美術の迷宮ルーブル美術館　2014真冬のウンブリア 45

2014/12/21 - 2015/01/05

いつでも込んでるってイメージで、敬遠してきたルーブル。

早起きして行ってみる？

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝ご飯付けてなかったのは、近くのカフェでプチ・デ・ジュネしましょうって思ったからなの。

でも、イタ友に差し入れいっぱいもらったから、開けることにしたのよ。

アカデミー オテル サン ジェルマン ホテル

ずっしり重いから、トランクも軽くなるでしょ。

底までチョコレートに包まれたパッロッツォ。

イタ友の解説では、アブルッツォのクリスマスのお菓子だって。

スポンジが茶色いのは、トウモロコシの粉とアーモンドの粉でできてるから。

柑橘系の香りは、オレンジとレモンで、独特なお酒の香りは、たぶんアマレット。

ポットないから空港で買った炭酸水で我慢。

残念だけど、今回初の雨。

ちょっと出遅れちゃったから、どうかしら？

うっわ、すごい人。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

だから、お友だちお薦めの入口から。

ここで正しいですか？

セキュリティーチェックにちょっと並んだだけで、あっけなく入場。

まず、目指すのはドノン館。

イタリアの絵を見たいんだもん。

ああ、これはサモトラケのニケ。

なんて美しい。　どこに向かって飛び立とうとしてるのかしら。

天井の絵も豪華ね。

いいわね、パリの人はこんなお屋敷で作品見られて。

えっ、まさかこれはボッティチェッリ？

予習してないから、驚きもひとしお(笑)

生き生きした表情で、春とかヴィーナスの誕生より、ずっと好きだわ。

絵が下手とか思ってごめんなさいね。

上手って言えないところは寂しいけど。

イタリア人が多いのもうなずける品ぞろえね。

もしかして、これはフラ・アンジェリコ？

サン・マルコ美術館の絵とは色合いが随分違うわね。

ピンクとかふわっていう色使って絵を描く人だと思ってた。

マリア様が戴冠されてるわ。

聖コズマと聖ダミアーノはメディチさんちの守護聖人。

この絵を描いたのは、やっぱりコジモさんがサン・マルコ教会にいっぱいお金出してたからかしらね。

これだけガラスのケースの中。

他の作品よりお高いってことかしら？

どこかで見たことある、このうなだれたジェズ様はジョット。

こっちはサン・フランチェスコ。

アッシジで、聖堂中にフレスコ描いただけじゃたりないのかしら？

聖痕はサン・フランチェスコの生涯の一大イベントだっていうけど、どう思う？

イノチェンツォ３世の夢にまで出て、フランチェスコ会認めさせたサン・フランチェスコ。

その執念も、聖痕もらえた理由かもね。

ラッファエッロの美しき女庭師。

マリア様の表情とか格別。

聖アンナかと思ったけど、サン・ジョヴァンニがいるってことはエリザベッタさんかも、このおばさん。

大天使ミカエル様が、悪魔を退治していらっしゃる。

真剣な表情が素敵。

悪魔がウゲってなってる。

そして、イケメンのサン・ジョヴァンニ。

こっちは、アンナ・ママ込みの聖家族。

ああ、ホントに来てよかった♪

メディチ・リカルディ宮やサンタ・マリア・ノヴェッラを飾ったフィリッポ・リッピとか、

アンヌンツィアータの回廊で出会ったアレッソ・バルドヴィネッティとか。

フィレンツェで活躍した人たちに再会できて、感激☆

初対面のジョコンダ。　この部屋だけ大混雑。

芸術面からみれば、今までの画法とか覆すような画期的な絵なのかもしれないけど、どう思う？

まあまあきれいかもしれないけど、眉毛のない中年のおばさんじゃない？

でも、写真は撮ったわ(笑)

ミュージアムショップに山積みのノート。

表紙は、不気味なジョコンダの笑顔のアップ。

欲しい？

あれって、入館するのに並んでる人？

早めに来てよかったわね。

あ～疲れた。

カフェがあったから休憩。

全部見るのに３日はかかるっていうのも納得。

イタリアにいるみたいにイタリア絵画に囲まれて、いつのまにか２時間以上も経ってたわ。

それがフロアプラン見たら、まだまだ気になるところがあるじゃない。

雨にぬれた傘のせいでボロボロになっちゃったけど、よろしくね。

階段降りて０階へ。

滞在時間のばしても見たかったのはこれ。

ミケランジェロの奴隷像。

瀕死の奴隷と、反抗する奴隷だって。

死んじゃうとこなんだ。

シャワー浴びながら鼻歌歌ってるお兄さんに見えちゃった(笑)

何だか背中がかゆいな〜♪

ねえ、君も早くおいでよ。

待って、今服脱いでるとこ。

僕も背中かゆくなっちゃったな。

人だかりのしてるカノーヴァの彫刻、アモールの接吻で目覚めるプシケ。

アモールのおしりがキュート☆

こっちから見るとアモールの技にプシケが抵抗してるみたいに見えるけど。

さっき下りた階段、また上がって、今度はフランス絵画のお部屋。

ドラクロワの民衆を率いる自由の女神と、

サルダナパロスの死をチラ見して、

お土産売り場へ。

クリアファイルは、フランスでも人気？

うっわ～、見なければよかった。

こんなきれいなノート、絶対使わないけど大人買い♪

それにしても、お土産売り場の天井画、こんなに豪華。

ルーヴルってすごいわね〜

これこれ、見たかったわ。

ナポレオンの戴冠式。

ノートルダム寺院にピオ７世呼びつけといて、勝手に冠自分でかぶったっていう。

やるわね、ダヴィッドさんも。

事実すっかり曲げて、世間体のいい絵面に変えてるあたり。

この絵が見たかったのはね、このとき使われた冠っていうのが、モンツァで見た鉄の王冠だから。

そういわれてみれば、似てる？