日本のインド料理屋さんで戴くナンと少々異なります。
日本の方がフワッとしています。 -
チキンマサラはコクのある深い味でした。
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最後にチャイ。
あま〜インド紅茶です。
陽気なホテルのレストランスタッフと談笑。
楽しかったです。 -
チェックをお願いするとレシートとともに出てくるのがこれ!
口の中がスーッとします。
インド料理は香辛料が強い料理が多いからかな?
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