なんとなく北のマチ。 - scene 1 -

2016/01/01 - 2016/01/31

ANAのスカイコインがいっぱいになっちゃって。
失効までは間近。選んだ旅先は北海道。

特に周るトコも決めずに来ました。
行き当たりばったりでスタートです！

全4話なり(*´ω｀*)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩 AIR DO

飛行機に乗って北海道に向かいます。
搭乗する飛行機はANAグループ。

ふと見れば、全日空、ソラシド、エアドゥ。
と三兄弟仲良く並んでますね(*´ω｀*)

旅に出るときは、いつも朝1か朝２の飛行機です。

一日が長く使えるっていうのもあるけど、早朝便は空いてるの。
私、とにかく人混みがダメなので＞＜

この便はAIR DOとのコードシェア便。
予約は全日空でしたけど、実際に乗るのはAIR DOの機体という摩訶不思議。

だから機内サービスのコーヒーなんかも、AIR DOのクマちゃんのカップで出てきました(*´ω｀*)

高度1万メートル。

綿あめのような。雪山のような雲の上。

千歳空港に着陸。

今年は雪が少ないって聞いてたけど、確かに去年よりも少なさげ。

札幌方面へ向かう快速エアポートに乗り込みます。

15分間隔で出ているので、待ち時間もなくなかなか便利。

あれれ？シートがなぜかロングシートになってる・・・
快速エアポートって、クロスシートじゃなかったっけ(；・ω・)

※2012年から登場した733系電車はロングシート仕様なんだそう。

札幌到着。ホームに降りて列車を確認してみると、前に乗ったエアポート号とは微妙に顔立ちが違いました。

簡単にゆーと、ライトがまん丸なのが721系（コレが前に乗った電車）、四角いのがこの733系。ちょっと鉄ちゃん入りましたぁ(≧ｍ≦)

札幌のメインゲート。
札幌駅直結の駅ビルのステラプレイス。

雪、少ないですね。
ロードヒーティングのせいばかりじゃないかも。

でも地下道の入口のガラスにはビッシリと霜。

雪は少なくても、毎晩冷え込んでることは確か。

基本的に札幌の中心部の歩道はロードヒーティング。
でも、中にはこんなアイスバーンのところも。

大抵、観光客がすっ転ぶのはこんなトコロ(≧ｍ≦)

観光スポットとしてはあまりにもベタだけど、北海道庁の旧本庁舎へ。

こんなに寒くてもやっぱり観光客はいるんだ？
人気のあるスポットなのねー(*´ω｀*)

春や夏にしか来たことなかったけど、冬も意外といいかも。

赤レンガと真っ白な雪の組み合わせがステキ。
絵になるとはまさにこのこと(*ゝ∀・*)b

建物内は資料館として一般開放されてて。

何気に今まで入ったことないの（ノ∇`）

しかもADMISSION FREE！
美味し過ぎるなぁ(≧▽≦)ノ

韓国語・中国語の表記があるのも国際的な観光スポットならでは。

そうそう。入る前には入口の玄関マットでしっかり雪を落としてから入りましょう。

じゃないと中が水浸しになっちゃうしね。
滑って転ぶこともホントにあるから(≧ｍ≦)

中に入るとすぐに正面と左右にレトロな階段。

いかにも洋館といった風情です。

意匠が細かいです。

技術とセンスの無駄遣い？(≧ｍ≦)

竣工は明治21年。

だからもぅ130年ぐらいは経っちゃってるんですね。

中から見る外の景色もいい味わい。

ロゼッタが美しい、ホールの三連アーチ。

ボスの席です。歴代の長官や知事がここで執務をとったとのこと。

今でいう会議テーブル。晩餐会にも使えそう。

仕切りがしてあるのは、たぶん座っちゃう不届き者がいるから？
酷いと、ここでおべんと食べる人もいるかも？
や、あの国の方たちならやりそう・・・(≧ｍ≦)

この建物内には北海道立文書館、北海道博物館赤れんがサテライト、樺太関係資料館、赤れんが北方領土館、国際交流・道産品展示室などなどテーマの異なった資料館がいくつも入居していて楽しめます。

写真は函館戦争で旧幕府軍の総裁を務めた榎本武揚。一度は政府軍に敵対しながらも、後に大臣にまでなったすごい人。

日本で最初の缶詰工場は北海道にありました。
官営で北海道開拓使直営の工場でした。

ココでは鮭の缶詰が作られてて、これはその当時のサケ缶ラベル。
マスじゃないかというツッコミは何卒（笑）

北海道の先住民族・アイヌに伝わる独特の紋様。
これはアイヌ紋様と呼ばれて、日用品や衣装などに至るまで幅広くこの紋様がデザインされてます。

モレウと呼ばれる渦巻き、アイウシというトゲ、シクという星印などのパターンを複合させて様々な模様を造ります(*´ω｀*)

開拓当時の写真。

家を建てるのにも、畑を作るにも。
何をするのにもまず木を切り倒すことから。

昔の北海道は原生林だらけ。苦労が偲ばれます＞＜

旧本庁舎の模型。

ガラスケースに入ってるので指では突けません(≧ｍ≦)

江戸時代の探検家・間宮林蔵。
江戸時代、北海道や樺太の探索・測量を精力的にこなした功労者。あの伊能忠敬のお弟子さん。

間宮林蔵・・・略してまみりん。なんか可愛い（*ノノ）

昔の北海道はニシンの豊漁続き。
食用にしても有り余ってしまうほどの勢い。
魚油を取ったり、肥料を作ったりと食用以外の使い道のほうが多かったとか。

この大鍋はニシン釜と言われて、この中で大量のニシンを煮て肥料を作っていたそう。稚内で実際に使われていたものです。

業務用の前掛けはヤフオクでもファン多し。
しかも樺太仕様なんてレアすぎる！

たぶんコレクターなら垂涎モノの一品。

国後富士の別名を持つ爺々岳。
北方領土の一つ、国後島を代表する名山。
早く日本に帰っておいで。

そんなこんなでこちらの無料ミュージアム。
2時間は余裕で楽しめました♪

道庁見学のあとは腹ごなし。

こちらのお店は札幌駅の地下街の中にある居酒屋さん。
ランチ営業してるのを知ってたのでやってきました(人*´∀｀)

こちらのザンギ定食はコスパ抜群の一品。
安うまランチは大好きです。

今日は奮発して豚汁付きの定食です♪

作り置きじゃなく揚げたてが出てきました。

アツアツでウマウマ(o＾～＾o)

豚汁。やっぱり寒い日はこーゆーのが嬉しい。
体の芯から温まりますね。

ちなみに北海道では豚汁のこと、『ぶたじる』言います。
『とんじる』なんて言ったら『内地から来た人？』って即座にツッコまれます（笑）

お腹を満たして、しばしの暖を取って。
またまた街歩きの再開。

路面がモカチョコ色っぽい。
ソフトクリームみたいで美味しそう？（笑）

街中なのに謎の原始林地帯。

実はココは北海道大学の植物園。
キャンパス外施設です(〃'▽'〃)

門は固く閉ざされたまま。

残念ながら冬季は雪のために閉鎖中なのです。

場所はさっきの道庁の旧庁舎から200mぐらい。

歩いてもそんなに苦にならないです。

で、こちらの植物園。冬季休館中ではあるけれど、温室は通年営業中。しかも入園料は120円という格安スポット。暖を取れてこのお値段なら全然悪くないですねっ♪

この120円というのは、冬は温室しか見学できないので安くなってるの。夏季は温室以外の庭園や博物館も見学できるので、お値段は420円になります。

植物園の温室。

早くあったまろう♪(≧ω≦)ノ

入口左の券売機で入園キップを買って、右側の受付の人に渡すとパンフをもらえます。

この温室は全天候型。屋外では絶対越冬できないような熱帯植物なんかもこの中では元気な姿を見せてくれる北国ではレアな施設。

真っ白な可愛いお花。
ヘレボルスのハイブリッド系。

クリスマスローズや レンテンローズなんかの仲間です。

これは見たまんま。温州ミカン。
だからきっと食べれるはず。

でももぎ取って食べたら・・・
絶対出入り禁止ですな(≧ｍ≦)

このお部屋は熱帯雨林室。

暖かいんだけど、とにかく湿度が高くって。
80％ぐらいはあったかな？

油断するとすぐレンズ曇っちゃって（ノ∀｀;）

コクリオステマ・オドラティッシムム。
ちょっと長い名前のお花。

例えばコスタリカとかパナマ。あるいはエクアドル。
中央アメリカに本来は咲いてるそう。

熱帯雨林室らしくバナナもなってました。
台湾バナナです。これは野生種ではなく園芸品種なので、食用可です。

もぎって食べていいというわけではありませんよ？(≧ｍ≦)

マミラリア・エロンガタ・インテルテクスタ 。
もこもこスタイルが可愛いサボテン。

うちでも育てようかなぁ(*´ω｀*)

これはエキノカクタス属のサボテン。
名前忘れちゃったけど、金鯱かな？

なんだかんだで1時間半ぐらいは見学してました。
うん、120円でかなり楽しめた！(*ゝ∀・*)b

と、第1話はこれにて。第2話に続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• mistralさん 2020/03/25 09:35:11

  雪。

  わかなたん。さん
  
  はじめまして。
  いつもご訪問とご投票をいただきまして有難うございます。
  
  冬の北海道の旅行記、楽しませていただいてます。
  我が家でも子どもたちが小さい頃ははるばる札幌まで行き、そこから
  スキー場巡りなどしていました。
  今ではそんな機会も無くなってしまいました。
  なので、雪の札幌は懐かしいです。
  北海道庁、旧本庁舎、赤煉瓦造の建物と真白な雪とのコントラストは
  相変わらず美しいですね。
  子ども連れでしたので外部の見学はしましたが、中には
  入らずじまいでした。
  今回初めて、わかなたん。さんの旅行記で内部の様子がわかりました。
  有難うございます。
  
  今後ともどうぞ宜しくお願いします。
  
  mistral
  

  ほわほわわかな。さん からの返信 2020/03/31 01:22:45

  RE: 雪。

  ご訪問ありがとうございます。
  
  札幌はウインタースポーツの基地にもなるんですよね。
  藻岩や手稲や札幌国際などなど。。。
  私も最近スキーはしていませんが、久しぶりにパウダースノーを味わってみたくなりました。
  
  北海道庁は幾度となく見ているのですが、雪の季節にじっくりと見たのは初めてで、そのせいか今も心に印象強く焼き付いております。
  季節で建物の雰囲気が変わるのも、雪国ならではですね。
  
  道庁の内部は資料室だらけです。
  私もこんなにたくさん展示物があるとは思いませんでした。
  しかも入館無料なので、お得にたっぷりと楽しめます。
  機会がありましたら、是非いかがでしょう。
  
  わかな。

• マプトさん 2016/07/31 05:37:04

  北海道から

  おはようございます。
  積丹編を読んでいただいてありがとうございます。
  今、道内は夏真っ盛り。でも、一昨日までの大雨で、空気はべたついています。中富良野のラベンダーは盛りを過ぎました。

  ほわほわわかな。さん からの返信 2016/08/07 09:48:23

  RE: 北海道から

  こんにちは！
  
  お返事遅くなり申し訳ありません。
  夏バテで死んでいました・・・＞＜
  
  この季節の北海道はいいですね。
  この頃は冬にばかり訪問しているので、夏の北海道の記事を拝見しまして、とても羨ましく見えました。
  
  富良野、懐かしいです。
  よくスキーをしに遠征してました。
  残念ながら、夏の富良野は訪問したことがないので、ラベンダーのお話をきいてこれも羨ましく＞＜
  私も一度見てみたいです。