2016/04/29 - 2016/05/05
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nichiさん
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早朝、ガンジス川の沐浴と朝日を観た私たちは、車でホテルに送ってもらいました。
まだ朝の7時30分
ガイドさんはここまでで終了のはずでしたが、急遽、「サルナート」に連れて行ってくれないか交渉。
ホテルで朝食を戴いた後の9時に迎えに来てもらい、「サルナート」に連れて行ってもらうことに。
1,500ルピー×2名=3,000ルピー(5,100円)
サルナートはヴァラナシ郊外の街で、遺跡の街。
ブッダが初めて説法を行った場所です。
インドは現在ヒンズー教の国ですが、仏教文化が華やかだったころの遺跡が残る、仏教聖地です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルでの朝食を終え、急遽お願いしたガイドさんにサルナートに連れて行ってもらいます。
ヒンズー語しか話せないドライバーさんと日本語ペラペラのガイドさんと私たち2人の4人でサルナートに向かいます。
ガイドさんと3人で日本語で様々な話をしました。 -
車で30分、サルナートに着きました。
まずはムルガンデ・クティ寺院へ。 -
1931年に建てられたスリランカの仏教寺院です。
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靴を脱いで入ります。
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日本から送られた鐘。
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昭和7年9月吉祥日
大日本佛教聯合會
とあります。 -
日本人画家「野生司香雪」によるブッダの一生の壁画があります。
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壁画をインド人ガイドさんの素晴らしい日本語の詳しい案内で順番に拝見します。
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母が妊娠中、夢枕に白い像が現れます。
ヒンズー教において「白い象」は神聖なもの.
母がお坊さんに尋ねると「象は幸せの元です。」 -
誕生
紀元前463年、釈迦族の王子としてブッダは生まれました。
蓮の上に立っています。
生まれてすぐに7歩歩いたとのこと。 -
お坊様がブッダを抱いています。
このあと30歳まで城で贅沢三昧の生活を送ります。 -
外の世界を観たくなり、城を出る機会を覗うブッダが右側に描かれています。
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外の世界を見たブッダが見たものは、、、
「四門出遊」と言われる逸話が絵になっています。
下から
ブッダは老人を見る。何故腰が曲がってヨボヨボなのか?
ブッダは痩せ細った病人を見る。なぜこんなに細く衰えているのか?
ブッダは葬式を観ます。人間の最後とは何なのか?
ブッダはお坊様に会います。痩せて汚い身なりなのに凛としている!
ブッダは老い病気死に出会い人の運命を悟りました。 -
城に戻ったブッダは城を出て出家することを決意します。
家族が寝ている間に城を出るブッダ! -
ガヤのウルヴェーラの苦行林で6年間苦行を積みました。
スジャータと言う娘が粥を差し出しています。 -
苦行の末、悟りを開いたブッダ。
争いには加わらず、誘惑にも負けません。 -
悟りを開いたブッダは、帰郷。
皆さんから大歓迎を受けています。
サルナートで初説法の絵です。 -
布教活動
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争い事を諫める。
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80歳で亡くなったブッダ。
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私たち2人と日本語が堪能なインド人ガイドさんの3人しかいない中、インド人ガイドさんの丁寧でゆっくりとした解説を聞くことができました。
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金色に輝く仏像
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壁画を描いた野生司香雪(のうすこうせつ)自筆の記録
日本人として誇りを感じます。
自分は何もしていない。
何もできない。
のですが、、、、、、 -
ムルガンデ・クティ寺院の外観です。
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菩提樹があります。
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この菩提樹は、ブッダが悟りを開いたブッダガヤの菩提樹を期限に持つとのことです。
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隣のダメーク・ストゥーパへ。
チケット購入
100ルピー×2名(ガイドさんの分はかかりません) -
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中に入ってみると、広大な遺跡公園が広がっています。
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綺麗に管理された芝生や木々の中にひときわ大きな「ダメーク・ストゥーパ」が遠くに見えます。
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ストゥーパとは仏塔(ぶっとう)のこと。
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発掘されたアショカ王柱です。
紀元前3世紀のアショカ王はインド国内の戦乱で多くの血を流したことを悔い、仏教に帰依しました。
アョカ王は多くのストゥーパや石柱を建てました。 -
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インドでは6世紀ごろまでは仏教国でした。
しかし、次第にヒンドゥー教が力を延ばしますが、1203年のイスラム侵攻によってインドの仏教も多くの寺院は破壊されました。 -
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イスラムによって破壊された仏教寺院の遺跡です。
そして18世紀には建材として使用するためにさらに破壊されてしまいました。 -
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廃墟の先に見えるのがダメーク・ストゥーパです。
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6世紀にアショーカ王によって建てられたもので、高さは43.6mあります。
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「ブッダの初説法の地」に建てらたのがこのダメーク・ストゥーパです。
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でかっ!
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元々ここには仏像がありました。
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このガイドさん、日本語がうまいだけでなく、日本人の心がわかっています。
私たちの距離感も素晴らしく、気遣いもあります。
決して押しも強くありません。
夢は?
と日本語で尋ねると、インド人を連れて日本観光のツアーを組みたい。
日本は行ったことはないが、インド人と日本人の意識や好みの違いを分かっているつもりなので、お互いに満足できる旅行を企画できると思う。
という回答!
ありがと!
最後に名刺交換しちゃいました! -
車でガイドさんにヴェナレスまで送ってもらってツアー終了です。
13時近かったので、お勧めのレストランを教えてもらい、その近くで降ろしてもらうように依頼。 -
ヴェナレスに帰ってきました。
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ここのレストランの前で降ろされました。
ここなら私たちのホテルにも近いし、冷房が効いているし、味も確かだし、日本人にも喜ばれるレストランだとのことです。
そうです!
地元のレストランはエアコンが無い方が多いようです!
家族とここに来ることもあるそうです。プライベートで利用しているんですね〜
ガイドさんは中には入りません。
そうです!
バックマージン目当てではないんです! -
レストラン名は「LEMON GRASS」
まずはビールで乾杯!
酷暑だったので美味しい〜
スタッフに英語が通じました。
オーナーっぽいおじいちゃんは英語は無理のようですが、、、、、 -
チキンタンドリと、
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フライドライスと〜
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フィッシュカレーを頼みます!
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このフィッシュカレー美味!
フライドライスにかけて戴くのがポピュラーだというので頼んでみたら
本当に美味しかった!
日本のインドレストランでも試してみることにしました。 -
このチキンタンドリですが、日本のタンドリーチキンよりかなり濃くスパイシーです。
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仕上げはラッシーです!
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本場のラッシーです。
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食後のお決まりです。
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レストランから出たら酷暑!
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スマホで位置情報を確認すると、ガイドさんの言うとおりここからホテルまでは800mほどのようです。
10分も歩けば着くでしょうが、暑い〜〜〜! -
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ここを歩いていると、リキシャーのおじさんがかわるがわる話しかけてきます。
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「どこに行きたい?」
「私を雇え!」
「いい店に連れて行ってあげる」
怖いぐらいに話しかけてきます。 -
私たちが珍しいのでしょう。
かなり様々な方が話しかけてきますが、ほとんどの方々が興味本位だと思われますが、たま〜に恐怖を感じる人も、、、、 -
プロパンガスはこうやって移動
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早くホテルに帰りた〜い!
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暑い!
リキシャーはうるさい! -
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ホテルに着きました。
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フーッ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- picotabiさん 2016/05/30 21:44:34
- 仏陀…
- こんばんは。仏陀はスリランカに歯が祀られている寺院があるのですが
正直仏陀は定義もいろいろなようでどのような人なのかピンとこなかったのが
こんな物語があるのと、絵で表現されていることで少し親近感が湧きました。(その寺院には行ってないのです)
なんで家を出たのでしょう!? 贅沢三昧だったのに…
あとガイドさんが…素晴らしい方ですね。日本に行ったことないのにそこまで言えるのは日本人のことがすごく好きな方なんじゃないでしょうか。気付きの人ですね。
- nichiさん からの返信 2016/05/31 10:06:07
- RE: 仏陀…
- コメントありがとうございます。
お城で贅沢三昧だったブッダは籠の鳥状態であったらしく、一度外の世界を観たいと思ったとのこと。
その時に見た外の世界が、「四門出遊」と言われる逸話だそうです。
そこで出家をするために家を出たとのことでした。
流暢な日本語を話すインド人ガイドさんのお陰で有意義な時を過ごすことができました。
自己主張がなく、謙虚で気遣いがあって、日本が大好き。
日本人の心が大好きだそうです。
考古学博物館にも寄りました。
撮影禁止だったので旅行記には記しませんでしたが、ここで様々なことを教わりました。
ヒンズー教と仏教の様々な共通点(特に心理的なこと)を教わりました。
インド人にも色々な方がいらっしゃいます。
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