４月上旬　京都桜巡りは昼も夜も　その３（二条城・祇園界隈）

2016/04/09 - 2016/04/09

大阪北部在住の私は京都も気軽に行けます。
しかし、近年は京都は混雑が酷過ぎて、ピークの時期はあまり行きません。
4月1日（金）〜4月3日（日）の週末は混雑が酷いので、もう行く前から疲れてしまいます。
4月6日（水）は地元の高槻市の桜を楽しみました。
http://4travel.jp/travelogue/11122292

でも、せっかくだし京都の桜も見に行きたいなぁ。
少し遅い目の4月9日（土）に、京都御所の一般公開も合わせて楽しんできました。

午前中は通院の予定があったので高槻市の駅前での食事から始まっています。
【その１】
家族亭（ランチ）→京都御苑→京都御所
【その２】
半木の道→上賀茂神社→加茂みたらし茶屋（みたらし団子）
→河合神社→下鴨神社→糺の森
【その３】
二条城（ライトアップ）→祇園近辺

写真は二条城の桜のライトアップです。
やはり人が多かったのですが、団体客がいないだけましでした。
ライトアップされた桜は、美しいながらも妖しげな雰囲気でした。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、烏丸御池でバスを降りて地下鉄で二条城へ移動しました。
京都市役所前
↓地下鉄東西線
二条城前

ライトアップされた東南隅櫓

元離宮二条城 名所・史跡

10分ほど並んで入場券400円を買いました。
自動券売機もありましたよ。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

東大手門は改修工事中のようです。
日本中、どこに行っても改修工事をしています。
台風、雨風、灼熱の夏の日差し、冬の寒さと建物も傷んできます。
やはり、人出が多いですね。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

門をくぐった所に壁があって、桜模様のライトアップがされていました。
特に、外国人観光客はテンションが上がって記念撮影をさかんにしていました。
外国人観光客は、日本といえば桜、富士山、侍なんだそうです。
このハイシーズンに来た観光客は気合入っているのでしょう。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

でも、私が惹かれたのは砂利に移った桜模様の影でした。
「陰影礼賛」を愛する私です。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

こちらはライトアップされた二条城唐門。
切妻造，桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています。
彫刻がふんだんに使われています。

なかなか綺麗だな〜。

元離宮二条城 名所・史跡

よく分からないのですが、このような通路もありました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

桜の庭園に来ました。わ〜綺麗です♪
写真でも分かる通り、かなりの人がいます。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

こちらはサトザクラが多いようで、ソメイヨシノが散った4月9日現在では、
ここに集中するのかもしれません。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

桜の種類も色々ありました。
白っぽい花びらの桜。

元離宮二条城 名所・史跡

ピンク色の八重咲きの桜。

元離宮二条城 名所・史跡

これはかなり花びらの枚数が多いですね。
桜の種類が多いのは、京都では平野神社、大阪では造幣局の通り抜けです。
どちらもすごい人です。

本当は造幣局の通り抜けを老母と一緒に行こうと思っていました。
しかし、老母の体調がもう一つで結局行けませんでした。
旅行やお出かけは行ける時に行った方がいいですね。

元離宮二条城 名所・史跡

夜に見る桜は妖艶というか、ちょっと落ち着かない雰囲気です。

西行法師が詠んだ有名な短歌
「ねがはくは　花のもとにて　春死なむ　その如月の　望月のころ」

「如月の望月のころ」は二月十五日（満月）をいうそうです。
太陽暦では三月末に当たります。
ちょうど、京都や大阪ではソメイヨシノが満開になる時期です。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

驚いたのが外国人観光客がかなり多いこと。
ライトアップのせいか、団体客は少なく個人で来ている人が多かったです。
また、コンデジ（コンパクトデジタルカメラ）ではなく、
高そうな一眼レフのカメラを持っている人が多かったです。
そして、ニコンかキャノンがほとんどでした。

元離宮二条城 名所・史跡

あちこちで記念撮影をする人々。
私もシャッターを押していただきました。
最近は、人に頼むのが減っているようですね。
でも、混雑しているところで自撮り棒は危ないですよ。

元離宮二条城 名所・史跡

こちらは手毬のような桜。
夜空に白く浮かびあがっています。

私のように関西に住んでいると、今年は行けなくてもまた来年行けばいいや〜。
と気長ですが、みなさん必死です。

私も東京の千鳥ケ淵や中野の桜は見に行ってみたいです。

元離宮二条城 名所・史跡

50代の５人くらいの着物姿の女性グループがいました。
交代で写真を撮っておられたので、「撮りましょうか？」と声をかけて、
シャッターを押しました。
すごく喜ばれましたよ。

元離宮二条城 名所・史跡

今日は１人で来たのでぼけーと夜桜を楽しみます。
自分１人なので、好き勝手に行動できます。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

こちらは中に入ってみることはできませんでした。
逆にそのおかげで幻想的な感じになって良かったです。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

昼間は二の丸御殿や二の丸庭園が見れますが、
団体観光客が多くて混雑しているし、
夜は団体観光客は少ないですが、二の丸御殿や二の丸庭園が見れません。

私は近いからまた来ればいいわ〜と思いますが、
遠くから来た人は無理なスケジュールを組んでしまうんでしょうね。

元離宮二条城 名所・史跡

人がいない分、妖しげというか妖艶というか…。

元離宮二条城 名所・史跡

こんもりと満開なサトザクラ。
この辺りは特に女性観光客のグループがきゃあきゃあ言って写真を撮っていました。
たぶん、ツイッターやフェイスブックにアップするんでしょうね。
私は、ものぐさなんでそういうことはしませんが。

元離宮二条城 名所・史跡

この辺りで自分からグループに声をかけてシャッターを押して差し上げました。
私も何回かお願いしました。

最近は、自分の口で声をかけてお願いする人が減りましたね。

元離宮二条城 名所・史跡

夜桜もなかなか良いものです。
外国で夜に花を見る習慣はあるのでしょうか？

二条城ライトアップ 祭り・イベント

これは、違う桜の木の枝が手を伸ばしてつないでいるように見えたのが面白くて撮りました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

さて、桜の園からもう少し移動しましょう。
途中でこんな風に明りが点いていたところを通りました。
暗いところが好きなんです…。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

石垣がライトに反射されてちょっと不気味です。

元離宮二条城 名所・史跡

お濠の照らされた水模様が石垣に映っています。
ゆらゆらしてちょっと不気味な雰囲気です。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

また、桜の咲いているところにきました。
この辺りは枝垂桜が多いようです。
でも、ちょっと高い所に花が咲いています。

元離宮二条城 名所・史跡

二条城は桜の種類が多くて楽しめます。

元離宮二条城 名所・史跡

この辺りはまだそれほど混雑していませんでした。

元離宮二条城 名所・史跡

こちらは清流園の辺りです。
緑色のライトアップがされていました。

元離宮二条城 名所・史跡

こちらは入られませんが、幻想的な雰囲気でした。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

さて、もう少し移動しましょう。
桜のトンネルを歩いていきます。

元離宮二条城 名所・史跡

ずっと上を見て歩いていると、桜に酔ってしまいそうです。
なんとも妖しげな雰囲気で、
桜の木の下には死体が埋められているという一節を思い出します。

元離宮二条城 名所・史跡

１人ですが来てよかったです。
グループでも楽しいのですが、スケジュール調整が大変ですね。
中にはドタキャンする人もいますし。
私は、ここ数年の旅行はキャンセルしない人としか行かなくなりました。

元離宮二条城 名所・史跡

桜ばかりに目がいきますが、こういう景色も良かったです。

元離宮二条城 名所・史跡

既にキリシマツツジが少し咲いていました。

元離宮二条城 名所・史跡

近くで見るとあでやかですが、遠くから見ると少し怖い気がします。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

外国人は帰国してからどこの写真か分かるのかな？

二条城ライトアップ 祭り・イベント

また違った枝垂桜がありました。
華やかな感じですね。

元離宮二条城 名所・史跡

個人の家で桜の木を植えるのは大変です。
綺麗な景色をいつまでも保つには入場料が必要ですね。

元離宮二条城 名所・史跡

とても素敵な桜をみて今年も過ごせました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

門の向こうに桜が見えます。

元離宮二条城 名所・史跡

二の丸御殿台所では、いけばなと琴の演奏が行われていました。
無料で見学できて、前の方には30人程度が座れるようになっていました。

春の宵にふさわしいですね。
ここでも日本人はもちろんのこと、外国人もたくさんいました。
みなさん、ビデオや写真をたくさん撮っていました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

さて、やっと終わりの近づいてきました。
出口は入口と同じ場所にあります。
これから入場する人も結構いました。

二条城ライトアップ 祭り・イベント

出口近くのお土産屋さんで、日本酒や柚子酒などを販売していました。
店員さん「試飲どうですか？」
私「いただきまーす♪」
店員さん「こちらは風神雷神がパッケージに描かれています。」
私「風神雷神の絵は特にいらないです。他におすすめはありますか？」
店員さん「では、こちらをどうぞ。」
コピンリコと頂きました。
私「こちらをいただきます♪」

花見と言えばお酒でしょう！やはり日本人なら日本酒でしょう！

二条城ライトアップ 祭り・イベント

みなさん、テンション高くて何枚も写真を撮っています。

さて、これからどうしようかな？
やっぱり、京都に来たら祇園白川の桜を見たくなりました。
これから移動します。

二条城前
↓京都市営地下鉄　東西線
三条京阪

二条城ライトアップ 祭り・イベント

京都南座の向かいから少し北へ行くと、北座跡がありました。
京都や大阪は石碑だらけです。

北座跡 名所・史跡

今は井筒八橋本舗祇園本店があります。

北座跡 名所・史跡

乾燥した八橋や生八つ橋が有名です。
こちらでは、「夕子」という名前で売っています。
１階と２階はカフェもあり、こちらで休憩するのも良いですね。

井筒八ッ橋本舗 祇園本店 グルメ・レストラン

さて、祇園白川と呼ばれるところにきました。
手前の青もみじと桜が綺麗です。

白川南通 (祇園白川) 名所・史跡

この辺りは白川沿いに料亭が並んでいます。
みなさん、楽しそうに食事をされていました。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

小さいですが白川が流れており、花街にふさわしい雰囲気です。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

ぼんぼりが点いており、綺麗な景色です。

こちらも昼間は団体観光客や、レンタル着物グループ、
結婚式の衣装を着た撮影隊など混雑しています。
夜はいないのでもっぱら夜に来る方が多くなりました。
夜は個人で来ている人が多いので、まだ雰囲気が良いです。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

吉井勇の作
「かにかくに　祇園はこひし寝（ぬ）るときも　枕のしたを水のながるる」

この歌を思い出します。
あの頃はもっとゆったりした空気が流れていたんでしょうね。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

今と違って、親のために売られた女の子もいたわけで。
悲しい話もたくさんあったのでしょう。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

この辺りの名所　辰巳大明神
もともとは辰巳の方角（南東）を護っていました。
いつしか、舞妓さん、芸妓さんの三味線や踊りの上達を祈る神社となりました。

辰巳大明神 寺・神社・教会

この辺りも見上げると桜が満開です。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

こちらは巽橋の近くにある料亭です。
２階では華やかなお座敷があるようです。
たくさんの舞妓さんや芸妓さんを呼んでいるようです。
桜の枝が写り込んでいます。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

個人旅行のような外国人もしきりに写真を撮っていました。

祇園白川宵桜ライトアップ 祭り・イベント

こちらは巽橋から見た白川です。
ここも記念撮影スポットになっており、観光シーズンの昼間はかなり混雑しています。
特に最近多いのが結婚衣装の撮影隊。
あれ、なんとかなりませんかねぇ。特に外国人カップルは長いです。

私も通りかかった人にお願いして写真を撮りました。

白川 巽橋 名所・史跡

ゆっくりと好きなように京都の桜を楽しみました。
さて、そろそろ帰りましょう。夕食は家でゆったり食べます。
阪急京都線河原町駅へと歩きます。

白川 自然・景勝地

京都マルイの地下に、成城石井が入っています。
最近、ワインをよく飲んでいます。
おつまみがないので買って帰ろうかな。
しかし、切るのが面倒くさいです（ものぐさ）
適当なサイズにカットしてある商品を２種類購入。

左のミモレットは熟成が進んでおらず、柔らかくてもう一つでした。
ミモレットは硬い方が美味しいですよね。
（旨みの強い食べ物が好きなんです）

右のスモークチーズはなかなか美味しかったです！
キャンディーのように包んであるので食べやすく、
しっかりスモークされており旨みが強かったです。
これはまたリピートします♪

他にはいつも買っているミックスナッツ。
これは、ピーナッツやクラッカー、ジャイアントコーンが入っていないのでお気に入り♪
http://4travel.jp/domestic/area/kinki/hyogo/kobe/sannomiya/tips/12048552/

レシートアップしておきますね。

近年、大阪、京都はホテルの取るのが本当に大変になっています。
大阪在住の私は気軽にどこにでも行けますが、
他の地方からこられる方はギリギリでは本当に取りにくくなっているので、
早い目の予約をおすすめします。
また、出来るだけ公共交通機関を利用しましょう。

この旅行記がみなさんの参考になれば幸いです。