2016/04/29 - 2016/05/05
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nichiさん
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昨晩、アグラより寝台列車で10時間。ヴァラナシに到着。
ホテルのレストランで夕食を済ませ、サッサと就寝。
翌早朝、日本で手配済みの「沐浴見学ツアー」へ。
朝5時にガイドさんが迎えに来てくれ、家内と3人でボートに乗ってガンガー(ガンジス川)の沐浴を見学。
今回の旅行の目的の一つです。
日本語が堪能なガイドさんで、色々詳しく教えて頂きました。
毎年100万人のヒンズー教徒が沐浴を目的に訪れます。
ヒンズー教徒は、現世の罪を流れ落とすためにガンガー(ガンジス川)で沐浴をします。
ガイドブックの表現を借りると、「インドの神秘」を体感しました。
決して綺麗ではない川に入り、熱心に祈るヒンズー教徒の方々を拝見し、心を打たれました。
人生観、宗教観の違いを強く感じました。
撮影禁止ですから写真は撮っておりませんが、火葬場はショッキングでした。
朝日も綺麗でした。
インドの方にとってガンジス川とは何なのか?
どんな存在なのか?
少しだけ感じることが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まだ暗い朝5時30分。
ホテルにガイドさんが車で迎えに来てくれました。
これよりガンガー(ガンジス川)の沐浴と朝日を見に行きます。
沐浴見学はボートのトラブルが多いとのネット情報により、日本でガイドさんの手配を済ませておきました。
日本語が堪能なガイドさんで、日本が大好き。
人柄も良く、気遣いの素晴らしいインド人青年でした。 -
車で10分。
ここからは車を降りて歩きます。 -
物売りの方々がお店を開く準備中のようです。
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歩道にはゴミと野良牛。
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こちらもゴミと野良牛
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道のど真ん中に野良牛。
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ここにも。
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こんなところにヴォーダーフォンの携帯ショップ。
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おばさんが売っているのは歯磨きの為の小枝だそうです。
勧められてもな〜 -
ガンガーが近づくにつれ、お店が増えていきます。
ヒンズー教徒の方が、ガンガーの水を持って帰るためのプラスチック容器とか、、、
蝋燭に火を灯してガンガーに流す為のプラスチック容器とか、、、 -
ダシューシュワメード・ガートの入口です。
一応セキュリティらしきもの。
でも作動していないみたい、、、、 -
ガンガーの川岸が近づきます。
8割が沐浴が目的のヒンズー教徒、2割が観光客です。 -
ガイドさんのあとについてボートに向かいます。
ボートの売り込みがたくさん近づいてきます。
少々怖い感じです。
ここでのトラブルが多いことはネットで判っていたので、日本でガイドさん付きのボートツアーを申し込んでいました。
まさか日本語を話すガイドさんとは思わなかったのですが、ガイドさんの日本語力は凄かったです。 -
これから沐浴をするヒンズー教徒の方々のようです。
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ガイドさんが日本語で「こちらで少々お待ちください。ボートを探してまいります。」
た〜くさんのボートがいるのですが、その中で決まったボートがあるようです。
私と家内が2人で立っていると、様々な方々が「Boat?」と言ってきます。
かなりしつこいんです。
「No!Already!」
と言うのですが、諦めない方々が集まってきます。
私は「聖なる河ガンガー」を眺めてます。 -
ガートと言う沐浴場がガンガーの西岸に84ケ所あります。
岸辺から階段になっていて、ヒンズー教徒の方々は階段を降りてガンガーに入ります。
皆さん、荷物をパラソルのような傘の下の板の上に置き、ガンガーで沐浴をしています。
ここだけ見ると、湘南の海のようですが、もっともっとシリアスで神秘的なんです。 -
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観光客は続々とボートに乗ります。
皆さん日の出とヒンズー教徒の沐浴を観るのが目的です。 -
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ここはダシューシュワメード・ガートです。
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沐浴をする方々。。
ご家族だそうです。
正直、川の水はかなり汚れています。 -
ガイドさんがボートを見つけてくれて、私たちも乗船!
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私たちもガイドさんと3人でボートに乗りました。
漕ぎ手を入れて4人で乗ってます。 -
ガイドさんと奥は船頭さん。
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出発です。
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私たちが乗っているボートはこれと同じです。
これに私たち夫婦とガイドさんと漕ぎ手の4人が乗ってます。 -
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イチオシ
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この独特の雰囲気をどう表現したらいいのか?
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ボーダーフォンのボート??
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様々なインドの地方の王様が建てた別荘が残っています。
ガンガーの岸辺を石造りに整備して、眺めの良い別荘を建てることはインド各地の王様の夢だったとか、、、、、
皆さん、沐浴の為に建てたそうですが、今ではリニューアルしてホテルになっていたり廃墟だったり。 -
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乾期だからこれでも水量は少ない方だそうです。
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おっ?
これは? -
40年前にインド人と結婚され、後に日本人宿「久美子の家」を始められた久美子さんのバックパッカー向けの宿。
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対岸は見渡す限りの砂洲が広がっています。
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ヒマラヤに源流を持ち、インド北部を流れるガンガー(ガンジス川)は、全長約2500kmの大河で、ヒンドゥー教徒にとって聖なる川とされています。
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元々はは天界を流れていた聖なる川が、人々の祈りによって地上を流れるようになったもの。
その巨大さで地上を壊さぬようにシヴァ神が受け止めてくれています。 -
シヴァ神
頭から水が出ています。
地上を壊さぬようにシヴァ神が受け止めているからです。 -
ガンジス川自体もガンガーという女神とみなされます。
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朝日が見え始めました。
下の方は雲が厚く、少し登ってから見える感じでね。 -
ガートに陽が当たり始めました。
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祈る人々
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笑いヨガだそうです。
下に子供たちがズラッと並んでいますが、、、上に先生がいます。 -
これが先生。
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私たち2人以外、日本人はほとんどいません。
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陽が昇ります。
神秘的です。 -
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朝もやの中をボートは進みます。
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美しい!
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洗濯屋さん。
この水で洗うの〜? -
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これもかつてはインドの地方の王様の別荘
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ガンジス川の朝日。
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神秘的です。
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日本語の達者なインド人青年のガイドさんに聞いてみました。
「沐浴はよくするの?」
「2回だけやったことがありますが、もう何年もやっていません。もう少し川が綺麗だったら入るのですが」
とのことでした。 -
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ここは日本人バックパッカー向けのゲストハウスでしょうか、、、
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川の水はかなり汚れていますが、、、
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ヒンズー教徒は沐浴するとき、母なるガンガーに身を委ね、安ど感に浸るそうです。
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ヒンズー教の僧侶です。
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この近くに火葬場がありました。
撮影禁止でしたので撮ってませんが、
岸辺に火が焚かれており、マキが大量に積まれています。
マキが積まれた上の布にくるまれたものは遺体だそうです。
遺体を焼いて灰を川に流します。
ヒンズー教徒にとって、ここで火葬されることは憧れだそうです。
家族(男性のみ)はまわりを囲み、焼けるのを待っています。
ちょっと衝撃的な光景でした。
野良犬や野良牛もそのあたりをウロウロしています。 -
子供は火葬されず石の重しを付けて川に沈められます。
初めて知ったのですが、ヒンズー教徒はお墓を持たないそうです。 -
火葬場の横で川を上がります。
チップを100ルピー(170円)船頭さんに渡します。
道の左側のマキは火葬に使う為のものです。 -
狭い道にも野良牛
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このあと車でホテルに送ってもらい、ホテルレストランで朝食を戴きました。
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